昨日まで、福島県内(中通り・会津) の仮設施設を訪問していました。 訪問先には、福島第一原発の事故により 避難を余儀なくされた住人や事業者の方々がいらっしゃいました。

岩手県・宮城県の沿岸部については、現地を訪れながら インターネットの記事や映像を見ながら 随分と知識を得ましたが( ⇒ 「14-地域情報」 の過去記事参照)、福島県の原発被害については ニュースで見聞きした程度。 情報は限られているし、その情報も 推測や憶測・感情論の入り混じったものも多く、中々状況が見えてこないという印象を持っていました。

実際に現地の方々にお話を伺いましたが、、、やはり全く状況が見えてこない・・・これが正直な感想でした。。。

(経済産業省ホームページより)

原発被害のあった土地は、年間積算線量 20ミリシーベルトを基準として、避難指示解除準備区域・居住制限区域・帰還困難区域 などに区分けされ、立ち入りが制限されています。

住めないのであれば、どこか別の地で生活せざるを得ないのですが、、、いつになったら帰れるのか? たとえ帰れるようになったとしても、道路 ・電気・ガス・水道・下水の整備は? 学校・病院・商店の再開は? 農地の復旧は? 働く場所となる企業は? ・・・元の地域で 「生活ができるようになる」 のは、一体いつになるのでしょう?

避難地域では 原発事故避難者向け復興公営住宅の整備計画もありますが、、、ということは、そこに入った人は もう戻らないのでは? 過疎化していた町で更に人が減ったなら、町として成り立たないのでは?

このような復旧・復興に対する先の見えない不安は、先のことを考えたくても何も考えられない、戻ることは無理だと思っているけれど 他所に移り住む気持ちにもなれない、とにかく今を頑張ることしかできない ・・・ このような言葉に現れていました。

残念なことに、東京にいると ほとんどといって良いほど情報が入ってきません・・・関西や九州などでは言わずもがな でしょうか。 福島第一原発周辺地域では、震災は 現在進行形であることを忘れてはならないと思いました。