宮城県 牡鹿郡 女川町は、石巻市に隣接する太平洋沿岸の町で、石巻同様 日本有数の漁港である 「女川漁港」 と 「女川原子力発電所」 の町として知られています。

 

左と真ん中の写真は、海抜約 16m の高台にある 「町立病院」 の駐車場から撮影しました ~ 漁港や中心地を見渡すことができます。

しかし、津波発生後、ここに停めていた車は 全て流されてしまいました。 なんと、押し寄せた津波の高さは 20m ・・・ 病院 1階の天井近くまで水に浸かったのだそうです。

テレビのコメントや日常の会話の中で、「なぜもっと遠くに逃げないのか」 とか 「想定外なんてことを言うのは・・・」 というような批判めいたことを言われる方もいますが、、、一度ここに来て、立ってみられると良いかなと思います。

私自身 あれだけ津波の映像を見た後でも、まさかこの高台が津波に飲み込まれるとは、、、信じることができません。。。 そうしたことを感じるだけでも、危機意識の概念がガラッと変わるように思います。

女川町の中心地は、まだ一部撤去されていない建物(写真 右は 「江島共済会館」→ 震災遺構として保存協議中) もありますが、ほぼ更地になったような状態です。

いよいよ新たな町づくりに向けて着手しようか というところまで復旧が進んでいます。 あと 2年か 3年もすると、町が再生されるのかな ・・・ これからの進展を期待しています!