まずは言葉の意味から ・・・ 「メンター」 とは、自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言や指導をしてくれる人のことをいいます。

それは、単に仕事を教えてくれる上司、優しい先輩、憧れの人というのではなく、仕事に対する姿勢や考え方、さらには、人としての生き方を学ぶことができる人物であり、知識・経験が豊富で、人間的魅力があり、互いに信頼関係を築ける人物のことです。

つい先日、もう 9-10年来の付き合いのあるメンター(私が勝手にメンターと思っているのですが・笑) とゆっくり話す機会がありました。 気軽に会える距離ではないため、年に 1-2回、きちんと時間を取ってとなると 2年に 1回あるかどうかですが、会うたびに 様々な見識を示唆してくれます。

私は 経営コンサルタントとして、経営者の相談相手になったり、指針を示唆するような立場です。 講師として教壇に立って教える立場です。 しかし、当然ですが完璧な人間ではありません、やはり迷うものです。 これが正しいという強い信念を持ちながらも、それでも、本当に正しい助言であったのか 常に反芻・葛藤しながら前に前に進んでいきます。

ですが、、、様々な葛藤が溜まりに溜まってくると、前に進むことを躊躇してしまうことがあります。

そんなときは、「メンター」 の知見や生き方に触れることで、強い信念を持って行動してきたことならば、それは正しい ・・・ということを再認識することができます。 私にとって 「メンター」 とは、自分を取り戻すことができる人物 といえます。

皆さまは、良きメンターに巡り合っていますか?