テレビを見ていると、ある選手が 複雑な表情でインタビューに答えていました。

「スーパーサブなんて言われても、あまり嬉しくないので・・・」

チーム事情として、厳しい戦いを勝ち抜く上では、控えの層が厚いことは必要不可欠。 悪い流れを変えたいとき、ここで決めて欲しいというとき、途中からスッと出て良い仕事をしてくれる 「スーパーサブ」 がいてくれたら、どんなに心強いことでしょうか。

でも、本人にすれば、、、スタメンで出たいですよねぇ。。。

有能なプロ選手と比べるのもおこがましいですが、、、この仕事をしていて、私もあるとき 「スーパーサブ」 と呼ばれた時期がありました。 周囲は悪気なく、むしろ褒め言葉として用いているとは感じながらも、正直 良い気持ちはしなかったですね・・・。

チームには必要な存在と理解しながらも、個人としては中々受け入れ難い言葉。 おそらく、そのような立場におかれた者にしか分からない複雑な感情が湧いてきます。

テレビを見ていて、未だにそのような言葉が用いられていたことに驚くとともに、もうちょっと配慮してあげたら良いのにな と思いました。

あ!? 書いていて何となく思ったのですが、、、その人の能力や成果の割には不遇の立場を慮り、だから褒め言葉として用いているのかな??  「スーパーサブ」 ・・・ 今更ながら、立場の違う者の感情が交差した 「複雑な言葉」 だなと感じました。

日常 何気なく用いている言葉の中にも、実は注意が必要な言葉はありませんか?