私はメモ魔です。 同席された方に 引かれることもあるくらいのメモ魔です(笑)

何をそんなにメモっているのかというと、、、相手(や自分)が話したこと、その時の表情や動作、その言動に至った背景や意図、そこから推測される課題や改善策・・・などなど。 大変なのは、登場人物が複数になると、書く内容が何倍にもなるというところでしょうか。

つまり、「聴きながら書く」 という結果が、メモの量に表れてくるように思います。

ちなみに、「聞く」 は、門の中から耳だけを出して聞くことであり、「聴く」 は、耳だけでなく目も心も使って聴くこと(=傾聴)・・・という違いがあります。 ですから、「聞きながら書いたメモ」 と 「聴きながら書いたメモ」 とでは、得られる情報に大きな違いが出てくるのです。

より有効な情報を得るために、まずは、相手から目線を外すことなく(ノートに目を落とすことなく) メモを取ることを 心がけていただければと思います。

ちなみに、中小企業診断士のような支援者の立場では、相手が話しやすくなるような雰囲気づくりから、情報を引き出すための質問、気付きを与えるための応答、問題解決のための助言指導・・・などなど を行いながらメモを取ることになりますので、「聴きながら、考えながら、話しながら 書く」 という技能が普通に求められます。

養成課程の研修生の皆さま、研鑽を積んでくださいね。