一夜明け やはり外は真っ白。 テレビを見ると 都会では随分と路面が出ていますが、私の住む地域は完全なる雪景色・・・まあ都会ではないということですね(笑)

朝、テレビを見ていて気になるコメントがありました。

某局の人気若手イケメンアナウンサーから 「滑らないように、かかとから足を出し、かかとに力をグッと入れながら歩いてください」 との雪で滑らないコツ&注意喚起が・・・。

え?????

雪国育ちの人ならば、口をそろえて 「そんなアホな」 と思ったことでしょう。 まあどちらかといえば、それはやってはいけない歩き方ですね。 そのすぐ後に、東北出身の大物人気司会者が訂正していました。

正解は、足の裏を常に地面と水平になるようにして、足の裏に力が満遍なく伝わるようにして地面に着くこと・・・ですね。 かかとから入ると、ツルっと足を持って行かれて 後頭部を打つ可能性が格段に高くなりますね。

冷静に訂正解説をするとは、流石ベテラン! 東北の星!

さて、中小企業診断士養成課程では、事実と推測、あるいは意見などを区別して発言することを繰り返し訓練していきます。

そうした意味では、このイケメンアナウンサーは、理論的に誤った個人の見解(意見)を堂々と全国ネットで伝えたということになります。

誤報には、台本やカンペのミスなど、アナウンサーを責めるのは可哀想な場合が多くあると思いますが、「自身の意見による誤報」 というのは、報道に携わるものとしては少し意識が低いかな? そして、若手のエース的な立場ということを考えれば、局の意識が低いのかな?? ・・・と、ちょっと情報番組に対する意識の問題を感じてしまいました。

厳しいかなぁ??? いえ、それは力を持つ者の責任の重さだと思います。

影響力のある者(そうした立場にある者)は、自身の発言の影響度を常に意識して、言葉の選択には細心の注意を払わないといけないなぁ・・・と、自分の立場に思いを巡らせながら しみじみと考えてしまうのでした。