昨日、中小企業診断士養成課程の18期生にとっては 2回目の実習が終わりました。

私の受け持つ班では、今週は、ほとんどの人が睡眠時間わずかの中、ギリギリの状態で努力を重ねてきました。 おそらく、他の班でもそうだったのでしょう。

皆さま、大変おつかれ様でした。 まずはリラックスして、体を休めてください。

さて、カリキュラムを見れば、すぐに次の実習、それが終わるとまた次の実習と 矢継ぎ早に実習が始まり、気持ちは既に戦略実習に向いていると思いますが、「学習」 「定着」 という観点ではいかがでしょうか?

私の班では何度か伝えたことですが、「実習をこなす」 ということは、多くの場合、作業者の側面が強く出てしまい、実はノウハウとして定着できていない場合が多くあります。 特に、実習では7-8人で行ったので出来たが、1人で行おうとすると出来ない・・・そんな懸念が高まります。

そこで、今日一日こなしてきたことを冷静に振り返り、自身のノウハウとして定着させるという 「復習」 のステップを意識的に行う必要があります。 そして、より効果的に定着させることを考えれば、前日に明日こなす内容について予め想定するという 「予習」 を行うことが必要となります。

初めての実習はこなすだけで精一杯でも、回数を重ねる内に、多少の余裕が生まれるはずです。 しかし、そこで 「こなす」 という 「実践」 ばかりに目を向けてしまうと、1-2ヶ月もすればその記憶の多くは失われていきます。

ですから、まだ記憶が鮮明な内に、ぜひこれまでの 「総復習」 をされてください。

そして 3回目の実習では、「予習」→「実践」→「復習」 という3つのステップをセットで行えるよう心がけてください。 そうすることで、日々実践してきたことが、再現性のある自身のノウハウとして定着させることができます。

また来月、一周り大きくなった姿で再開できるのを 楽しみにしています♪♪