10月2日午前1時18分、流通ジャーナリストの金子哲雄さんが急死とのニュースがありました。 テレビや経済誌などでお馴染みの方でしたので 大変驚きました。

知り合いでも何でもなく、袖振り合った程度のご縁なのですが、1年と少し前にこんなことがありました。 今考えると、ちょうど病気が分かった頃のようです。

それは ある研修でのこと、近くにいた金子さんとフト目が合いました。 私は、誰かは分からないけれども 直観的に知り合いと感じて、「どうも」 という感じで笑顔で会釈しました。 すると、金子さんは少し戸惑った様子でしたが、同じように私に頭を下げられました。

その後、どこで会った人だったかなぁ・・・と考えていると、「テレビでよく見かける金子さん!」 ということに気が付きました。 テレビで見ていた金子さんと違い 随分ほっそりされていたので、すぐに分からず 知り合いだと勘違いしていたのでした ・・・(恥ずかしい)・・・ それなのに挨拶してくれるなんて すごく優しい人だなぁと思っていました。

そして、研修途中の休憩時間に会場を出ようとしたところ、マスクをした金子さんがお知り合いの方と話していました。 何やらずっと熱が下がらずにツライとのことで、途中で退席することをお詫びしていました。

すごく謙虚な姿に好印象・・・それ以来 食い入るように出演番組を見ていたので、突然の訃報に驚きました。 しかも、ニュースで知ったのですが、同い年だったということも少しショックでした。

まだまだ活躍が期待されていた方ですので 本当に残念です。 心よりご冥福をお祈りいたします。

さて、中小企業では、おそらく多くのことを 経営者が判断・指示されていることでしょう。

経営者の皆さまは、普段から健康管理を確実に行っていますでしょうか? もしも入院などで経営者が現場を離れた際には、会社はこれまで通り回るでしょうか?

体調を崩しがちな季節の変わり目ですから、ご自身の体のメンテナンスについて、改めて考えていただけると嬉しく思います。