私は、20代後半で初めて投資というものを知り、そのきっかけが 金投資だったのですが、、、金価格には 円ドル相場が関係することを知り、当時、ユーロが導入され一大勢力になろうかという頃でしたので ドルはユーロにも影響を受け・・・と、数珠つなぎの様相に探求欲が刺激され、金→米ドル→ユーロ→ポンド→豪ドル・・・とドンドン為替の魅力に取りつかれていきました。

特にはまっていた 3年ほどは、平日は深夜まで米国のマーケットをウォッチしていたり、朝早く起きてオーストラリアの状況を確認したり、、、そんな投資熱が高じ ファイナンシャル・プランナーの資格を取るまでになりましたが、そうした経験から、経営支援をしていると 投資関連の相談を受けことがあるので、今日はそうした話題です。

先週、12/20の日銀総裁の発言を受けて、急激に 5円ほど円高に。 黒田ショックと呼ばれるくらいの出来事でしたが、1週間経ってまた 1円ほど戻すなど、方向感の定まらない展開に。

振り返れば、1ドル 150円近くなった頃、マスコミ各社 & 素人も含め にわか経済評論家がこぞって、160円は超える! 200円を目指す展開! などと言っていましたが、、、為替はそう簡単なものではないですね。 私の周りでも、にわか評論家が 160円超えを力説していましたが、、、はいはい、という感じでした^^;

・・・理屈では、日米金利差や米国景況感から円安に振れるのはそうなのですが、そんな理屈だけで収まらないのが為替 (株式も)。 その理屈でいえば、当面は日米金利差も景況感も開いたままだし、急に円高に振れるほどの要素はないのですが、、、だから、為替は理屈だけではないのですよね^^;

当時の記憶では (今も変わっていないと思いますが)、年末年始は取引が閑散で、ちょっとした材料で大きく、理屈抜きで相場が動くことが多いので、、、方向感の定まらない今の状況下では、一旦リリースするのが良いのだろうと思っています。

ちなみに、株式も、短期で考えられている方は、この時期は一旦リリースがお勧め。 私は、今、保有している銘柄は全て中期で考えているため、そのまま継続保有です。 来年は、卯年で相場が跳ねると云われていますので、期待したいですね♪