東京都民は、コロナ禍の旅行支援をことごとく除外されてきた過去があります。 全国旅行支援が 売り出しとともに蒸発するのは、不遇の扱いを受けてきた都民の怨念によるものだ・・・とのネット記事を見て、思わず笑ってしまいました。

はい、そこには私の怨念もこもっています(笑)

この機会を逃してなるものかと、5回分予約しました♪ ・・・ただ、わざわざ旅行しようというものではなく、日帰り圏の仕事だけれど、帰ると遅くなるとか、途中で泊まると次の日の仕事に行きやすいとか、そういった理由です。

・・・ですから、価格にはシビアで、平日 6千円台半ば迄。 例えば先日は、1泊 6千円 ×40%引き +クーポン券3千円分 =実質 600円で、クーポン券を使って 夜/朝計 3千円分の豪華なご飯を食べ、移動がなく体は楽だし、入浴剤を持っていって気兼ねなくお風呂でのんびり・・・と、私の中では贅沢な一時を過ごしてきました。

さて、経済効果を考えると、ミクロ的には、普段こうしたことをしない私の行動によって、ホテルに 6,000円、飲食店・食料品店に 3,000円の経済効果が生まれました。

マクロ的には、普段の食事は自炊のため、夜/朝合計 500円程度でしょうか。 それと、クーポン券(千円)はお釣りが出ないため、追加 150円支払っているので 実質 600円+150円、、、つまり、普段の生活より 750円-500円=250円多く支払い → 旅行支援によって 250円の経済効果が生まれたということになります。

ただ、別の日は、翌日仕事先に直行のため、自宅からの電車賃より 300円支払いが少ない、、、すると、250円-300円=▲50円となります。 また、上記で、普段お弁当や外食の人も、マイナスの経済効果となるでしょう。 さらに、元々旅行を計画していた人も、マクロ的に経済効果を生むのは難しいかなと思っています。

・・・ですから、旅行支援がきっかけで予約した旅行客、特にグループ客がどれくらい利用するかが、施策の是非を判断する指標となるのでしょう。

おおよそ、ミクロ的には、特に宿泊業には大きな経済効果になると思いますが、、、コロナ以前より 旅行先でお金を落とさなくなっていたことを踏まえれば、マクロ的には、「あれだけ税金を使ってその程度?」 となるのかなと思っています。

まあ、こうしたことで政府・自治体に文句を言っても意味はないので、、、それに、これから増税するのでしょう? ・・・なので、これまで納めてきた税金の還付と思って、増税前の蓄えと思って 恩恵を享受するのみです♪