今年は3年に1度の住吉神社 (東京都中央区佃) の本祭です。 8/3~6の間は、佃・月島・勝どき界隈はお祭り一色になります。

先日の 「お魚つながり」 ということもあり、御神輿を見に行って来ました♪

なぜ魚つながり? ・・・なのかと言いますと、大阪佃村の漁師が 江戸に移り住む際に与えられた土地が、現在にも残る中央区の佃。 かねてより徳川家康と親交のあった佃村の漁師達は、江戸湾内の漁の特権を与えられ江戸幕府に魚を献上するようになります。 それが、後に日本橋の魚河岸へとつながっていきます(8/4の記事参照)。

そして、彼らが江戸に移り住む際に、住吉明神の分霊として祀ったのが 「住吉神社」 なのです。

ということで整理しますと、紹介された漫画 ⇒ 行徳のスーパー(鮮魚部) ⇒ 日本橋の魚河岸 ⇒ 中央区佃 ⇒ 住吉神社の本祭 ・・・と、わらしべ長者のように、御神輿に辿り着きました(笑)

さて、お祭りですが、私の育った青森では、祭りといえば 「ねぶた祭り」 ・・・御神輿の風習はありませんので、御神輿はテレビなどでしか見たことがありませんでした。 どんな感じなのかとワクワクしながら見に行きましたが、ちょうど 「御旅所」 と呼ばれる 御神輿がお休みになる場所で 「宮神輿(八角神輿)」 を見ることができました。

「綺麗~!!!」 ・・・ キラキラ輝いていました♪

それもそのはず、代々伝わる宮神輿は170年以上前に作られたもので老朽化が著しいことから、新たに宮神輿を作ることになったのだそうです。 そして、初めてお目見えしたのが今年のお祭りだったのでした!

この町で育った人は、仕事などで今はこの地に住んでいなくても、お祭りには必ず帰ってくるそうです。 親から子へ、子から孫へ、代々受け継がれたお祭りは、華やかさや熱気だけでなく、お祭りに携わってきた方々の気持ちが込められた重厚さを感じます。

また3年後、元気にお会いしましょう♪