連日、熱中症で救急搬送されたとのニュースが、、、コロナの次はこれかと徒に恐怖心を煽るマスコミには嫌気もさしますが、実際に事故は起きているわけで、啓発の意味ではまあ良しとしましょうか。。。

さて、熱中症対策で、時間を決めて、のどが渇いていなくても水分補給するとの方法が勧められています。 ・・・それは、人間の体は 思っている以上に水分不足に弱く、、、体の水分が 1%不足でのどの渇きを感じる、2%不足で脱水症状が始まる、5%不足で熱中症の症状が出る、10%不足で筋肉の痙攣や循環器不全が起きる といわれているからです。

特に高齢者は、のどの渇きを自覚し難かったり、筋肉量が少ないため元々の水分保有量も少なかったりするため、気付いた時には熱中症になっている可能性が高かったりするそうです。

・・・そんな話を聞くと、どうしても高齢者や幼児に目を向けがちですが、、、工場の支援をすると、社員が熱中症になったとの話を耳にします。 そうした会社はまだ良い方で、病院に行っていないだけで症状は明らかに熱中症、でも、労災等面倒なことになるため、体調崩しただけで熱中症ではない! と言い張る会社もあります^^;

社員本人もそうですが、熱中症になると会社としても困ったことになるため、、、社員の判断で適時の水分補給が難しい職場や冷房設備のない職場環境の場合には、会社として、時間を決めて水分補給を指示することも必要だと思っています。

若い人は 軽度の熱中症ならすぐに回復するとはいえ、、、連日そうした環境ではいずれ大事に至りますし、脳梗塞など回復しない病を併発する可能性もありますので、ご留意いただければと思います。