新型コロナ、、、再開の前に検討しておくこと・・・ (後編)

(つづき)

こうした経営環境を踏まえて、再開の前に検討しておきたいことは、、、

① どのくらいの売上・収益が得られれば 事業を続けるか(どのくらいの売上・収益が得られなければ廃業するか) という数値の目安、 そして、 ② その数値をクリアできる見込みがどの程度あるか、 さらには、 ③ クリアしなかった時にどのくらい金銭面で余力があるか ・・・ということです。

①については、固定費から考えた損益分岐点売上を計算します (※ここでは計算方法等は省略 → 個別にご相談ください)。

②については、例えば、30席の店で客席の間隔を空けると 席数は 10席程度、22時までの営業といっても遅い時間の来店は少ないため 席数 8割が 2回転程度、これまでより酒類オーダーは減る・滞在時間も減ることを想定して 客単価 2,000円程度 ・・・というように具体的な数値を見積もっていきます。

そして、この例では、1日売上 3万2千円、25日営業で月売上 80万円となりますが、それで ①の目安をクリアするか、クリアしなければ 何か工夫することでクリアできないか ・・・を考えます。

③については、蓄え、給付金や融資等で得られた金額を把握し、数値をクリアできなかったときに、赤字(赤字累計) がいくらまでなら経営を続けるか(いくら以上になったら廃業するか) の目安を明確にしておきます。

例えば、間隔を空けることを求められれば、今のようなテレワークが継続されれば、大規模集会等が解除されなければ、首都圏からの人が来なければ、外国人観光客が来なければ・・・経営が成り立たない、、、そうした店や会社は非常に多いです。

そうであれば、新型コロナが終息するまでの 1-2年だましだまし耐えるのか、あるいは、移転や業種・業態を変えることも考えなければなりません。 そして、後者であれば、傷が浅い内に決断することが先々の成功につながりますね。

情報番組では、居酒屋では今後の経営が成り立たないと判断して、弁当販売やラーメン店に業態転換、魚屋さんに業種転換、あるいは、廃業を選択した様々な事業者が紹介されていますが、、、そうした大きな決断も含めて、今だからこそ先々のことを考えていただければと思っています。

(おわり)


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