昨日の夕方、緊急事態宣言が全国を対象に発令されたことで、改めての首相会見。 ・・・良識のある専門家やコメンテーターが、2カ月前から繰り返し主張していたことそのまんまでしたね(苦笑)

緊急事態とか 躊躇なくとか 前代未聞のとか、掛け声は立派だけれど この判断・行動の遅さには呆れるばかり、、、新型コロナに関係なく、こうした人たちが国を動かしていることこそが危機的な状態なのだろとしみじみ思ってしまいます。

さて、首相会見では、やけに 「長期化」「長期戦」 といった言葉が発せられ、早くも緊急事態宣言の期間延長を匂わしているかのように感じました。 ・・・感染者数が減らなければ、当然そうせざるを得ないというのは分かりますが、、、

現実的には、「5/6までの休業要請」 ということで 多くの人が協力しているのだから、延長となれば当然 「協力金」 は増額されますよね? 東京は予算があるとして、その他の地域も対応しますよね?? ・・・と、5/6を過ぎれば、現状の休業要請の効力は失われることを認識しておく必要があります。

また、東京都では、3/27に週末の自粛要請、4/4からは本格的な自粛要請、4/7に緊急事態宣言の発令、4/11から休業要請・・・と、当初から自粛に協力していた人にとっては、結構な長い期間に渡って自粛生活が続いています。

例えば、私の生活を振り返ると、3/27以降本日まで 仕事に出たのは 3日間のみ(内 2日間は最小限の時間のみ)。 それ以外の 20日間は 10割に近い接触削減の生活を強いられていますが、、、5/6までは耐えるとして、期間延長となれば流石にキレるかもしれません(笑)

・・・家族でギクシャクしていたり、お金や病気のことで悩んでいたり、進学や就職のことで不安になっていたり、、、理由はそれぞれですが、延長となれば、我慢の限界を超える人は予想以上に多くいると感じています。

そうしたことを考えれば、延長しなければならない程の状況にも関わらず、それ以降は自粛や接触削減に取り組まない人が急激に増える。 つまり、5/6が本当の意味で瀬戸際、、、それを超えれば、正にあり得ない状態になることを意識して 今を過ごす必要があるのかなと思っています。

・・・ですから、特に、特定警戒都道府県の事業者には、強い当事者意識を持って行動することが求められている と思っています。