第17期 中小企業診断士養成課程
「流通業診断実習 (書籍・文具販売業)」
日時/   平成24年6月21日(木)~7月4日(水)
主催/   中小企業大学校 東京校

 

長かった実習もやっと終わりました! 実際には、7/3に報告会と改善報告書の作成を終えていますので、研修生にとってはそこで一区切りかと思います。 一方インストラクターにとっては、7/4の振り返りを無事に終え、7/5の夜中に評価等々の書類を提出してはじめて 「終わった―!!」 と解放感に包まれます♪

いやー、書類作成はしんどかったです~数年振りに完徹してしまいました。。。 ホントは、実習中に少しずつ作成しておけばそんなに困らなくて済むのですが、実習中は様々なことに対応しなくてはならないため、正直なところ 「実習指導」 以外のことは何も考えられません。

1日のカリキュラムが終わると、実習の経過に合わせて中小企業診断士として診断を行い、インストラクターとして今後の流れのイメトレを行い(・・・イメトレについてはこちらをご参照ください⇒ https://consult-k.jp/colum/?p=1212 )・・・まあ、これで一杯一杯です。

いつも実習中に書類作成を試みるのですが、それが中々難しいもので、、、これがインストラクターとしてのあるべき姿(・・・いや、なりたい姿としておこう)と現状とのギャップですね(笑)

 

さて、研修生の皆さま、あらためまして実習おつかれ様でした。

この実習では、一番のテーマは 「現場から学ぶ」 ことです。 それは、一次試験で覚えたことや研修中に習ったことなど、「机上の知識」 が現場でどのように表現されているのかを確認し、「現場で使える活きた知識」 として理解することにあります。

「現場感覚」 などと言われると思いますが、感性のみで現場を捉えるのはアマチュアレベル。 アマチュアとプロである中小企業診断士の違いは、感性の裏側に理論的な背景が展開されているかどうかにあります。

きっと時間がない中で様々なことをこなしてきて一杯一杯だったと思いますが、ちょっと落ち着いた頃に、こうしたことも考えながら振り返っていただけると嬉しく思います。

それではまた、戦略Ⅰで元気にお会いしましょう!!