店舗診断にあたって・・・

ちょうど先週 三条校の 「店舗施設と管理」 の講義、そして、昨日の流通業診断実習での 「店舗調査」 がありましたので、何かしら私の店舗診断のレクチャーを受けた方 向けに書きたいと思います。

私は、店舗診断をする際には、ただ単に 「感性」 で捉えることを良しとしていません。 「感性」 で捉えるだけでは、多くの場合、その時その時の 「気分」 による支援となりがちだからです。 まず、店舗に備えるべき 「機能」 や 「セオリー」 を確実に理解し、それが実態としてどのように現れているのか あるべき姿と現状とのギャップとして示し、その後に具体的な改善策を示す手法が基本に忠実な支援だと考えています。

後者のような手法を用いれば、ヌケモレはまず起こらなくなります・・・ロジカルシンキングの 「フレームワーク」 という手法に通じるところがあります。 また、当たり外れがなく、安定的な再現性のある支援ができるようになります。 おそらく、経験が浅い者ほどこのような手法を用いるべきなのですが、ご同業の方の店舗診断を垣間見ると、面白いほど反比例しているのが実態です(・・・昨日書きましたように、手法が分からないというのも大きいと思います)。 私がレクチャーした方々には、いつまでも基本に忠実な支援をしていただきたいと願っています。

 

さて、私がよく歩く通りに 気になるクリーニング店があります。

まず、訴求機能。 自家処理店であること(*自家処理店とは、自店で洗い・仕上げを行うお店のこと・・・以前行った消費者調査においても、技術力の現れとしてクリーニング店を選ぶポイントとして評価されていました)、クリーニングの組合に加入していること(安心感や技術力の訴求)、ポスターから付加価値のあるサービスが提供できること、店内透視度が高く清潔なお店であることが分かります。

そして、誘導機能。 店頭開放度が高く入りやすいお店、しかしながら、カウンターにはいつも肘をついて姿勢悪く座っている不機嫌そうなおばさま。。。

訴求機能で引きつけられた私ですが、いつもマイナスの誘導機能により 利用するのを思いとどまってしまいます。 店頭開放度は高いのですが、おばさま(の出迎える態度)という 「見えない壁」 が存在するとても惜しいクリーニング店です。 俗に 「看板娘」 という言葉がありますが、このおばさまはご自身が 「看板娘」 であると自覚しなければなりません。

「看板娘」 を店舗機能として捉えると どの機能に属するのか・・・私のレクチャーを受けた方でしたら 分かりますよね^^?

 


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