「やる気がない事業者」 も支援成果が見込めないと思われがちですが、、、私が支援してきた経験でいえば、実はそうでもなかったりしますね。

例えば、お客さんが来ないことで 「やる気がない」 状態になったのなら、「こうすればお客さんが来る!」 と思えるような提案ができれば、やる気は出てくるもの。 以前、お客さんが来なくて在庫の山だったところに、POPを作って店頭陳列したら あっという間に人だかり、、、「ちょっとした工夫と意欲で変わるものでしょ^^?」 というのを目の当たりにすると、「次はどうしたら良い?」 とやる気になった事業者さんがいました。

例えば、山のように仕事が溜まるのが常態化したことで 「やる気がない」 状態になってしまった事業者さんには、やることの優先順位をつけ、それぞれに時間を設定し、一覧表を作ってから仕事に取り掛かってもらうと、、、思っている以上に進捗が早く、あっという間に山はなくなりました。 まず取り組むのではなく、①こうやって管理表を作って、②時間を意識しながら順番にこなしていって、③一覧表で進捗を管理しながら進めていく・・・というやり方を実践すると、それほど混乱しない・山積みにならないことが理解でき、みるみるこなせる量が増えていきました。

精神的な面に理由があるなら、励ましたり叱ったり、ただただ話を聞いてあげるだけでもやる気が出てきたりしますので、、、実は、「やる気がない」 というのは、支援をする上でそれほど大きな問題ではなかったりしますね。

それに、本当に 「やる気がない」 なら潰れていくしか道はないですからね、、、どこに 「やる気スイッチ」 があるか分からない時の最終手段は、あとどれくらいで破綻するかを 数値でシミュレーションしながら具体的な時期を示し、「やる気を出さずにこのまま潰れるか、最後に一緒に頑張るか選んで!」 と迫る ・・・というやり方もあります^^;; (ご参考まで)