経営相談に乗りながら、経営計画書作成の手助けをする といった支援をしました。

その事業者さんはちょっと特殊な業種で、近年業界構造が大きく変化していることもあり、経営の舵取りが難しい というのか、注意深く考えながら日々の経営を進めていかないといけないような状況でした。

90分の面談でしたが、私の助言に納得されながら沢山メモを取られ、それらをきちんと清書すれば立派な経営計画書になるだろう という状態にして支援終了としました。

最後にこんなことを言われたのですが、、、「先生はこの業種の専門家ではないのに、特にこの数年ややこしくなっている難しい業界なのに、なぜこうやって私が納得できるようなアドバイスができるのですか?」

それに対して、私は次のような 3つのことをお伝えしました。

① 広くアンテナを張って、常に情報をインプットするようにしているから (=この業界の情報も何となくは目にした記憶があるから)
② インプットした情報を自分なりに考えるようにしているから (=因果関係や、他の情報と比べて類似点や相違点等を見出して、自分なりの考察を加えながら情報を整理しているから)
③ 経営を向上させる上で押さえておかなければならないポイントが体系的に整理できているから (=これまでの 14年程の支援経験の中から、上手くいく事業者とそうでない事業者の特徴をまとめ 理論構築しているから & その理論を常にブラッシュアップしているから)

日々こうしたことを丁寧に、それを十数年もやっていれば、中小企業診断士(コンサルタント) としての経験値は飛躍的に上がるため、全く支援経験がないような業種でも相応には支援できるものです^^

そして最後に、、、それでも、例えば、半導体や機械工作など、全くお手上げの業種もありますよ(笑) ・・・と、私の弱点を伝えることも忘れずに^^;