平成24年度 中小企業支援担当者研修
「商業診断基礎2 (店舗施設と管理)」
日時/   平成24年6月19日(火)
主催/   中小企業大学校 三条校

 

本日は、中小企業大学校・三条校にて 「店舗施設と管理」の研修でした。 受講生の皆さま、長時間に渡っての研修 大変おつかれ様でした。

総まとめとして取り組んでいただいた演習は難しかったでしょうか? この演習は、前半テキストで学んだ内容の多くが、演習を通して復習できるように設計しています。 ですから、テキストを片手に1つ1つ確認していかれた方は、随分と知識の定着が図れたのではないかと思います。

また、このケースは机上のものではなく、実際に診断を行った店舗を基に実践的なものとしてまとめております。 ですから、いかに経営者に納得してもらえるかということもポイントとなります。 つまり、単にレイアウトが良い悪いということではなく、いかに理論的な背景を持って提案できているかがポイントとなります。

例えば、「今のレイアウトで良い」 と思っている経営者に提案することをイメージしていただくと、理論的な背景がないと納得してもらうのが難しいということが分かると思います。

さて、6つの機能の中に 「演出」 という機能があるように、店舗をより魅力的にしていくために、「感性」 はとても重要な要素といえます。 しかしながら、理論があって初めて感性が活きてくるのです。 感性に偏り 理論が不足していれば、それは不安定な支援となってしまいます。 私たち支援者に求められるのは、感性に頼った不安定な支援ではなく、安定的な再現性のある支援なのです。

これから研修生活を送る中で、今日学んだことを頭の隅に入れつつ、実際にお店で買い物をしてみてください。 そして、「店内透視度が高いお店だ」 とか 「誘導機能が上手く機能していて回遊性が良い」 とか 「ゴールデンゾーンの使い方が上手い」 とか、覚えた用語を口に出してみてください・・・すぐに知識が定着していきます。 テキストで知ったことを基に、ぜひ現場で学んでいただければと思います。

これからまだまだ研修は続いていきます。 体調に気を付けて、楽しい研修生活をお送りください。

 

P.S. お名刺をいただいた方には、研修修了に合わせて、メールにてお約束のプレゼントをお贈りいたします。 いただいていない方は、このホームページのメールアドレスにご連絡いただければ、同じようにお贈りいたします。