先日、とある会議にオブザーバーで参加しました。

この会議に先立って、「あることをする」 のは決まっていて、進行役が 「それをどうやって実行に移していこうか」 と切り出す形で会が始まりました。

ほどなく、進行役が 「こうしたらどうか」 と案を示したのですが、参加者の一人が 「それは難しい」 と否定的な見解、、、すると、次々とそれに同調する発言や別の視点から 「それは難しい」 との否定的な意見が出されました。

そして、「そもそもそれってできるの?」 「無理だよね」 「何でそれをやることになったの?」 との声があちらこちらから挙がり、、、進行役も、「私がやろうと言ったわけではない」 「そもそも無理な話だよね」 と否定的な見解を示すことに・・・。

この前の会議で、それをすることは決めてたはずだよね???(笑)

こうなると、結論としては 「やらない!」 しかないのですが、、、「関係者全員が集まっているわけではないので、今、ここでやらないとするのは他の人に失礼だ」 「全員に意見を聴いてから(やらないことを)決めるべきだ」 との意見が出るや 口々に賛同する声が・・・。 (でも、今ここにいる人たちが いわゆる首脳陣なんだけど^^;)

結局、やらない方向で、でも、やらないかどうかは皆の総意で決める ・・・といった結論先延ばしの状態で会議は終了。 (なぜかほぼ全員が満足げな表情^^;;)

こうしたやりとりを見ていて、私の率直な感想は 一言 「気持ち悪い」。 否定的な意見、責任逃れの意見、そうしたものに同調する言動が渦巻いたネガティブな空間から早く出て行きたい ・・・終始そんな心持ちでした><

何事も簡単にやれることはなく、多かれ少なかれ難しい状況はあるものですが、、、ポジティブな人(組織) は、難しいのは当然のことで、それでも 「やらなきゃ!」 という使命感や熱い思いを持って、「どうやったらできるのか」 を必死に考えます。 それに対して、ネガティブな人(組織) は、前述のように その難しさを並べ挙げ、やらないように やらないように話を持っていこうとします。

これまで沢山の人(組織) の言動を見聞きしてきましたが、、、前者のような人(組織) は非常に少ないのが現代日本の特徴かな ・・・と感じています^^;