中小企業診断士としての仕事は、会社経営や日々の業務に関する全てのことですので、本当に様々な事案についての知見を求められるのですが、、、私は長年、企画・開発・生産の現場に従事していたこともあって、商品開発の事案は、他では感じられないような楽しさを覚えます♪

ちょうど 「下町ロケット」 が最終回を迎えましたが(といっても、新年スペシャルが本当の最終回のようです) 、あんな風に創意工夫しながら一つの製品を創り出していく過程は、身に染みて感じ入るものがあります^^

先日、商品開発の支援でこんなことをアドバイスしました。

「強度」 を高めるには、「硬度」 だけでなく 「柔軟性」 という考え方もある。 いくら硬くしても、それ以上の力を掛けると壊れてしまう ・・・だから、さらに硬度を高める方向性もあるけれど、、、硬度はそこそこにしておいて、形が崩れても復元するよう 柔軟性を高める方向性もある。

表に塗る、裏に塗る、素材を貼り合わせる前に中に塗る ・・・どこに塗るかで、強度や付加的機能が変わってくる。

このように、アプローチを変えてみると 思いもよらない成果につながるもの。 それが ちょっとした閃きやこれまでの失敗から生まれたりするので、、、だから ”ものづくり” は面白いのです♪