肌寒い季節になって、これから購買が期待されるのが革・毛モノ。 中でも、動物愛護の観点から、リアルファー× ・フェイクファー○ が世界的な潮流となっており、世界的なラグジュアリーブランドもフェイクファーを使うようになっています。

そうしたこともあって、昨シーズンはフェイクファーがトレンドとなり 今年もその流れは続きますが、、、「フェイクファー」 なんて言うと ダサイと思われるので要注意! ・・・今は 「エコファー」 と呼んでいます。

リアル(本物) に対してのフェイク(偽物・模造品)、リアルが価値あるものとしているからこそのフェイク、、、価値感が逆転したことで、新たな呼称が生まれたのですよね。 昨シーズンはそうでもなかったですが、今シーズンは 業界こぞって 「エコファー」 と呼んでいますね。

私は当初、長年 「フェイクファー」 と呼んでいたので 「エコファー」 の呼称に違和感があったのですが、、、何度か目にする・耳にする内に、その呼称自体には違和感がなくなりました^^

ただ、ファッションに 「エコ」 という言葉を用いると、、、私なんかは、「省エネルック」 という 当時の我が国首相の珍妙・滑稽なスーツ姿 (・・・なのに満面の笑顔で自慢げに登場して 周囲に着用を勧める^^;) を思い出してしまうのですよねぇ。。。

「エコ」 は 環境保全を意味する言葉で、動物の無用な殺生を止めることで生態系を守ることにもつながるなど、意味合い的にも合っていますので、、、私のように 「省エネルック」 をイメージするのは少数であることを信じて、「エコファー」 の呼称がこのまま定着するとともに、正しいイメージが伝わることを願っています^^