今朝テレビを見ていると 大阪方面で震度 6弱の大きな地震が、、、午後になり、被害の様子も明らかになってきた中で、何だか塀の倒壊が多い?と気になりました。

現地からの中継を見ていると、土台部分と鉄筋がつながっておらず ほぼ乗っているだけのようなブロック塀、 「控え壁(ひかえかべ)」 が入っていないように見える長いスパンのブロック塀 (※高さ 1.2m超の塀は、倒壊防止のために 3.4m以内のスパンで直角方向に支える控え壁が必要です) などが目に入り、、、それだと大きな揺れが来れば倒れるよね ・・・と、残念な気持ちでテレビを見ていました。

・・・というのは、やはり仕事柄、危機管理の一環で、そうした設備の保全・安全確保に気を遣っていることと、少し前にコンクリート塀等の製造・設置をしている企業の支援をした際に、知識補充のために色々と勉強していたのでした。

危ない塀2018

例えば、こんな感じで下段に 「透かしブロック」 を入れたり、多用していたりすると、、、鉄筋が入らず ブロック塀全体の強度が落ちるため、大きな地震が起きると、耐えられるかどうかは微妙なところがありますよね。

「まさか地震が・・・」 なんて言葉は NGワードです。 数年前から、どこで大地震が起きても不思議ではない時代ですので、、、事前に被害が大きくならないよう安全確保に努めるのは、経営者の義務だと感じています ・・・ご留意くださいませ。