この数年、小規模事業者持続化補助金の申請支援をしていて、こういったところは気を付けて欲しいな・・・と思ったことを何回かに分けてお伝えしていきます。

その1 として、スケジュールに関すること。

まず、最初に目を通したいのが 「提出期限」 です。 これは、昨日のコラムに記載した通りで、ご自身のスケジュールを加味した上で、期限までに書類を完成させることができるか?・・・まずは、ざっくりで良いので考えていただければと思います。

例えば、4月の下旬は展示会 ・・・なので、その前は準備に追われ、展示会が終わって発注等を終えたら GWは家族サービス、、、なんてことになっていると、基本的には 3月中に書類を完成させるようなスケジュールを考えないとなりません。

予めこうしたスケジュールを考えないことで、間際になって時間が取れないとやっつけ仕事で終わらせたり(=不採択確定レベルの計画書)、途中でギブアップして申請をしない、、、こんな事業者さんをまあまあ見かけるので、まずは書類作成のためのスケジュールを ざっくりで良いので検討することをお勧めします。

そして、どのような事業(経費) に補助金を使うのかを考える前に、補助事業実施期間を確認します。 補助金は、いつからいつまでの間に使用する(発注・支払等も含む) と明確に定められているため、これを 1日でも間違えると 補助金が交付されなくなってしまいます。

公募要領を見ると、補助事業実施期間は、「交付決定通知書」 記載の交付決定日後から 平成30年12月31日まで となっています。 採択結果の公表は 平成30年7月中(予定) となっているので、概ね、平成30年8月(※公表が予定となっているため、いつからか正確なところは未定となります) ~12月31日までの約 5カ月間で実施するものとして、考えなくてはなりません。

よくあるのが 「1月の展示会に出たいんだけど・・・」 といった補助事業実施期間外のもの。 残念ながら、これは対象外となってしまうので、、、時期が合わないので申請をやめる事業者さんもいれば、別のテーマ(費目) を考えて申請する事業者さんもいますね。 ちなみに、実施日は 10月だけど 支払日は交付決定前の日付 ・・・なんて場合も対象外ですので、そうした細かいところも注意が必要ですね。

まずはこの辺り、スケジュールに関することをしっかりと確認しておきましょう^^

~ 右横下段 カテゴリー 【17-持続化補助金・経営革新計画等】 もご参照ください ~