【恩送り】 誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。(ウィキペディアより引用)

私の若い頃は・・・などと言うと若い人に嫌われそうですが、、、私が社会人に成り立ての頃、「恩送り」 は普通に行われていました。 「後輩ができたらおごってやれ」 「後輩が入ってきたら同じようにフォローしてあげなさい」・・・先輩方から、何度となくこのような言葉を受けたのを今でも覚えています。

それがいつの頃からか、職場の付き合いは希薄になり、個人主義や成果主義が蔓延し、「恩」 という概念さえも分からない・・・まあ、そこまで酷くはないと思いますが、中らずといえども遠からず??? 恩を返すならまだしも、次の世代に恩を送るなどとは考えられない 余裕のない社会になってしまったように感じています。

さて、4月は新入社員が入社する季節です。 私のところにも 「社員」 に関する悩みが多く寄せられますが、皆様の会社や組織の中に 「恩送り」 の風習があるかどうか・・・に着目すると、解決のためのヒントが見えてくると思いますよ。