2017年7月の記事



採択結果が発表されました (後編)

2017年7月31日 月曜日

(つづき)

また、経営指導員さんの中には、これまでの経験に照らし合わせて 「なぜ採択されたのか分からない」 と言われる方もいますが、そうした方にはこのように伝えています。

・・・端的に言えば、経営計画書に 「どのようなことを どの程度記述しなければならないのか」・・・が理解できていないと 基本的には不採択(→ 経営計画書として不適切なもの との意)、、、けれども、小規模等の加点、あるいは、応募者数が少ない等の運的な要素が加われば、不十分な記述であっても採択されてしまうのが実際の所。

厳しい見方をすれば、過去に採択された経営計画書は、実際には不十分な内容だけれども、応募者が少ないから採択されたのかもしれません・・・。

採択されなかったということは、大きくも小さくも 経営計画書として不適切であると指摘されたのも同じこと、、、厳しくも貴重な指摘をしてもらえたのですから、そのまま実行に移すのではなく、何がダメだったのか一度見直していただけると 今後の事業展開に活かせることが見つかると思います。

前回ご好評いただきましたので、今回もアフターフォローを実施しようと思っています。 今回は、対象者など少し制限を設けさせていただこうと思っていますので、詳しくはまた後日このブログにてお知らせいたします^^


採択結果が発表されました (前編)

2017年7月31日 月曜日

延び延びになっていた 「小規模事業者持続化補助金」 の採択結果が発表されました。 申請された方は、結果いかがでしたでしょうか?

今回は、今年度 2度目の募集ということもあり申請が殺到、厳し目の採択率となったようですが、、、採択された方はおめでとうございます♪ 事業完了期限まで 5ヶ月しかありませんので、慌ただしくなりますが 頑張って実行に移されてください^^

さて、不採択となってしまった方、、、残念な結果となってしまいました。 採択されなかったということは、基本的には、経営計画書としてどこかが不適切であると指摘されたようなものですので、何がダメだったのか一度見直していただけると 今後の事業展開に活かせることが見つかると思います。

そうした時によく耳にするのが、「なぜ採択されなかったのか分からない」 との声。

実は、「この程度の内容でなぜ採択されたのか分からない」 ということはありますが(→ 大よそ、小規模・事業承継・IT の加点があり、過去採択の減点がなかったのでしょう)、、、「なぜ採択されなかったのか」 は、ほとんどの場合明確になっています。 厳しい言い方をすると、「分からない」 と口にしてしまうこと自体が 「不採択」 を物語っていると言えます・・・。

例えば、私が行っている 「小規模事業者持続化補助金対策セミナー」 では、採択レベルの経営計画書を作るには、どのようなことを どの程度記述しなければならないのか を教えていますが、、、

不採択となった経営計画書は、セミナーでお伝えしているポイントに照らし合わせれば、、、記述しなければならない内容が記述されていない・不足している、その内容が漠然とした曖昧な記述(浅いレベルの記述) となっている、あるいは、成果(目標数値) に結び付かないであろう内容 ・・・という場合がほとんどです。

(つづく)


決行が良いのか、順延が良いのか・・・

2017年7月29日 土曜日

東京地方、今日は、隅田川花火大会と立川花火大会が開催されました。 大規模な花火大会が 東京の東西で同日開催となるため、特に西側に住んでいる方は、どちらを見ようか悩みどころだったりします。

私は、昨年は隅田川に行ったため、今年は自転車でフラ~っと立川に行こうかと思っていましたが、、、夕方からの本降りの雨にあえなく断念・・・。 結構、激しく降っていたため 明日に順延になるのを期待していましたが、この雨の中 開催されたそうで、、、また 1年待つことにしましょう^^;;

さて、雨のため来場者は激減、屋台等の売上はほとんど見込めないけれど、開催費用は予算通り、明日の不確定要素もなくなる 「雨天決行」 を取るか、、、雨は大丈夫だけれども、また一から準備し直し、スタッフ等の費用がさらに掛かる、関係各所への連絡等で多大な負荷が掛かる 「明日への順延」 を取るか、、、

主催者としては前者一択なのでしょうけれど、出店する事業者や周辺の飲食店としては、商売上がったりなのは勘弁して欲しいところですね・・・。 ただ、天候はどうしようもないところがありますので、、、また別の機会で取り戻しましょう!


そういえば今日は・・・

2017年7月28日 金曜日

いつも行っているスーパーにて、、、椅子を並べてイベントの準備らしきことをしている若手スタッフを見て、そんなに混んでいないのにレジにエース級の社員を 2名も配置しているのを見て、、、気が付きました!

今日は、2017年2月に実施して以来、6回目のプレミアムフライデーですね。

振り返れば、盛り上がりを見せたのは 1回目だけ? 残念ながら、今となっては 「プレミアムフライデー」 というキーワードすら見ることがなくなってしまいました。 政府としては、「笛吹けども踊らず」 なのでしょうが、、、踊る側からすれば、「その笛の音で踊れるか!」 ということでしょうか・・・。

何もしなければ閉塞感は打開できない、やらないよりはやった方が良い ・・・とは言うものの、庶民に緊縮財政を強いる中で相応の予算(税金) を使ってやることですから、費用対効果を考えて相応に成果が得られる施策であるべきかと、、、6ヶ月も経ったのですから、一度これまでの総括は必要ですね。

さて、企業の中でも、そんなことできるの? 何に効果があるの? と、社内の賛同を得られないまま 新たな取組を推し進める経営者を目にすることがありますが、「プレミアムフライデー」 のような取組になっていませんか? 不安な方は、一度、社内の声に耳を傾けながら、これまでの取組で何が得られたのか、このまま続けて良いものか じっくりと考えていただければと思っています。


収益シミュレーションが成り立たない事業は・・・

2017年7月27日 木曜日

私は、支援の中で、経営者がやろうとしていることでどれだけ収益が出せるのか、数値に落とし込んでシミュレーションする(あるいは、するよう助言する) ことがあります。

相応の収益が見込めるもの(経営が成り立つもの)、事業レベルではなくお小遣い稼ぎ程度にしかならないもの、粗利は相応にあるけど営業利益では赤字になるもの、事業単体としては収益が出せるけれど 借入金の返済まではできないもの・・・等々、様々にありますが、、、私がシミュレーションしないとな と思うときは、多くの場合、それでは経営が成り立たないという場合だったりしますね。

最終的に成り立つかどうかはやってみなくては分かりません。 しかし、シミュレーションをして成り立たない事業を推し進めるということは、自身でコントロールできない運任せの事業を営むということ、、、言い方を変えると ギャンブルということになってしまいます。

経営には、ギャンブル的要素が必要な場合が多いのも事実ですが、今、ギャンブルをするべき時なのかどうかは 一旦立ち止まって考えていただきたいなと思っています(・・・そのための収益シミュレーションだったりもします)。


政府の発表を真に受けると・・・

2017年7月24日 月曜日

産経新聞の記事によると、有給休暇の 1人当たり取得日数が年間 3日増えた場合、宿泊費や飲食費、交通費等を合わせた国内旅行消費額が 9,213億円押し上げられるとの試算を政府がまとめたのだそうな・・・。

やはりというのか、庶民の生活を分かっていない天井人が考えそうなことですね(笑)

優雅に旅行できるだけの所得を得られている人がどれくらいいるでしょうか? 消費税 10%への引き上げも控える中で、余計な消費にお金を回せる人はどれくらいいるでしょうか? 1度くらい旅行はしたとして、他の生活費を抑えずに旅行できる人はどれくらいいるでしょうか?

私もセミナーなどで、「政府統計や外部データを用いて外部環境を把握しましょう!」 とは言いますが、、、政府の発表といえども、それが信憑性のあるデータかどうかは ご自身でしっかりと判断する必要がありますね。

皆さまの会社の経営計画書に、「政府の働き方改革の施策によって、観光客が爆発的に増えて自店に大行列ができ、売上・利益は右肩上がりで V字回復が見込まれる」 ・・・なんてことが書かれていたら、、、皆さまは、どのように感じられますか?


「夢」 と 「現実」 が折り合う事業の形。

2017年7月20日 木曜日

線路2017

電車を乗り継いで数時間、岩手県某所に来ています^^

人は、年齢を重ねるほどに、他者の意見を受け入れなくなる傾向がありますが、、、今日お会いした事業主さんは、とても柔軟な方というのか、ご自身で勉強もされるし、工夫もされるし、厳しい意見も受け止めるし、、、歳を重ねてもそうありたいと思える素晴らしい方でした。

だからこそ、何とかしてあげたい。

夢(=やりたいこと) を実現させるには、営業黒字になることは絶対条件。 さらには、借入金があればその返済、はたまた、ご自身の生活を成り立たせるだけの報酬も考えながら、経営的にも生活的にも問題のない収支計画を考えなければなりません。

今以上に努力をしたり 工夫を重ねたり、あるいは、多少の妥協点を見出したり、、、それでも、夢(=やりたいこと) を諦めるのとは違う、夢(=やりたいこと) と 現実(=収支計画) が上手く折り合う事業の形・・・を見つけるお手伝いをしたいと思っています。


絞り方を間違えると・・・

2017年7月18日 火曜日

全国的に蒸し暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 私は、青森・岩手・新潟と雪国育ちでしたので、蒸し暑いのにはめっぽう弱いです^^;;

さて、夏は薄着の季節。 この時期、鏡に写った自身の姿を目にし、急激なダイエットに取り組まれる方がいらっしゃいますが、、、

豆腐とキャベツしか食べないなんていうのは、栄養バランスが偏って体に良くないですし、総摂取カロリーが低過ぎると逆に燃焼し難くなって、1ヶ月後には体重が落ちない体が出来上がります。 また、急激な運度は、体を痛めて日常生活に支障が出てしまうことにも成りかねませんので、間違った体の絞り方はなさいませんよう、お気を付けいただきたいと思います。 (→ 成果を出したいなら、菊池式PDCAダイエットです^^)

企業支援をしていても、間違った絞り方をされているのを目にすることがあります。

例えば、原価削減とばかりに安い食材に替えたことで、味や品質が落ちて固定客が離れていった飲食店。 例えば、「経費削減に取り組みなさい」 との税理士の指示により、販促費を大幅に削減したところ、来店数が目に見えて少なくなった小売店。 例えば、固定費削減の取組で工場内の蛍光灯を間引きしたところ、これまでなかった事故やミスが増えた工場 ・・・などなど。

経費を絞るという意識は良い心がけです。 しかしながら、絞り方を間違えたり、絞ってはいけない所を絞ってしまうと、経営に大きな悪影響が及ぶこととなってしまいますね。 経費削減に取り組まれるときには、重々お気を付けいただければと思います。


経営者の大失言・・・

2017年7月14日 金曜日

富山では知らない人はいないほどの超優良企業 F社社長の発言が波紋を広げています。 以前、富山の企業を支援した折に、「F社に勤める社員とその家族」 をペルソナに設定して新商品開発を進めましたので、どれだけ凄い企業かは聞いていましたが、、、数年振りに耳にしたのが不名誉な話題で、残念な限りです。。。

真意が伝わっていない 言葉の選択を誤ったなど、ご本人としても言い分があるでしょうから、私は、その発言自体はあまり気にしていないのですが、、、それほどの有名企業のトップなのに、「ご自身の発言の影響力が考えられていない」 ということについては、また別の面で大きな問題を抱えているのかな ・・・と感じています。

そういえば、もう 20年以上も前、私が就職活動をしていた時のこと、乳飲料業界の大企業 Y社の社長が、就職情報誌の特集記事で 「地方は旧帝大クラス、私大なら○○クラス以上しか採用しない」 なんて持論をとうとうと語っていました。

まあ、内々の採用基準はあるのでしょうけど、公の場での門前払い発言に、周囲で不買運動が起こったくらい(→ 私たちのささやかな反抗です・笑)。 そして、その数年後、戦後最大の集団食中毒事件という大騒動を巻き起こし、記者会見で 「そんなこと言ったってねぇ、わたしは寝ていないんだよ!」 と逆ギレしたニュースが繰り返し流れた時には、あの時悔しい思いをした大学生は皆、「やはりそういう会社だったんだ」 と納得したに違いありません。

・・・そんな記憶もあるので、そのような立場の方が、誰でも分かるような形で大失言をするというのは、もっと根深い問題を抱えているのかな、その内 表面化するのかな、、、と余計な心配をしてしまいます。

危機管理上の一番の問題は社長や常務の発言 ・・・なんていうのでは、いつ何があってもおかしくないですから、、、気を付けましょうね。


小規模事業者のための経営分析セミナー

2017年7月12日 水曜日

昨日は、新潟県新発田市にて 「小規模事業者のための経営分析セミナー」 を開催しました。 昨年に引き続き 2回目の開催となりますが、昨年よりもお伝えする内容を少し増やしたバージョンアップ版となっています。

受講された事業者の皆さまが とてもとても熱心に取り組んでいるので、こちらも嬉しくなって、普段話さないような事例も話してしまうくらい 私自身も充実したセミナーとなりました(大感謝です♪) 主催者である新発田商工会議所の経営指導員の皆さまもとても熱心な方ばかりで、やはり類は友を呼ぶということなのでしょう^^

さて、セミナーの冒頭でお伝えしたことなのですが、「経営分析」 というものは、考えればできるようになるかといえばそうではなく、その手法を知っているかどうか、あるいは、この表の作り方を知っているかどうか ・・・そういったことで、「分析できる」 「分析できない」 が決まってしまう類のものとなっています。

中には、本などを読めば 「できる」 ようになる手法もありますが、セミナーでお伝えした手法の中の 3分の2 程は、本やネット検索等で探しても情報が出ていない、私が 11年8ヶ月 (2017年7月現在) の企業支援経験の中で身に付けてきたノウハウだったりもしますので、今回受講された方は、通常では得難い知識・ノウハウを手にしたのではないかと 手前味噌ながら思っています。

好評につき、同様の内容で 9月にも再び開催する予定ですので、ご都合がよろしい方は奮ってご参加いただければと思います^^

また、その他の地域でもよろこんで開催したいと思いますので、セミナー・研修等をご担当されている方は、ご興味ございましたら お気軽にお問い合わせいただければと思います^^