2016年9月の記事



事業計画策定支援の進め方

2016年9月29日 木曜日

小規模事業者支援研修が今年度も始まりました。

昨日、一昨日は、新潟県内の商工会・商工会議所の指導員さんが参加してくれました。 遠路いらした方も多く、長時間に渡る研修に参加された皆さま、大変おつかれ様でした。

この研修では、小規模事業者が事業計画を策定するに当たって必要な知識・ノウハウを学んでいただくのですが、そのためには、「まず自身が事業計画書を作成できるようになる」 ということを大きなテーマとして掲げています。

中でも、昨今の厳しい事業環境を考えれば、これまでと同じことを続けていても将来は見出し難い、、、そうした事業者が直面している状況を鑑みて、「商品開発」 を支援するための知識・ノウハウの付与を主軸に据えた研修内容としています。

受講された方の反応としては、、、研修時間の割には難しいテーマだったのですが、新潟県の指導員さんは皆さんとても熱心に取り組まれていたこともあって、上々の評価をいただきました (ありがとうございます♪)

指導員研修では、こうした 「商品開発」 をテーマにしたものは少ないでしょうから、本来は昨年度・一昨年度参加された方にも 来ていただけると良かったのですが、、、実際のところ、昨年と研修の題名は同じですが、私の場合、内容の 3分の2は 新しいもの(他のどこでも教えていない内容) にしていますので、また機会があればどこかでお伝えできればと思っています。

これから、鳥取県、宮城県、北海道 と場所を変えて研修が続きます ~ 参加されるご予定の皆さま、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m


そろそろトレンド転換か???

2016年9月25日 日曜日

アパレル業界では、この数シーズン、ニットがトレンドになっています。

しかしながら、そろそろ 「ざっくり編み(ローゲージ)」 に飽きてきたのか、今年は某量販ブランドが ミドルゲージを主軸に打ち出すなど、そろそろトレンドの変わり目が見え隠れしています。

小売の立場でいえば、こうやって大手の打ち出しや市場の反応を見ながら 品揃えを検討していけば良いのですが、製造の立場でいえばそうもいきません。

知らない人も多いかもしれませんが、、、ニット製品は、ゲージによって編む機械(針) が違うため、多くの場合、機械を持っているか持っていないかで 対応の可否が決まってしまうのです。 たとえニットのトレンドが続いたとしても、ゲージのトレンドが変われば 売上の騰落も大きく出てきてしまいます。

例えば、ローゲージが突然トレンドになったとき、多くのメーカーではローゲージ機を持っていなかったため、需要は多くありましたが供給が間に合わないという状態が続きました (・・・逆に、千載一遇の好機を掴んだメーカーさんもいました)。

ニット産業はつくづく難しい業種ですが、トレンドの波に上手く乗られるメーカーさんが多くあることを願っています。


販売価格を設定する際に考慮する3つのこと。

2016年9月23日 金曜日

JR九州で人気の豪華寝台列車の 「ななつ星」 が値上げするのだとか。 それでも予約殺到で 中々チケットは取れないことでしょう。 景気低迷の折、低価格志向が再燃する中、高付加価値志向の成功事例といえますね。

さて、販売価格を設定する際には、考慮しておかなければならないことが 3つあります。 それは、①原価・粗利益、②市場価格、③消費動向 です。

まず、売れても利益が残らなければ経営は成り立ちませんので、自社の収益構造を冷静に考えることが求められます。 次に、その価格で果たして売れるのか? という視点で市場を見渡してみます。 多くの消費者は、いくつかの選択肢(候補) の中で比較・検討しながら購入を決めますので、競合する商品・サービス等の販売価格は必ず押さえておかなければなりません。

そして、実際にどの程度の価格に反応するのかは、景況感や価格弾力性(=価格変化に対する需要の反応度) といった消費動向に影響を受けますので、、、そうしたことも考慮しながら、「競合商品よりも低い価格にする」 とか、「富裕層向けの付加価値の高い商品なので収益が十分に見込める価格にする」 といったことを決めます。

私の支援経験でいうと、製造業が自社ブランドを持ったり、小売業に進出するような場合には、①しか考えない傾向があるかな と感じています。 製造業なので、マーケットを考えるという概念がなかったりするようですが、、、そうした偏った考えで販売すると、ほとんどは微妙な結果に帰結することになってしまいます・・・。

また、小売業の場合は、②③を重視して、①を軽視する傾向があるようで、そうした事業者の多くは、その内、資金繰りに行き詰まることになってしまいます。

利益も得られ、かつ、購入してもらえる価格・・・というバランスが求められますので、3つの視点を忘れずに販売価格を設定していただければと思います。

(今度のセミナーでは、こんなお話もする予定です^^)


何かを掴む人 × 掴めない人

2016年9月19日 月曜日

先日のセミナーで、「今日の内容から 社長に提案できそう」 と感想を綴ってくれた受講者がいました。 お伝えした知識・ノウハウの中で、何か閃くものがあったり、具体的に使えそうなノウハウが学べたのでしょうね。

おそらくあの人かな? とイメージしている人がいるのですが、前向きに取り組んでいる様子が感じられる受講者がいたのを覚えています。

基本的に、多くのセミナーは座っていれば自動的に様々な知識が入ってきます。 しかしながら、何かに活かそうと意識して聴いていないと、せっかく得られた知識も流れて消えていくだけ というのが正直なところです。 ・・・それを分かっていないのか、受け身の姿勢でただ聴いている、何か教えてくれるのを待っている受講者が結構多く見られます。

特に、難しい手法や理論を扱うセミナーの場合、何かに活かすという目的意識を持って座っていなければ、残念ながら、つまらないテレビを長々と見ているのと同じことになってしまいます・・・。

皆さまは、目的意識を持ってセミナーに参加されていますか?


商品管理の難しさ・・・

2016年9月16日 金曜日

テレビを見ていると、肩のストレッチ方法を解説していました。 実際にやってみると、右肩がゴツゴツと 関節が引っ掛かる感じで上手く回せない・・・。 思っている以上に柔軟性が失われているようで、、、普段の生活で自覚はなかったけれど、これが四十肩というやつなのでしょう(汗)

チューブエクササイズ

それで始めたのがチューブストレッチ。 色んな商品が出ている中で、サンプルを何度か試した結果、一番手にフィットする価格も手頃な商品を選択 ・・・その中で、運動強度 「中」 のグリーンを購入。 家で早速やってみると、サンプルは多くの人が試して伸び気味だったのか、新品の商品は私にはちょっと強く、ストレッチではなく筋トレ用になってしまいました(苦笑)

そのうち慣れるかと思いきや中々慣れなかったので、インターネットで 「弱」 を追加購入。 ・・・すると届いたのは なぜか 「強」 、、、連絡すると、すぐに 「弱」 を送る & 「強」 は返送不要とのこと。 ・・・ということで、図らずもこの商品全種類コンプリートしてしまいました(笑)

雑貨やアクセサリーなども、細やかな商品管理が必要な業種は大変ですよね、、、実際、こうした出荷段階でのミスも多くあるし、返品・交換等も発生するし、さらに、買い取りで自社在庫の商品もあれば、物流会社に管理を委託していたり、消化仕入の商品もあったり、、、正確な在庫が把握できていない会社が多かったりします。

在庫は、商売の種でもあり、財務状態を左右する重要な管理項目でもあることから、持続的な経営には適切な管理体制が必要不可欠となります。 皆さまの会社では、在庫を 正確に適時把握できる体制となっていますか?


いつまで続くかインバウンド。

2016年9月11日 日曜日

2015年 11月 1日に開業 10周年を迎えましたが、記念に何か買おうと思いつつ 欲しいと思うものがこれといってなく、、、そんなこんなでもう 10ヶ月も過ぎましたが、急に欲しいものが出てきました。

それは時計、、、1-2年に 1度くらい無性に欲しくなってしまうのですよね(苦笑)  結構高いし、基本的に 1本あれば十分だし、メンテナンスに今後数万円単位で掛かってくるし、、、先行き不透明なこの時代に、そんな道楽にお金を使って良いものか・・・。

そうした葛藤の中、大体は忙しさに流されて熱も冷めるのですが、、、今回は 「そういえば 10周年!」 を大義にしつつも、悩みに悩んで購入してしまいました♪

さて、何度か店頭に赴き、試着しつつ店員さんに景況感をうかがってみると、中国の方がバッタリ来なくなって ちょっと大変なのだとか。 ・・・まあ、来るには来るけれど、高級時計コーナーに来る人はめっきり少なくなったそうで、、、おかげで、この 1ヶ月どこに行っても店員さんの接客攻勢にあって困っていました(苦笑)

実際のところ、中国からの富裕層にターゲットをシフトした店は 接客レベルが落ちているし(→丁寧に接客しなくても売れるから)、何より、そうした店にないがしろにされた日本人からすると 今さらこちらを向かれても、、、残念ながら、一度離れた固定客は そう簡単には戻って来ないでしょうねぇ・・・。

取り巻く環境を見渡して、ターゲットをシフトするのは選択肢として 「あり」 です。 しかしながら、それによって、これまでの顧客が失われる可能性も考慮しておかなくてはなりません。 特に、インバウンド狙いの観光地などでは、町を挙げて外国人にシフトしていたりしますが、、、この先の展開を考えると少し心配になったりもしています。

ターゲットをシフトした方は、この先数年の展開を考えていますよね??


高齢社会をどう考える・・・?

2016年9月07日 水曜日

昨日、FMを聴いていると、繰り返し次のようなニュースが流れていました。

それは、厚生労働省が実施した意識調査で 「高齢者だと思う年齢」 を尋ねたところ、「70歳以上」 との回答が最も多く 41.1%にも上っていた というもの。

ちなみに、「75歳以上」 との回答が16.0%、「80歳以上」 との回答が 4.6%とのことで、足し合わせると 6割以上が 「70歳以上」 としていることが分かります。 世界保健機関(WHO) の定義では、高齢者は 65歳以上とされていますが、アクティブシニアが脚光を浴びている日本では さもありなんという結果となっています。

さて、先日、高齢社会に向けての講演を聴きに行ったのですが、講師である某大学の理事長先生がこんなことを言っていました。

それは、高齢社会を輝けるものにするには、最低限のお金と心身の健康が必要不可欠、、、若いころから頑張って仕事をして、貯金をして、家を建て、子供を自立させ、奥さんは食生活に気を遣い、そうして過ごしてきた結果が今の元気なシニア層を創っている。

しかしながら、今の時代は、親が自活できない大きな子供をいつまでも養い、インスタント食品ばかりの飽食の時代を過ごし、ちょっと何かあると心が風邪を引くなんてことになっている。 ・・・その結果は、、、そこまで言及されませんでしたが、押して知るべしということなのでしょうね(苦笑)

そう考えると、アクティブシニアなんて呼べるのは、現在 70歳前後以上の人たちだけで、年齢が下がるにつれて、アクティブさも輝きも失われた世代に変わっていくのかもしれないですね・・・。

いつまでも高齢者向けビジネスが成功するわけではない(近いうちに 大きな方向転換を強いられる)、、、そんなマクロ環境の変化を懸念した 1日でした。


下請けの立場では・・・

2016年9月05日 月曜日

先日、下請事業者のためのサポート事業があることを知りました。 それは、下請事業者のための 「よろず相談所」 のような場所で、発注元とトラブルが生じた際に、無料の法律相談や和解のための調停手続きなど、問題解決のための専門的なサポートをしてくれるようです。

ただ、こうした機関を利用する際に、やはり気になるのは発注元との力関係、、、「何か言うと取り引きがなくなる」 というのは覚悟しておかなければなりません。 ですから、よほどの損失を被るような場合や 心情的に許せないことがあった場合など、今後の取引は不要との決意がなければ、相談はしても解決に向けた行動は中々起こせないというのが実情なのかなと思っています。

実は、私が受ける仕事でも、報酬がいくらかは振り込まれないと分からないなんてことは珍しくなく、入金されないことも 1-2年に 1度はあります。 しかも、そうしたことをするのは決まって公的機関ですから、法律も何もあったものではない ・・・というのが正直なところです(苦笑)

結局のところ 下請けの立場で改善してもらうことはできないので、日々何とか折り合いをつけながらも、もう無理と思ったときには、鼠が猫を咬む勢いで公の元にさらすという対応になるのかなと、、、そうした時のためにも、専門知識を持った相談所があるのは とても心強いかもしれない ・・・そう感じています。


仕入値高騰の秋・・・?

2016年9月01日 木曜日

昨日と今日、台風の影響が気になって、買い物がてらスーパーの生鮮売場を調査してきました。 行ったのが午前中だったためか 特に品薄感はなく、価格も最近のものと変わりなさそうだったため一安心。 しかしながら、卸売市場での値上がり情報もチラホラと・・・。

私のいる地域では、土曜辺りから品薄感が出てきて、週明けは価格も高騰するかな? と予測していますが、、、皆さまの地域ではいかがでしょうか??

仕入値が高くなると、利益が減るだけでなく 資金繰りも厳しくなりますので、、、ご商売の状況によっては、つなぎ融資などもご検討いただければと思います。