2015年9月の記事



ツワモノドモガ ユメノアト・・・

2015年9月30日 水曜日

仕事からの帰路、フト思い立って 以前支援していた企業の所在地に向かいました。 かれこれ 2年振り、こんな感じだったなぁと記憶を辿りながら歩いていると 見覚えのある建物が目に飛び込んできました、、、あるんだ!!

実は、2年ほど前に倒産してしまったため、てっきり更地になっていると思っていましたが、そのままの形で残っていたことに驚いたのでした。 しかし、以前と違っていたのは、機械の動く音や活気のある様子が伝わってくること、、、日も落ちて辺りは暗かったため社名は見えませんでしたが、新しい会社が入っていました。

あそこの部屋で毎回 会議していたんだよな・・・。

当時、「このままでは倒産する」 という中で綱渡りの支援を続けていましたが、経営者が最後まで意識を変えることができず、最後は投げ出して行方をくらませたという顛末、、、今思い出しても何とも言えない気持ちになります。

今回なぜわざわざ現地まで足を運んだのか・・・。 最近の支援で、何となく同じ末路を予感させる企業を立て続けに見たことで、自分自身その先に待っていることを再認識したかったのかなと感じています。

厳しい経営状態の企業では、「このままでは倒産する」 と言いながらも、心のどこかでは 「何とかなる」 と思っている人が非常に多いのですが、、、先行き危ないと思ったとき、この先に何が待っているのかを直視すること、そうはならないと不退転の決意をすることが 再生への道のりの第一歩だと思っています。


やまがた経営革新塾 2015 in もがみ

2015年9月26日 土曜日

「経営革新塾」 のため 昨日今日と山形県 新庄市に出張でした。 実は、今月は毎週 新庄に出張しているため 通い慣れた 4回目の新庄駅です^^

新庄祭り山車 (新庄駅に展示されている山車です)

今回、第6回目のカリキュラムは、経営革新計画の承認を得られた企業様からの事例発表を中心とした内容でした。 お忙しい中 ご登壇いただきましたお二人の社長様、ありがとうございましたm(_ _)m

■ 株式会社 ユニバーサルツール (山形県新庄市) ・・・ 切削工具の再研磨・加工業 から 自社製新品工具の製造メーカーへの転身を目指す取り組みで 経営革新計画の承認を得ました。 その後、低利融資制度やモノ補助などを活用しながら最新設備を導入して新たな販路を開拓するなど、着々と成果をあげている事業者さんです♪ (→ http://universaltool.co.jp/

■ 有限会社 小内鉄工所 (山形県尾花沢市) ・・・ 基礎工事不要で簡単に設置できる可搬式耐雪車庫 「車庫ポン」 の開発で経営革新計画の承認を得ました。 面白いネーミングで、山形新聞にも取り上げられています (→ http://www7.plala.or.jp/kouchi-tetu/sinbun.pdf )。 「畑でポン」 や 「袋でポン」 などの新商品も加えて 新たな事業を展開しています♪

両社ともに、大きく変化する経営環境の中、新たな方向性を模索することで 将来に向けての光明を見出した企業様です。 ご興味がありましたら リンク先をご覧いただければと思います^^


目標 GDP600兆円・・・

2015年9月25日 金曜日

ネットニュースの見出しを見て、「凄いなー。 どちらの国かな?」 と思ったのですが、、、我が国の首相の発言と知って思わず苦笑い^^;;

GDPは、民需+政府支出+貿易収支 で表せますので、ざっと考えてみると、、、

まず 民需は、昨今の景気で給与が上がるのは大手の一部・公務員に限られるため、給与総額は×。 そんな中、消費税増税や物価上昇が控えているとなれば、60%近く占める消費支出は××。 ・・・海外からの観光客が爆買いしても GDP除外ですからねぇ。

また、機械受注や設備投資、稼働率なども、ユーロ不安や中国経済失速懸念などもある状況ではいまいち伸び悩み△。 企業倒産件数は、消費税増税を引き金にまた増えそうな気配もあるため△。

次に 政府支出は、復興支援や東京オリンピック・パラリンピック等もあるし、GDP底上げのために無理にでも公共工事を増やすでしょうから◎。 貿易収支は、円安誘導と米国利上げ(更なる円安) の影響で輸出金額は増えるため○。

スピーチは上手で 聴き入るものがありましたが、残念ながら その内容からは目標達成すると思えなかったなぁ、、、まあ現状維持か微増が良いところで、500兆円の大台回復というのが現実的な目標でしょうかね??? (と感じました)

さて、経営者の皆さまは、目標を掲げた時に、「それは無理」 と社員に見切られてしまってはいませんよね? もしそうならば、「達成できるかもしれない」 と期待させるような具体策が欠けているのかもしれませんね。


早出 × 残業 × 大きな誤解・・・

2015年9月24日 木曜日

今夏は、「ゆう活」 と称して 国が積極的に早出(仕事は早めに終える) を推奨したことから、早出→ノー残業を行っていた企業が多かったようです。 私の支援した中でも、そうした活動をした企業が何社かあったのですが ちょっと気になったことが、、、

それは、朝早く仕事を始めて 定時で帰ることを推奨していたのは良いのですが、朝だから残業ではない(=残業代はかからない) という認識の経営者や幹部社員が複数いたこと・・・。

言葉としては、「残」 = 夜のようなイメージもありますが、、、残業代とは、時間外労働の対価のこと。 朝働こうと夜働こうと、定められた時間以上に働いたのなら、当然にその分は支払うことが求められます (※個々の契約にもよります)。 仮に 残業代削減の目的で早出をさせるのなら、早く出社させる分、終業時間を早めなければなりませんね。

実際には、早朝から働くことで、ラッシュ前に通勤できる(社員も楽)、涼しい時間帯なので光熱費削減につながる、電話や来客がないため仕事の能率が上がる 等々、様々な要素を総合的に考えると経費削減につながりやすいということであって、長く働かせても人件費は変わらないということではありませんので誤解のなきよう・・・。

ちなみに、残業代等 賃金請求の時効は 2年です。 ブラック企業などという言葉が一般化している(& 叩かれる) 時代ですから、時間外手当を適切に支払っていない場合は、後々大ごとにならないよう 今の内に清算しておかれることをお勧めいたします。


心が疲れた時は、体を動かすに限る。

2015年9月23日 水曜日

早いものでシルバーウィークもおしまい。 5連休の方や、この木金も休んで 9連休中の方もいらっしゃるでしょうか。 私は、連休中は資料作成に没頭するつもりでしたが、出張続きで蓄積した疲れが噴出して完全にダウン。 動きたくないし、何も考えたくないし、ひたすら食べて 寝て テレビ見てを繰り返すこと 48時間、、、このままではヤバイと思い、気乗りしないながらも無理矢理 ウォーキングに外出。

経験上、体の疲れは 2日以内に回復しますが、それ以上かかるのは明らかに精神的な疲れ、、、8月上旬からほぼ休みなく 仕事を詰め込んできたのが原因かな(苦笑) そんなときは、体を休めるのではなく、逆に疲れさせるというのが私の回復法。

参考までに 今回実践したのは次のようなもの。 やるべきことがやれていない不安はあるものの、やる気が起きない間は一切やらずに 寝てもテレビを見ても遊んでも良し。 ドンドン増える体重は気になるものの、好きなモノを食べたいだけ食べて良し。 ・・・その代わり、1日 2回、平均スピード 110m/分で 合計 15km以上ウォーキングするのが条件。

金曜の夕方から日曜の夕方まで完全ダウン → 日曜は 1回のみ 15km完走をかわきりに、月曜は 18km、火曜は 22km、水曜(今日)は 23km と距離を伸ばしながら着実にノルマは達成。 昨日からは体の疲れも蓄積しており、昼寝しながらも夜は眠いのでグッスリと睡眠。 そして、異常な食欲もおさまり 今日は野菜中心の食事にシフト。 さらに、朝から資料作成したくてしたくて (それを我慢してノルマのウォーキング・笑)、、、という具合にほぼ復活。 仕上げに、週末は温泉に行こうと思ってます♪

秋は、夏の疲れが出たり、日照が少なくなることでメラトニンも少なくなったり、心が疲れやすい季節です。 皆さまも、何だかおかしいと感じたときは、無理せずに休養をとったり、好きなことをして気分転換したり、自分に合った方法で上手く回復させてくださいね^^


岩手県 宮古市のいま・・・ (追記)

2015年9月18日 金曜日

今朝、出張先からの帰路、車窓を眺めていて思い出したことが、、、今朝のブログに、宮古市は 「通常の生活ができるようになっている」 と書きましたが、実は、JR山田線の宮古駅~釜石駅 間は未だ復旧していません。

宮古市2015-4

4年半も経つと、線路は錆びてしまい、あちらこちらに雑草も・・・。

車社会の街ですし代替バスも出ているので影響は少ないようですが、、、それでも今まで利用されていた方にとっては、途中で乗り継ぎが必要になるなど 不便な状態が続いています。 早く復旧することを願っています。


岩手県 宮古市のいま・・・ (2015.9.15)

2015年9月18日 金曜日

今週前半は、復興支援の関係で 岩手県宮古市にいました。

宮古2015-5

昨日のチリ中部沖地震の影響で、今朝、宮古でも津波注意報が出ていましたが、今回は大丈夫とは思いつつ 少し気になっています。

宮古市2015-3 宮古市2015-1 宮古市2015-2

宮古市内は、基本的には通常の生活ができるようになっていますが、まだ防潮堤のかさ上げ工事は終わっていない状態です。 早く安心して暮らせるようになることを願っています。


BCP(事業継続計画) の必要性

2015年9月13日 日曜日

先日の大雨もそうですが、この数年、地震、津波、噴火、豪雨、土砂災害、洪水、、、これまでになかった規模の自然災害が多発していますね。 経営者として、まずは身の安全を確保できたとして、次に考えなければならないのは事業を再開すること。

最初の頃は、被災状況がテレビでも流れるため 取引先の理解も得られやすいですが、時間の経過とともにその言動は変わってくるもの。 早期復旧を強く求められるようになるし、復旧しないとなれば他の業者に替えられることもあるし、預かり品や貸与設備等の賠償請求をされることもあるし、、、結局のところ、災害の記憶が新しい内に事業再開できなければ、先行きとしては 事業縮小に向かうか、廃業に向かうか、、、非常に厳しい状況に追い込まれてしまいます。

そうならないために、数年前から BCP(事業継続計画) の必要性が強くさけばれていますが、中々そうしたものを整備する中小事業者は少ないのが現状といえます。

BCPとは、企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことをいいます。 (中小企業庁ホームページより)

支援機関では、BCP策定のためのマニュアルや支援制度も用意されていますし、そこまで仰々しいものでなくとも、どのような手順で復旧していけば良いのか、復旧までにどの程度の時間かかるのかなどを予め考えておくだけでも いざというときの動き方が早くなるものです。

「まさか」 ということがこれだけ起きている時代ですから、平時にこそ考えておいていただきたいと思っています。


またもや破産情報・・・

2015年9月10日 木曜日

40-50代の男性はご存知の方が多いかな? と思いますが、かつてサーフブランドブームを巻き起こした クイックシルバー(QUICKSILVER) というアパレルブランドがあります。 ピコ(PIKO) や タウカン(T&C Surf Designs) と同様、一時代を築いたブランドですが、今ではあまり耳にすることもなくなっていました。

ところが 2-3ヶ月前に、世界最大級の広告祭 「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」 で、クイックシルバー・ジャパン(株) の 「水陸両用スーツ」 が大きな賞を受賞したというニュースが話題になり、懐かしく嬉しく思っていましたが、、、なんと、本国の米国法人が 9月9日に 米連邦破産法第 11章を申請したとのこと・・・。

ちなみに、米連邦破産法第 11章というのは 日本でいうところの民事再生法にあたり、また、サポート企業もついており 再生に向けて意欲的ですので、まだまだクイックシルバーブランドは継続される模様です。

アパレル業界は、日本だけでなく世界的に厳しい状況に陥っていると考えると、よほど気を引き締めて経営の舵取りをしないと、生き残れない業界になっていますね・・・。 業界関係者の皆さま、自社の方針をしっかりと定めて、厳しい環境を乗り切りましょう!


今のうちにやっておきたいこと・・・

2015年9月08日 火曜日

本日、「日本型軽減税率制度」 の全容が報道されましたが、、、国が考えることは、これほど現実とギャップがあるのかと、呆れるのを通り越して笑ってしまいました。

ネットを見れば苦情の書き込みが溢れているので、ここでは割愛しますが、、、仕事上気になるのは小売店での対応について。 どのような形になっても、おそらく軽減税率は導入されるのでしょうから、飲食料品を扱う小売店や飲食店は、品目毎に税率を分けて表示するなどが必要となるでしょう。

仮に今回の財務省の提案の形であれば、カードの読み取り機だけでなく、使用環境によっては回線工事も必要となり、相応の資金負担が必要となるでしょう。 来客の多い店では、カードの読み込みという一手間が増えるため、お客様をさばき切れない分 売上にも影響が出てくることでしょう。

購入時はカードを通して(還付を受ける) おきながら 返品時にカードを通さないという還付詐欺を防ぐため、レシート等の発行が義務付けられるかもしれません。 還付やデータの見方など、店に関係のない問い合わせもあるでしょうから、手を止められて効率が悪くなることも考えられます。 お客様も慣れていないでしょうから、カードを受け取らずに帰ってしまうなど 大きなトラブルに発展することも懸念されます・・・。

この制度を考えた人(賛成した人) は、毎日買い物もしないし 売ったこともない人なのでしょうかね?(笑) ・・・もう少し庶民の常識に合わせて 制度を考え直していただきたいものです。

とりあえず、今の政権下では 上意下達で物事が決まってしまうため、グダグダ言っても時間のムダ、、、今のうちにやっておくべきことは、少しでも多くの資金を蓄えておくことです。 少しでも多くの資金を蓄えて、増税時に必要となる機器購入や仕入資金の増加など、資金繰りの悪化を防ぐために備えておきましょう!