2015年7月の記事



4年間にどのような成長を求めていますか?

2015年7月31日 金曜日

私は、中小企業支援の中で、採用に関する相談を多く受けますし、実際に採用面接を頼まれることもあります。 そうした経験の中で感じるのは、会社側が求めていることが不明瞭な状態なら 大卒者は採らない方が良い、むしろ高卒者を積極的に採るべき ということ。

例えば、4年制の大学に行ったとしたら、4年間で大変多くの学びがあるでしょう。 高校生活では得られないくらいの人としての成長もあることでしょう。 ですから、大卒を採用したいと言われる経営者が多くいるのですが、、、

実際には、経営者が期待するほど成長していなかったり、ある面では成長していても ある面では子供レベルに退化したなんてことも(笑) 例えば、資格を持っていたり 英会話ができたりなどという素晴らしい面はあっても、挨拶も返事も満足にできない・・・なんてことが珍しくなかったりしますよねー。

会社側は、高校を卒業してからの 4年間で、具体的にどのような成長を期待していますか? それは、高卒で入社した社員には得られない成長ですか?

私は、大学でなければ得られないことを求めるのであれば、そうしたことを身に付けた大卒者を見極めて採用すれば良いと思いますが、入社後に学べることであれば、わざわざ大卒者を採用する意義はないのかなと思っています。

大学生活は、得られることも多い 4年間ですが、親や学校の締めつけから解放されることで、失われることも多い 4年間という側面も理解した上で 採用活動に臨んでいただければと思っています。


勝つための準備・・・

2015年7月28日 火曜日

毎日暑い日が続き、夏も真っ盛り。 もう少し涼しいと嬉しいんだけど・・・なんて言うのはワガママですかね(笑)

日本の夏の風物詩といえば、高校野球。 甲子園を目指して各地で熱戦が続いていますが、大阪大会では、甲子園出場経験のない 「大阪偕星学園」 が 前回大会の覇者 「大阪桐蔭高校」 を破る大金星の報が流れました。

大阪偕星学園の監督によると、連日深夜まで 12時間を超える練習で追い込んできたのだとか。 (インタビュアーが驚くと) 東大・京大を目指す学生が勉強で費やすくらいの時間 練習するのは、甲子園に行くためには常識とのこと。 ・・・勝つための準備は十分にしてきたということですね。

さて、経営環境を考えてみると、消費は中々上向かず、原材料高に大手企業との競争、この先には消費税 10%への再増税や TPP交渉の行方次第で海外製品との競争激化 などなど、、、中小企業には更に厳しい経営環境が続くことが予見されます。 そうした厳しい戦いで勝ち残る(負けない) ためには、それ相応の準備が必要ですね。

試合開始にはまだ時間があります。 皆さまは決戦の日まで、どのような準備をされますか?


礼儀って大切ですよね?

2015年7月25日 土曜日

先程、某テレビを見ていると、女子バレーの選手がスパイクを打って的に当てるというゲームに挑戦するコーナーをやっていました。 結果は、残念なことに、全日本の中心選手でも 全部的中できなかったのですが、、、

チャレンジ失敗した後のこと。 トスを上げていた監督に、「ありがとうございました」 と言って きちんとお辞儀をしていたのでした!

テレビ番組だし、完全にお遊びのゲームだし、昔のキャピキャピした彼女の印象とも相まって 意表をつかれたと共に、「やっぱり挨拶とか礼儀って大切だよなぁ」 と とても感心しました。

そういえば、先日の研修会場でのこと。 1日に数回資料を配布して周っていたのですが、「ありがとうございます」 と言われたのは全体の 3割程度。 「ああ」 とか 「はあ」 が3割で、無言&無表情で受け取るのが 4割ほどでしたかねぇ・・・。

聞けば選ばれたエリート集団らしいのですけど、エリートといっても人としての完成度はそれほど高くないのだなと、、、(笑)

エリートではなくても、挨拶ができるとか 礼儀をわきまえているとか、そういう人の方が素直に尊敬できますね^^


敵は内にあり・・・

2015年7月24日 金曜日

景気が悪い、財布の紐がかたい、円安が悪い、政治が悪いなどなど、現状の業績の悪さを外的な要因にする人って結構多いですよね。 しかし、実際には やるべきことをやっていない、努力していないなど、業績悪化は内的な要因にあったりするものです。

さらに目を凝らして見ると、本当に社内に敵がいたりするから困ったものです。

おおよそ、経営者が全てを把握できるような数名規模であれば大丈夫でしょう。 しかしながら、10名を超えてくる辺りから 危ないかもしれません。 社員が多くなるに従って分業体制を取らざるを得なくなりますが、経営者が感知できないところで 問題の芽がすくすくと伸びていることがあるのです。

大所帯になるに従って 多様な考えの社員が出てくるもので、それがいつしか経営者と現場社員との意識や行動にズレを生じさせ、気付いた時には手が付けられない状態となっていることがあります。

これは、はっきりいえば 経営者が組織を統治できていないことが問題なのですが、仲間とか信頼しているなどという安易な言葉に逃げていることが問題に拍車をかけているようにも思っています。

皆さまの会社は、経営者と現場社員との間にズレはないですか? もしもズレていたら、瓦解するのは一瞬ですので、、、ご留意ください。


新聞に載りました♪ (岐阜新聞:平成27年7月16日)

2015年7月21日 火曜日

20150716岐阜新聞記事 (クリックすると拡大します)

7月14日・15日岐阜市にて、「事業計画書の策定方法」 を学ぶ研修を行いました。 ご参加いただきました岐阜県内の商工会議所職員の皆さま、2日間に渡り大変おつかれ様でした。

昨年より、小規模基本法、小規模支援法が施行されるなど、国が小規模事業者の支援に本腰を入れて取り組むようになりました。 その中で、「商工会・商工会議所が、・・・(中略)・・・ 小規模事業者による事業計画の策定を支援し・・・」 と明確に示されており、、、つまり、今後、商工会・商工会議所の指導員・支援員が、小規模事業者の事業計画を策定できるということが必須の能力として求められています。

さて、今回の研修に参加した方の多くは、「難しい」 「本当にできるようになるのか?」 ・・・不安や高い壁を感じたはずです。 それは、今回、私は、「小規模事業者支援で実践できる(=小規模事業者の役に立つ)」 ということを前提に研修を行ったからに他なりません。

実は、もっと簡単に教えることもできます。 ただ、それでは、学んだ人はできるような気になって研修の満足度も高いのですが、実際には、支援で何の役にも立たない 「計画策定ごっこ」 で終わってしまいます。

事業計画書は、今後数年間の事業者の 「拠り所」 となるものですから、そんな簡単にできるのか? ・・・そう考えていただければ、数字遊び的に作った計画にどこまでの価値があるのか? ということも理解してもらえるかと思います。 (だから、これまでの支援で小規模事業者を救うことができなかった ともいえるかもしれません)

同法では、小規模事業者のビジネスモデル再構築など、地域経済の活性化のために大きな転換を求めています。 ・・・その前に、私たち支援者が、そうした支援ができるだけの力を持っておかなければなりませんね。 (自戒を込めて) 精進しましょう。


綱渡りの半年間・・・

2015年7月18日 土曜日

今週は、長時間の研修が 2本(4日間) という久しぶりにハードな 1週間。 帰路、電車に乗っているうちは元気でしたが、駅を降りた瞬間に蓄積した疲労が噴き出してきたようで、、、足取りも重く 中々家に辿りつけませんでした(汗)

岐阜での研修はまた書くとして、まずは昨日の中小企業診断士養成課程の研修について。 ・・・と思いましたが、、、差し障りがあることばかりで、タイプする指がピタッと止まってしまいました(苦笑)

まあ、最後に 2日間のまとめのようなポイント解説をしていたときに、前日や朝の状況とは異なり、画面を真剣に見ていたり、メモをとったりしていた受講者が随分多く目に入ったので、相応には学んでもらえたのかなと安堵。 終了後に質問に来たり、わざわざ感想を伝えに来てくれた受講者も複数いたので、全力で伝えた甲斐がありました。

その一方で、最後まで納得していない顔の受講者もいましたし、残念ながら突っ伏して寝ていた受講者もいましたね。 講師業は、全ての人に満足してもらえるのは不可能、、、そもそも全員が同じモチベーション、同じ目的で受講していないから。 だから、嫌な態度が目に入っても、気にとめない・流すことが鉄則ですが、、、個人的には、中小企業診断士養成課程ではそれをしたくないと思っています。

なぜなら、学ぶべきことを学べていない受講者は、「使えない診断士」 に一歩も二歩も近付いたということになるから。

中小企業診断士には、(補) もなければインターンもなく、独占業務もありません。 1年目も 10年目も関係なく、資格を名乗った瞬間に 自身の言動や成果だけで評価される資格といえます。 ですから、養成課程で十分に学べていない受講者は、卒業したら経験を積みながらしっかり学ぶなんて悠長に考えている受講者は、卒業後まもなく、「診断士のくせに・・・」 と周囲から冷たい目で見られる未来に近付いているといえます。 ・・・資格さえなければ、優秀な人と評価されたのでしょうけどねぇ。

数多くの活躍する卒業生とともに、組織の中で肩身の狭い思いをしている卒業生、在校中の人脈を活かして仕事をしたけど 「あの人使えないよね」 と噂話に登場する独立系の卒業生、、、受講者は、光と闇が確実に存在しているという事実を 真剣に考えてみた方が良いかなと思っています。

はっきりいえば自業自得なのでしょうけど、闇の方に進んでしまった卒業生は 結構悲惨な状態ですよ。 ・・・ですから、私は、中小企業診断士養成課程は どちらの世界に行くのか綱渡りの半年だと感じているとともに、闇に転げて不幸な人生を送る受講者を 1人でも減らしたいという想いで、敢えて厳しい態度で臨んでいます。

残りの受講期間、さらに学ばなければならないこともありますが、これまで学ぶべきことが学べていないのならば、それを補わなければならないということにもご留意いただければと思います。 全ての受講者が、幸せな未来に近付いていくことを切に願っています。


だから・・・

2015年7月13日 月曜日

4月最終週から始めたダイエット生活。 あれから 11週間経過したのですが、その結果は、体重 9.4kg減、体脂肪率 5.5ポイント減~中々良い感じで絞れました。 成果を出すなら やはり 「菊池式 PDCAダイエット」 ですね(笑) ただ、それまで履いていた 34インチのジーンズが今ではダブダブ。 同じ商品の 31インチを買い直すことに、、、結構高かったのでショックでした(苦笑)

さて、私は今回、通常の菊池式に加えて 細かいところで消費カロリーを稼ぐようにしてきました。 例えば、駅では基本的に階段を使うし、電車では疲れている時を除いて立つようにしています。 歩く時は背筋を伸ばして 腹直筋を絞るようにしていますし、歩幅も広めにとるよう気を付けています。 基本的に、きちんと運動するには時間も体力も足りないので、ちょっとしたところで消費カロリーを高めるように努力してきました。

だから、成果は出て当たり前なのですが、、、厳しいことを言えば、ダイエットをしても成果が出ない人は、行動を振り返ってみると 「だから成果が出ない」 という行動が思い当たるはずですよね?(苦笑)

これは、経営でも同じこと。 中々売上が上がらないという経営者は、毎日の行動を振り返ってみると 「だから売上が上がらない」 という行動が思い当たるはずです。 反対に、上手くいっている経営者は、「だから上手くいっている」 という行動が思い当たるはずですね。 (運が悪かった・不可抗力だった ということもありますが、それも もしかすると 自身の行動が招いたこと・自身の行動を変えることで回避できたこと かもしれません・・・)

思うように物事が進まないときには、「だから上手くいかないのかな?」 と日々の行動を振り返ってみることが、現状打開の第一歩になることが多いですので、時間がある時にでも少し考えていただければと思っています。


新作できました♪

2015年7月09日 木曜日

中小企業診断士の仕事は、思いの他 物書き業。 支援機関からの依頼には報告書がつきものですし、顧問先であっても社長不在時の支援では事後報告書、稀に提案書を作ったりもします。 その他にも、研修の際のテキスト作成や寄稿、学校等の仕事では評価表の作成などをすることも。 巧拙はともかく、文章作成が嫌いな人には務まらないかなあと思うくらいの文章作成量だと思っています。

さて、研修を行う際には、事例をもとにした演習という形をとることがあるのですが、この演習事例の作成は他の書類とは少し毛色が違い、まるで小説を書くようなイメージです。 登場人物の性格やこれまでの生い立ちなどのプロフィール、日々の仕事の状況やお客様との関係性、取り扱っている商品・サービス、そこから見出せる強みや弱み、さらには、数値的な検証データなどなど、細かな設定を考えながらストーリーを展開させていきます。

これは、個人的には楽しくて好きな作業なのですが、気持ち的にも体的にも相当余裕がないと中々できません。 ですから、構想はありながらも本格的に作成するには至らず、3年程前に短編ストーリーを作ったきりでしたが、この度 重い腰を上げて 長編の新作を書き上げたのでした~♪(祝)

短編だと 2-3時間の演習ですが、今回の新作は 6-8時間の演習に対応する長編物です。 出来栄えとしてはそれなりに自信はあるのですが、、、どう評価されるのか 楽しみなような恐いような・・・。

これを基に、ディレクターズカットで短編に編集したり、スピンアウトで別ストーリを作ったり、、、既に構想はできていますが現状では気持ちの余裕が・・・(苦笑) それでも、今年は スピンアウトであと 1本新作をリリースしたいです。 私の研修にご参加される方には、ぜひ楽しんで学んでいただければと思っています^^


見ているところが違う・・・

2015年7月06日 月曜日

ギリシャの国民投票で、EUの財政再建策に反対という結果が出ました。 大阪のときと同じように全く関係ない立場なので、野次馬的に見守っていましたが、、、反対多数というのには少し笑ってしまいました。 借りたら返す、これ当たり前のこと。 国をあげて緊縮財政を否定して、この先どうするつもりですかね?(笑)

以前、支援先がこれと似たような事態に陥りました。 返済の見込みはないけれども 金融機関からの緊縮策は受け入れず、、、逆に内政干渉だと怒った結果、金融機関からは追加融資を止められ、残金の即時返済を求められました・・・そりゃそうですよねぇ(苦笑)

中小企業の支援をしていると、こうした切迫した資金繰りの事業者にお会いする機会がありますが、残念ながら多くの場合、上手く融資を得ることができていません(・・・だから、私が呼ばれるのでしょうけど・汗)。

それは、多くの事業者は 「今困っているから貸して欲しい」 と訴えますが、融資する側は 「将来返済の見込みがあるのか? それに向けて努力するのか?」 という視点で融資の可否を判断しますから、両者の見ているところ(今・将来) が違っている時点で 交渉にすらならない可能性が高いのですよね、、、特に困っている度合いの高い事業者ほど、そうした視点が欠落する傾向が高いように感じています。

融資をお願いする際には、今どれだけ困っているかという自分の事情を訴える前に、融資する側が何を考えているのかということに思いを巡らせていただければ、相手の反応も少しは変わってくるのですけどね、、、ご留意いただければと思います。


マイルストーンを設定しましょう。

2015年7月03日 金曜日

東京地方は、7月に入ってやっと梅雨らしくなってきました。 外出するには少し億劫ですが、なんとなく涼しげで 内勤には打ってつけの天気です^^

さて、いつの間にやら 2015年も半年が過ぎ、後半戦に突入しました。 皆さまの今年の目標の進捗はいかがですか? ・・・私の進捗率は 30-40%というところですから、半分で 50%を目処とすると少し遅れていますね(苦笑)

遅れている私が言うのもなんですが、、、進捗の遅れを防ぐために、最低でも四半期、できれば月 1程度で 「ここまでは進む」 というような小刻みな目標(マイルストーン) を設定しておく方法があります。

マイルストーンは、かつてのローマ帝国が紀元前 120年頃に、主要な街道に 1ローマ・マイル(1000歩)ごとに設置した標識が起源とされています。 日本では、江戸時代に日本橋を起点にして、主要街道に一里(約3.927Km)ごとに一里塚が整備されました。 当時の人たちは、こうしたものを道しるべに目的地に向かって移動していきます。

経営においても、目標達成のために、一定期間ごとに 「ここまでは達成する」 という小さな目標を設定し、進捗度合いを確認していきます。 道しるべがないまま進んでいくと、今のペースがちょうど良いのか遅れているのかがよく分かりませんし、早い段階で進捗の遅れに気付けばそれだけ挽回もしやすくなります。

2015年も残り半年、後半戦も頑張っていきましょう!