2015年5月の記事



危機管理できていましたか?

2015年5月30日 土曜日

関東地方では、25日に久しぶりに大きめの地震があり、「きっとまた来る」 と思って警戒していましたが、、、5日後に相当大きな地震が来てしまいました。 25日の地震や昨今の火山活動、迷いシャチなどとどう関係しているのか分かりませんが、嫌な予感は当たるものですね・・・。

震災後の対応について、これは 東北沿岸部でも長野北部でも同様ですが、、、被災当初は注目を集め 多くの支援や配慮がありますが、一定期間過ぎれば他地域との格差だけが残るのが現実です。 会社が被災したからといって、納入価格はまけてくれないし 納期も延ばしてはくれません。 被災後は、好むと好まざると 手負いの状態で競合と戦わなければならないハンデ戦に突入することになります。

そうした状況でも戦えるように 少しでもハンデ差が縮まるように、事前に対策を練っておくことは経営者の務めです。 まさかの時に備えて、事前に考えを巡らせていただければと思っています。


内部留保 蓄えていますか?

2015年5月26日 火曜日

「経済が循環しないのは 企業が内部留保を溜めこんでいるからだ」 などと 景気回復を妨げる原因として批判されていた企業の 「内部留保」、、、最近では、円安や原材料高騰などに矛先が変わったため、話題にものぼらなくなってしまいましたね(笑)

最近の支援の中で、立て続けに 「内部留保」 にまつわる話をしたため、コラムにも記載しておこうと思います。

【内部留保】 企業の純利益から、税金、配当金、役員賞与などの社外流出分を差し引いた残りで、「社内留保」 ともいう。 平たくいえば 「企業の儲けの蓄え」 のこと。 (知恵蔵2015より抜粋)

政府は、「企業は儲かっているのに、内部に溜めこむことでお金が世の中に回らない」 と批判していましたが、それはある意味正解です。 企業は、利益を 従業員に還元したり 新たな設備や事業に投資したり、儲けたお金を正しく使うことで経済は循環するもの、、、必要以上に溜めこめば経済に悪影響を及ぼします。

しかしながら、「なぜ溜めこむのか」 といえば、それは簡単なこと、、、将来に不安を抱いているからに他なりません。

先行き不透明なこの時代、、、「今年は儲かったけれども 来年はどうか・・・」 と不安を抱けば、来年の業績悪化に備えて儲けは溜めておきます。 金融機関に貸し渋られた経験のある経営者は、将来の資金繰りのために今の内に溜めておきます。 経営者の立場で考えれば、「今の時代に内部留保を厚くせずにどうするのか?」 というのが正しい認識かもしれません。

さて、ここで問題となるのが、赤字やギリギリ黒字の中小企業・小規模事業者。 そうした経営状態では 「内部留保」 が蓄えられませんので、将来の危機を乗り切ることができるのか 不安が増していきます。

また、内部留保は、将来の不安だけでなく、成長する上でも必要不可欠なものとなります。 例えば、営業活動が実って大口の仕事を受注できたとします。 先払いしなくてはならない 仕入や製造の資金はありますか? ・・・以前、仕入資金が捻出できず(→ 金融機関には追加融資を断られていました)、せっかくの受注を手放すことになりそうだと相談を受けたこともあります。 (※助言したことを実行することで融資を得られ 大口取引も上手くいきましたが、それはまたの機会に)

他にも、売上を上げるために必要な 自社のPR(販売促進)、有能な従業員の獲得、設備の改修・増強・・・等々、売上代金を回収する前に相応の資金が必要となります。 そうした時に、内部留保を重ねることで 資産・資本を増強していなければ、せっかくのチャンスを活かせなくなってしまいます。

経営者の皆さまは、将来の危機のためにも 成長のためにも、「内部留保」 を考えた上で利益計画を立てていますか? ただ単に黒字を目指すというのでは、将来の見通しが立たなくなる懸念がありますので ご留意を。


お客様には関係のない話・・・

2015年5月22日 金曜日

先日の支援でのこと。 いつもと違ってお店に活気がないなと感じたため、現場リーダーに 「今日はなんだか静かな感じだけど、どうしたの?」 とさりげなく聞いてみました。

すると、「今日はお客様も少なく シフトも少ないのでこんな感じです」 との返答。 ・・・こりゃダメだ (私の心の声)。

お客様もスタッフも多ければ元気に笑顔で、少なければ元気なく静かに ・人によっては無表情で迎え入れる、、、もっといえば、挨拶もない状態も散見される というのは、一体どういう了見で売場に立っているのでしょうかねー(怒)

そもそも、沢山ある同業店の中から当店を選んでくれて、わざわざ足を運んでくれたお客様に対して、感謝と歓迎の気持ちを込めて明るく元気に気持ちを込めて迎え入れる・・・という理念に基づいた接客基準があったはず。

仮に、シフトが少ないのならば、一人ひとりがいつもの 1.2倍くらい元気に接客する・気を配るべきものを、「シフトが少ないのでこんな感じです」 というのはあまりに短絡的、、、お客様には 「シフトが少ない」 というこちらの事情は関係ないですからねー。

皆さまの会社では、自分たちの事情を全面に出してはいませんか?

お客様は、こちらの事情がどうあれ、その時 見て感じたことを評価するだけですからね、、、自分たちの事情を全面に出すと リピート利用に影響が出ますので、ご留意いただければと思います。


大手といえども・・・

2015年5月19日 火曜日

久しぶりに古巣のニュースが流れました。 今年度中に 約3千店ある直営店の内、400-500店を閉鎖するとのこと。 また、10-15の不採算ブランドを廃止するとのこと。 旧長崎屋を立て直した敏腕社長~ドラスティックな改革案を打ち出してきましたね。

消費税の影響や海外生産のメリットが活かせなくなってきたなど、昨今の経営環境の変化を直接的に受けていますし、さらに、消費税 10%も視野に入れると、このタイミングで収益性の改善を図るのはさすが業界トップ企業だなと客観的に見ています。

しかしながら、400-500店閉鎖となると、店舗の現場スタッフ、本部の店舗MD・SV・DBは職を失うことでしょう。 10-15の不採算ブランドの廃止となると、契約のデザイナー・パタンナー・派遣社員も職を失うことでしょう。 どれくらいのリストラが必要になるのか見積もると、洒落にならない数字になるので止めておきますが、、、

その一方で、同業他社では、流出するであろう優秀な人材を獲得する好機ともいえます。 SCの空き店舗が増えますので、出店交渉や家賃交渉を行う好機ともいえます。 また、縮小されるブランドの取引先は、これまでよりも型数やロットが減るでしょうから、売上とともに収益性も落ちる可能性が出てきます。

大手は安泰なんていうのは遠い昔の話。 大手企業が揺らいだときにどのような行動をとるべきか、ぜひ考えていただければと思います。


周囲の三分の一の人に無視されたら・・・

2015年5月17日 日曜日

史上最大規模の住民投票、そして賛否拮抗 ・・・ 僅かな差で否決されましたね。

私は、大阪市民でも府民でもないので、可決でも否決でもどちらでも良いといえば良いのですが、、、投票率 66.83% というと 三分の一の人が、、、

住民投票とは、地方公共団体の住民が、特定の事項について 投票により 「直接に意思表示をする」 こと。 逆にいえば、投票しないということは 「無視する」 ことに他なりません、、、そういった意味で 何だか寂しい結果だなと思いました・・・。


日本一はやはり違う・・・

2015年5月16日 土曜日

今週は、支援先の社員さんと 同業者の視察のため広島に出張しました。 ちょうど台風や低気圧が来ていたこともあり、広島空港は大丈夫なのかハラハラしていましたが、無事出張を終えることができました。

訪問した会社は、ある商品の単独店での販売日本一を誇る、業界では有名な企業(店)。 細かなノウハウ(=本来なら営業秘密というくらいのノウハウ) を包み隠さず教えていただけるなど、日本一の称号に相応しい 懐の深さを持った企業でした。

日本一を支える仕組みとしては驚くほどシンプル。 「”Simple” is “best”」 というように、突き詰めて行くと余計なモノを削ぎ落して分かりやすい仕組みになっていくのを実感しました。 「お客様のために」 という目的に真摯に向き合った結果、それに至る道のりはよりシンプルなものに、、、「何も特別なことはしていません」 との言葉通りのシンプルな仕組みですが、普通はそれができないからこそ悩みが尽きないのですよね ・・・ 支援先との差を見せつけられたようです(苦笑)

そして、何といっても社員のスキルの高さ と プロ意識の高さは特筆するものがありました。 例えば、まだ入社して 3年しか経っていない女性社員さん。 我々訪問者 4人を丸 1日アテンドしながら 根掘り葉掘りの質問に的確に回答 ・・・ あらゆる業務を理解していなければ説明できないでしょうに、、、3年でこんなにハイレベルというのには正直驚きました。 こちらの企業では 社員さんの意識として、まだ 3年ではなく もう 3年なのですね、、、企業を良くするも悪くするも やはり ”人” なのですよね。

質問攻めにすること 6時間超・・・(笑)、、、とても有意義な視察となりました。


改善に取りかかる前に・・・

2015年5月13日 水曜日

先月は、体重を気にせず 食べたい物を食べたいように食べていましたが、、、そうした食生活は体に正直に現れるものですね(汗) GWから春のダイエット強化月間として、急ピッチでダイエットに取り組んでいます(苦笑) 現在 2週間少々経過しましたが、脂肪 1.3kg減に成功 ~ ベルトの穴も 1つ以上縮めることができました^^v

ダイエットは、美容・健康志向の高まりから、多くの人が興味を持ったり取り組んだりするものですが、取り組む前に気を付けておかなければならないことも多くあります。

例えば、「糖質制限ダイエット」 の注意点としてよく言われることで、イライラしたり、逆に反動で食べ過ぎるなんていうのは実はどうでも良いことで、、、気を付けなければならないのは 「ハンガーノック」 です。 これは、極度の低血糖状態に陥ると起きるのですが、言ってしまえばガス欠で車が止まるのと同じ現象 ・・・ 例えば、ウォーキング中 それほど疲れていないのに 体がピタッと動かなくなったりします(→ 経験談です)。 糖質制限ダイエットの初期段階は、まだケトン体や遊離脂肪酸を燃焼させるサイクルが上手く機能していないため、ダイエット効果を高めようと初期段階に運動を組み合わせると、ハンガーノックを起こす可能性があるのです。

例えば、ダイエット時の食事は 「高タンパク質・低脂肪・低炭水化物」 が基本ですが、実は腎臓に負担を掛けているため注意が必要です。 私は、極端に急激に行ったため 実際に腎臓が痛くなったことがあります(汗) 他にも、ダイエット時は 「水を多く飲む」 なんていうのも一般的ですが、あまり汗をかかないのに水ばかり飲んでいると、これも腎臓に負担を掛けて腎機能の低下を招くこともありますので注意が必要です。

良いことにばかり目を向けるのではなく、それによって引き起こされる可能性のあるマイナス面にも目を向けることが必要ですね。

これは、会社の経営においても同じこと。 改善策を実施したは良いけれど、それによって別の問題が発生したということはないですか? 例えば、一つひとつ検品することで品質は向上した(それにより信頼も得た) けれど、検品に時間が掛かり納期遅れを起こすことも(それにより信頼が低下した)、、、納期に間に合わせようと残業させたけれど、残業代が増加して収益性が低下、体を壊して休職する社員も・・・等々。

それに取り組むこと自体は良いのだけれど、、、それによって引き起こされるマイナス面はありませんか?? 一昨日、支援先の例会でもそうしたことを伝えてきましたが、、、改善に取りかかる前に、必ずマイナス面を押さえて、そうした事態が起こらないような改善策を考えること が必要不可欠です。 改善活動をされる際には、ご留意いただければと思います。


「お笑い」 に見るコミュニケーション力

2015年5月10日 日曜日

先日、新宿にある 「ルミネtheよしもと」 に行ってきました。 GW中の平日ということもあり、テレビで御馴染みの芸人さんが大勢登場する舞台なのにガラガラ~幸運なことにとても良い席で観覧できました♪

内容としては、期待通りに面白かった芸人さんもいれば、とても微妙な芸人さんも・・・という感じ。 中でも、テレビでは地味であまり面白くない芸人さんが面白かったり、逆に人気のある芸人さんが全く面白くなかったり、、、テレビと舞台では、見え方が全く違うことを実感しました。

客観的に考えると、ネタそのものの完成度がどうだったか というよりも、「客席との一体感」 が作れていたかどうか が面白さに影響を与えているように思いました。

例えば、「客席との一体感」 を上手く作れていた芸人さんは共通して、体の面を(少しだけでも)客席に向けていました。 客席に体の面を向けることで、ボケ・ツッコミ・お客さん と 3者でコミュニケーションを取る態勢が作れるのですよね♪

加えて、客席に問いかけたり 同意を求めたりしながらツッコむような芸人さんだと さらに盛り上がります。 芸人さんと客席の (心理的な)距離が縮まるのですよね♪♪

一方で、そうしたことを一切しない人気芸人さんは、、、最初は客席全体が盛り上がっていましたが、そのうち置き去り感が強くなってシラーっとした空気が、、、それでも熱狂的に笑うファンがいるため笑い声は起こりますが、全く笑わない人の割合が増えていき客席は歪な雰囲気に、、、舞台からは気づかないのかな?(苦笑)

テレビと違って舞台は、ただ見ているだけだと 楽しくないのですよねー。

さて、皆さんは 複数人で話すとき、全員を巻き込みながら話していますか? 一方に気を取られるあまり 一方には背中を向けて話す人、、、割と多く見かけますねー。 背を向けられた人は中々輪の中に入れないですから、、、皆が参加できる態勢が作れているか?? ・・・ そうしたことを意識してみると、全体のコミュニケーションがもっと良くなると思いますヨ^^


風評被害・・・

2015年5月08日 金曜日

最近、箱根山の火山活動が活発になってきたことで、連日ニュースで大きく取り上げられています。

特に、GW中、有数の観光地ということもあって どう対応するのかと思っていましたが、、、東日本大震災以降 自然災害の意識が高くなりましたし、御嶽山の衝撃的な噴火シーンも記憶に新しいでしょうから、大涌谷への立ち入り禁止やロープウェイの運休などの措置が取られたことは致し方ないことと思います。

一方で、地元の観光施設や旅行会社などからは 「風評被害」 との声も・・・。

【風評被害】 間違った情報や意図的なデマだけでなく、根拠の不確かな噂やあいまいな情報をきっかけに生じる経済的損害。 (日本大百科全書ニッポニカより)

おそらく現在の報道は、関係各所に配慮することを強く求められていますから、いたずらに危機感を煽る言い回しはしていないはず ・・・ そうした報道を見て一人ひとりが判断した結果ですから 風評被害と言うのも、、、逆に、地元に配慮して報道規制した結果 万が一何かが起きたときには、、、中々難しい問題ですよね・・・。

そういえば、先月の山形出張中、「蔵王山の噴火警戒レベル」 が引き上げられたことで騒然となったことを思い出しました。

ちょうどお昼休み時、スマホのバイブがあちらこちらで鳴り、「蔵王が噴火した!」 と騒然となりましたが、実際には 「噴火警戒レベルを引き上げた」 だけで噴火ではありませんでした。 配信された情報は正しいけれども、人が介することで誤った情報に変わってしまう、、、箱根山でもそうしたことが起きているのかな?? ・・・フトそんなことを思い浮かべました。

東日本大震災以降、経営における危機管理として、「自然災害や風評被害への対応」 は必要不可欠な課題といえます。 何か起きてからではなく、事前に意識しておかなければならない時代に変わっていますので、、、ご自身の会社に関係する自然災害について一度考えていただければと思います。


たまリバー50キロ

2015年5月06日 水曜日

せっかくのGW だし、それらしいことでもしよう と多摩川のサイクリングコースに行ってきました♪

多摩川といえば、バーベキューやドラマ撮影で御馴染みの二子玉川 や 交通情報で御馴染みの六郷土手などが有名ですが、全長約 53km の川沿いにはそれぞれ違った見所があります。

私が走ったのは、立川市の南側 「日野橋」 から入って 「羽村取水場」 までの約 12km (高低差約 65mの登り)。 ・・・まあ、たかだか 12kmですが、家から 「日野橋」 に着くまで 20km近く走ってきたのでした(汗)

多摩川1 多摩川2 多摩川2

多摩川4 多摩川6 多摩川5

多摩川の下流しか知らない人には意外かもしれませんが、上流に行くに従って 川幅が狭くなり ちょっとした森も広がり、道幅も狭くなって人が少なくなってくるので、自然の中でのサイクリングが満喫できます♪

「たまリバー50キロ」 のスタート地点である 羽村取水場まで行くと、「羽村取水堰(せき)」 があります(写真下段・右)。 この堰は、多摩川をせき止めて水道用の原水を玉川上水路に引き入れるために造られたものだそうで、綺麗な眺めが広がっています。

ちなみに、「玉川上水(写真下段・中)」 というのは、ここから新宿方面 四ツ谷まで約 43km もある上水路で、江戸時代に飲料水供給のために造られたものだそうです(・・・写真下段・左の玉川兄弟が指揮をとったのだそうです )。

サイクリングロードはここで終わりますが、公道に出て 奥多摩街道を 6.5km北上すると 「青梅」 に行くことができます。 但し、高低差 70mの登り坂になりますので、体力とご相談の上 行かれてみてください♪ (数年前に行ったときは大変でした・苦笑)