2013年12月の記事



消費税 8% の足音 (中編)

2013年12月15日 日曜日

(前編からのつづき)

基本的な考え方として、物の引き渡しを伴う場合は 「その物の全部を完成して引き渡した時」、物の引き渡しがない場合は 「そのサービスの全部を完了した日」 で判定します。

つまり、3月 25日に受けて 4月 1日に引き渡す場合には、消費税は 8%で計算することになります。

但し、請負工事、旅客運賃、定期購読雑誌、イベントのチケット、事業用の賃貸契約 などでは 例外規定もありますので、気になる方は 国税庁通達をご参照ください。 ⇒ http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/shohi/kaisei/201304.htm (【パンフレット・Q&A】 の中の 「平成26年4月1日以後に行われる資産の譲渡等に適用される消費税率等に関する経過措置の取扱いQ&A」 です)

さて、店頭で(または、取引の際などで)、法律に従っているからといって 何の説明もなく 8%で提示すると、、、「5% だから買おうと思ったのに、8% とはどういうことだ!」 とトラブルにつながるケースも出てくるのではないか と思います。

ですから、事前に、「●日の注文は 5%、■日の注文は 8%」 「お引き渡しが 4月になる場合は 8%になります」 「3月は混雑が予想されますので、通常よりもお引き渡しにお時間がかかります」 ・・・などなど、事前の告知が必要になってきます。

それでは、ちょうど先日支援しました 「自動車の鈑金・塗装」 の会社を例に、3-4月に起こり得ることを考えてみたいと思います。

「自動車の鈑金・塗装」 の仕事は、修理に一定の時間を要しますし、金額の確定は修理完了・引き渡し時というのが一般的です。 そして、引き渡し日は、仕事の混雑度合いや修理部品の到着遅れなどの理由から 多少前後することがあります。

つまり、会社にとってもお客さまにとっても、消費税が何%なのか 判断に迷うような状況が出てくる業種(の典型例) といえます。

(後編につづく)


消費税 8% の足音 (前編)

2013年12月14日 土曜日

お師匠さんも走り回るほど慌ただしい 12月、いかがお過ごしでしょうか。 12月は、今の仕事をこなすだけでなく、「今年の総括」 や 「来年への見通し付け」 などにも取り組んでいただきたい重要な月ですね。

さて、来年といえば、経営に大きな影響を与えるのが 「消費税の増税」。

3月の駆け込み需要はあるのか、4月以降の消費意欲はどう変化するのか ・・・ そうしたことを考えながら、そろそろ準備に入っておきたい時期ですね。

駆け込み需要があると読めば、普段よりも仕入れを増やすことが必要ですが、、、仕入資金は潤沢にありますか? 必要な時期に必要な数量が揃いますか? ・・・ 金融機関や仕入先と事前の話し込みが必要ですよね。

3月になって駆け込み需要があっても、商品が足りなければせっかくのチャンスが活かせませんし、欲しいと思う時期は同業者皆同じですからね、、、何も考えていないという方は、そろそろ動かないとマズイ時期に来ていると思いますよ。

それでは、実際に販売するときですが、「物やサービスの引き渡しが 4月 1日 を跨ぐ際の対応」 は考えていますでしょうか。

例えば、商品の取り寄せ、配送による家電品の購入、エアコン等の設置を伴う場合、車や時計の修理、クリーニングの依頼、旅行・ホテルの予約 ・・・ などなど。

例えば、3月 25日に受けて 3月 31日に引き渡す場合、これは問題なく消費税 5%で計算。 4月 1日に受けて 4月 5日に引き渡すという場合、これも問題なく消費税 8%で計算。

それでは、3月 25日に受けて 4月 1日に引き渡す場合、消費税は 5%で計算しますか? 8%で計算しますか?

(中編につづく)


ラッピングジェット ~その2~

2013年12月11日 水曜日

ANAの創立60周年を記念した特別塗装機 「ゆめジェット ~You&Me~ 」。

ようやく見ることができました♪

以前は、掲示板でバス移動の文字を見ると ちょっと憂鬱でしたが、ラッピングジェットを知ってからは逆に楽しみになっています。

写真はバスの中から慌てて撮ったので、サムネイルではちょっと尻切れ ・・・ 残念(笑)

 

そして、機内で後続のバスを待ちながら外を眺めていると、、、ANA なのになぜ赤? もしや JAL ?? いや、こっちにいるのはおかしい・・・。 後で調べてみると、どうやら政府専用機のようです ~ 初めて見ました !!

出張前の ちょっとした息抜きの時間でした♪


気仙沼の今・・・

2013年12月08日 日曜日

今週は、宮城県気仙沼市に行っていました。

気仙沼といえば、市街地に打ち上げられた大きな漁船 「第18共徳丸」 で一躍有名になりましたが、漁船は解体されて今はもうありません。

市では全世帯に 「保存の賛否を問うアンケート」 を実施しましたが、7割近くの市民が保存を望まないという結果となりました。 ・・・そういえば そんなニュースもあったなぁと思っていましたが、、、

地元では、アンケートなんて知らないとの声もチラホラと・・・。 また、テレビのインタビューに出た人が、解体前は震災を思い出すから早く撤去して欲しいと話していたのに、解体後になると、漁船が撤去されて見学に来る人がいなくなって寂しいと答えていたなんて話も・・・。

確かに、ランドマーク的な存在がなくなったこともあり、他所から見に来る人は格段に減っています。 今年の3月に来たときには バスツアーが随分と来ていましたが、今は驚くほど閑散としています。 当然のことながら、ツアー客向けのお土産販売で商売をつないでいた人には大きな影響が出ています。

その一方で、漁船が撤去されたことで 区画整理も進めやすくなり、町の再興に向けて加速しつつあるようです。 ですから、もしも漁船が撤去されていなければ、町の再興は未だに見えない状態だったのかもしれません。

撤去の是非が話題になったときには 「震災遺構」 の視点ばかりで、こうしたことについてはほとんど語られなかったように思いますが・・・。

何か大きなことをすると、良い面も悪い面も含めて 必ずどこかに影響が出るものです。 後になって 「そんなはずでは・・・」 とならないように、思慮深くかつ迅速に 意思決定を進めていただくことを願っています。


甲乙つけ難し?

2013年12月03日 火曜日

年末の風物詩となっている 「ユーキャン新語・流行語大賞」。 どの局のニュースでも、大々的に取り上げられていましたね。

ただ、致し方ないというのか、、、話題に上っていた 4語全てが同時受賞されました。

甲乙つけ難いのも分かるし、絶対に 1語だけということでもないでしょうし、運動会で同時にゴールさせる時代ですからねぇ ・・・ 無理に 1語選ぶ必要もなかったのでしょう。

それならば、以前にも複数受賞させて良かった年もあったと思いますけど・・・。 まさか、、、1語を選んだときの批判を回避したかったということではないですよねー。

その流れで、レコード大賞は EXILE と AKB48 のダブル受賞、紅白歌合戦は両者引き分け ・・・  なんてことはないか(笑)

皆良かったという納め方も良いですが、敢えて 1つを選ぶことで、あれを抑えて勝ったこれはやはり凄いとか、あっちの方が良かった ・・・なんて言いながら もっと話題が続いたような気もします。

なんとなく、発表と同時に話題が去ってしまったようで、もったいないなぁと思いました。

従業員さんの労をねぎらうために、毎年 ●●賞などを贈っている会社もありますが、諸々考えて贈ってくださいね!


それは誰の意見?

2013年12月01日 日曜日

最近、悩んでいること、というのか ハマっていること。 ・・・ コンパクトデジカメにするか、ミラーレスにするか、一眼レフにするか。

もともとは、長年使い続けているデジカメを買い換えようと 色々探していたのですが、せっかくだから少し良いのをと思ったら、、、その先には 私の知らない世界が広がっていたのでした。

最初は、コンパクトサイズのミラーレス一眼と思い、ネットの記事やユーザーの書き込みを見ては家電量販店で感触を確かめていたのですが、私にとっては 何となく中途半端? ・・・ だったらきちんと一眼レフ? いや、高機能なコンデジ? ・・・ 彷徨う度に勉強を重ねること数週間、随分と詳しくなりました(笑)

勉強していく中で、Aを絶賛する書き込みがあったかと思えば、Aを批判してBを勧める書き込みがあり、そうかと思えば、Bを批判してCを勧める書き込みが ・・・ 一体どれが良いの??? 戸惑いの連続でした(笑)

しかし、見ている内に段々コツが掴めてきました。 それは、「その書き込みをした人がどのような人なのかを 推測しながら読むこと」 でした。

例えば、撮影に詳しい人、メカに詳しい人、初心者。 カメラマニア、そのメーカーの熱狂的なファン、家電マニア、ただのサイトの住人。 そのカメラを相当の期間使用している人、購入したばかりの人、まだ購入していない人。 ・・・ などなど。

あらゆる人が それぞれの立場で書き込みをしているため、、、例えば、CA●●●の熱狂的なファンが他のメーカーを批判したり、一眼レフ初心者がとても綺麗と絶賛したり、旧機種のユーザーが新機種を批判したり、メカに詳しい人がスペックだけで優劣をつけたり ・・・ それはそれで正しい意見なのです。

「誰がどのような立場で書き込んでいるのか」 が分かるようになってくると、そういう面があるのかと新たな知識を得ることもできるし、最初から読み飛ばすこともできます。

仕事でも (・・・と無理やりビジネスの話に持っていきますが・笑)、発せられた意見だけでなく、「誰がどのような立場で発した意見なのか」 を考えてみると、また少し捉え方も変わってくるかもしれませんね。