2013年8月の記事



遺言・・・?

2013年8月29日 木曜日

中小企業診断士養成課程(中小企業大学校・東京校) では、診断実習が終わる度に、メインインストラクターが研修生一人ひとりに対して評価表を作成しています(・・・これが相当の労力を要するのですが・苦笑)

他の先生方がどのような視点で作成されているか、どれくらいの量を書かれているかなど 実はよく分かっていませんが、、、私は、研修生一人ひとりの研修中の言動を思い出しながら、各評価項目の所見と共に、最後に伝えておきたいこと、これからの研修生活に活かしていただきたいことを(長々と) 綴っています。

褒めることもあれば、苦言を呈することもありますので、受け留めてくれるのか 流し読みされて終わるのか、はたまた キレる人もいるんだろうなぁ ・・・ そんなことも思いながら書いています。

思いを受け留めてもらえることを信じて 最後に託す ・・・ これってある意味 「遺言」 ですね。

遺言書(評価表) 完成を祝して 徒然なるままに・・・でした(笑)


良きメンターに巡り合っていますか?

2013年8月27日 火曜日

まずは言葉の意味から ・・・ 「メンター」 とは、自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言や指導をしてくれる人のことをいいます。

それは、単に仕事を教えてくれる上司、優しい先輩、憧れの人というのではなく、仕事に対する姿勢や考え方、さらには、人としての生き方を学ぶことができる人物であり、知識・経験が豊富で、人間的魅力があり、互いに信頼関係を築ける人物のことです。

つい先日、もう 9-10年来の付き合いのあるメンター(私が勝手にメンターと思っているのですが・笑) とゆっくり話す機会がありました。 気軽に会える距離ではないため、年に 1-2回、きちんと時間を取ってとなると 2年に 1回あるかどうかですが、会うたびに 様々な見識を示唆してくれます。

私は 経営コンサルタントとして、経営者の相談相手になったり、指針を示唆するような立場です。 講師として教壇に立って教える立場です。 しかし、当然ですが完璧な人間ではありません、やはり迷うものです。 これが正しいという強い信念を持ちながらも、それでも、本当に正しい助言であったのか 常に反芻・葛藤しながら前に前に進んでいきます。

ですが、、、様々な葛藤が溜まりに溜まってくると、前に進むことを躊躇してしまうことがあります。

そんなときは、「メンター」 の知見や生き方に触れることで、強い信念を持って行動してきたことならば、それは正しい ・・・ということを再認識することができます。 私にとって 「メンター」 とは、自分を取り戻すことができる人物 といえます。

皆さまは、良きメンターに巡り合っていますか?


クロスSWOTの不思議

2013年8月24日 土曜日

SWOT分析について、詳しくは過去記事もご参照ください (http://consult-k.jp/colum/?p=1476) 。

戦略を策定する際に、SWOT分析で内外環境を明らかにし、それらを掛け合わせて取るべき戦略を導き出す 「クロスSWOT」 なるものを行うことがあります。 ・・・ SWOT が好きな方にはお馴染みの戦略策定手法ですね。

中でも、「強み」 を活かしながら 「機会」 を捉える 「S×O」 のマトリクスを中心に戦略を組み立てていくのですが・・・。

まず、その強みは 本当に強みなのか ・・・ 強みの精査はしていますよね? これは、過去記事をご参照ください(http://consult-k.jp/colum/?p=1648)。

例えば、よくある例では、「社長が勉強熱心である」 という強みがあります。 その勉強は、売上や利益に貢献できるものですか? 他社では分からないような情報を得ていますか? 例えば、「後継者がいる」 という強みがあります。 その後継者は、他社の経営者をしのぐほどの経験やノウハウ、技能をお持ちですか? まさか、ご子息がいるというだけではないですよね?

そして、「強みを活かして機会を捉える」 という 「S×O」 の組み合わせは、「一番成果につなげやすい戦略」 ということで採用されますが、、、普通に考えれば気付くもの ・・・ 既に当社で実施されていないですよね? ・・・ということであれば、さらにそれを推し進めても どれだけの上澄みがあるでしょうか? S×O の戦略を採用する際には、経営者がまだ気付いていない、まだ実施していない組み合わせである ということの精査をしていますよね?

残念ながら、多くの場合、これらの視点での精査はされていないように感じています。 つまり、そうした精査を経ないで導き出された S×O の戦略は、成果(経営目標) に辿り着かない懸念が高いのです。

SWOT分析 も クロスSWOT も、正しい使い方を覚えて 用いることで、初めて効果が発揮されます。 ツールは、正しく学んで、正しく使いましょう!


合意形成・・・

2013年8月23日 金曜日

複数の人が集まって何かをしようとするとき、「合意形成」 が必要となります。

それは、参加者それぞれが 「ああしたい こうしたい」 とバラバラの気持ちを抱いたままで 物事を進めても、往々にして、後に不満を噴出させる者、決められた通りにやらない者が出てしまい、進捗や成果に大きな影響を及ぼす懸念があるからです。

それでは、「合意形成」 とは何でしょうか?

私は、「参加者の意見の背景にある多様な価値を顕在化させ、相互の意見(価値) の一致を図ること」 と定義しています。

それは、表面的に現した意見(答え) ではなく、その背景にあるものを一致させること ・・・ つまり、なぜその意見を出したのか、理由や意図、目的というような意見の背景にあるものをすり合わせ、共通の見解をもって同意することだと考えています。

そのためには、自身の意見の背景にあるものをいかに分かり易く伝えるか、相手の意見の背景にあるものをいかに汲み取ろうとするか ・・・ 参加者全員のそうした意識(参加姿勢) が重要となります。

当然のことながら、「参加者」 には、それぞれに意見(とその背景にある価値) があることが前提であり、表面的に現した意見(何の理由も意図もない) しか発しない、それさえもしない というのならば、それは、「観覧者」 「傍観者」 です。 意見(とその背景にある価値) を発するからこその 「参加者」 なのです。

たとえ間違っていても、発せられた意見には 他者に気付きを与える大きな価値があります。 「合意形成」 の第一歩は、間違いを恐れずに意見(とその背景にある価値) を述べること ということを忘れずに、「参加者」 であり続けていただきたいと思います。


生みの苦しみ・・・

2013年8月18日 日曜日

夏休みも終わり、明日から本格的にお仕事の方が多いでしょうか。

私も、仕事先がお休みということもあり 比較的のんびり過ごしていますが、、、実は頭の中は既にフル稼働中。 この数日で、長編の報告書 1本、セミナー資料 2本を作り終え、今、最後の 1本の セミナー資料作りに勤しんでいます。

勤しんでいると言いましたが、、、ブログ書いているということは 勤しんでませんねー。

これだけアウトプットの仕事を続けると、頭の回転が鈍くなり、閃きも出ず ・・・ こうなると、頭を完全にリセットしないと どうにもなりません ~ ということで、ちょっとだけ 現実逃避 しているところです(笑)

中小企業診断士の仕事は、意外と 「創作業」 ですので、生みの苦しみと隣り合わせだったりもします。 「現場でバリバリ」 ということだけを考えて 中小企業診断士 を目指そうとしている方は ご注意を。

それでは、そろそろ資料作りに戻ろ・・・ じゃなくて、引き続き 「食」 に逃避しようと思います(笑)


評判通り・・・? (おまけ)

2013年8月16日 金曜日

(その後です・・・)

取り置きをしてもらっていた店の応対には多少カチンときましたが、メールのやり取りをした人(おそらく責任者) と店頭で話した人は違いますので、他店で購入することにした旨 簡単に経緯をメールしておきました。 すると、翌日、丁重なお詫びと 今後に向けての改善を綴ったメールが届きました。

実はしっかりした応対ができる店だったんですねー。 ・・・というか、そう変わってきたのでしょう。 それを証拠に、ネット上での評価 (「また利用したいですか?」 の割合) が この 3-4 日で 4ポイントも上昇していました!

最近では、アルバイトの不祥事で 店を閉めるような事件? 社会現象? も多発していますからね。 経営者がどんなに頑張っても、従業員の応対 1つで大きな損失につながる時代ですので、従業員教育はしっかり行いましょう!


評判通り・・・? (後編)

2013年8月14日 水曜日

まず 私がしたことは、メールでの問い合わせ。

「ショップ評価」 には、細かく確認した内容が載っていましたので、それを参考にさせてもらいながら、新品未開封か、店頭購入可能か、店頭価格とネット価格は同じか、カード利用の際は金額が同じか、○日まで取り置き可能か ・・・ といった内容を (失礼がないような文章で) 問い合わせました。

すぐに返信があり、全て問題ないとの回答。 最近のコメント通りで、随分と改善されてきたのかな? とも思いましたが、念には念を入れてネット注文はせず、取り置きの形にしてもらい店頭購入することにしました。

さて 当日の朝  「価格.com」 を検索すると、なんと  5,000 円も安く出しているショップを発見! しかも満足度の非常に高い優良店!! しかし、電話 1本で取り置きキャンセルというのは失礼なので、現金とカードを持って約束したショップへ。

なぜ現金とカードを持って行ったかというと、「価格.com」 で競っているのだから価格交渉できるかもしれない(現金払いなら可能か?) とか、取り置きキャンセルで大丈夫なら最安値のショップに注文しようか? など 可能性を思い巡らせていたのでした。

結果は、、、案ずるより産むがやすし(笑)

ショップに行き、店員さんに名前を告げるとキョトン顔。 ん? わざわざ来店時間まで連絡しているのに?? ・・・ カクカクシカジカ ・・・ 経緯を説明しても 「担当者から聞いていない」 とのこと。 むむむ・・・。 「取り置きされていないので すぐ倉庫在庫を確認する」 と言われましたが、それを制して笑顔で店を後に。 そして、1 km 先にある最安値のショップにダッシュで向かったのでした。

最安値のショップに行くと 東南アジア系の女性 2人が応対していました。 少しカタコトの話し方だったりもしますが、とても丁寧な説明と笑顔の接遇 ・・・ アルバイトだと思いますが、きちんと教育がなされている評判通りの優良店です。 配送商品だったので持ち帰りできませんでしたが、安い上に 気持ちの良い買い物ができて大満足でした♪

「ショップ評価」 や 「利用者の声」 というのは、一方向からの見解だったり、ややもすると悪意があったりしますので そのまま受け取るものではないと思いますが、多くの人が書かれている内容 や 良い悪いの傾向がはっきりしている場合には 「然るべき」 ということなのでしょう。

「利用者の声」 を活用しているショップは、自分たちがどう見られているのか日々確認し、悪い内容についてはすぐに改善しましょうね。 「利用者の声」 は、経営にプラスに働くこともあればマイナスに働くこともある 「諸刃の剣」 ということをお忘れなく。


評判通り・・・? (前編)

2013年8月13日 火曜日

毎日暑い日が続いていますね。 今週は夏休みでのんびりされている方が多いでしょうか。 私も 買い物に行ったり テレビを見たり ゴロゴロしたり 運動したり ・・・とちょっと贅沢な時間を満喫しています。

さて、このお休みを利用して、IT環境の入れ替えに勤しんでいます。

まずは モバイルルーター。 これまで EMOBILE を使っていましたが、8月中旬から順次 通信速度を 1/2(下り) に切り替えるとのお達しが・・・ええ!? それに伴い 期間限定で解約手数料を無料にするとのことでしたので、先週末 WiMAX に乗り換えました。 使ってみると、都内では 今までより速い反面 出張先では圏外 ・・・ 一長一短ありますが、評判通りといえば評判通りですね。 (乗り換えお考えの方は ご参考まで)

そして懸案だったパソコン。 私は、デスクトップ 1台とノート1台 を使っていますが、実はこのノート 2005年 夏モデル(Panasonic W4)- OS:Windows XP、CPU:PentiumM、メモリー:512M×2(増設)、office 2003  ・・・ 年代物でしょ(笑) それでも特に不都合なく長年支えてくれた相棒ですが、Windows XP のサポート終了を控えて 引退させることにしたのでした(涙)   (過去記事参考 ⇒ http://consult-k.jp/colum/?p=2949

さて、機種は既に決めていたので 「価格.com」 で検索。 結果は、家電量販店などの大手はちょっと高く、断トツ上位のショップは知らないところ・・・困ったな。 高額な商品なので、価格もさることながら 信頼できる相手(お客様を騙さない、トラブル等に誠意を持って対応する) かどうかが気になってしまいます。

こんな時に便利なのが 「ショップ評価」 ・・・ 利用者の生の声が載っています。 (そのまま鵜呑みにするものではないですが、傾向は掴めるため、私は ネットショッピングの際には必ず確認しています)

そして、見てびっくり・・・酷評のオンパレード。 例えば、価格.comの金額よりも高い金額で売っていた、送料無料の表示にも関わらず送料が加算された・・・なんてのは可愛いものですが、新品ではなくアウトレット(新古品) だった、純正品のOfficeではなく互換ソフトのCD-Rが付いていた、新品のはずなのに付属品の袋を開封した痕跡があった・・・などなど、ちょっとあり得ないことをする可能性のあるショップでした。

ただ、最近は、そうしたコメントに不安を感じた利用者が、ショップに確認をとりながら利用したら大丈夫だった等の書き込みや、その中でショップ側の改善も感じられたため、恐る恐るこのショップの利用を決めたのでした・・・。

(後編につづく)


持ちつ持たれつ・・・?

2013年8月11日 日曜日

まずは言葉の意味から。

【持ちつ持たれつ】 互いに助け合うさま。 相互に助けたり助けられたりするさま。 (大辞泉)  ・・・掘り下げて考えてみると、、、割り切れば 「損得勘定」、つながりを大切に思えば 「義理人情」、行き過ぎれば 「相互依存」 ・・・ なんとも奥深い意味が込められた 日本人らしい言葉 のように感じます。

さて、支援先のお話しです。 こちらの経営者は、頼まれれば 何でも引き受けてしまうお人柄。 地域活動、業界団体の活動、支援機関の応対などなど ・・・ あれもこれもで もう会社経営そっちのけなのです(苦笑)

問題なのは、「経営が危機的状態に陥っているにもかかわらずに」 ということ。 以前のように 右肩上がりの時代であれば 経営そっちのけでも問題なかったのでしょうが、、、あるとき、社員からも 私からも 「そんなことにかまけている場合じゃないでしょ!」 と強烈な批判を受けて、最低限の役以外は返上していただいたのです。

しかし、そうした癖というのか性格は治るものでもなく またやってしまいました ・・・ 支援機関に頼まれて ある展示会に出てしまったのです・・・。

これは、経営者の自覚の問題も大きいと思いますが、支援機関の担当者にもちょっと問題が、、、「毎月の資金繰りが綱渡りで 破綻懸念の出ている企業に対して、そういう話もってくるなよ! 自分の都合で利用するなよ! 立場の濫用だろ! (・・・心の声が漏れてしまいました・笑)」

なぜそこまで憤慨しているのかというと、、、その展示会の主旨からすると、この会社にとってほとんど出展の価値はなく、端的に言えば 出展者の数合わせで呼ばれているのがミエミエだからです。 ・・・案の定、意味がなかったとのこと。 例えるなら、お昼休みにお弁当を買いに来た人に 精肉や鮮魚を勧めるような状態? それくらい 来場者のニーズとアンマッチだったのです。

準備期間も含めて、ここに費やした労力を 企画や営業に使えていたら、最低でも働きづめの社員の休息に使ってもらえたら・・・残念でなりません。 そして何よりも、「担当者の相手を利用する気持ち ×  経営者の義理人情と裏読みする力のなさ」 という構図が見えて、とても悲しい気持ちになりました。

お付き合いは大切というのを前提に、でも、受ける前に 「今の自分には、手を貸すだけの余力はあるのか?(会社=社員に対する配慮)」、一方でお願いする方も 「この人には、手を貸すだけの余力があるのか?(相手に対する配慮)」 という 「思いやりの気持ちを大前提にした 持ちつ持たれつの関係」 を築いていただきたいなと思っています。


2013夏 最終日?

2013年8月06日 火曜日

東京地方は夕方、物凄い雷雨でしたね・・・。

いつものように天気予報と東京アメッシュを検索しながら、上手く雨を避けて外出できましたが、、、そういえば、明日は 「立秋」 ・・・ 暦の上では今日が夏最終日。

ということで、雨上がりの夕暮れ時、ヒマワリの写真を撮りにお散歩へ。

まだまだ厳しい残暑が続きますので、皆さま体調にはくれぐれもお気を付け下さいませ。