2012年5月の記事



北海道のソウルフード

2012年5月29日 火曜日

本日は酒田にきています。 いつも楽しみにしているランチタイム。 今日はちょっと趣向を変えて、ちゃんこのお店に連れていってもらいました。 ・・・といってもそれほど時間はないので、ちゃんこ以外のものを選択(残念)

「まつまえ丼」

青森出身なので、おそらく 「松前漬(北海道の郷土料理)」 がご飯に乗った丼なのだろうとは想像がついたのですが、酒田でなぜ松前漬??? ・・・謎はさておき、メニューの中でも異彩を放っていたためこれを注文しました。

数の子がキラキラしていて、とても綺麗な丼・・・とても美味しくいただきました~♪

「松前漬」 は北海道の松前藩発祥の郷土料理。 かつては、数の子が豊富にとれて余っていたため、スルメと昆布をあわせて塩漬けにしたというのが 「松前漬」 の始まりです。

しかし、今では数の子は希少品。 時代の変化とともに、数の子の量を少なくしたり、入れないものもあったり、塩漬けではなく調味液タイプのものになったりと 「松前漬」 も形を変えてきているそうですが、こちらで出している 「まつまえ丼」 は、数の子がゴロゴロと沢山入っていて昔ながらの 「松前漬」 を思わせる逸品でした♪♪

さて、酒田でなぜ 「松前漬」 なのかという謎ですが、実はこのお店、昭和の名横綱 「北の富士」 直伝のちゃんこ屋さんなのです。 相撲に詳しい人ならここで分かると思いますが、私は分からずにネットで検索・・・北の富士さんは北海道出身だったのです! そうだったのか~と後で納得しました。

常時出しているメニューではないかもしれませんが、酒田にいらした際はぜひお試しください♪


一芸に秀でた者は・・・

2012年5月26日 土曜日

2009年6月より、医薬品が第1類・第2類・第3類などと分類され、第1類は薬剤師の資格を持つ人でなければ販売できなくなりました。 この制度改正によって、薬剤師の役割がますます高まっているのですが、ちょっと問題も・・・。

制度が施行されてから3年、デフレ基調は続き景気の回復も未だ見えず。 こうした経営環境にあっては、ドラッグストアなどでも人件費を切り詰めての経営を迫られています。

すると、薬剤師といえども薬品の販売だけに従事させるわけにはいかず、品出しやレジ打ち、社員として採用して店長業務を任せることも珍しくはありません。 しかし、そもそも薬剤師は、医薬品の専門知識や調剤の技能に長けているのであって、店内オペレーションや接遇、あるいはマネジメントに長けているというわけではないのです。

さて、昨日、某ドラッグストアでのこと、レジ打ちをしている薬剤師さんが、一列に並ばないお客様に向かって怒鳴り散らしていました。 そして、私の順番になったとき、カゴを渡すか渡さないかのうちにグイと奪い取り、物凄い形相でレジ打ち。 その傍ら、隣でレジ打ちをしている店員さんを叱責。

「こわ・・・」

隣のお客様がつぶやくのと同時に、私も心の中でそう思ってしまいました(苦笑)

やはり、人には向き不向きがあります。 適切な教育を受けているのか、相応の経験があるのか・・・業務によってはアルバイトの方がレベルが高いということも珍しくありません。 それにも関らず、高いお金を払っている分働かせようとしても・・・もとい、優秀な人材を上手く活用しようとしても、思っているような働きをするとは限らないのです。

今回の薬剤師さんは、今まで見かけた中でダントツ1位ですが、接遇レベルのとても低い薬剤師さんを見かけるのは、残念ながら1人や2人ではないのです(・・・もちろんプロ並みの方もいらっしゃると思いますが)。

一芸に秀でた者が他芸に通ずるとは限らない・・・ということをお忘れなきよう。


もも旅のススメ

2012年5月23日 水曜日

皆さんは 「ロケ地巡り」 をしたことがありますか? 好きなドラマを撮影した場所に行ってみる、感動した映画を観た後にその場所を実際に訪れるというようなものです。 最近では、漫画やアニメの舞台となる街やゆかりのある場所を訪れる 「巡礼」 という言葉も使われ、ファンの間では大変盛り上がっているようです。

広島県は、「転校生」 「時をかける少女」 「さびしんぼう」 の尾道3部作をはじめ、「海猿」 「崖の上のポニョ」 「たまゆら」  など、評価の高い映画や人気アニメの舞台として登場しているため、「ロケ地巡り」 や 「巡礼」 など、普通の観光とはまた違った目的で多くの観光客が訪れています。

私は7年程前に 「ふたり」 「あした」 「あの、夏の日」 という大林監督の映画を観て、尾道を歩き周ったことがあります♪ それに続く2回目のロケ地巡り・・・先週末、映画 「ももへの手紙」 の風景を見に、広島県呉市の 「大崎下島」 に行ってきました。

映画に出てきた風景が現実に広がっており、「あー、これあった!」 と街中を楽しく周っていました。 それだけでなく、日本史に出てくるような名前をあちこちで見かけ、観光ガイドにはあまり紹介されていませんが、実は観光資源がとても豊富な島だったのでした♪

 

さて、こうした消費者(視聴者)の行動を地域振興につなげようと、従来の観光とは異なる 「新たな観光」 を志向する地域が数多く出てきました。 中でも代表的な成功例では、映画 「眉山」 の徳島市、ドラマ 「IRIS」 の秋田県などのロケ地誘致(撮影協力)があります。

しかしながら、こうしたロケ地誘致は、その作品が話題を集めなければ、中々観光(観光収入)につながらないという欠点があります。 例えば、2011年に公開された邦画は441作品あります。 その内、興行収入10億円を超えたヒット作品は32作品(7.3%)にしか過ぎません(日本映画製作者連盟発表の資料により算出)。

ここ数年の経過をみると、2010年-408作品中29作品(7.1%)、2009年-448作品中34作品(7.6%)、2008年-418作品中28作品(6.7%)、2007年-407作品中29作品(7.1%)・・・傾向的に7%前半です。 つまり、ロケ地誘致で地域振興を狙っても、成功の可否の出発点である 「ヒット作品」 となる確率はそれほど高くはないということが分かります。

また、映画館の延べ入場者数は10年前と比べて1850万人の減少・・・つまり、訴求・宣伝機能を担う 「映画」 との提携価値が低下していることとも相まって、以前ほど積極的な(政策的な)ロケ地誘致が行われなくなっているように感じています。

こうした中で 「ももへの手紙」 は、広島県と愛媛県がバックアップして集客を図る(久しぶりの)大きなプロジェクトとなっています。 (「ももへの手紙」 は、沖浦監督が自身のルーツである瀬戸内海を描きたいという思いで作られたものですので、いわゆる 「ロケ地誘致」 とは少し意味合いが異なりますが・・・)

大崎下島は、映画のシーンと共に、歴史的な建造物や風景など観光地としても見所が多くありますので、2倍楽しめると思います♪ 通称 「もも旅」 (http://momo-tabi.jp/)・・・ ぜひいらしてください!!


「販売分析」 研修を終えて・・・

2012年5月18日 金曜日

平成24年度 兵庫県内商工会議所 経営指導員研修
「エクセルで学ぶ! 現場で使える販売分析手法!」
日時/   平成24年5月17日(木)・18(金)
主催/   兵庫県商工会議所連合会
(主幹:神戸商工会議所・中小企業振興部)

 

昨日と今日、2回の研修を無事に終えることができました。 参加された皆様、さぞやお疲れのことでしょう。 長時間に渡りおつかれ様でした。

販売分析の基本は、「多面的」 かつ 「段階的」 に掘り下げていくことです。 見慣れない計算式や考察を重ねる中で、何をやっているのか分からなくなっていた方もいらっしゃったと思います。 冒頭に解説した 「作法」 に則って進めていますので、今どの位置にいるのかを 冒頭のページに照らし合わせて考えながら、ぜひ復習をしていただければと思います。

講義でお伝えしましたように、販売分析は、基本的に 「売上」 「収益性」 「効率性」 の3本柱で成り立っています。 しかしながら、実務的に、小規模企業の 「効率性」 を把握することは困難ということを考えれば、いかに 「収益性」 の分析を行うかが販売分析の 「肝」 になる・・・ということが理解できると思います。 つまり、多くの方が苦戦された 「相乗積」 をいかに活用するかにかかっているのです。

しかしながら、「相乗積(特にマージンミックス)」 の手法は、今回の研修で示したような形で教えるケースがほとんどない(ノウハウが一般化されていない)ため、現実的には、経営支援の現場で 「相乗積」 はあまり活用されていないことになります。

すると、販売分析は 「売上」 分析のみになり、一面からしか見ていない偏った分析となってしまいます。 そうした分析結果の多くは、経営者の直観的にも懐疑的なものと映り、助言をしても取りあってもらえない、場合によっては誤った方向に導く危険さえも生じてしまいます。 そうした意味からも、「収益性」 の理解度を高めることが、販売分析の質を高めることに直結するといえます。

変化する経営環境の中で、企業にはより高度な経営が求められています。 同じように、私たち支援者にもより高度な支援(・・・技能や新しい考え方)が求められています。 企業も支援者も、10年前、20年前のやり方のままでは通用しないのです。

「それは難しい」 「自分でやるのは無理」 と心に壁を作っていては何も変わりません。 企業をより良く変えるにはまず自分が変わる。 第一線で活動されている現場指導員には、これからも新しいものにチャレンジし続けていただきたいと願っています。


開幕前夜・・・

2012年5月16日 水曜日

只今、神戸に来ています。 明日、今年度1回目の研修 「販売分析」 の講義があります。

「販売分析」 は、かれこれ5年ほど教えているため、構成にしても教え方にしても完成度は高いはず。 相応に準備できているし、経験も積んでいるし、何かあったとしても対処できるはず。

でも、、、ここ数日どうも落ち着きがありません。。。

「そんな風には見えない」 と言われることも多いのですが、研修前、特に年度初めは緊張感で一杯なのですよ(笑)

プロ野球選手でさえも開幕前夜は落ち着かないというし、いわんやをやですね。 明日は、ちょっと緊張しながら初球ど真ん中に投げたいと思います♪


三陸の珍味

2012年5月13日 日曜日

昨日、山形駅の改札を抜けようとしたところ、積み上げられたキャラメル箱大の商品と 「復活」 と書かれたPOPが目に入りました。 「そういえば昔見たことあるな~」 と思い出したのですが・・・

水月堂物産(株)様の 「ほや酔明」。

三陸で採れる 「ほや」 の乾燥珍味・・・出張者にはお馴染みの東北新幹線名物です! それが山形で販売しているとは・・・嬉しくなってつい買ってしまいました。 実はこちらの会社、石巻にあるため震災で大きな被害を受けていました。 なんとか昨年11月に営業を再開されたとのことですが、少しずつ軌道に乗ってきたのでしょうか・・・頑張って欲しいです。

東北方面にお越しの際は、新幹線の車内販売でぜひ探してみてください。 珍しいものですので、お土産にも喜ばれますよ♪♪

水月堂(株)様ホームページ http://www.suigetsudo.jp/


遊び心

2012年5月11日 金曜日

昨日のお昼頃、新宿西口方面にいたのですが・・・

突然、 「来~る~、きっと来る~」 ・・・ 多くの人が知っているあのフレーズが大音量で聞こえてきました。

その瞬間、ランチタイムの喧騒が静まり返り、どよめきと笑いが巻き起こりました。

多くの人が知っているコワイ話ですが、こんな風に見せられると、不思議と和やかな空気に包まれます。 他にも、渋谷のスクランブル交差点に貞子さんが50人以上現れたり・・・中々楽しい宣伝活動をされているようです。

人の気持ちに訴えかけるには、「真面目」 に行うことも大切ですが、「遊び心」 を持つことも必要かもしれませんね。


お店が絶対にしなければならないこと・・・

2012年5月10日 木曜日

少々語気が強いと思いましたが・・・あえて 「絶対」 と書きました。

昨日、某アイドルグループの1人が洋服店で買い物中、ぼや騒ぎに巻き込まれたとのニュースがありました。 それは、店内でショッピング中、床に置いてあったアロマキャンドルの火が手にかけていた紙袋に燃え移り、炎が上がったというもの。 幸い火傷などの怪我はなかったものの、気が付いたら左半分の髪の毛がチリチリになったとのこと。 その後の会見では、笑いを交えながら事態の収束をはかっていましたが、お店を経営している方は、こうしたニュースから学んでいただきたいと思います。

あらゆる業種にいえることですが、お店が絶対にしなければならないことは 「お客様の安全確保」 です。

このニュースを見て、「洋服店の売場に火が灯っているアロマキャンドルを置くの???」 と疑問に持たれた方・・・それは正しい認識です。 専門的にいえば、綿、麻、レーヨンなどのセルロース系の素材を使った衣料品・・・店内には沢山ありますよね・・・これらは、紙と同じような分子構造を持っているため、燃えやすいのです。

また、この時期 少なくなっているとは思いますが、気を付けなければならないのが 「起毛素材」 です。 特に前述の素材を起毛させた商品が危険なのですが、そうした商品に火がつくと生地表面の毛羽が一瞬の内に燃え広がる 「表面フラッシュ」 と呼ばれる現象が起こることがあります。 冬期 家庭内で事故が起こるため、夕方のニュースで特集が組まれることがありますので、ご存じの方もいらっしゃると思います。

こうした理由からも、衣料品に火は厳禁なのです。

アルバイトならまだしも、店長クラスなら普通知ってるでしょ??? という内容ですので、どうしてこのようなことになるのか不思議でなりません。 アロマキャンドルは、香りも良く雰囲気も良く 店内演出としては最適ですが、お店中心に物事を考えてしまうと 演出が優先されてしまうのでしょうか。

アロマキャンドルでいえば、震災以来、節電と称してアロマキャンドルを多用する飲食店を多く見かけます。 その中で、必要以上に店内を暗くし、それほど広くない通路にアロマキャンドルを並べているような飲食店もあります。 丈の長いスカートの裾に火がつくことは絶対にありませんか? お酒を飲んだ方が誤って蹴飛ばして、他のお客様に火がつくことは絶対にありませんか? 店内演出のために、お客様を危険にさらしてはいませんか?

他にも、背の高い陳列棚・・・ワイヤーなどで固定していますか? 陳列台代わりに使用している折りたたみの机・・・足を確実に固定していますか? 通路が狭く入り組んでいるお店・・・避難路は確保していますか?

事故が起きてからでは遅いのです。 「お客様満足」 の前に、「お客様の安全確保」 を考えてみませんか?


ご当地ならではの・・・

2012年5月08日 火曜日

私は仕事柄 出張が多く、ご当地ならではの食事を楽しみにしています。 しかしながら、観光地であっても、普通のというか全国どこででも食べられるメニューが大変多く見られます。 もちろん料理ですから、味付けが違えば 「ここにしかないもの」 なのですが、そのアピールが見られない・・・残念なことに 「どこにでもあるもの」 に見えてしまうのです。

今日は山形県酒田市でお仕事。 楽しみにしていた昼食です。

一瞬 「何?」 と思うこの写真は、「海鮮丼」 と 「海苔のお吸い物」。 海鮮丼の中身は、めかぶ、ホタテ、タコ、いか、ほっき貝、トビウオの卵 ・・・ めかぶが全体にからんでネバネバしていて、ちょっと変わったご当地海鮮丼。 そして、正に海の味がする海苔のお吸い物。 とても美味しかったです♪♪

こちらのお店、この海鮮丼の写真を店頭に掲示していました。 正直にいえば、「あまり美味しそうに見えないけど、これは何??」 と思ったのですが、海鮮丼の中身の説明に 「トビウオの卵」 とあり、これは珍しいと思って即決しました。 おそらく、「海鮮丼」 の文字だけでは食べなかった・・・もっといえば、お店に入らなかったと思います。

やはり、観光客が多く訪れるような立地の場合は、「ここにしかないもの」 を上手くアピールすることが大切ですね。

こちらは 「さかた海鮮市場」 1Fの専門店が並ぶ中にある某食事処。 ぜひ行ってみてください♪


中国の思想に学ぶ②

2012年5月04日 金曜日

昨日の続きです ⇒ http://consult-k.jp/colum/?p=1073

 

新人が入社して1ヶ月。 「礼」 が実践されている会社では、新人は積極的に挨拶をしているはずです。 教えてもらったりフォローしてもらうことの多い新人は、感謝の言葉を口にしているはずです。 飲み会では自ら下座に座り、先輩や上司が箸をつけるまで待っているはずです。

皆様の会社では、新人の行動から 「礼」 を感じるでしょうか? もしも 「礼」 を感じないという方は、2つの思想を思い浮かべていただきたいと思います。

1つ目は、孟子が説いた 「性善説」。 人は生まれながらに 「仁」 を身につけている。 それなのになぜ国が乱れるかというと、下の者は、上の者が 「礼」 を実践していないのを見て、それを見習うからである。 だから、上に立つ者は 「礼」 を身につけて、あらゆる場面で実践しなくてはならないというもの。 つまり、新人の行いに不満があるのならば、まずは自らの行いを省みなければならないということです。

そしてもう1つ、荀子が説いた 「性悪説」。 「性善説」 とは逆に、人は生まれながらに 「仁」 を持ち合わせていない。 だから 「仁」 や 「礼」 を教えて身につけさせなければならない(・・・教えないから国が乱れる)というもの。 つまり、新人の行いに不満があるのならば、きちんと教育しなければならないということです。

かつては、両親・祖父母からの躾や親族・ご近所との関わり、学校での先生による躾(教育)や部活での人間関係など、成長過程で自然と 「礼」 を学ぶ環境にありました。 しかしながら、社会が成熟するに伴い、現代では 「礼」 を学ぶ機会が各段に減っています。 つまり、会社で教えて 「礼」 を身につけさせる必要があるのです。 この時、教える側も、自らの行いを省みることが必要ですね。

ある会社では、内定を出す際に、経営者が抱いている想いを親御さんに伝えて、会社と家族との絆を深めています。 ある会社では、入社式に親御さんを呼び、親子の絆を再認識させています。 ある会社では、初任給が出る日、新人に直筆で親御さん宛の手紙を書かせています。 「孝」 なくして 「仁」 なし、「仁」 なくして 「礼」なし ・・・ 危機感を抱いている会社は、既に原点からの教育を始めています。

もしも皆様の会社の雰囲気や人間関係で 「何かがおかしい」 と感じた時には、社員の中に 「孝」 「仁」 「礼」 があるか、崩れていないか・・・一度考えてみてはいかがでしょうか?