2012年3月の記事



ダイエー東大和店のその後・・・

2012年3月31日 土曜日

http://consult-k.jp/colum/?p=798 の続きです。

 

以前この記事を書いて以来、沢山のアクセスをいただきました。 ご覧くださいまして、ありがとうございます。 検索キーワードを見ていますと、「跡地」 や 「その後」 というものが多く、やはり多くの方々がその後どうなるのかを気にされているようです。 そこで、続編を掲載することにしました。

私が今掴んでいる情報としては、一度取り壊して、その後、「某食品スーパー」 ができるということです。

時期は推測ですが、5月の営業を終えてから工事に着工し、梅雨時で工期が遅れたり諸々準備に時間を要するとして、早くても7月になるのでしょうか(・・・時期については完全に推測ですので鵜呑みにされませんように)。 また、前回の記事を書いた時点と現時点で 「某食品スーパー」 ということに変わりはないようですが、昨今のような先行き不透明な時代・・・いつ、計画が白紙となってもおかしくはない状態です。 その点をご考慮いただければと思います。

さて、「その後」 について、少し考えてみました。

その某食品スーパーですが、なぜ名前を出さないかというと、私自身、出店に少し疑問(大丈夫なのかな???という思い)を持っているからなのです。 ご関係者の方がお読みになりましたら、気を悪くしないでいただければと思います。

そのお店は、某地域では大変力のあるチェーン展開をしている食品スーパーです。 ヨーカドーのように、衣料・家電・家具など総合的に扱っているわけではないため規模では見劣りしますが、食品部門だけで比べると、幅広い品揃えで品質も良く、店内は明るく清潔、商品も選びやすく、活気を出すための独自の工夫があり、中々良いお店だと感じています。

しかしながら場所が悪い・・・なぜヨーカドーの真向かいなのでしょうか(・・・と個人的に出店戦略に疑問を持っています)。

食品部門では遜色はないと評価しているものの、細かい視点で比較すると、やはりヨーカドーの 「セブンプレミアム」 は強いと思います。 3年くらい前はそれほど大したことはありませんでしたが、今では品揃えが大変充実しており、それがいつでも同様のメーカー品に比べて安い価格で買えます。 これは、特売をしているわけではなく、ヨーカドーも相応の利益を得ているため、その原資で更なるお客様へのサービスとして還元することができます・・・ここが、単に特売をして安いというスーパーとの違いです(薄利ではそこそこにしか還元できません)。

さらに、ダイエーから移転した「あかちゃん本舗」 の集客力・・・今、ヨーカドー東大和店は大盛況のようです。 ヨーカドー本来の力に加えて、テナントの魅力によってお客様の吸引力は更に高まっています。 また、どれくらいの人が IYカード を持っているでしょうか・・・特に毎回8の付く日は大盛況です。 今までためたポイントをふいにするほどのインセンティブが働かなければ他のスーパーには移りません。 ここ1-2年のヨーカドー東大和店の動きを見ると、IYカード による強固な囲い込みが既に完了している状態だと考えます。

新たなスーパーの出店は、この地域の消費者にとって選択肢が広がりますし、特に新しい施設ができるということは地域の活性化につながります。 しかし、「経営」 としては別の話。 専門的に考えれば、「某食品スーパー」 ではヨーカドーと 「かぶる」 のです。 「つるかめ」 あたりだと住み分けができるように思うのですが。。。 そうした中で、「某食品スーパー」 がどう戦うのか・・・勝算なく新規出店はしないと考えれば、これまでの店舗でもやっていないような新たな打ち出しを考えているのかもしれません。

請うご期待・・・私自身も目が離せません!!


中小企業診断士養成課程16期の皆様へ

2012年3月26日 月曜日

長かったようで短かったような研修生活もいよいよカウントダウン。 まだ卒業と決まったわけではないらしいですが(笑)、メッセージをこっそりと残しておきます。

さて、皆様は 「中小企業診断士」 となられます。 そして、これから(おそらく生涯)、「2つの言葉」 と向き合っていくことになります。

1つは、「さすが中小企業診断士」 というような称賛の言葉です。 企業様が気付かないようなことを専門的な見地で助言するのですから、そうした言葉を投げかけられて当然の立場となります。 つまり、「さすが」 と思われて初めて 「普通」 のレベルなのです。

そしてもう1つが、「中小企業診断士なのに」(・・・もっと俗な言い方をすれば 「中小企業診断士のくせに」) というような批判の言葉です。 「そんな・・・」 と思われるかもしれませんが、もしも皆様が中小企業診断士に依頼したとして、仮に自分よりも知識レベルの低い人が来たらどう感じるでしょうか? ・・・ 「分からないこともありますよね」 と笑って許すでしょうか??

専門家は、常に 「評価」 にさらされる存在なのです。

独立していても勤めていても、また、何年目といったキャリアさえも関係なく、周囲は、「中小企業診断士」 という専門家を、期待、羨望、懐疑、嫉妬 ・・・ 様々な思いを込めて見ているのです。

皆様は、今ようやくスタートラインに立ったところです。 これまでも大変だったと思いますが、これから先は少し 「質」 の違った大変さを乗り越えていかなくてはなりません。 しかし、恐れることなく、「中小企業診断士」 としての誇りをもって、前に進まれることを願っています。

インストラクターとしてというよりは、一先輩としての気持ちを込めて最後のメッセージでした。

 

またいつかお会いできる日を楽しみにしております!!


ユニクロ銀座店の感想②

2012年3月23日 金曜日

前回http://consult-k.jp/colum/?p=811 の続きです。

 

次に、ちょっと微妙なところです。 「世界最大」と称する5000平米の売場・・・広すぎる・・・というか、高すぎます(苦笑) 1フロア1フロアはそれほど広くはないのですが12階まであります。 そして、フロア毎にカテゴリーの提案をしているため、どこにどのような商品があるか行ってみないと分からないのです。

例えば、私がプライベートで来たとして、私には関係のないレディースオンリーのフロアは飛ばすとしても、それ以外のフロアは見て周らなければなりません。 路面店では、メンズ・レディース・キッズなどカテゴリー毎にエリアを分けているため、そこまで苦には感じませんが、銀座店の場合、メンズの上にレディースがあり、さらにその上にメンズ、ユニセックス、そしてレディースという感じでフロアが入り組んでいるのです。 上に、上に、引き込むための工夫だとは思うのですが、人によっては少し煩わしさを感じるかもしれません(・・・ウインドウショッピングで行くには楽しいかもしれません)。

ちなみに、エスカレーターですが、1フロア移動するのに30秒かかります。 現在、危険防止の引き込みルートを設けていることもあり、平均すると35秒、長いところでは50秒もかかりました・・・1人で乗っていると想像以上に長く感じますよ(笑)

 

さて、あちこちの記事で書かれているように、外部の目から少々疑問視されているユニクロ銀座店ですが、私も、おそらく収益的には厳しいように感じています。 そもそも単価のそれほど高くない商品を扱っていながら銀座の一等地・・・それだけでも採算が合うのかな?と思います。

しかし、かつて日本人が海外旅行を楽しみ、人によってはブランド品を買い漁っていた時代があったように、今はアジア系の観光客が銀座を闊歩しています。 そうしたことを考えれば、単純に国内の商売の基準にのみ照らし合わせて成功の可否を論じても、あまり意味がないように思います。 個人的には、ユニクロ海外戦略の一環としての 「旗艦店」 という位置付けを考えれば、銀座にこのような店をオープンさせた時点で、既に成功したといっても過言ではないように感じています。

東京近郊の方はもとより、遠方にお住まいの方も出張などで東京に来る機会があれば、ぜひ見ておかれると良いと思います。 店内のあちこちに経営のヒントとなる要素が転がっていますよ。

ネタがなくなってしまうので、今は書かないでおきますね(笑)


ユニクロ銀座店の感想①

2012年3月22日 木曜日

平日の夕方は空いてるかなと思い、昨日ユニクロ銀座店に行ってきました。 開店時テレビで見た大混雑振りとは違い、並ぶことなくすんなりと入店することができました。

まあまあ混み合ってはいましたが、レジ待ちは全くなく、大半が話題のスポットということでの見物客らしき人、ちらほらとアパレル関係者がいました。 なぜアパレル関係者だと分かるかというと、一般のお客様とは服の見方というか触り方が異なるため、「あ、同業者!」 と、すぐに分かるのです。 おそらく、相手も私のことをアパレル関係者だと思っていたはずです(笑)

さて、まずは良かったところから。 テレビでも大々的に映していた1階のウェルカムゲートはやはり圧巻・・・シーズン一押しのスタイルをまとった21体の回転マネキンが出迎えてくれます。 まるで別世界に入ったような感覚と店内奥への期待感を抱かせてくれます。 また、ユニクロの他の店舗よりも格段に洗練された売場であるため、どのフロアにも言えることですが、そこにいるだけで高揚感をかきたてられます。

中でも、12階にある 「ユニクロ ギンザ スペシャル」 と称する企画編集売場は、一度は行っておきたいお勧めのフロアです。 1ヶ月に1度のペースで新たな企画を打ち出すそうですが、オープンから4/1までは集英社の9つのファッション誌とのコラボ企画を展開しています。 そこでは、紙面に掲載されているコーディネートがそのままディスプレイしてあり、加えて編集長のお勧めポイントも掲示してあります。 そこで実際に見て、触って、気に入ればディスプレイそのままに購入できるのです。 これからどのような企画を打ち出していくのか、ぜひ注目したいフロアです。

今日はここまで・・・明日につづく。


在庫に対する2つの認識・・・

2012年3月21日 水曜日

思い浮かべてみてください。 そこは、婦人服を扱うブティック・・・地方の商店街の一角に位置し、その地域にしては高級な商品を扱っていました。 かつては、多くの人が集まるその町の中心地。 しかし、現在では過疎化が進み、商店街もシャッター街となり、中心地としての機能は果たしていません・・・当然、経営も成り立っていません。

さて、このような状態となって早10年以上が経過。 これまでは借入によって経営を続けていたものの、この不況下では金融機関側もそろそろ限界・・・1年前の借入時に既に最後通告を受けていました。 しかしながら、既に資金はなく、金融機関に泣きつくもこれ以上は貸せないとの返答。 ・・・このような企業があったとします。

ここで問題です。 金融機関は相応の資金を融資し続けてくれていたのですが、その資金は一体どこに消えたのでしょうか?

ほとんど売上(利益)が立たない状況ですから、一つは 「お店の維持費(家賃、水道光熱費、人件費)」 として消えてなくなります。 そして、もう一つは 「在庫」 です・・・つまり、お金が商品に姿を変えてお店に留まっている状態です。

今回のようなケースでは、目前に資金ショートが迫っていますから、手をこまねいていてはそのまま倒産となります。 実際問題、今後も経営を継続できる状態ではありませんが、少なくともソフトランディングしなければなりません。 そのためには、「現金」 をかき集めてでも工面する必要があるのですが、在庫処分による換金を提案すると、まず間違いなく経営者の強固な反対にあいます。

「私の思いがこもった商品を安く処分することはできない!」 「安売りしなくても、取っておけばいつかきちんと売れる!」

このような経営者は、2つの認識を持つ必要があります。 まず、①商品は売り物である・・・ ということです。 アパレル業界では往々にして見られるのですが、商品に気持ちが入り過ぎてしまい 「売り物」 である意識が希薄になっていることがあります。 売り物であるのだから、どんなに素敵な服だと思っていても、売れなければその価値はないのです。 ですから、何年も置いてある不動在庫の価値はゼロなのです。

そして、②服は腐る・・・ ということです。 服には 「流行」 という価値があります。 年を経るごとにその価値が劣化していくというのが道理です(プレミアが付く類の商品は例外)。 例えば、ベーシックなジャケットといっても、トレンドによりラインは大きく変わりますし、襟の大きさ着丈なども微妙に変わっています。 トレンドカラーが違えば、コーディネートもできなくなります。 また、保管状態を適切に保たなければ、物理的に劣化していきます。 例えば、合皮やウレタン素材などは、5-6年もすれば商品として用をなさなくなります。 同様に、何年も置いてある不動在庫の価値はゼロなのです。

これらは、アパレル業界だけでなく、多くの業界でも同じように言えます。

皆様のお店では、年々在庫が増えていませんか? いつまでも動かない在庫が眠っていませんか?


ダイエー東大和店の閉店・・・

2012年3月18日 日曜日

【3/31追記】ダイエー東大和店のその後・・・ 掲載中です。 http://consult-k.jp/colum/?p=839

 

東大和市の中心は?と尋ねると、多くの住民がダイエーとヨーカドーの辺りを指すように思います。 東大和市はこの町の規模に似つかわず、ダイエーとヨーカドーという大型スーパーが通りを挟んで向かい合って営業しているのです。

しかしながら、両者の約9年間の戦いに幕を下ろす時がきました。 「ダイエー東大和店 37年間のご愛顧ありがとうございました」・・・2012年5月に閉店することになりました。

「私の体はダイエーで作られている」 という程ヘビーユーザーだった時期もあったため、大変寂しい気持ちでいます。

さて、少し私見を交えながらダイエー東大和店の健闘を振り返りたいと思います。

1975年に開店した老朽化の著しいダイエー東大和店に対し、対ダイエーとして2倍の売場面積で2003年に開店したヨーカドー東大和店・・・勝負にならないというのがもっぱらの評判でした。 それでも 「地域密着」 「88円市」 によって一時はダイエーが優勢に立っていたように思います。

しかしながら、風向きが変わったのが、皆さんの記憶にもあると思いますが2007年の小麦高騰です。 当初は我慢しながら続けていた 「88円市」 も徐々に品目が減っていき、翌年には 「99円市」 に値上げ、その翌年には品目も随分と減り、かつて盛況だったころの 「市」 はもはやありませんでした。

それでも店内改装を行い 「ユニクロ」 や 「赤ちゃん本舗」 などのテナントで新たな魅力を打ち出したり、ポイントカードや5%引きクーポンの配布によって持ち直した感もありましたが、2011年3月の大震災が大きな影を落としました。

それは、震災の直接的な影響というよりは、計画停電と節電という間接的な影響によるものです。 まだまだ設備の新しいヨーカドーと比べて、老朽化の進んだダイエーは見るも無残な節電営業を強いられました。 私も実際に行ってみて、老朽化した店内の照明が間引かれると、陰影がこれほどまでに不衛生に見せてしまうものかと愕然としたことを覚えています。 生鮮食品を扱うお店としては耐えられないほどの店内照明・・・これが固定客離れの大きな要因であったように思います。 その結果、顧客の減少に歯止めが効かず、節電ムードが収まった後も一度離れた顧客の回復はみられず、経営を維持することが難しい状態となった・・・というところでしょうか。

このように、ダイエー東大和店は、①強い競合店の攻勢(=ヨーカドーの出店)、②原価の高騰と強みの喪失(=小麦の高騰)、③マイナスイメージでの営業(=節電営業)・・・という3つの危機に直面しました。 最終的には閉店という残念な結果になりましたが、2つ目までは起死回生の打開策を打ち出せていたように思います。 このお店にとっては、どれもが未曾有の危機であったはず・・・それを2つも跳ね返したということは称賛に値すると思っています。

もしも皆様の会社がこのような危機に直面したら、どのように打開しますか?


魔法のコトバ②

2012年3月15日 木曜日

以前の記事の続編です。 http://consult-k.jp/colum/?p=445

引越を控え、先月来部屋の大掃除に励んでいるのですが、とにかくモノが多過ぎる・・・どうしたものかと考えていたときに、最近お片づけで有名な 「こんまり先生」 が出ているテレビを見ました。

なるほどー!! 実際にやってみてよく分りました。

モノが増えていく要因として(・・・特に私の場合)、モノに思いがこもっているということがあります。 ですから、そこをドライに割り切って捨てるのは忍びない。 捨てるとなると、「ごめんなさい」 の気持ちを持ちながらお片づけをすることになります。 すると、心の中で罪悪感のようなものがどんどん大きくなっていき、結果、耐えきれずに捨てるのを断念してしまう。 そのうちに新しいモノが増えていくので、どんどんモノが増えてしまう・・・という悪循環の構造があるのでしょう。

それを断ち切る魔法のコトバが 「ありがとう」。

モノには何かしらの役目があって私の元に来ており、その役目が終わったら感謝の気持ちとともに送り出してあげる。 使命をまっとうしたモノには 「ありがとう」。 きちんと使ってあげられなかったのなら 「ごめんなさい」 とともに、それでもここに来てくれたことに対して 「ありがとう」。 「こんまり先生」 は、単なるお片づけではなく、道徳であったり真理であったり、もっと大きなことを教えてくれているように感じます。

さて、皆さんの会社では、在庫がどんどん増えていませんか? 自分の部屋の荷物が増えていくのはまあ良いとして、会社の在庫が意図せずに増えていくのは死活問題につながります・・・そうした企業は往々にして資金繰りが厳しくなっているものです。 もしも在庫が増える悪循環に陥っているのでしたら、一度真剣に断ち切ることを考えてみませんか?


春なのに・・・

2012年3月11日 日曜日

明日、丸2年支援していた企業の最終支援日です。 今日は経営者とその参謀役との慰労会・・・私が日本一と思っている焼き鳥屋さん~日曜日なのに煙で白くなっているくらいの大繁盛店です。

「春なのに~」 というフレーズを思い浮かべると年代がバレますが、、、正に、春なのにお別れです。 以前、「ご卒業おめでとうございます http://consult-k.jp/colum/?p=327 」 と題して書きましたが、私が心から送り出せない状態での卒業・・・正直、後ろ髪引かれる思いでいます( と先方にもはっきり伝えています)。

でも、お別れを言えるだけ幸せなケースだと思います。 私の仕事柄、突然のお別れ・・・あれが最後だったのか・・・と思うことが少なくありません。 「また次回!」 と元気にお別れをして 二度と会えない、連絡が取れないということは珍しくはありません。

また会えると思っていた人に会えなくなる ・・・ 3/11ということもあり、しみじみ思うところがあります。

この仕事をして早6年半。 「一期一会」 という気持ちが強くなるとともに、未だ慣れることはありません。 なんとなく、慣れないからこそ 「一期一会」 って感じられるのかな? ・・・と矛盾を感じながら 最後の支援に向かいます。

支援される側の皆様は、「一期一会」 という気持ち・・・ありますか?


「販売計画」・・・その前に

2012年3月10日 土曜日

このブログにはアクセス解析の機能がついているのですが、検索ワードを見てみると 「販売計画」 という単語が多く挙がっていました。 そこで、今日は 「販売計画」 について少し書きたいと思います。

「PDCA」 はビジネスにおいては一般的になってきましたし、「販売計画」 で検索するような方にとっては周知のことと思います。 「販売計画」 は、「計画」 とあることからもわかるように 「P」 に当たります。 さて、計画を策定したら実行・・・とすぐに P⇒D ではなく、「P」 にもいくつか段階があることを意識していますでしょうか?

私は、「P」 を策定する上では、財務計画 ⇒ 販売計画 ⇒ 粗利計画 ・・・の大きく3つの計画がセットだと考えています。 ですから、「PPPDCA」 サイクルをいかに回すか・・・が経営の課題と考えています。

もちろん、計画策定の前には現状を知る・・・つまり、分析する必要があります。 ですから、細かいステップで表すと、財務分析 ⇒ 財務計画(特に、利益目標の設定 ⇒ 売上目標の設定 ⇒ 資金繰りの確認 ) ⇒ 販売分析 ⇒ 販売計画 ⇒ 粗利計画 ・・・という流れとなります。 付け加えると、「⇒」 は一方通行ではなく、行ったり来たりしながら、全てにおいて整合性をとり、最終的にはストーリーで説明できるように整える・・・ことが大切です。

私のこれまでの仕事の中で、純粋に 「販売計画」 策定の支援で済んだというのはまずありません。 往々にして財務計画が不十分であるため、想定した販売計画通りに売上が確保できたとしても、資金繰りに窮する、利益が確保できない・・・という計画になることが多いように思います。 ですから、私が関与する場合は、販売計画の策定というよりは、一連の分析と3つの計画策定を 行い、販売計画が確実に機能するように支援しています。 ちなみに、財務計画や粗利計画にしても、私が一度支援した先は、その後は自身でほぼ策定できるようになっています・・・一度やり方を覚えればできるようになるという類のものです。

皆様も 「販売計画の策定の仕方」 といった手段だけに目を奪われずに、ぜひ大きな流れの中で 「販売計画」 というステップを考えていただければと思います。


リテールテックJAPAN 2012 ②

2012年3月08日 木曜日

昨日の続きです。

次は、機器のデザイン性について。 ある機器メーカーは、デザイン性にこだわった製品をリリースしたところ、大変好評をいただいているとのことでした。 導入するのは経営者ですが、実際に利用するのは社員やバイトの若者・・・彼らが思わず手を伸ばすようなフォルム、感覚的に使える操作性にすることで、現場では講習会などもせずに、自分たちで勝手に学んで使えるようになった(それによって、教える手間や時間が不要、間違えもない) とのことです。

iPhone や iPad が人気の理由の一つに、他の商品にはないカッコ良さがあります。 それは、デザイン性と共に、それを使うことや使っている動作などによるところが大きいといえます。 しかし、ビジネス用途の製品を見ると、多くは機能性重視で、近年操作性に広がりつつも、デザイン性はそこまで重視されていないように感じます。

これからの時代を考えると、このようなアップル社の製品に共感した世代が社会の中心を担うようになってきます。 そうなった時に、製品に付加するべき魅力は 「カッコ良さ」 になるかもしれないですね。

折りを見てまた書きたいと思います♪