2012年1月の記事



冬の桜

2012年1月29日 日曜日

青森市の桜川という場所です。 ここは地元では有名な桜の名所。 春には桜のトンネルになります♪


夢のままでは・・・

2012年1月28日 土曜日

今日は、野菜工場の取り組みのために、青森に来ております。 正月に帰省する際には、いつも1週目に東京に戻ってしまうためあまり雪はないのですが、、、久しぶりに物凄い量の雪を見ました・・・子供の頃の記憶がよみがえります(笑)

さて、野菜工場の取り組みですが、今回はこれまでの勉強会の成果発表の意味合いもあり、これまでのメンバーだけでなく、市議会議員さんや識者などを招き、ホテルの会議室で行う大そうな集まりでした。

私は、「夢」 を夢のままで進めた事業は、必ず失敗すると思っています。 夢に数字を入れて 「計画」 とすることで、初めて実現可能な 「現実」 になります。 数字とは、数量、金額、日付等々のことです。 夢物語に書かれているハッピーエンドを、私たちの生きている厳しい現実に照らし合わせて考える必要があるのです。

また、補助金を受けようとしている場合は、補助が切れた後を考えた上での計画を立てることが必要です。 補助金を受けられなくなった瞬間に事業が進められなくなる・・・大変多くの事例を目にしています。

①夢を叶えること、②叶えた夢を続けること・・・この両面があることも忘れないでいただきたいと思います。


№1は何のため?

2012年1月26日 木曜日

昨日は支援している企業様の社員総会に出席させていただきました。 今日は社長様と今後の支援内容の打ち合わせです。

こちらの企業様では、毎年社員一同が集まり、今後の社長方針、これまでの取り組みの進捗、今後の重点取り組み内容などを社長だけでなく全社員が発表し、士気を高めています。

「№1になることにこだわる」

社長方針の中で発せられた言葉です。 売上№1、地域№1、お客様満足度№1など、「№1」 を掲げる言葉は沢山見ますが、多くの場合、それは目標として掲げているように思います。 しかしながら、こちらの企業様では、№1は手段だと断言しています。

№1を目指す過程で、様々な壁にぶつかるはずです。 しかし、その壁を乗り越える過程が、私たちに更なる成長をもたらしてくれます。 つまり、(会社だけでなく)人として成長することが目的であり、その手段として№1になることを掲げているのです。

また、今期特に期待することとして、「困難から逃げない勇気を持つ」 ことを挙げています。 会社生活を通じて人間教育を行う素晴らしい会社だと感じました。

№1を目指している方へ。 あなたは何のために 「№1」 を目指しているのですか?


雪対策

2012年1月24日 火曜日

東京では、例年1月下旬~2月初旬にかけてドッと雪が降ります。 天気予報通り(それ以上に)昨夜から降り続いた雪で、今朝は6cm程雪が積もっていました。

雪国から見ればたかが6cmでも、東京では中々の量の雪です。 何といっても、こちらには 「除雪」 という機能がないため、1週間は寝雪に悩まされます。

さて、何度か書いているリスクマネジメントのお話です。 リスク対策は、「影響度」 と 「発生確率」 の程度により、①回避、②低減、③移転、④保有の4つに分けられます。

①回避: 無用な外出は控える、自転車や車の運転をやめる

②低減: 冬底仕様の靴を履く、ダイヤの乱れに備えて早い電車に乗る

③移転: 転んで怪我した時(怪我させた時)に備えて保険に加入する

④保有: 慎重に行動するが事故やトラブルを受け入れる

雪の事故で恐いのが、転んで怪我をするといった 「自損」 だけではないということです。 転んだ拍子に前の人にぶつかって怪我をさせてしまう・・・ということも。 自分が加害者となる、別の事故を誘発するというリスクも考えた上で雪対策を行っていただきたいと思います。


商品訴求の実践

2012年1月20日 金曜日

以前掲載しました 「訴求ポイントを意識していますか?」 の続編です。

http://consult-k.jp/colum/?p=306

私は、これまでの企業支援の中で、魅力を上手く訴求できないばかりに、売上につながっていない商品を数多く見てきました。 日本人は概してアピール下手ということもありますが、「何を伝えたら良いのか分からない」 というのが実情なのではないでしょうか。

ここ数年、様々なビジネス本、ノウハウ本が出ていますが、どちらかと言えば、どのように伝えれば良いかといった 「手段(How)」 が多く、肝心の 「何を伝えたら良いのか」 にはあまり触れていないように感じています。

「何を(What)」 は、企業それぞれに異なるものですから、画一的に伝えられないという意見もありますが、本質的にはとてもシンプルなものだと思っています。 私は、企業様の支援では、大きく4つの要素に分けてお伝えしています。 簡単に説明しますと次のようになります。

①機能 : 目に見える魅力を伝える

②背景 : 商品にストーリー性を持たせることで、商品の奥行きや深さを伝える

③イメージ : どのような時に、どのように使うのか、頭の中で疑似体験させる

④安心感 : 利用者の声、実績などで安心感を抱かせる

商品の魅力を頭 (知性) で理解し、感情を動かされた (共感した) お客様は、実際にそれを使う場面を想像し、その商品が手元にあるとどんなに良いか実感します。 そして、実際に使った人の感想を目にすることで、自身の想像は間違いないという安心感を抱きます。

商品を訴求する際には、4つの要素がバランス良く盛り込まれているか、また、意図してどこにスポットを当てて伝えようとしているのかなどを意識していただきたいと思います。 通販カタログなどを見ながら、4つの要素がどの程度伝わってくるか感じ取るというようなトレーニングをすると、すぐにポイントが掴めるようになるでしょう。

さて、皆様の扱っている商品は、正しく訴求できていますか?


クリーニング店様へ

2012年1月17日 火曜日

アパレル業界とは切り離せないクリーニング業界。 アパレル業界はよりお客様に喜んでいただこうと目新しい商品を提供しますが、その反面、クリーニング店にとっては取り扱いがどんどん難しくなっていきます。

そこで、トラブルを避けるために、少しでも難しい商品は受け付けない、ノークレームなら対応するというクリーニング店が非常に多くなっていますが、それが利用者からの二次的な苦情となったり、潜在的な不満を抱えたまま利用するという負の連鎖を生み出す一因となっています。

「ゴワゴワになっても良ければやりますけど。」

これは、襟裏に合皮が張ってあるデザインのジャケットをクリーニング店に出した際に私が受けた言葉です。 どこの世界に、ゴワゴワになっても良いからクリーニングして欲しいと言う人がいるでしょうか(笑) しかも、それを半笑いで言わないでください・・・(苦笑)

このお店は、多摩地域で大きく展開している某クリーニングチェーンです。 こうした大きな会社でも、1店1店を見ればこのような応対をしているというのが実情です。 厳しい言い方かもしれませんが、この程度の商品に対応できない技術力のなさ、それに相応しい従業員のカウンター応対(教育レベル)・・・というのがこの会社の評価になります。

以前、クリーニング店を調査した際の利用者の声を見ても、「技術力」 と 「従業員応対」 については、大変多くの苦情や要望が寄せられています。 残念なことに、私が受けたような言葉は、珍しくも何ともないというのが実情なのです。

利用者のクリーニング店離れは、「手洗い可の商品が増えたから」 「洗剤や洗濯機の性能が良くなったから」 だけではありません。 なぜクリーニング店離れが起きているのか、足元に目を落として考えてみることが必要ではないでしょうか。

 

【追記】 利用者の立場にたって応対しているクリーニング店が数多くあることも事実です。 利用者としての感想、仕事での感想両方含めて言えば、改善努力がうかがえるお店(一度利用すれば繰り返し利用したくなるお店)と、従来のままのお店(不満を抱えたまま利用し、何かの拍子に利用しなくなるお店) の二極化が進んでいるように感じています。


人間万事塞翁が馬

2012年1月15日 日曜日

今日は酒田への移動日。 いつものように羽田空港から庄内空港に向かいました。 庄内はこの時期、雪も風も非常に強く、欠航もよくあるとは聞いていたのですが・・・。

とても澄み渡った青空・・・しかし、この雲の下は大変な猛吹雪だったのでした。

10分ほど庄内空港上空を旋回してから降下開始。 ここまで来て降りれないということはないだろうと思っていたのですが、、、雲をかき分け地上が見えてきた所で急上昇、そして、アプローチ断念のアナウンス。 2度目にチャレンジするも、大雪を降らせている雲の壁は厚く、今度は雲の途中で断念・・・期待虚しく羽田空港に引き返すことになりました(涙)

羽田空港に着いて今後の行方を思案していると、「本日の庄内空港は終日同じような状態」 とのアナウンス。 そして、次便も手続き中止の表示となったことから振り替えも断念。 陸路ならどうかとも考えましたが、以前の記事に書きました 「災害時の反省」 から、今回は潔く断念することにしました。

さて、家に戻ってから気になって検索してみると、なんと、次便は予定通り到着しているではないですか! あの時粘って次便に振り替えていれば・・・。

今となっては慰めにしかならないのですが、自分自身に贈りたいのがこの言葉・・・「人間万事塞翁が馬」。

これは、淮南子(えなんじ) にある故事なのですが(たしか中学で習いました^^)、簡単にいえばこんなお話・・・馬が逃げた ⇒ その馬が名馬を連れて戻ってきた ⇒ その名馬に乗った息子が落馬して怪我をした ⇒ 息子は怪我のため戦争に行かずに済んだ ⇒ 助かった~めでたし、めでたし♪ (・・・ちょっと簡単すぎたかな)

つまり、人間の禍福は変転して(幸福と思えることが後に不幸になったり、不幸と思えることが後に幸福になったり) 予測ができないということを伝えた故事なのです。

何か悪いことがあった、失敗したと思ったときには、この言葉を思い出して早めに気持ちを切り替えましょう!


隠れた特産品

2012年1月14日 土曜日

私はこの時期、山形からの帰りの新幹線で、必ずと言って良いほどこれを食べています・・・「つるし柿」 です。

山形は文字通り山に囲まれているため、秋から冬にかけて寒くて強い吹き下ろしの風が吹きます。 フルーツと言えば太陽の恵みのような印象を受けますが、この干し柿は寒さと風の恵みでドンドン甘味を増していきます。

自然の恵みで作られた濃厚な甘さは、仕事の疲れを一瞬で忘れさせてくれます。 帰りの車中、つるし柿を3-4個食べて、ホンワカした気分で幸せなひとときを過ごしています♪

ちなみにこちらの商品は、山形駅の新幹線ホーム内改札近くの売店で販売しています (駅ビルでは贈答用のみの販売です)。 6個入りで500円・・・味も値段も都会では手に入りませんよ^^

山形にお越しの際はぜひご賞味くださいませ♪


提供の持続可能性とは

2012年1月12日 木曜日

昨日より企業様の支援のため富山に来ております。 私は、ホテルで時間がとれるときはテレビのローカルニュースを好んで見るのですが、昨日見た番組では葉物野菜について報じていました。

全国的にもそうだと思いますが、こちらの地域では、年末年始の冷え込みによりキャベツなどの生育が悪く、小売価格が100円程上がっているのだそうです。

葉物野菜を多く扱うスーパーやとんかつ屋さん、サラダーバーのあるレストランを取材していましたが、利益を削って提供することになるため、こうした状態が続くと経営が厳しいという声が挙がっていました。

そこで、検討しておきたいのが 「提供の持続可能性」 です。 言葉は堅苦しいのですが、意味合いとしては、安定的に提供し続けることができるかどうかを正しく見極めましょうということです。

私たちは、とかく強みである商品やサービスそのもの(ばかり)に目を向けがちです。 しかしながら、それが、いつでも適切な品質で提供できなければ、残念ながらその強みは活かされません。 私のこれまでの支援を思い起こしても、良いものを持っていながら、それが安定的に提供できないことで上手くいかない企業様が多くいらっしゃいました。

商品やサービスが安定的に提供し続けることができるかどうか・・・特に、一番の強みとするものがどうなのかを考えていただくことで、見過ごされていた課題が見えてくるのではないでしょうか?


現場主義の弊害②

2012年1月09日 月曜日

少し前に掲載しました 「現場主義の弊害」 の続きです。 http://consult-k.jp/colum/?p=467

以前、ある企業様の支援をした時のことです。 そこは、中高年向けの婦人服を販売しているやや高級路線のブティックでした。 少子高齢化も進む昨今、お客様は60代以上しか考えられないというのが経営者の持論でした。

左の図は、市内の園児数と児童数を調べたものです。 すると、少子化とはいうものの、この市では児童数が伸びていることが分かります (但し、園児数が横ばいに推移しているため、今後の児童数は横ばいになる可能性があります)。 それに合わせて、学校のクラスの数も増えていることが分かります。

右の図は、市内の年齢別の人口推移を調べたものです。 すると、60代・70代・80代の伸びから、確かに高齢化していることがうかがえます。 しかしながら、ここ数年の50代の大幅な落ち込み、ここ1-2年の60代の横ばい、70代の横ばい傾向を考えれば、今後はさほど高齢化が進まないことが推測されます。 一方で、30代が一番多く、40代が年々伸びており (ここ1-2年の30代の落ち込みは40代に年代が移ったと推測)、今後は、ますます40代が大きな割合を占めると推測されます。

現場を見たときに、60代中心にするというのは一面では正しいと思います。 しかし、それはお店の中だけの話・・・お店の外を見ればドンドン40代が増えているのです (数字で見れば明らかです・・・30代・40代で31.1%、60代・70代で24.9%)。 また、児童数の伸びと合わせて考えると、小さな子供を育てている40代ママ世代が重要なターゲットとなる可能性も考えられます。

「顧客は60代中心で今は少子高齢化の時代」 ・・・だから、60-70代向けの商品を中心に展開するという視野の狭い考え方よりも、「顧客は60代中心だが商圏は40代の伸びが著しい」 ・・・だから、そのギャップを埋めるために品揃えを見直すという大所高所の視点を持っていた方が、必ずや経営にプラスに働くといえます。

こちらの企業様では後者の考え方を受け入れ、バッグや小物の品揃えを見直す(少し若い人向きの色・素材の商品を増やす)ことで、30-40代の新規顧客を増やすことに成功しました。

皆様も、現場に偏り過ぎることなく、広い視野で経営環境を捉えていただければと思います。