14-危機管理記事一覧



新型コロナ、、、ガイドライン通りの営業では・・・

2020年6月22日 月曜日

テレビを見ていると、客席の間隔を 1.5m空けた店、従業員全員マスクや手袋を徹底した店、入店時に検温や店内での会話等の注意事項を説明する店、、、様々な工夫をしながら感染を防ごうとする店が紹介されています。

それを見て街の店を覗いてみると、、、テレビと全然違うじゃん!

まあ、テレビは対策している店は映せるけど、対策していない店は映せないでしょうからね、、、テレビの情報を鵜呑みにすれば、ほとんどの店が対策を徹底していることになります(笑)

先日、某町での仕事帰り、駅への道すがら店の様子をうかがうと、、、ランチタイム、ほとんどの店はドアを開けて換気しながらの営業でしたが、店内(座席)は以前とあまり変わっていないかなというのが正直な感想。 昨年行った店などは、隣の人が肩触れあうギリギリの間隔で座っていてほぼ満席状態(苦笑)

大手チェーン店や 中には意識して対策を徹底している店もあると思いますが、、、まあそんなものだろうという状況でした。

正直なところ、ガイドラインに従って席数を調整すれば、経営としては継続が難しくなるでしょう。 ガイドライン通りの営業をして経営が成り立たなくなるなら、閉店したままの方が良いのか・・・それでは生きていけなくなる。。。 その結果が、今の営業スタイルとなっているのだと思います。

そうした店が嫌なら行かなければ良い。 店はでき得る範囲で対策をし、それに納得した人だけが行く。 ガイドライン通りにできていない店も そうした店に行かない人も、どちらも批判されるべきものではなく、、、それぞれの判断で行動に移し、その結果はそれぞれが受け止めるのみ・・・と私は思っています。

ただ、度を超えた振る舞いの人が一定割合いるため感染者はドンドン増えるでしょうし、感染すれば・感染者を出せば 迫害の憂き目にもあうことも念頭に、それぞれが判断して行動することが必要なのかなと思っています。


新型コロナ、、、不正→摘発→逮捕にご注意を。

2020年6月19日 金曜日

新型コロナに関連して様々な補助金・給付金・融資制度等が出ています。 代表的なものに、持続化給付金、雇用調整助成金、休業協力金などがありますね。

対象者は遠慮なく申請して、業績悪化の補てん等に役立てていただければと思いますし、、、私も最近の支援では、支援先が対象になるかをまず考えて、まだ申請していない方には申請のお手伝い等をしています。

ここで問題となるのが、虚偽申請について。

黒を白にする類いの嘘が完全にアウトなのは理解されると思いますが、ちょっとした嘘 ・・・ 例えば、昨対 49%減だったためレジを操作して売上を減らして 50%減にする、少し前までやっていた休業対象の商売を 今もやっていることにする、休業日数が 1日不足したため その日も休業だったことにする・・・等々、、、

気持ちは分からなくもないのですが、そうしたことをやってしまうと犯罪行為となってしまいますので、、、私は、こうした場合の申請のお手伝いは お断りしています。

実際に、休業していたと虚偽申告をして休業協力金を申請した店の経理担当者が逮捕された との報道もありましたが、、、支給が落ち着いた頃から、数ヶ月あるいは 1-2年掛かりで申請者に対する調査が入るのだろうと思っています。

逮捕までされるのは悪質なケースなのかと思いますが、返還請求(罰則あり) や 会社名・氏名の公表等はありますので、、、申請時には、これは不正ではないか? 不正認定された場合 その後の商売にどのような影響があるのか? ・・・と自問自答していただければと思っています。


新型コロナ、、、感染者が出た場合の影響を改めて認識する・・・

2020年6月04日 木曜日

緊急事態宣言が解除され、新型コロナの発生もなく徐々に元の生活に戻っている地域もあればそうでない地域も。 東京では、都庁もレインボーブリッジも真っ赤に染まり、特に 「夜の街」 が警戒されているところですが、、、夜の街に近付かない人が警戒感を強める一方、夜の街を訪れる人は意に介さず・・・結果、着実に感染者を増やすという滑稽ともいうべき状況に。

このままいけば、都や国から相応の制限を課されることになるのでしょうが、そうしたことに従うのは 新型コロナの影響を意識している人(感染・蔓延させないよう意識している人)、、、蔓延させる元になっている人はそんな制限には従わないため、このままいけば また全国に拡散していくのでしょう。

あとは、梅雨時の湿度上昇と雨による外出自粛、夏の紫外線効果等によって どこまで蔓延を防げるか、、、もはや神頼み状態となっているのかなと思っています。

さて、従業員や来訪者が感染した場合の影響について改めて確認しておくと、、、

濃厚接触者が隔離・自宅謹慎させられる(→ PCR検査してもらいやすくなったとはいえ相応の期間は生活制限)、社内消毒が必要となる(→ 完了するまで閉鎖)、濃厚接触者が復帰できない内は業務が回らなくなる、特に地方では 感染者が出たことがあっという間に広まる(→ いつまでも悪い噂が消えない) ・・・このように、小さな会社・事業であるほど経営への影響は大きく、しかも長く続くことを覚悟しておく必要があります。

そうしたことから、私事でいえば、警戒を緩めないどころか緊急事態宣言発令中よりも警戒感を強めており、、、外出時のマスク着用は元より 手洗い・手指消毒の回数を増やしており、不要不急の外出はしないどころか、未だ外食禁止の生活を送っています(もう 2カ月以上外食していません)。

市中に蔓延していれば、相応に対策して生活していても感染は仕方なしというのも事実、、、でも、理由はどうあれ、社内で感染者を出せば 経営者にとっては死活問題になるのも事実・・・ということを改めて認識していただき、警戒感を緩めないようにしていただければと思っています。


新型コロナ、、、解除の前に準備しておくこと・・・

2020年5月22日 金曜日

長らく続く緊急事態宣言。 解除に先立って大阪府では独自基準で営業再開を進め、後追いの形で関西圏の宣言が解除。 そうした状況から、既に首都圏も解除を前提に、さらには、基準の柔軟な運用で解除前倒しとの報も、、、つまり、首都圏の早期解除は決定事項の状況ですね^^;

そうした状況に批判的な意見も多いですが、自粛していられるのは相応に収入を維持できているからで、、、更に長引けばもう生きようがない事業者・個人が多く存在しているのも事実。 そして、そうした人が日に日に増えてきている状況を考えれば、基準を曲解させても解除するというのが本質的なところなのだろう と思っています。 私としても他人事ではなく、今月は家賃も払えない程度の収入しかないため、「もういい加減にしろよ!」 というのが本音だったりします。

さて、早期に解除されるとして、押さえておかなければならないのが、都道府県知事や業界団体が定めたガイドライン。

例えば 東京都では、全国の緊急事態宣言解除後に、都独自の段階的な解除方針(ロードマップ) を示していますが、まずは、そうした都道府県単位の大きな流れや制約条件を押さえること、そして、自身が属する業界が定めた 営業時に必要なより細かなガイドラインを押さえること が大切です。

これらを理解せずに営業を再開してしまうと、、、業界団体や組合等の組織からのお叱り、あるいは、顧客や一般消費者からの苦情・悪い噂の拡散(SNS拡散による誹謗中傷・嫌がらせ等) など、営業再開 即 営業停止に追い込まれてしまう可能性も意識しておく必要があります。

そうしたことも十分にご留意の上で、今の内にガイドライン等を確認し、抜かりなく営業再開に向けての準備を行っていただければと思っています。


新型コロナ、、、日常と隣り合わせの怖さ・・・

2020年5月11日 月曜日

少し更新が滞っていましたが、、、実は、ちょっと大変なことになっていました。

フェイスブックでは既に伝えていたのでご存じかもしれませんが、、、ちょうど一週間前、急性虫垂炎+腹膜炎で救急搬送され、緊急手術を受けていたのでした (今は無事に退院して 自宅療養しております^^)。

新型コロナの影響で医療体制が逼迫、救急搬送先が見つからないとのニュースを見ていたため、病気や怪我には気を付けて自粛生活をしていたのですが、、、虫垂炎は中々防ぎようがなかったりしますね^^;

振り返ると、119番通報する数時間前から既に虫垂に穴が空き、腹膜炎を起こしてどんどん悪化している状態、、、脳梗塞や心筋梗塞ほど切迫していないものの それなりに緊急事態だったようですが、38.2度あったこともあり搬送先が見つかるまで 1時間10分を要しました。 しかも、搬送先の救命センターで まず肺のレントゲン等を診て、コロナ感染が疑われれば即退去との条件付きで。。。

搬送先でもコロナ感染を診るための検査に結構な時間を要したため、これが脳や心臓の疾患であれば 重篤な後遺症が残るか助からないか、、、虫垂炎(腹膜炎) で運が良かったなというのが正直なところです。

私が都内で救命医療を受けられたことをみても、医療崩壊は起きていない!といえるでしょう。 但し、医療崩壊を起こさないために受入制限を行っているのが実態、、、つまり、これまで普通に治療してもらえた病気や怪我が治療してもらえない、現在の医療技術であれば完治する患者であっても助けられない可能性がある ・・・今はそうした医療体制となっていることを身をもって体験してきました。

新型コロナに感染し重篤化することも怖いですが、私自身、感染しなければ(しっかり対策をすれば) 大丈夫との意識が多少なりともあり、、、でも、普通の病気や怪我で治療が受けられない(助からない可能性もある) 状況となっていることをリアルに想像すれば、自分の日常と隣り合わせの怖さとして感じられます。

こうした状況は新型コロナの治療法が確立するまで続くでしょうから、、、皆さまもくれぐれもお気を付けくださいませ。


新型コロナ、、、色んな意味で瀬戸際・・・

2020年4月18日 土曜日

昨日の夕方、緊急事態宣言が全国を対象に発令されたことで、改めての首相会見。 ・・・良識のある専門家やコメンテーターが、2カ月前から繰り返し主張していたことそのまんまでしたね(苦笑)

緊急事態とか 躊躇なくとか 前代未聞のとか、掛け声は立派だけれど この判断・行動の遅さには呆れるばかり、、、新型コロナに関係なく、こうした人たちが国を動かしていることこそが危機的な状態なのだろとしみじみ思ってしまいます。

さて、首相会見では、やけに 「長期化」「長期戦」 といった言葉が発せられ、早くも緊急事態宣言の期間延長を匂わしているかのように感じました。 ・・・感染者数が減らなければ、当然そうせざるを得ないというのは分かりますが、、、

現実的には、「5/6までの休業要請」 ということで 多くの人が協力しているのだから、延長となれば当然 「協力金」 は増額されますよね? 東京は予算があるとして、その他の地域も対応しますよね?? ・・・と、5/6を過ぎれば、現状の休業要請の効力は失われることを認識しておく必要があります。

また、東京都では、3/27に週末の自粛要請、4/4からは本格的な自粛要請、4/7に緊急事態宣言の発令、4/11から休業要請・・・と、当初から自粛に協力していた人にとっては、結構な長い期間に渡って自粛生活が続いています。

例えば、私の生活を振り返ると、3/27以降本日まで 仕事に出たのは 3日間のみ(内 2日間は最小限の時間のみ)。 それ以外の 20日間は 10割に近い接触削減の生活を強いられていますが、、、5/6までは耐えるとして、期間延長となれば流石にキレるかもしれません(笑)

・・・家族でギクシャクしていたり、お金や病気のことで悩んでいたり、進学や就職のことで不安になっていたり、、、理由はそれぞれですが、延長となれば、我慢の限界を超える人は予想以上に多くいると感じています。

そうしたことを考えれば、延長しなければならない程の状況にも関わらず、それ以降は自粛や接触削減に取り組まない人が急激に増える。 つまり、5/6が本当の意味で瀬戸際、、、それを超えれば、正にあり得ない状態になることを意識して 今を過ごす必要があるのかなと思っています。

・・・ですから、特に、特定警戒都道府県の事業者には、強い当事者意識を持って行動することが求められている と思っています。


新型コロナ、、、危機管理の基本中の基本・・・

2020年4月11日 土曜日

昨日、都知事会見が行われ、本日 4/11より休業要請が開始されると正式に発表されました。 ※詳しくは都のホームページへ ⇒ 東京都における緊急事態措置等

当初、休業要請見込みだった 理美容業・ホームセンター・百貨店・居酒屋は休業要請の対象外。 また、居酒屋を含む飲食店・料理店・喫茶店は、営業時間 朝5時~夜8時(酒類の提供 夜7時まで)・宅配やテイクアウトは除く・・・との時短要請で決着となりました。

個人的には、もっと徹底的にやるのかと思ってやや不満は残るものの、天の声との戦いの結果と考えれば上出来なのだろうと概ね納得しています。

都知事会見でも、それ以前にも 危機管理の専門家が言われていましたが、、、危機管理は、「まずは徹底的に厳しくやって 状況を見ながら緩めていく」 のが基本中の基本。 一方で、政府が示した 「緩やかにやって 様子を見ながら厳しくする」 のは失敗する見本のようなものですね。

そもそもが 「危機管理」 ということを理解できているのかどうかで、そうした真逆の考え方になってしまうのですが、、、この数日の都と政府のやりとりは、その典型例ともいえるものだと感じています。

例えば、「このままでは倒産するかも?」 という状況では 危機管理の思考 が求められますが、、、支援をしていると、「できることからやっていく」 とか 「時間を掛けながら少しずつ」 という考え方の経営者が非常に多いのが実態だったりしますね。

今が危機的な状況 = 「一刻の猶予も許されないほど切羽詰まった状況」 と認識できるかが(そうした状況だと思いたくない気持ちを払拭できるかが)、事業継続できるかどうかの最初の分かれ道なのかなと思っています。


新型コロナ、、、結果はプロセスに見合ったものに収れんする・・・

2020年3月29日 日曜日

東京オリパラの延期が決まったからなのか、海外メディアも忖度することなく 「日本の危機意識が欠落した状況」 を伝えるようになってきましたね。

これまで、日本(東京) の危機意識のなさや対策の緩さに反して 感染者数・死者数が圧倒的に少ない(→ 感染者数が少ないのは検査していないだけですね)、、、それがなぜかは分からないけれど、「結果が示している」 とばかりにプロセスが正しいとされてきました。

しかしながら、プロセスが明らかにおかしいのだから、いずれその結果はプロセスに見合ったものに収れんする。 ・・・それがこの数日の急激な感染者数の増加に現れたのでしょう。

本来、「結果が良好なのは運が良かっただけ」 と捉えるべきでしたが、自己肯定の根拠にしたことで 深刻な事態を招いている、、、残念ですが、衝撃的な数字は まだまだ更新されるだろうと思っています。

こうした辺りは、経営者としても (失敗事例として)学んでおきたいところです。


新型コロナ、、、シビアに考えて早めに動く・・・

2020年3月17日 火曜日

新型コロナの影響というのか、活動自粛の影響により、日増しに危機的な状況が進行しているようで、、、そうした中、政府が資金繰り支援を表明していますが、報道で出てくるのは 「借金だから返さないといけない」 といった否定的な声ばかり。

正直に言えば、こうした支援を否定できるのはまだ余裕がある証拠、、、そうした余裕のある事業者のための支援ではないということ、こうした支援でも必要としている事業者が多数いること ・・・は理解しておく必要があります。

また、「お金をもらう」 ことを期待する声が必ず出てくるのですが、、、津波で全てを流された状態でも 「売上補填のためにお金をあげる」 なんてことはなかったのに、なぜそういう発想が出るのか本当に不思議に思っています。

原因が 治療薬のない感染症であるため、まだまだこうした影響が続くことを想定し、今は何とかなっていても 2-3カ月後はどうだろうか・・・ と不安な方は、お早めに自治体が出している緊急融資制度 や 4号・5号認定を受けるための手続きに動かれることをお勧めします。

こうした国難の折は、同じような状況の方が大変多くいるため、役所の手続きは順番待ちとなりますので、、、まずは、事業所の所在する市区町村のホームページを確認し、また、懇意にしている商工会議所等の支援者がいれば相談し、先々の状況を少しシビアに考えて、早め早めに動いていただければと思っています。


新型コロナ、、、数字の一人歩きにご注意を・・・

2020年3月08日 日曜日

新型コロナの感染が広がるにつれ、連日様々な数字が飛び交っています。 数字を用いることで、より具体的に正しい状況が伝わる良い面はありますが、事実誤認させることも・・・。

例えば、新型コロナの致死率 2.3%、、、これは、検査が進んでいない状況での瞬間値のため、(検査が進めば分母が大幅に増えるため) 実際の致死率は大きく変わってくることに留意する必要があります。

また、それは全体値(平均値) を意味しているため、地域別、年代別、状態別等に分けて調べてみると、カテゴリー別に大きくバラツキが出てくるため(20代が 0.2%に対して 70代は 8.0%など)、全体値(平均値) だけを取り上げることにあまり意味がないことにも留意する必要があります。

例えば、「日本の感染者が 1000人を超えた!」 との報道が散見されましたが、、、その内 710人は クルーズ船とチャーター機帰国者であるため、日本で蔓延しているかの誤認を与える数字の使い方ともいえます。

例えば、「マスクを月 6億枚に増産!」 といっても、元々月 4億枚からすれば 増産分は月 2億枚、、、1億人に配れば 1人に月 2枚配布で終了のため、充足するには程遠い数字であることが分かります。

例えば、「感染者の内 2割が他者にうつし、8割はうつさない」 と発表がありましたが、、、行動特性や環境要因により結果的にそうなっている可能性もあるなど 理由は分かっていないようで、、、もしも、感染者 10人が別々のライブハウスに行ったら、感染が広まるのは 2箇所だけで済むとはいえない ということのようです。

数字を出すと説得力があり、絶対的に正しいことのようにも見えてしまいますが、、、恣意的に使われることも多いため、冷静な判断が必要なことにご注意を。