15-復興関連記事一覧



東日本大震災から 10年経って思うこと・・・

2021年3月16日 火曜日

どうしたものかと思っている内に数日が経ってしまいました。。。

ブログの過去記事(復興関連過去記事 →クリックで移動します) を振り返ってみると、私が被災地に入ったのは 2013年 3月。 荒廃した建物がそこここにあったり、道も暫定的なもので夜は真っ暗な状況だったりもしましたが、それでも随分と人が入っていける状態になっていました。

数年に渡って 被災された方に沢山のお話を聴きながら、多少なりとも復興の一助になる仕事をしてきましたが、、、時の経過と共に、復興というよりは 被災事業者の再建のための支援に変わってきました。 ・・・特にこの 2年は、ほとんどが、被災事業者のためにはなっても、被災地の復興には結びつかない支援でした。

やはり思うのは、ここに至るまであまりにも時間が掛かり過ぎたということ。

3年、5年ならまだしも、7年、8年も経てば、別の地での暮らしが板につくと共に、その年の分だけ歳も取るのですから、、、今から事業を再開しよう、今から元の場所に戻って商売しようという人は、どうしても少なくなっていきます。 ・・・なので、私の支援のほとんどはこうした方々への支援、、、つまり、本質的には復興支援とはいえないのかなと思っています。

また、すぐに被災地で事業を再開した方も、復興バブルに翻弄されたり、大型店の進出によって立ち行かなくなったり、思うような住民の帰還がないため商売が成り立たなくなったり、、、現地で事業を継続するのが難しい、手の打ちようがないといった状況も垣間見ることがあります。

東日本大震災から 10年経って思うことは、、、復興って何? ということ。 もっといえば、どうすれば復興したと言えるの? ・・・言わんとすることは分かるけど、それって実現できるの? ということ。 ・・・復興支援の一端を担っていながら、だからこそ分からなくなっている、、、それが、3.11のブログ更新をためらっていた理由ですね。

今の結論としては、あまり難しいことは考えずに、目の前の方々が、これからも生きていけるための支援を続けていきたいと思っています。


ようやく役割を終えた仮設住宅・・・

2020年12月19日 土曜日

河北新報の記事で、東日本大震災で建設された岩手県内の仮設住宅が、来年度上半期に全て撤去される見通しとの記事を見ました。

その名の通り 「仮設」 だったはずですが、丸 10年を目前にまだ撤去できていない状況を考えれば、やはり 復旧・復興が十分に・迅速に進んでいなかったと言わざるを得ないでしょう。

大規模災害というだけでなく、東京オリンピック・パラリンピック招致を決めたことの影響も大きく、、、オリパラ関連の建設が始まるやいなや、現地では急激な資材・工賃の高騰や職人不足による工期後ろ倒しが頻発。

その東京オリパラも開催が危ぶまれるような状況で、、、被災地の声を聞いてきた身としては、何とも言えない空しさも感じてしまいます。

それでも、岩手県・宮城県では復旧・復興が進んでいますが、福島県、特に原発の影響を受けている相双地域では、未だに今後の道筋が見えない状況です。

年も明ければ、東日本大震災 10年の報道が数多く出てくると思いますので、、、あれからどのように復旧・復興されているのか・されていないのか、ご覧いただければと思っています。


たまたま? 火消し??

2020年9月26日 土曜日

新首相の初の地方視察は福島県。

「福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本再生なし。これは私の内閣としての基本方針だ」 と話されていました。

先日、基本方針に復興に関する記述がなくなったことを 「たまたま」 と釈明した大臣もいましたが、、、

消費税を引き上げざるを得ないと発言し、反応の大きさから即火消し発言をしましたが、、、新首相は、そうした傾向があるのだなと思ってしまいます。

いずれにしても、迅速に、最後まで、東北の復興に力を入れていただければと切に願います。


あえて消したことに相応の意思がある・・・

2020年9月19日 土曜日

菅内閣が発足し、初閣議で決定した基本方針について、「東日本大震災からの復興」 と 「東京電力福島第1原発事故」 の記載が消えたとの報道がありました。

現復興相は、姿勢に変更はないとすかさず否定しましたが、、、前政権を踏襲するならば そうした記載は残せば良いだけだし、2012年以来掲げていたものを消したことが 相応の意思表示なのだろう・・・と考えてしまいます。

それでも、半年もすれば 丸10年。 本来ならば、「復興した」 といえるまでになっていなければおかしいため、あえて消すというのも分からなくはないですが、、、

「復興した」 とは言えない、特に福島は問題山積の状態にも関わらず 「消した」 ということには、遺憾の意を表したいと思います。


東日本大震災から丸 9年。

2020年3月11日 水曜日

福島県の楢葉町や大熊町の帰還困難区域に入ると、、、

普通に人が住んでいそうなのに誰もいない町、崩落した家がそこここにある廃墟の町、見たこともないくらい雑草が生い茂った町、、、厳重に警備されているバリケードの中に入り 静まり返った町を車で流すと、どのくらい復興が進んでいないのか肌感覚で分かります。

(バリケードの中の写真は非公開とします)

帰還困難区域2019-3 帰還困難区域2019-1 帰還困難区域2019-2

この 1年は、福島で被災された事業者への訪問支援を多くさせていただきましたが、数えてみると延べ 92回の訪問。

被災された中でほんの一握りの事業者にしか会うことはできませんが、少しでも明日の活力になるように、また来年度も支援を続けていこうと思っています。


下の下の対策・・・

2020年1月30日 木曜日

やはりといっていいのか、あちらこちらでそうした店が出てきていると話題になっています、、、中国人お断り。 チャイナアウト。 ・・・理由は、入店させると新型肺炎に感染する可能性があるから。

以前、似たようなことをされているのを知って悲しい気持ちになったのが、、、日本人お断り。 日本の食べ物は輸入禁止。 ・・・理由は、放射能で汚染されているから。(国内でも、福島お断りなんて酷いことを言っている日本人もいましたね)

もしも海外旅行に行って、「日本人は放射能に汚染されている!出て行け!」 と言われたら、、、一生忘れることができない嫌な思い出になると思います。 当然、その国にも、その国の人にも、後々まで嫌な感情を抱くことでしょう。

近年、大挙して押し寄せ、(文化・民度の違いもあり)少なからず嫌な思いをしてきた日本人は多いため、そうすることへの賛同の声も多く挙がっているようですが、、、それを全肯定しているわけではない、そうしたことを嫌な思いで見ている日本人がいることも忘れてはなりません。

自分がされて嫌なことをすれば、巡り巡って相応の報いを受けることになるのは世の習わし、、、本当にそれをやることが良いことなのか、よくよく考えていただいた方が良いのかなと思っています。


復旧?復興?・・・考え方を理解しておきましょう。

2019年12月25日 水曜日

10月の台風19号被害で、様々な支援メニューが出ています。 ・・・その中で、私が支援で関わっているのが、小規模事業者持続化補助金とグループ補助金。

例えば、浸水被害で設備が壊れてしまった、、、何か補助はでるのか? と思ったときに、まず思い浮かぶ代表的な補助金です。

例えば、冷蔵設備が壊れたので新しく買う!・・・もちろんこれらの補助金を使うことができます。 但し、とても重要な注意点があります、、、それは、どのような冷蔵設備を買うかということ。

端的にいえば、小規模事業者持続化補助金では何でも良いですが、グループ補助金は機能・性能が同程度の冷蔵設備にしなくてはならないということ。

なんで?と思われる方は、次の 2つの違いを理解しておく必要があります。

それは、復旧=被災以前の状態に戻すこと。 復興=被災以前よりも良い状態にすること。 例えば、せっかく買うので性能の良い設備にする、前のは小さくて使いにくかったので大きい設備にする ・・・というのは、「復興」 の意味合いが含まれたものになりますね。

基本的な考え方としては、被災した事業者への支援 = 復旧のための補助金 となりますが、、、小規模事業者持続化補助金は、「復興」 も含めて使い勝手を良くした例外的な補助金 と考えた方が良いかもしれませんね。

申請期間はそれほど長くはありませんので、該当される方はお早目に申請準備を進めてくださいね。


復興支援の難しさ・・・

2019年7月14日 日曜日

少し前の話になりますが、西日本豪雨からちょうど 1年が経ったとの報道がありましたね。 被災地や災害との距離感で感じ方が変わるとは思いますが、おそらく多くの人は 「そういえば・・・」 という感じで思い出したことでしょう。

被災された方が入居する仮設住宅では、広島では 7割、岡山では 8割以上の方が未だ入居されていると報じられるなど、まだまだ復旧・復興できていない状況がありますが、、、やはり離れた地域ではそうした状況が伝わってこず、1年といった節目の報道でやっと思いを馳せることになります。

私は東北に縁があり復興支援にもたずさわっているため、岩手・宮城・福島の復興状況は常に気に掛かっていますが、、、そうでない人からは 「まだ復興していないんだ!?」 と驚かれることもしばしば・・・。

こうした被災地や災害との距離感で感じ方の違いが生じるのは当然のことですが、、、それが、被災者(被災地) を孤立させることにつながっていたりするのも事実だったりします。

そして、復旧・復興が進まず 徒に時間が掛かってしまうと、「もう〇年も経つのに、まだ復興してないの!?」 と批判めいた声も聞かれるようになるため、、、どんな事情があるにせよ、時間が経てば経つほど復旧・復興が難しいものになっていくのです・・・。

そうならないためにも、とにかくスピード感を持って、語弊があるのを承知で言えば、多少無理矢理にでも進めていく・早い段階で形にしていくことが必要なのかな…と思っています。


富岡町(福島県) に行ってきました・・・

2019年7月12日 金曜日

ここは、福島県の太平洋沿いにある富岡町。 2017年10月21日にここまで常磐線が復旧したため、東京方面からは 「いわき」 まで急行できて、各駅に乗り換えて富岡まで来られるようになりました。

福島県富岡町2019-2 福島県富岡町2019-3 福島県富岡町2019-1

福島県富岡町2019-6 福島県富岡町2019-5 福島県富岡町2019-4

この辺りの復旧が進まないのは、やはり原子力災害の影響。 大丈夫だと言われても、目に見えないものなので万人が受け入れるわけではなく、、、どうしても風評被害等も出てしまうため、戻るのに躊躇される方が多くいます。

また、県外の人が、何か地元のものを買って貢献できればと思っても、地元のものが売られていない(作られていない)、、、様々な悪い要素が絡まって、中々復興が進まない悪循環の真っただ中にあります>< (飲食店は、さくらモール内に数店営業していたのでランチを食べてきました♪)

とりあえずは除染、津波被害も大きい地域なのでハード面の復旧・・・そうして安心して住めるようになって帰還・・・と、まだまだ復興途上であることを実感した富岡町でした。


復興より大事なものは・・・

2019年4月11日 木曜日

これまでも度々問題発言をしてきた大臣の発言、、、やはり 「資質がなかった」 と言わざるを得ないでしょう。

復興支援をしている立場からすると、冗談や宴席でのリップサービスということを考慮しても、よくもまあそんなことに 「復興」 という言葉を持ち出せるものだと呆れるばかり。

発言のあった岩手では、ハード面の復旧・復興は進んできていますが これで十分とはいえないし、何よりソフト面はまだまだ・・・ハード・ソフトの両面が回復しての 「復興完了」 です。 福島では、通常のインフラ復旧はもとより、根深い問題が未だ解決できていないのですから、復興なんてまだまだ先の話です。

何となく 東北の復興は終わったかの風潮もありますが、、、復興に向けて進んでいる地域もあれば、未だ復旧すらできていない地域、時間の経過と共に新たな問題が出てきている地域・・・等々 一筋縄ではいっていない、、、それでも何とか頑張って前進しようとしているのが実情です。