01-診断士・養成課程記事一覧



知識は大切です。

2017年6月11日 日曜日

私が 32歳の頃、アパレル会社の某ブランドで生産管理を担当していました。 その頃は、今と比べるとあまりにも知識がなく、根性と地頭だけで色々な業務をこなしていたような感じでした^^;;

ある時、大人気の商品を追加生産しようとなった時に、どの品番・サイズ・カラーから生産すると 最短で店頭に届けることができるのか、納品日はいつになるのか ・・・そうしたことを考えながら生産ラインの組み付けをしていたのですが、、、Excel上にマス目の表を作って、ああでもない こうでもないとシミュレーションしながら 3時間掛かりで完成させました。

さて、生産指示を終えて思ったのは、「もっと簡単に答えが出せる方法があるのでは?」 ということ。 そこで、色々調べて辿りついたのが 「ジョンソンの法則(ジョンソンアルゴリズム)」 というもの、、、早速 この法則に合わせて組み付けてみると、あっという間に完成してしまったのでした♪

実際には、タスクを細かく分類するなど工夫したり、ジョンソンの法則で出た答えに少し手を加えて完成となるので、Excelに計算式を設定したら全自動で答えが出るというものではありませんが、、、3時間掛けて出した答えが 30分で出たのには、大変な衝撃を受けました・・・。

実は、この法則が載っていたのが 中小企業診断士のテキスト(運営管理)、、、これが、私が中小企業診断士資格の勉強をする最初のきっかけだったのですよね^^

他にも、運営管理で学ぶ 「マージンミックス(相乗積) の手法」 (→ 実務で必須の手法なので、私の研修では 度々実践の仕方を教えていますね^^)、、、これも、この手法を知るまでは、3-4時間掛けて粗利シミュレーションをしていましたが、なんと 15分程度で軽く数パターンの粗利シミュレーションができるようになりました。 (→ 毎週 1-2回行う業務でしたので、物凄く楽になりました♪)

過去の自分を思い起こし、反省も込めて、、、「知識」 は大切です。 生きている限り 勉強は必要ですね^^


新しい登録証♪

2015年11月30日 月曜日

先月、更新届を出していましたが、いよいよ届きました 中小企業診断士の登録証♪ これで、無事に 2回目の更新手続きが完了しました。

以前のコラムにも書きましたが、中小企業診断士は 経済産業大臣が認定する国家資格で、5年に 1度の更新することが義務付けられています。 自己啓発のつもりで取得すると、職種によっては 更新に苦労するかもしれませんので、勉強を始める前に更新要件を確認しておいた方が良いかもしれませんね。

そういえば、時を同じくしてマイナンバーの通知カードも届きました。 ゆくゆくは、こうした国家資格の更新なども、マイナンバーにひもづいて楽になったりするのでしょうかね??


祝 10周年♪

2015年11月01日 日曜日

2005年 11月 1日・・・中小企業診断士として独立開業して、今日でちょうど 10年が経ちました。 先日のブログにも書きましたが、思えばよく生き残ってきたものだ、、、というのが正直な感想です。

俗に言うところの企業の生存率、、、中小企業白書 2011年版(帝国データバンク資料) によると、10年後の生存率は 70%とのこと。 (個人事業レベルだともっと低いのかな??)

生存率2011 (グラフをクリックすると拡大して見れます)

次の資格更新まであと 5年と思って見てみると 生存率は 61%、、、10年生存した後でも、5年でまだそんなにふるい落とされるのですか、、、生き残るのって そんなに甘いものではないのですね・・・(汗)

10年経ってみたけれど、正直に言えばまだまだ課題だらけの不完全体、、、完成にはさらに 10年 20年かかるのかな? 生きている間には完成させたいものですね(笑)  ポジティブに言い換えると、伸びしろが十分あるということで、まずはこの 5年、焦らず磨きをかけていきたいと思います。

引き続き皆さまのご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m


もうすぐ 10周年・・・

2015年10月14日 水曜日

本日、無事に 「中小企業診断士」 の更新書類を発送しました。 中小企業診断士の資格は 5年ごとに更新しなければならず、「知識の補充(5年間で5回以上)」 と 「実務の従事(5年間で30点以上)」 を満たさなければなりません。

私のように、中小企業支援を職業にしている場合は問題ないのですが、自己啓発の目的で資格を取得した人にとっては 「実務の従事」 が厳しい要件となっています。 ・・・例えば、一般の営業職の会社員が実務で中小企業支援をするというのは、中々難しいものがありますよね。

中小企業診断士は、弁護士や公認会計士などに比べて難易度が低い士業資格ではありますが、実務に従事していないと 維持が難しい国家資格となっています。 (自己啓発で勉強されている方はご留意ください)

そんな中で、今回は 2回目の更新、、、資格を取得したと同時に独立開業しましたので、もうすぐめでたく丸 10年となります♪

思い起こせば、仕事のツテなし経験なしで始めた若さゆえの無謀な挑戦(?) でしたが、、、10年もよく生き抜いてこれたなと正直思います。 今、10年前の自分に会えたら、「もう少し緩やかな人生もあると思うけど、本当にこっちの道を選ぶ?」 と声をかけるかな(笑)  (独立を考えている人はご参考まで)

さて、次の 10年というよりは、まず 5年。 さらに積み上げつつ 壊して再構築しつつ、もっともっと高みを目指して頑張っていきます^^


綱渡りの半年間・・・

2015年7月18日 土曜日

今週は、長時間の研修が 2本(4日間) という久しぶりにハードな 1週間。 帰路、電車に乗っているうちは元気でしたが、駅を降りた瞬間に蓄積した疲労が噴き出してきたようで、、、足取りも重く 中々家に辿りつけませんでした(汗)

岐阜での研修はまた書くとして、まずは昨日の中小企業診断士養成課程の研修について。 ・・・と思いましたが、、、差し障りがあることばかりで、タイプする指がピタッと止まってしまいました(苦笑)

まあ、最後に 2日間のまとめのようなポイント解説をしていたときに、前日や朝の状況とは異なり、画面を真剣に見ていたり、メモをとったりしていた受講者が随分多く目に入ったので、相応には学んでもらえたのかなと安堵。 終了後に質問に来たり、わざわざ感想を伝えに来てくれた受講者も複数いたので、全力で伝えた甲斐がありました。

その一方で、最後まで納得していない顔の受講者もいましたし、残念ながら突っ伏して寝ていた受講者もいましたね。 講師業は、全ての人に満足してもらえるのは不可能、、、そもそも全員が同じモチベーション、同じ目的で受講していないから。 だから、嫌な態度が目に入っても、気にとめない・流すことが鉄則ですが、、、個人的には、中小企業診断士養成課程ではそれをしたくないと思っています。

なぜなら、学ぶべきことを学べていない受講者は、「使えない診断士」 に一歩も二歩も近付いたということになるから。

中小企業診断士には、(補) もなければインターンもなく、独占業務もありません。 1年目も 10年目も関係なく、資格を名乗った瞬間に 自身の言動や成果だけで評価される資格といえます。 ですから、養成課程で十分に学べていない受講者は、卒業したら経験を積みながらしっかり学ぶなんて悠長に考えている受講者は、卒業後まもなく、「診断士のくせに・・・」 と周囲から冷たい目で見られる未来に近付いているといえます。 ・・・資格さえなければ、優秀な人と評価されたのでしょうけどねぇ。

数多くの活躍する卒業生とともに、組織の中で肩身の狭い思いをしている卒業生、在校中の人脈を活かして仕事をしたけど 「あの人使えないよね」 と噂話に登場する独立系の卒業生、、、受講者は、光と闇が確実に存在しているという事実を 真剣に考えてみた方が良いかなと思っています。

はっきりいえば自業自得なのでしょうけど、闇の方に進んでしまった卒業生は 結構悲惨な状態ですよ。 ・・・ですから、私は、中小企業診断士養成課程は どちらの世界に行くのか綱渡りの半年だと感じているとともに、闇に転げて不幸な人生を送る受講者を 1人でも減らしたいという想いで、敢えて厳しい態度で臨んでいます。

残りの受講期間、さらに学ばなければならないこともありますが、これまで学ぶべきことが学べていないのならば、それを補わなければならないということにもご留意いただければと思います。 全ての受講者が、幸せな未来に近付いていくことを切に願っています。


中小企業診断士養成課程・・・診断実習後記 (おまけ)

2015年3月22日 日曜日

そのうち皆様に届く今回の評価表について、私の受け持ちの班では あれだけ細かな指摘(小論文指導) をした手前 下手な文章は書けませんので いつも以上に気合を入れて作成しました(汗)

時間も文字数も限られた中で作成したコメントですが、、、最後に一人ひとりに伝えておきたいことを綴っていますので、インストラクターからの遺言として読んでいただけると幸いです(笑)

ちなみに、提出した後で まだ納得いかずに読み返してみると、他の言い回しで切迫感を伝えた方が良かったと感じた個所や、助詞を変えると音の並びが綺麗になった個所もありましたので まだまだ改善の余地はありますが、100点満点中 自己評価 88-92点の内容だと思っています。

それを踏まえて、私が報告書の読み合わせで行ったように、文章にダメ出しをして 文章作成力の強化に活用していただけると幸いです(笑)


中小企業診断士養成課程・・・診断実習後記 (後編)

2015年3月22日 日曜日

「それをしてはならない」 と意識していないと無意識に出てしまうのが癖というもの。 貧乏ゆすり・舌打ち・鉛筆回しなどの日常的な癖もあれば、万引きや盗撮といった犯罪的なものまで様々にありますね。

中小企業診断士に必要不可欠な思考プロセスにも癖というものがあって、意識していないと帰納的な積み上げ式の考え方になる、自身の経験のみを元にした常識で断定する、目的を考えずに作業に入る、一面からしか診ずに判断する(断定する) などなど ・・・ これは皆、「使えない診断士」 の代表的な思考プロセス(の癖?) ともいえるもの。

そうなって欲しくはないので、私の受け持ち班では、昔のドラマに出てくる小姑のようにチクチクとそうした癖を指摘し続けてきました(苦笑) そうした甲斐もあって、最終的には今までの悪癖が矯正されたかに見えましたが、、、「振り返り日」 の当班の研修生の思考プロセスは、正に悪癖が顔を覗かせたような状態でしたね(笑)

長い年月を掛けて身に付けてきた癖、、、少なくともこの半年間みっちりと悪癖を強化していた面もあるのですから、よほど強烈に意識して良い癖を上書きしていかないと、残念ながら あっという間に元に戻ってしまうのでしょう。 それでも最後の最後に、診断士としては相当恥ずかしい指摘を受けたのですから、「そうしてはならない」 という強い記憶は残るのかなと思っています。

これから、基本的には こうした指摘を受けることのない立場になるのですから(→ 指摘を受けたら それこそ恥ずかしいでは済まないと思います・汗)、、、中小企業診断士としての自覚と責任を持って新たな生活をスタートしていただきたいと思います。 皆さまのこれからのご活躍を心よりお祈りしております。


中小企業診断士養成課程・・・診断実習後記 (前編)

2015年3月21日 土曜日

読み・書き・そろばんは、初等教育で獲得することが求められる基礎的な能力を表していますが、中小企業診断士にとっての基礎的な能力は何なのかな、、、中小企業診断士養成課程の診断実習中、研修生を見ながら フトそんなことを考えていました。

そして、何となく思い浮かんだのが、(意味合いは少し変わりますが) 並びを替えて、そろばん・読み・書き ・・・ 目の前にある情報を集計・分析し、多面的な視点で考察し、分かりやすく報告書にまとめること。 具体的にいえば、例えば、「調査報告書を(プロフェッショナルなレベルで)作成できる」 というのが基礎的な能力といえるでしょうか。

そこに、情報を的確に収集する能力、より高度な分析ができる能力、考察した情報を元に戦略策定できる能力、戦略を実現するための具体策を策定できる能力、提案を分かりやすく伝えるプレゼン能力、具体策を実行支援できる能力 等々が付加されていくことで、企業支援が可能になるレベルになっていくのでしょう。

しかしながら、研修生の様子を観察していると、基礎的な能力が十分に備わっていないにも関わらず、付加的な能力ばかりに目を向けようとする傾向が強いことを実感。 ・・・まるで、フォームも固まっていないのに 目新しい変化球を覚えようとするピッチャーのよう。 基礎もできていないのにそんなことをしていては、残念ながら 「使えない診断士」 を目指すようなものですね。

例えば、「分かりやすく報告書を作成できる能力」 がどれだけあるのかな?、、、きっと胸が痛い人いますよねー。 私の受け持ち班については、高校生の小論文作成指導並みの指導(簡易的にですが) をしましたので、現状では 「基礎的な能力はある」 といえるレベルにはなったと思いますが、、、一過性の成果ではなく、安定的な成果として (最低でも)このレベルを保ってくださいね(笑)


自信 × 過信

2015年3月15日 日曜日

支援をしていて感じること。

同じような状況であっても、たった 1つ条件が違えば 展開は変わるものだし、結果も大きく変わることがあります。 以前はこうしようと提案したものであっても、時期が変われば、逆に 「やってはいけないこと」 として提案することもあります。

大よそ支援とは、1つとして同じものはないというのが、中小企業診断士として活動してきたこの 10年で実感していることです。

だから、未だに確固たる自信は持てない、、、逆に年数を重ねるほどに、多くを知るほどに憶病になっていくのを感じています。 そして、この臆病さこそ 最大の収穫のようにも感じています。

臆病だからこそ、常に知識を得ようとするし、細かく丁寧に情報を把握しようとするし、様々な状況を予測しながら組み立てていくし、それでも自信が持てないから何度も検証し直すし、、、そうしてやっと自信を持って提言できるようになります。 しかしながら、こうして積み上げた自信も、違う案件を前にすれば また一から必死に積み上げていくことになります。

おそらく、臆病さこそが私の品質を保つ大元になっているのかなと思っています。

ですから、情報を押さえきれていないのに断定的な発言をする人、ロジックがめちゃくちゃなのに自信ありげに提案する人、この業種はこれをやるのが定石と得意げに話す人、、、同業者でもそうした人を目にすることがありますが、自信を通り越して過信しているなと感じてしまいます・・・。

ちょうど今、中小企業診断士養成課程の実習指導をしていますが、自信を持つのは良いことですが、くれぐれも過信して卒業することがないよう願っています。


将来なりたい姿 × 周囲が求める姿

2014年7月12日 土曜日

昨日より 2日間に渡って 中小企業診断士養成課程 21期の演習指導でした。

ここ 1-2年気になっているのが 「卒業生のレベルが下がった」 という周囲の声 (→ そうした声が 随分多く聞こえてくるようになったと感じています)。

2ch. に書かれているような根拠の乏しい声は全く気にしなくて良いと思いますが、、、私が聞くのは 近年の卒業生と仕事をしたベテラン中小企業診断士、仕事を依頼した機関の担当者、1年コースの卒業生など、長年養成課程の卒業生と関わってきた人たちの生の声。

受講生は、養成課程に入校してから 「将来なりたい姿」 を目指して学んでいきますが、卒業時点でそこに到達していないのか、そもそも目指すべき 「将来なりたい姿」 と 「周囲が求める姿」 にギャップがあるのか、、、いずれにしてもこうした周囲の声は厳粛に受け止めなければならないと思っています。

それでも、私が担当するのは 6ヶ月の内の 2日間 = 日数換算でわずか 1% ・・・ この時間がどれだけ寄与するのか正直分かりませんが、、、

演習を通して、この 2日間で身に付けて欲しい思考プロセスや考える上での視点、必ず押さえなければならないポイント、今後求められるレベルと現状とのギャップなどについて 全力で伝えてきたつもりです。

残り 2ヶ月半の研修生活で更なる研鑽を積まれ、卒業時点では 「周囲が求める姿」 となって卒業されることを期待しています。