03-戦略策定記事一覧



台風14号、週末三連休は大打撃・・・

2022年9月18日 日曜日

初めは、日本に来るのか? 中国に行くのか?・・・でしたが、日本に来るのはほぼ確定。 そして、九州の縁を抜けて日本海へ・・・と思いきや、九州上陸→中国地方縦断→日本海→北海道となり、そうかと思えば、九州上陸→東進→日本横断で関東へ??

最終的には、進路予想は徐々に北側に戻り、九州上陸→日本海→東北地方を横断して太平洋へ・・・となりそうな模様。

影響がでるのがこの週末三連休、、、こうした予報が出ると、各地のイベント、商品計画など、大きく揺さぶられてしまいます。 ・・・こういっては何ですが、来るなら来るで、分かりやすい進路で来ればまだ良いのですが、ゆっくりゆっくり進むと、進路予想が非常に難しく、こちらの対応もとり難いものがありますね。。。

まずは、被害にあわない、被害が出ても最小限に済むように、被害が出たら早期復旧ができるように・・・ここまでは、危機管理として経営者に求められていること。

それが前提で、被害があってもなくても 収益に影響は出るでしょうから、、、今後どのように挽回するかを検討して行動に移す・・・これも経営者に求められていることです。

まずは危機管理の観点で、余裕・余力がある方は収益の観点で、対応を検討していただければと思います。


物価高騰は、まだまだ続くし上がる・・・

2022年9月02日 金曜日

先日、いつまで続くの?と聞かれたので、そう答えました。 ・・・酷くガッカリした様子でしたが、どこかで見た光景、、、はい、コロナですね。

コロナも当初から、もうすぐ終わる、夏には自由になる、薬ができるからもう大丈夫、風邪と同じだから・・・様々な言い方で現実から目を背ける多くの人を見てきました。

私は、特性が分かってきた初年度の夏から、3年は続くと言い続けてきましたが、、、助言を聴き入れ腹をくくり、この環境下で立ち回るための方策を考えて努力してきた人とは雲泥の差がついていますね。

物価高騰も同じこと。 最低でも 2年はこの傾向、加えて、物価高騰禍の消費意欲減退、貯蓄減少等に伴う購買力低下を思えば、中長期に渡り厳しい状況は続く・・・そう腹をくくって対処するかどうかが、近い将来、大きな差につながるのでしょう。

先々を見据えて、今の延長線上の努力で良いのか、事業の方向性を変えていく方が良いのか、早い内に考えて動き出しましょう。 ・・・私の支援先の中には、既に新たな方向性に動き始めている会社もありますよ。


【物価高騰】 見積もりが甘かった・・・

2022年6月29日 水曜日

電力大手の内 4社が、8月の電気料金を値上げするとの発表がありました。

私の家庭で利用している 東京電力によると、標準家庭のケースでは、2021年8月に 6,960円だったのに対して、2022年8月は 9,118円となるそうで、、、実に 31.0%の上昇です!

・・・これを見て、しまったと思ったのが、、、

3カ月少々前に、電気代を昨対 20.0%増で設定した支援先の事業計画があるのですが、ちょっと見積もりが甘かったですね、、、明日、計画を修正します。

・・・皆さまも、事業計画(数値計画) は、環境変化に合わせて 適宜修正しましょう!


カントリーリスクを意識していますか?

2022年3月09日 水曜日

【カントリーリスク】 投資する国や地域の政治・経済・社会情勢等の変化によるリスク(特にマイナスの影響) のこと。

何か大きな概念の言葉のため、小規模な事業を営む立場ではあまり関係ないと思う方も多いのですが、、、単純な話で、海外産の原材料や製品を利用される方は、常にカントリーリスクを背負っていることになります。

直近では、ロシアのウクライナへの侵攻・・・ロシアやウクライナと取引がある方は、喫緊の大きな決断を迫られていると思います。 当事国でなくても、欧州からの空輸では、ロシア上空を飛行できなくなることで納期見通しが立たなくなるなどの影響を受けることが予想されますね。

また、コロナ禍、ロックダウン地域から輸入していた場合、現地での感染状況によって調達が滞り、思うような事業展開ができない方も多かったと思います。

・・・このように、海外との取引がある時点で、大なり小なりカントリーリスクを背負っていることは意識しておきたいところ、、、日頃から、関係国や周辺情報は気に掛けておきたいですね。

さて、今日は韓国の大統領選挙の投票日。 ・・・どちらが大統領になるか、また、その勝ち方によって、日本への対応に変化が出ることでしょう。

更なる反日路線となるか解消に向かうか、、、韓国での商売や韓国企業と取引している方にとっては、選挙結果次第で 事業展開の変更を余儀なくされる恐れもありますので、今のうちに今後の方針(対応) を検討しておかれることをお勧めします。


一時代の終わり、、、東急ハンズ買収

2021年12月22日 水曜日

22歳の春、東京に来てほどなく、渋谷の東急ハンズに行った時の感動は今でも覚えています。

見たこともない便利なグッズばかりで、私にとっては雑貨・インテリアのテーマパーク。 1フロア、1フロア見て回ったら、あっという間に閉店時間、、、休みの日には、度々渋谷のハンズに遊びに行きました。

行かなくなったのは、引っ越して渋谷が通勤経路でなくなった時から。 それでも、たまに新宿や池袋のハンズに行ったりもしましたが、、、家にモノが揃ったからなのか 店の品揃えが変わってきたからなのか、グっとくるものに出会えなくなり、購入するのは数年に一回程度になってしまいました。

時代の変化を考えれば、ネット全盛期になり ほとんどの商品はネットで買えるし、価格差(ポイント等の還元含む) を考えれば、東急ハンズはショールーミングの格好の的、、、商売としては相当厳しかったことでしょう。

中小企業診断士の勉強をしていた頃、好事例のビジネスモデルとしてよく目にしたものですが、、、一時代の終わりを感じてしまいます。


創業支援の功罪・・・ (後編)

2021年12月16日 木曜日

(つづき)

はっきり言えば、「創業塾」 では 受講者はお客様なので、そこまで厳しいことは言いません。 本来ならば、まず成功しないといったプランならば、起業を断念させるくらいの厳しさが受講者への優しさとなるのですが、、、「創業塾」 で脱落者を出すと問題となるため、間違ってもそうしたことはしません。

また、飲食店など ある程度ノウハウが確立している業種ならば、専門性の高いアドバイスを受けられる可能性は高いですが、、、特殊なノウハウが必要な業種では、専門的なアドバイスはほぼ受けられないと思った方が良いかなと感じています。

例えば、一般的に必要な事業資金と、アパレル業種に必要な事業資金では、資金に対する考え方が異なるため、、、アパレル業種では 2年程度で、資金不足で廃業せざるを得なくなるケースが多いです。 「創業塾」 では、こうしたことは教えてもらえないのだろうな・・・と 支援をしていて何度も感じています。 (きちんと教えないからこうなっていると、支援機関に苦言を呈したこともあります^^;)

受講者からすれば、専門家に支援してもらったのだから・・・と思うでしょうが、、、そうした変なお墨付き意識は持たずに、「創業塾」 とは一度切り離して、起業する業種の専門知識のある専門家に創業計画書をみてもらう(厳しいアドバイスをもらう)・・・といったセカンドオピニオンをご検討いただければと思っています。

コンサルティングオフィスKでは、アパレル関連業種全般、パン屋さん、洋菓子屋さんのセカンドオピニオンをお受けしております

起業前の厳しい言葉こそ、後々の窮地を回避することにつながりますので、、、くれぐれも 自分を甘やかさないようにしていただければと思っています。

(おわり)


創業支援の功罪・・・ (前編)

2021年12月15日 水曜日

支援機関では、「創業塾」 と銘打った創業予定者向けの研修を行っています。

「創業塾」 では、創業に必要なことを学んでもらうための数回のテーマ別セミナーと、創業計画書の作成支援、個別相談会・・・が基本セット。

創業や経営というものについてよく分かっていない方でも、週 1回の 1-2カ月程度で必要な知識が学べ、金融機関の融資申請にも必要な創業計画書が作成でき、一緒に受講した人たちと仲間意識も芽生える・・・というのが大きなメリットでしょうか。

でも、こうした 「創業塾」 に参加して起業した事業者から、1年くらいで行き詰ってしまい、何とかして欲しいという相談が舞い込むことがあります。

こうした相談の全てに共通するのが、あまりに甘すぎる創業計画・・・ということ。

計画を検討する際は専門家の支援を受けたはずなのに、よくこんな絵に描いた餅のような計画を作ったな というものもあれば、計画に基づいて融資まで受けているようなものもあり、、、最初にこうした依頼を受けた時は驚きを隠せませんでした。。。 (今では、またこのパターンかという感じですが^^;)

ただ、こうなるのには、実は理由があるのです・・・。

(つづく)


値上げラッシュ、、、影響は思っている以上!?

2021年12月04日 土曜日

電気・ガス料金、ガソリン・灯油、主原料が小麦の商品、コーヒー、チョコ、輸入品全般・・・等々、日常生活の中で結構値上げされたなと実感する今日この頃。

パンは先月辺りから 10-30円高くなったし、今まで買っていた野菜(輸入の冷凍食品) は 178円→198円(11.2%UP)、158円→178(12.7%UP)など、よく買う商品が 10%以上値上げされました。 そのため、まだ値上げしていない商品に代えたり、米は昨年より明らかに安いため、明日から主食を米に切り替えようと思っています。

また、家では着込んで暖房を控えめにしていますが、このような工夫をしても値上げ分を賄えるだけの節約はできないでしょうから、、、私の生活費は 1割以上高くなることでしょう。

私のように普段から家計を気にしている方は、この冬の値上げラッシュにより、結構な影響が出ると実感されていると思います。 そして、その対策として消費全般を節約することになるため、国内消費全体に相応の影響が出てくるかなと思っています。

コロナが抑えられても消費が伸びない懸念がありますので、、、ご商売の面では十分にご留意くださいませ。


コスト削減に偏り過ぎた結果・・・ (後編)

2021年11月24日 水曜日

(つづき)

いつの頃からか 、経営において 「生産性向上」 が重要と言われるようになりました。

しかしながら、コスト削減意識の強い、というか、それに傾倒し過ぎた日本では、生産性=労働生産性と捉えてしまい、、、いかに短い時間で、いかに少ないコストでアウトプット(商品・製品・売上等々) を生み出すか・・・となってしまったため、「生産性」 ではなく あえて 「付加価値生産性」 と言うようになってきました。

「付加価値生産性」 においても、短時間・低コストは正解ですが、それだけでは正解の半分。 いかに付加価値を高めるかで考えれば、たとえ時間・コストが少し多く掛かっても、それ以上に価値の高いものが生み出せれば、それも正解となります。

今回、こうした内容でコラムを書いたのは、「大阪府議の議員バッジを 金メッキから木製に変えることで経費節減をする」 との記事を見たことがきっかけ。

もちろん、大切な税金ですから 無駄使いの削減は大切なことで、これ自体はとても良い取組。 でも、これは 「労働生産性」  しか見ていない経営者と同じで、、、「付加価値生産性」 の視点で考えれば、どうやったら 議員バッジの付加価値を高められるかを考えることも大切です。

そもそもが、「東洋のマンチェスター」 と称された 大阪工業の象徴である歯車をモチーフにしたデザインとのことですので、、、現在の大阪のモノづくりの技術の粋を集めたバッジにし、大阪の製造業の PRに使う(→ 議員が、産業振興のために他県や世界に PRする・子供たちなど次代のモノづくりの担い手への教育に活用する等々) といった方向性があっても良いと思います。

コスト削減はもちろん大切。 ただ、それに偏り過ぎるのではなく、いかに付加価値を高められるかを考えることが、今の時代にはもっと大切なことだと思っています。

(おわり)


コスト削減に偏り過ぎた結果・・・ (前編)

2021年11月23日 火曜日

日本の産業というのか、日本人にはコスト削減の意識が非常に強く刷り込まれているように感じます。

私が社会に出たバブルが完全に崩壊した頃、高いものは売れなくなり、少しでも安いもの、安くて上質なもの・・・が求められるようになりました。 「安い」 ということが一番のキーワードになる中で 経営を成り立たせるには、原価(仕入) や経費を抑えることが至上命題に。

そこから、様々な角度でコスト削減に取り組むようになり、いかにヒト・モノ・カネを安く調達し、いかにそれらを組み合わせ 安く提供できるか多様な方策が生み出され、、、いつの頃からか コスト削減能力が、企業(我が国産業) の競争力の源泉となっていったように感じます。

一方で、商品そのものの価値が向上することはなく、コスト削減のあおりで寧ろ価値は低下する方向に、、、「昔のものは長く使えたよね」 はその典型といえますね。 つまり、コスト削減に偏り過ぎた結果、付加価値向上がなされない(軽視される) 時代が長く続きました。

例えば、アパレル業界でいえば、いかに安く、効率的に売れる商品を投入していくかに力点が置かれ、いかに面白いもの、他社にはないものを生み出していくかは軽視されるようになっていった、、、まだ若かりし頃ですが、MD主導の体制に変わり、デザイナーは不要と切りまくっていた状況も実際に目の当たりにしてきました。。。

挙句の果てに、国内で更なるコスト削減は無理となると、製造(仕入) 拠点をアジア圏に移し、、、それが奏功した反面、国内のモノづくり能力そのものを失う状況に。。。

(つづく)