03-戦略策定記事一覧



データを扱う人の信頼度・・・

2018年2月19日 月曜日

裁量労働制に関する首相答弁。 ・・・そんな馬鹿な話(あり得ない話) を国会でするんだ!と思って呆れて聞いていると、すぐに野党が追及し、答弁を撤回する事態に。

その後の報道によると、「裁量労働制の方が労働時間が短くなる」 とした首相答弁の根拠となるデータは、「一般労働者への質問は、1日の残業時間について 1カ月のうちの 【最長時間】 を尋ねる内容だったのに対し、裁量労働制で働く人には単に 【1日の労働時間】 の状況を聞いていたため、一般労働者の方が長時間の回答が集まりやすくなっていた」 とのこと。 (朝日新聞より)

つまり、質問内容が異なる調査の結果を比較していたということで、ある答えを導きたいがために行ったということ・・・。 (首相がこうした細かな指示をするとは思えないので、資料を作成した人の忖度=愚行 ということでしょうかね・苦笑)

調査結果自体は、単なるデータでしかないのですが、、、それが信頼できるかどうかは データを扱う人に掛かっている ・・・というのを如実に表していますね。

経営計画書の作成などで 外部データを扱う際に、こうしたデータの信頼度を落とすようなことをしている方を見かけますので、、、くれぐれもお気を付けくださいね^^;


株価暴落の影響・・・

2018年2月06日 火曜日

今朝ニュースを見てビックリ、、、ニューヨーク株式市場ダウ平均株価が 1175ドル 21セントの値下がり!? ・・・先週末 650ドル以上も下げたばかりでしょ?? 今日の日本市場、大変なことになりそうな・・・^^;;

さて、株をやっていない人は、そんなの関係ないとか、ざまぁみろなんてことを言う人を見かけるのですが、、、インバウンド需要を取り込んでいる事業者は、こうしたニュースに敏感になった方が良いかなと思っています。

まず、日本では昔から投資教育がなされておらず、貯金が美徳とされていたこともあり、未だに株式投資というものが国民全体に普及しているとは言えない状況ですが、、、アメリカでは、ある程度の所得のある人が投資をしていないと、なんで投資しないの?と言われるくらいに投資が一般的になっています。

そして、これまで何度も株価暴落の時期がありましたが、そうした時、再起不能に陥るような人も出てくるし、、、そこまで投資額が大きくなくても、気持ちとしては常にどんよりとした気分になり、何か買おうとかどこか行こうとかは思えなくなり、自然と消費行動は抑えられるようになります(・・・実体験です^^;;)。

この暴落が世界的な株価大調整の始まりとなるならば、当然のことながら、インバウンド需要にも大変な影響を及ぼすことになりますね、、、そうならないことを願いますが。。。

インバウンド需要の取り込み = 世界情勢の影響を受けるものを対象とした商売ですから、こうしたマクロ環境の変化には敏感になっていただいた方が良いかなと思っています。


公表データが常に正しいというわけではありません。

2018年1月20日 土曜日

会社を良く見せよう、信頼を維持しよう、株価を下げないようにしよう、、、そんな思惑もあって上場企業が粉飾決算をしたら、上場廃止や訴訟問題などの社会問題に発展します。 そんな大きな会社の話でなくても、粉飾決算をして融資を受けた・取引を始めた ・・・なんてことが明るみになれば、融資の引き上げや取引停止、あるいは訴訟 ・・・といった 会社を揺るがす一大事になります。

人は何かしら、膨らませて話す、ちょっと脚色して面白く話す、主観だけで話す、一部を隠して話す(嘘はついていない)  ・・・というようなことをしますが、それが許されるのは日常のコミュニケーション的な範囲でのこと。 そうした範囲を超えて脚色したり、それが行き過ぎてしまうと、一気に相手の信用を失い大問題に発展します。

さて、日本の財政健全化について、ANNより、「内閣府はこれまで財政が黒字化する前提として、将来の経済成長率を名目で 3.9%、金利を 4.3%に設定して試算してきたが、来週公表予定の新たな試算では、成長率を 0.4ポイント下げた一方で 金利は 1.1ポイントも引き下げており、借金が膨らんで見えないよう数字を設定している (ANN)」 と大きく報じられました。

法律があるわけではないので(=やりたい放題)、粉飾ということではないけれど、、、これまで、通常は 成長率と金利は連動していたはずなのに、今回に限って金利だけ大きく下げたのはなぜか?、、、ちょっと行き過ぎた脚色かな? 国民や金融市場の信頼はどうなるのかな? ・・・と不安を覚えます。

仕事で統計データを扱うことがありますし、セミナーや研修でも統計データの使い方を教えたりしていますが、、、数字には、こうした何かしらの思惑が込められていたり、前提条件が急に変えられた(明記していない) なんてこともあるので、統計データを利用する側の心構えとしては、常にそうした目で見ながら利用しなくてはならないと思っています。


付け焼刃の改善では・・・

2017年12月09日 土曜日

昨夜、ヤマト運輸から荷物が届いたのですが、これまでにないくらいの遅配。

現場のドライバーに文句を言うつもりはないけれど、ヤマト運輸の幹部には文句を言いたい、、、何のために値上げしたのか、何のために指定時間の選択肢を少なくしたのか・・・。

それに、佐川急便は、いつの頃からか 近所の道路に数台車を連ねて来るようになり、堂々と荷物の載せ替え作業をするようになりました(・・・道交法違反です)。

大よそ、構造的な問題を抱えている業界・企業は、付け焼刃の改善では如何ともしがたいものがあります。 きっと、ますますサービスレベルは低下することでしょう・・・。

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マクロ環境の変化の影響 (洋菓子店の場合)

2017年11月16日 木曜日

乳製品卸売の営業さんによると、、、バターの供給状況は、顧客に発注量を少なくしてもらうよう協力を仰ぎながら、年内分はギリギリ確保できるかなというところ。 それでも、供給不足と物流費高騰の影響で、年内にはまた値上げしないといけないだろうし、年明け分は種類を変えないと供給が難しいだろうとのこと。

洋菓子店の立場では、そうしたことを売価に転嫁するのは難しいし、、、バターを使う量を微妙に減らす、商品の内容量を減らすなんてことをすると、固定客には一発でバレてしまい 顧客の流出が懸念されます。 また、バターの種類がたびたび変更されると、その都度 味や色が微妙に変わるなど、品質への影響も懸念されますね。

加えて、物流問題の影響が予想以上に大きく、営業さんが配達もしないといけなくなりそうで、、、すると、日々の注文対応をこれまでのように細やかにできなくなるため、今まで以上に材料の在庫を店に確保 = 資金繰りの負担が増すことも懸念されます。

中国や中東での急激な需要増加の影響で、フランスでも 「バター不足でクロワッサンが作れない」 との報道もありましたが、、、世界的にバター問題が深刻化していますので、まだまだ供給不足は続くとともに、その影響は日を追うごとに強まることでしょう・・・。

こうした状況では中々対策のしようもないのですが(→ 中期的に、バターを使わない商品を増やしていくことくらいでしょうか…)、、、ご留意くださいませ。

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対策、対策・・・

2017年10月23日 月曜日

2017衆院選は、自民圧勝で幕を閉じました。

さて、今まで 「本当に上がるの?」 なんて言って、「対策考えようよ」 という助言を聞いてくれなかった事業者さんも、これでやっと耳を貸してくれるようになるかな??

選挙結果を判断すれば、民意として 「消費税引き上げが完全に認められた」 ・・・ということですから、、、早いうちに対策に動きましょうね^^


価格転嫁による消費者動向 (私の場合)

2017年10月01日 日曜日

昨日のコラムに関連して、物流費の価格転嫁によって、こんな風に購入する商品が変わりました、、、という一例をご紹介します^^

例えば、菊池式PDCAダイエットに不可欠な機能性飲料。 ヘルシアは運動時に、黒烏龍茶 や 難消化性デキストリン入りのお茶は食事の際に、それぞれ欠かさず摂るようにしていますので、数箱単位で定期的に購入しています。

しかしながら物流費の価格転嫁により、、、ヘルシアは、購入価格は変わりませんでしたが、定期的に行われていたセールやポイント 10倍等が行われなくなり、黒烏龍茶等のお茶類は、これまでより 7-10%購入価格が高くなることに・・・。 買おうと思えば買えますが割高感は否めず、何か替わりになるものはないかと考えた結果、次のようになりました。

ヘルシアはヴァーム(通販) に変更。 黒烏龍茶やお茶類は、イージーファイバー(ドラッグストア) と トマトジュース(イオンPB) で代用できるかな??? と考えてこちらに変更。 2ヶ月近く試した感想としては、ヘルシアや黒烏龍茶の方が効果は高いように思いますが、まあ代用品でもいけるかな? という感じなので、この形で継続していこうと考えています^^

このように、値上げによって優良顧客が離れることもありますので、一過性のブームのような風潮に乗って、安易に価格転嫁するのは考えものかもしれませんね。


軒並み値上げ、その先にあるものは・・・

2017年9月30日 土曜日

昨夜から始まった 「楽天 お買いものマラソン」 ・・・ポイントがいつもの何倍にもなるイベントで 不定期に開催されています。 私は、消耗品はある程度在庫を持つようにし、こうしたイベント時に補充することでポイントを稼いでいます^^

さて、一過性のブームのように過ぎ去っていった物流問題。 結局のところ、物流会社が軒並み値上げ&指定時間縮小という形で落ち着きを見せていますが、、、その後、ネット販売にどのような影響が出ているでしょうか。

例えば、楽天で 私が今まで買っていた商品を確認してみると、送料込の金額で軒並み 300-400円の値上げ。 1万円近い場合はまあ良いとして、中には、送料込 1,900円 → 2,300円(21%値上げ) なんていうものもあったので、こうなると購入を躊躇してしまいます。 ・・・掛かるものは仕方ないので値上げは理解しますが、それを受けて 購入を続けるかどうかはまた別の問題だったりします^^;

「安いから買う」 の中には、「安いから 普段使わないけど買う」 だったり 「安いから なくても良いけど買う」 といった 「安さによって需要喚起されていた」 という側面もあったりしますので、、、売れない ⇒ 量を作れない・仕入れられない ⇒ 原価高騰 ⇒ さらなる値上げ ⇒ さらに売れない・・・という悪循環に陥る中で、体力のある大手企業の一人勝ちとなるのかなぁ なんて近い未来を想像しています。

実際に、私が今まで定期購入していた飲料・食料の購入は ほぼ止めていますしね、、、さて、通販事業は今後どうなることやら。。。


ギフト・ショー 秋2017 LIFE×DESIGN

2017年8月30日 水曜日

ギフト・ショー 秋 2017 LIFE×DESIGN に行ってきました。

この展示会は、いわゆるギフト・ショーに先だって行われるもので、出展者も来場者も少なくやや盛り上がりに欠ける感もありますが、、、ちょっとお洒落な雰囲気で 私は結構好きだったりします♪ ・・・ということで、喜び勇んでビッグサイトへ。

ギフト・ショー2017秋LIFE*DESIGN

本日一番の目的は、「世界都市・渋谷で今流行っているコト、これから売れるモノ」 と題したセミナープログラム。 知っている人は 「おー!」 となると思いますが、、、パネリストには あの 亀石 太夏匡氏が! ファシリテーターには あの 鎌田 安里紗氏が! ・・・豪華な出演予定者を見て、事前に予約していたのでした^^

さて、そのセミナープログラムの内容ですが、専門分野の異なるパネリスト 3名の 実体験に基づいたコメントの応酬で、とても聴きごたえがありました! 無料で良かったのかな? と思うくらい、メモもびっしりと取らせていただきました^^(大満足♪)

コメントの中で、グっときたというか、刺さったものをいくつか、、、(少し言葉を補足して記載しています)

● 自分が若かった頃は、確かな情報もなく 地図を片手に宝探しに行くような時代だった。 店を見つけ出して、入ってみて、じっくり棚を見て、店員さんに話掛けて ・・・そうやって手間を掛けて宝を見つける楽しさがあった。

● ITやAI は、利便性・合理性という恩恵をもたらした。 しかし、行く前からネットで確かな情報が分かってしまう、、、だから発見が少ない、偶発的な出会いがしづらい、だからツマラナイ。 分かりやすくすることに飽きている人たちが確実にいる。

● 若いコは、いつの時代も面白いモノを探して友達と語り合うもの ・・・それが、これまでは安さや賢く買うことが語られるネタのトレンドだった。 今はそれに飽きてきて、背景にあるストーリーの面白さを語るようになってきた。 やっと、語れる余地のある商品が求められるようになってきた。

パネリストの間では、情報化や低価格化の流れが そろそろ転換期に差し掛かっているのでは? ということが示唆されましたが、、、

その一方で、一度便利な機器を手にした人が、果たして不便さ・不自由さをどこまで受け入れることができるのか? 所得が増える見込みは感じられず、消費税引き上げや老後の生活不安・・・等々、低価格志向にならざるを得ない面もあるのでは? ・・・なんてこともよぎったり、、、

さてさて、これから消費動向はどのように変わっていくのやら ・・・先々に思いを巡らせる良い機会となりました^^


政府の発表を真に受けると・・・

2017年7月24日 月曜日

産経新聞の記事によると、有給休暇の 1人当たり取得日数が年間 3日増えた場合、宿泊費や飲食費、交通費等を合わせた国内旅行消費額が 9,213億円押し上げられるとの試算を政府がまとめたのだそうな・・・。

やはりというのか、庶民の生活を分かっていない天井人が考えそうなことですね(笑)

優雅に旅行できるだけの所得を得られている人がどれくらいいるでしょうか? 消費税 10%への引き上げも控える中で、余計な消費にお金を回せる人はどれくらいいるでしょうか? 1度くらい旅行はしたとして、他の生活費を抑えずに旅行できる人はどれくらいいるでしょうか?

私もセミナーなどで、「政府統計や外部データを用いて外部環境を把握しましょう!」 とは言いますが、、、政府の発表といえども、それが信憑性のあるデータかどうかは ご自身でしっかりと判断する必要がありますね。

皆さまの会社の経営計画書に、「政府の働き方改革の施策によって、観光客が爆発的に増えて自店に大行列ができ、売上・利益は右肩上がりで V字回復が見込まれる」 ・・・なんてことが書かれていたら、、、皆さまは、どのように感じられますか?