03-戦略策定記事一覧



どのような影響があるか 考えておきましょう・・・

2018年9月26日 水曜日

数日前、三陽商会より、約250人の希望退職者を募集したと発表されました。 いつ出るかな?という状況ではありましたが、、、いわゆるバーバリーショックから立ち直れず、リストラ策が 1段階進んだような印象。

こうした時、往々にして必要な人財が多く流出するので、、、固定費が削減されて財務体質が改善するのは瞬間的なことで、さらなるリストラ策を進めていかなくてはならないでしょう>< ・・・それにより、例えば、堅調なブランドなのに取引条件が厳しくなる、小まめな営業がしてもらえなくなるなど、取引先方々に影響があることが懸念されますね。

そして、本日、三越伊勢丹ホールディングスより、3店舗の閉店が発表されました。 府中伊勢丹に新潟三越、、、知っている店がなくなるのは寂しい限りです。

地域にとって、核となる店(=実際に足は運ばなくとも、地域の顔やランドマークになる店) がなくなるのは大きな痛手、、、これから、人の流れや地域の活性化度(魅力度) にも影響が出てくることでしょう>< (・・・例えば、新潟三越の閉店によって、古町地区活性化の大きな拠点が失われることになりますね)

大きな動きがあると、巡り巡って 自社の経営に影響が出てくる可能性があるので注意が必要です。 ・・・皆さまの業界や地域では、そうした動きはありませんか?


消費税引き上げ対策は もう始めないと・・・

2018年9月20日 木曜日

本日、自民党の総裁選=内閣総理大臣が決まる日ですが、全く興味ありません、、、正直、茶番も良い所なので。 そんなことに時間もお金もさくくらいなら、もっとやることあるでしょうに・・・(苦笑)

さて、どちらが内閣総理大臣になろうとも、消費税 10%への引き上げはなされるようで、それはもう 1年後のことですね。 まだ 1年あるなんて思っている人も多いようですが、、、業界(扱う商材) によっては、対策を始めていなければならなかったりする時期です。

アパレル業界では、例えば、18秋物の売れ残りは 19秋の立ち上がりでキャリー販売できます ・・・しかも、8-9月は駆け込み需要が期待できるので、大目に在庫が残っていても 通常よりさばけることでしょう。 しかし、18冬物をキャリー販売しようとすると、19秋に残暑が続くと敬遠されるし、9月中にさばけないと 10%引き上げ後の消費の冷え込みで大量に残ってしまうことに、、、

となると、18AW商戦は、例えば、秋物は 利益率重視で多少在庫が残っても良し、冬物は オフ率高めでシーズン中の 100%消化を目指す、18AWの利益率は 秋物・冬物のグロスで維持する形にする ・・・といった方向性が考えられますね。 また、19AW商戦は、特に 10-12月は急激に消費が冷え込むでしょうから、それに合わせたお値ごろ商品を確保しようとすると、18AWの未消化在庫をシーズンエンドに安値で仕入れておくことも考えられますが、そのための資金計画を今の内に立てる必要がありますね。

以前から何度かコラムにも書いていますが、、、誰もができる・やって欲しい対策としては、10%引き上げ後の消費の冷え込みを乗り切れるように、今の内から少しでも多く利益を稼いでおくことです。 ・・・特に、秋に売上のピークがくる事業者さんは、来年秋の落ち込みをカバーできるくらい今年稼いでおく必要がありますね^^


業態開発・技術革新が進むアパレル業界。

2018年9月14日 金曜日

先週までの暑さから一転、今週は涼しい というか 肌寒い日が続いていますね。 日曜日頃にまた 30度以上になる予報が出ていますが、この数日を体感した後には、もう夏には戻れず 気分は秋モード、、、ということは、アパレル業界にとっては一気に秋物最盛期に突入です♪

アパレル業界ではこの 1-2年、レンタル業態、新たな IT技術を取り入れた接客手法や受注生産方式、AIによる需要予測やトレンド情報の収集など、新たな業態や技術が続々と登場しています。

こうしたものを必ずしも取り入れる必要はないけれど、縮小するアパレル業界の中にあっては、新たな試みを導入した企業の業績が伸びる = 他社の業績が下がるというパイの取り合い状態になっていますから、、、少なくとも 新たな情報は必ず掴んでおき、自社にどのような影響があるのかを検討しておく必要がありますね^^


情報をどう読むか・・・

2018年9月10日 月曜日

2018年4-6月期の GDPが、物価変動の影響を除いた実質で前期比 0.7%増と、速報値から大幅に上方修正されたと発表されました。 これは、企業の設備投資が好調だったことによるもので、このペースで 1年続いた場合、年率換算で 3.0%増にもなると沸き立っているようですが・・・。

たしかに、設備投資は、それだけ資金(余力)がある、受注環境が良好であるとの見方もできますが、、、我慢に我慢を重ねてきた企業がいよいよ設備更新せざるを得ない状況になったとか、今年度は IT・AI投資に関する補助金が多く出ているため この機会に設備投資したとか、消費税引き上げを見据えて早めに設備更新しておこうと思ったとか、必ずしも今後の景況感にプラスになる理由だけではなかったりしますね^^;

しかも、設備投資は、全体的な景況感が回復していなければ瞬間的なもので終わってしまいますし、人手確保に困る企業が 新設備導入により少人数でも対応できるようにしよう・・・といった意味合いの設備投資も増えており、先々には先進設備導入に伴う雇用問題(失業者増加・低賃金化) につながる という懸念もありますね^^;;

・・・と考えれば、今回の GDPの上方修正が手放しで喜んで良いものか、微妙な感じがしますね^^;;;  皆さまは、GDPの大幅上方修正を どのように捉えていますか??


曲げてでもやることの是非・・・

2018年8月28日 火曜日

テレビを見ていると、某企業の特集をやっていました。 この企業は、ほとんどの国民が知っているといっても過言ではないくらいに近年有名になった企業ですが、実は、私は あまり好ましく思っていませんでした。

・・・というのは、この企業に買収された企業と、その買収された企業の取引先企業を知っているのですが、突然の買収によって惨たんたる状態に。 まあ、買収した以上、経営効率を追求するのは至極当然で、粛々と買収先企業を造り替えていくのは仕方のないところですが、、、買収される前を知っているだけに、その後のリストラの様子を耳にすると哀しいものが込み上げてきます><

それでも、注目されている企業なので その特集を見ていたのですが、、、実は、その企業も業績不振の時期があり、泣く泣く社員を半分にする等のリストラを行って生き残ってきた過去があったとのこと。 ・・・なるほど、そうした企業であれば、買収先を切り刻むのはわけもないか・・・と思うのと同時に、そこまでしてきた過去があったからこそ、倒産することなく生き残り、急成長を遂げたのか・・・と思いました。

社員は大切、商品への想いも大切、これまでの歴史も経営理念も大切、、、企業経営の中で大切なことは沢山あるけれど、それを曲げてでもやらなければならないこともあるよなぁ、でも、曲げたらいけないこともあるよなぁ ・・・そんなことを思い悩む 深夜就寝前のひと時でした。


最低賃金が上がって困ること・・・

2018年7月25日 水曜日

最低賃金がまた上がりました。 16年度から 3年連続の 3%アップ、、、規模が小さい会社ほど、パート・アルバイトの時給を最低賃金にしていることが多いため、中小企業というか 小規模事業者の経営者にはツライ状況が続きますね。。。

さて、こうした時に困ることが大きく 2つあります。

まずは、最低賃金で雇っている従業員の賃金(キャッシュアウト) が 単純に 3%増えること。 また、当初は最低賃金で雇っていても、その働きぶりや年次の昇給等をすることがあると思いますが、そうした従業員の賃金は据え置きとなると それはそれで問題が生じる懸念がありますので、、、結局、多くの従業員の賃金を底上げしないといけなくなってくるのが実情。

・・・こうした人件費が増加する分、昨年より粗利が増えているなら問題ありませんが、、、そうでないなら費用負担が大きくなるため、別の支出を減らす、値上げする、従業員の労働時間を減らす等々、何か対策を講じなければなりませんね。

そして、いわゆる扶養の範囲内で働きたいとしている従業員がいる場合、、、具体的には 130万円(社会保険の扶養要件)の壁を意識しないといけません。
【※1】 これまで 103万円(所得税の扶養要件) と 130万円(社会保険の扶養要件) の壁がありましたが、制度改正により 2018年から 103→150万円に引き上げられました ・・・しかし、130万円の壁は残っているため、実質的には 130万円の壁が意識されることになります。  【※2】 小規模事業者は該当しませんが、106万円の壁が新設されたので注意も必要です。

・・・賃金を上げることで 130万円を超える可能性があれば、基本的には従業員は勤務時間を減らすよう要望しますので、、、つまり、それで仕事が回らなくなりそうなら、新たな働き手を探す、機械・設備を入れて働き手が減っても仕事が回るようにする、提供するサービスを減らす・簡素化する、営業時間を短くする等々、何か対策を考えなければなりませんね。 ・・・この辺り、フルで勤務(130万円ギリギリまで勤務) している従業員が複数人いると 大変かもしれませんね><

いくら政府が 「景気が回復している」 とPRしても、それは大手企業を中心とする話、、、産業を支える中小企業・小規模事業者は実質的にその恩恵を受けられていませんので、人件費負担は重くのしかかってくるはずです(・・・3年連続の引き上げですから)。 さらに、130万円の壁があることで、最低賃金引き上げの恩恵が受けられない人も多く存在するでしょう(・・・労働時間が少なくなる恩恵は受けられますが)。

さらに、社会不安も払拭されない中、賃上げ→所得向上→消費拡大→企業業績向上 と好循環するのか、単に中小企業・小規模事業者の体力を年々奪うだけなのか、、、残念ながら後者の可能性の方が高いと感じています><

これまで、パート・アルバイトが複数人いる支援先には 口を酸っぱくして言ってきましたが、、、最低賃金の上昇(=人件費負担の上昇) はまだまだ続くことを念頭に、今後の防衛策を検討していただければと思っています。


【パソコン】 サポート期限切れの対策を立てていますか? (後編)

2018年6月28日 木曜日

(つづき)

私が使用している 2台の Windows 7 のパソコンについて、半日掛かりで更新計画を練って、自分宛てに提案書をまとめておきました♪

ご参考までに、、、まず、検討内容は大きく 5項目あります。

① OSアップグレードの是非
  各機の性能や劣化度を確認して、Windows 10 での使用に耐え得るかを検討
② OSアップグレード・買い替え時期
  現在使用中の Office 2010 のサポート期間(2020年10月13日まで)、
  消費税10%引き上げ時期 も考え合わせながら検討
③ 買い替え機種の選定
  参考までに 現在販売されている機種からピックアップ
④ 導入する Officeの種類の選定
  2019 か 365 か、メリット・デメリット・費用対効果を検討
⑤ 買い替えする場合の現行機のその後(利用方法)

その結果、大まかに 次のような更新計画を立てました♪

・メイン機のデスクトップPC は買い替え、サブ機のノートPC は OSアップグレード
・買い替えは 2019年6月を目途、OSアップグレードは 新機種に慣れた 7月を目途
・買い替え機種は、2018年秋モデルの型落ちを メーカー直販でカスタマイズ購入
 (カスタマイズ内容も決定)
・Officeは、使用期間を鑑みて、費用対効果から 2019を購入して使用
 (サポート期間 2025年10月14日まで)
・OSアップグレードに合わせ、ノートPC のメモリ増設とバッテリー購入
・現在使用中のデスクトップPC のその後は、OSサポート期間中はバックアップ機
 として、期間後はバックアップデータ保管用に使用
・ノートPC は、Office2019 サポート終了に合わせて買い替え
・Windows 10 サポート終了(2026年10月13日) の1-2年程度前に、
 デスクトップPC のOS更新・買い替えを検討

当面の動きの中で一番のリスク要因は、Windows 7 問題がニュースで取り上げられたり、消費税引き上げ前の駆け込み需要が起きたりした時に、在庫がなくなり 欲しい機種が 欲しい時期に入手できなくなること ・・・と考えています。

「大きな流れに巻き込まれないよう、余裕を持って早めに動く!」 ということにもご留意の上で、特に Windows 7 のパソコンが複数台ある場合は、計画を立てて 円滑に OSのアップグレードや買い替えを行っていただければと思っています。

(おわり)


【パソコン】 サポート期限切れの対策を立てていますか? (中編)

2018年6月27日 水曜日

(つづき)

一昔前であれば、パソコンの性能アップは日進月歩で、1年も経つと 「新しいのにしたいな・・・」 と思うほど性能が違ってきたので、OSの更新=パソコンの買い替えで対応というのが一般的だったりもしましたが、、、今では随分と性能が良くなったため、数年前のパソコンでも十分に使えたりします。

つまり、パソコンを買い替えるのか、パソコンはそのままで OSをアップグレードさせるのか ・・・を考えておく必要があります。 そして、買い替えるのならば、新製品を買うのか値下がりした旧モデルを買うのか、買うタイミングはいつにするのか ・・・といったことを考えておく必要があります。

また、2020年1月14日のWindows 7 のサポート終了に先立って、もっと大きな我が国挙げての一大イベントがあるのですが、、、忘れている人も多いと思いますが、2019年10月1日からの消費税10%への引き上げです!

これを意識すれば、2019年9月には買わないといけない、、、でも、新製品のリリースがそのタイミングかは微妙なところがあるし、大変な駆け込み需要があるでしょうから欲しい機種が買えるかも微妙、、、ましてや、店員さんに相談して買おうというのは難しいかもしれませんね。 ・・・ということを考えれば、駆け込み需要が起きる前に動く必要が出てきます^^;

さらには、決算を考えた時に、いつの期の経費にするかという観点で 「12月中には買わないと!」 なんて事情も個々に出てくるので、、、「2020年1月14日までに買い替えればいいや」 と思っていても、実際には 「2018年12月には買わないといけない」 なんてことがあったりしますね^^;;

さらにさらに、、、OSが変わると使用しているソフトが使えなくなる可能性もあり、そうしたソフトの買い替えやアップグレードにお金が掛かったり、、、インストールにも時間が掛かるし、最新版のソフトは操作性が違って慣れるのに大変だったり ・・・といったことも考えて、仕事の繁忙期は避けるよう時期を考える必要もあったりしますね^^;;;

明日は、私はこのように計画している というのをお見せしようと思います^^ノ

(つづく)


【パソコン】 サポート期限切れの対策を立てていますか? (前編)

2018年6月26日 火曜日

仕事では多くの人が使用しているパソコンですが、どんなに大切に扱っていても、そのままではいずれ使用できなくなってしまいます。 ・・・それは、OS(=Windows等のパソコンを動かす基本となるソフト) のサポート期間が決まっているからなのですよね。

実際には、サポート期間が過ぎても使用できるのですが、サポート期間を過ぎるとセキュリティ上の弱点が修正されなくなったり、セキュリティソフトが稼働しなくなったりするため、、、そうしたパソコンでインターネットに接続すると、ウィルスに感染したり犯罪に巻き込まれたりといった危険が格段に高くなってしまいます。

例えば、Windows XP のパソコンで、まさかインターネット接続していませんよね? こちらのOSは、2014年4月8日でサポートが終了しているので、まだ利用している人がいたら要注意です。 ・・・2年ほど前に 使用している事業者さんを見かけた時は、パソコンを買い替えるよう強く進言しました^^;

他にも、Excel や Word 等の Officeというソフト。 実は、こちらにもサポート期間があって、例えば、Office2007 (Excel2007 や Word2007 ) は、2017年10月10日にサポートが終了していますが、、、少し前に、支援先で使っているのを見つけ、最新版にアップグレードするよう強く進言しました^^;

・・・この辺り、テレビやネット等で度々注意喚起されているのですが、パソコンの知識がない、というより、苦手意識を持っている人は、目も耳もシャットダウンしてしまうので情報が行き届かず、、、なので、私は、支援先で度々注意喚起しています^^

さて、こうした流れで 次に控える大イベントが、2020年1月14日、Windows 7 のサポート終了です。 安定したOS なので利用している人も多いと思いますが (私もWindows 7 のパソコンを 2台使用しています)、、、「期限まで 1年半以上もあるじゃないか!」 と思われた人は要注意です!!

・・・長くなったので、つづきはまた明日^^ノ

(つづく)


改正民法が可決されました。

2018年6月14日 木曜日

衆院可決の際に大々的に取り上げたからなのか、今回はニュースでもあまり目にしなかったですが、、、成人年齢を 20歳から 18歳に引き下げることを盛り込んだ改正民法が、昨日、参院本会議で可決されました。 これによって、2022年4月1日からは 「18歳=成人」 という扱いになります。

私が気になっているのは、何といっても 「成人式」 をいつやるのかということ。

高校を卒業する年の 18歳。 これまで通り 1月にやるとしたら、受験の最中に大丈夫? 親元を離れて進学している人は 準備どうするの? その時期にわざわざ地元に帰るの? はたまた、夏場にやる地域は、就職や進学で地元を離れる人も多いからその時期が良かったけど、引き続きその時期にやる意義はあるの? 法律で成人=18歳なのに 式は 20歳の年というのもねぇ・・・。

まあ、間近になって慌てて議論されることになるのでしょうけれど、、、その結果によっては、呉服店、着物レンタル、着付け、美容室、クリーニング 等々に関わる業界では繁忙期が大きく変わることになるので、対応に大わらわとなるのですよね。 しかも、初年度は 18-20歳が対象になる可能性もあるため、キャパオーバーや無理な対応によるトラブルの発生も懸念されるし・・・。

また、私は大学進学で親元を離れたこともあって、帰るのも面倒だしこっちで出るのもなんだしと思って成人式には出ておらず、そうした人も結構いると思うのですが、、、高校生の内に成人式があると、成人式の出席者数が増える、親同伴の出席者が増える、地域の高校等の小さな単位で成人式が行われるようになるなど、また新しいスタイルの成人式が行われるようになるかもしれません。

余談ですが、お酒は飲んではいけないし 高校退学になるのは嫌でしょうから、毎年ニュースになる荒れた成人式は少なくなるかもしれませんね(笑)

このように、マクロ環境の変化(法律改正) が、ミクロ環境(業界動向・消費動向・事業者の売上・文化や風習 等々) に大きな変化を与える重大な出来事なので、私は少しヤキモキしながら動向を窺っています。

ご関係のある業種の事業者の皆さまは、どのように見ていますか?