03-戦略策定記事一覧



論調の変化に気をつけましょう。

2017年5月19日 金曜日

2017年1-3月期のGDPが、5四半期連続でプラス成長 との報道がありました。

発表当初の報道は、「個人消費の伸びが寄与」 「11年振りの好調」 などの論調が多かったため、消費税増税に向けての偏向報道かと思いきや、、、その後は、「実感に乏しい」 「インバウンド消費によるもの」 などの論調が続いたところをみると、まだ変な圧力や規制はかかっていない様子がうかがえますね。

私はというと、キャリーケースは自分で修理するし、お茶類は買わずに麦茶を作って節約するしで、4-6月期もプラス成長にはあまり寄与しないですね(笑)

これから、クエスチョンマークの付くような論調に偏ってくると、いよいよ消費税 10%の正式発表となるのでしょう。 忘れた頃に、強制的に高圧的にやってきますので、、、そうなった時の対応策は、今のうちに考えておきましょうね^^


ターゲット転換、成功するか?

2017年4月08日 土曜日

大掃除をしていると、昔もらった図書券が出てきたので 本でも買おうと書店へ。

そこは、年に数回訪れる 昔からあるような品揃え・レイアウトの書店。 混雑度合いや新刊の入荷数等からみて、経営としては難しいのだろうと思っていましたが、1年程前からビジネス関連の棚が充実するようになりました。 店の方針を変えたのか、ビジネス関連に強い書店員が入ったのかと思い期待していましたが、久しぶりに行ってみると店全体が様変わりしていました。

店央・店奥の棚が、全て 180cmの高さの平積みスペース無しになったため 強い圧迫感が、、、そして、通路幅は 60cm程度になったため、歩くと選んでいる人に接触するくらいの狭さに。 その代わりに、陳列スペースは 2-3割増しとなったため、今までよりもコミックやゲーム攻略本関連が充実し、同人誌や文具等も扱うようになっていました。

この書店の立地を考えると、そうしたジャンルを好む客層(&狭い店内が気にならない人たち) がどれくらい来るだろうか・・・と疑問に思うのですが、、、これまでの改善の成果(ビジネス関連の充実等) が実っていないとしたら、「それで大丈夫?」 と思えるくらいに大きく変えるのもありなのかもしれません。

ただ、個人的には 「もうここで買うことはないだろうな」 と思っているように、既存客が一気に離れてしまうと、あっという間に経営が成り立たなくなりますので、、、ターゲットを大きく変える場合には、徐々にとか タイミングが重要になることは押さえておかなければなりませんね。

この結果はいかに??? ・・・定点観測してみようと思います。


時期を考えていますか?

2017年3月31日 金曜日

アパレル業界では、提案を求められた際に、絶対に売れる自信がある企画であっても敢えて提案しないことがあります。 これを提案すると、今 売れている商品が売れなくなる(→ 次の企画はもっと魅力的な商品・目新しい商品のため)、この先の商売の種がなくなってしまう、、、だから、来月提案しようとか、来シーズン提案しようとか、提案する時期を見定めているのですよね。

当然、他社から類似企画が挙がって提案する機会を失う可能性があるし、トレンドが大きく変わって全く求められない企画となる可能性もあります。 そうしたリスクを負いながらも、先々の流れを読みながら、今 提案するべきか、敢えて隠しておくべきか判断しています。 例えば、ある支援先では、3シーズン先まで提案する企画を残しておいています。

さて、先月から始まったプレミアムフライデー、本日 2回目を迎えることになりました。 あまり水を差すことは言いたくありませんが、、、立場的に実施できそうな方々にとって、大手企業の社員は 月末最終日、公務員は年度末。。。

プレミアムフライデーは役人主導の企画ですから、どうしても今年度中に実施したかったのでしょう、、、でも、2回目に盛り下がるのが目に見えている 2月スタートというのは、あまりにセンスがなさ過ぎ(・・・敢えて今年度はやらずに、来年度 4月スタートが正解だったのでしょう)。 たとえ良い企画であっても、実施時期を間違えると効果は失われますので、、、国中を巻き込んでやっているのですから、もう少し先々のことも考えていただきたいものです・・・。


高付加価値志向で大丈夫?

2017年3月28日 火曜日

ちょうど時間もあったので、某企業の株主総会に行ってきました。

聞くに堪えない株主質問が多いとは聞いていましたが、噂にたがわぬ内容に驚きました。 配布資料が大きいので処分に困るとか、来年もお土産を継続して欲しいとか、午前中に開催して欲しいとか・・・本当にどうでも良い株主質問ばかり、、、これが、世界に名を馳せる企業の最高決議機関の実態ですか(笑)

さて、配布資料の中で気に掛かったのが、「国内では、高付加価値を基軸とする~(略)」 と掲げられた長期ビジョン。 以前のコラムでも書いた某大手企業の高付加価値戦略の失敗(方向転換) にもあるように、今の日本で、「高付加価値」 が本当に求められているのかは疑問が残るところです。

例えば、この数日大きなニュースとなっている格安旅行会社の破産にしても、採算が取れず破産に至りましたが、格安旅行自体の需要は大きいことが見てとれます。

ターゲットにもよりますが、全体的には、「高付加価値」 が受け入れられるような消費環境とはなっていないように思っています。


どうなる築地・豊洲移転問題???

2017年2月01日 水曜日

慌ただしくなる前に と大掃除に勤しんでおります^^ 今回は、これまで残していた資料も思い切って処分していますが、その中に面白い資料を見つけました。

それは、「環境アセスメント(環境影響評価)」 についての資料、、、以前、「中小小売業の大型ショッピングセンター対策」 に関わるセミナーや企業支援のご依頼をいただいた折に調べたものですが、その中に、昨今話題の 「築地市場移転」 に関わる記事がありました。

そこには、「豊洲移転ありきで、環境アセスメントが骨抜きで進められている」 と、適切な手順を経ずに豊洲移転を決定したことへの苦言が記されていました(2005年 3月の記事)。 当時、環境アセスメントを正しく行うよう主張していた方は、その正当性がようやく認められたわけですが、今になって混迷を極める現状には さぞかしお嘆きのことでしょう・・・。

さて、築地・豊洲は東京の問題 ・・・と 人ごとのような雰囲気もありますが、、、各地で水揚げされた水産物は、大なり小なり築地(豊洲) に集まりますので、移転問題の推移によっては、各地の漁業・水産関係者の商売に影響が出てくるはずです。 特に支援者の立場にある方は、推移を注視された方が良いかなと思っています。


事業計画の策定できますか?

2017年1月26日 木曜日

今年、最初の出張は、いわき商工会議所(福島県いわき市) にて、経営計画の策定の仕方を学んでもらうセミナーでした。 こちらには、ちょうど 1年前に行って以来 2度目の訪問、、、前回のセミナーでは、皆さんとても熱心に取り組んでいただいた記憶がありますので、とても嬉しい気持ちでの再訪です^^

2017いわき市

さて、2年半ほど前に施行された 「小規模支援法」 ですが、概要を解説した資料の中に こんな一文があります。 「需要開拓や経営承継等の小規模事業者の課題に対し、事業計画の策定や着実な実施等を 事業者に寄り添って支援する体制や能力を備えた商工会・商工会議所・・・(略)」

つまり、商工会・商工会議所では、「小規模事業者に対して 事業計画の策定を支援する能力」 を備えていることが求められているのですが、、、果たして、経営指導員や経営支援員と呼ばれる職種の方々に、そうした能力が十分に備わっているのだろうか? 特に、ご自身がそうした職種の場合には、一度考えていただいた方が良いのかなと思っています。

十分に備わっている方は、持続化補助金等の支援を通じて、計画策定あるいは実行支援に着実に取り組んでいらっしゃいます。 その一方で、「持続化補助金は難しいので 申請しても採択されない」 と、逆に申請しないよう勧めている方を見ることがあります。 これは、ご自身にそうした能力がないことを転嫁している=恥の上塗りをしていることに気付いていないんだろうなと残念に思って見ています。

計画策定の支援ができるということは、最低でも、「持続化補助金で採択されるレベルの経営計画書を、ご自身が作れないといけない」 ということですので、一つの目安としてご自身の能力を棚卸ししていただきたいと思っています。 能力が不足していることを認識して 計画策定支援ができるよう一生懸命努力している方、あるいは前述のような残念な方、、、全国あちらこちらの地域の様子を垣間見ると、この 2年半ほどで随分と差がついてきているように感じています。


生まれ変わるチャンス・・・

2017年1月17日 火曜日

昨夜、CMでお馴染みのRIZAP(ライザップ) グループが、カジュアル衣料販売のジーンズメイトを子会社化するとのニュースを耳にしました。 一時代を築いた企業(店) ですので、そうした顛末に驚くとともに、倒産でなくて良かったと安堵の感も・・・。

昔は、デニム素材といえば、こうしたジーンズカジュアル系店舗の専売特許ともいうべき特殊商材でしたが、、、今ではどのブランドも普通に扱えるようになりましたので(・・・それでも、通常の素材と比べれば特殊ではありますが)、この 10年ほどは経営状態も厳しくなっていたと思います・・・。

そうした中で、「事業領域の異なる企業の子会社になった」 という意味を考えれば、、、今後の展開が想像しづらい反面、これまでと全く異なる 新たな事業展開が期待できるかもしれませんね。 新たな一歩、期待しています^^


統計データの信頼性・・・

2016年12月27日 火曜日

経済産業省は 26日、繊維原料や糸、織物の国内流通量を表す繊維流通統計で、回答数の減少を補うために過去のデータを長期間にわたって流用を続け、実態と乖離(かいり)した統計結果を公表していたと発表した。 (2016年12月26日 産経新聞より)

これまで、国が発表した統計データについて、感覚的に腑に落ちないときには、多くの人は 「結果としてはそういうことなので・・・」 と腹に収めていたと思いますが、、、こうしたことが一度でもあると、「腑に落ちない=改ざん」 と思われてしまいますね。

「改ざん」 はこれだけと信じたいところですが、実態はどうなのでしょう、、、研修やセミナー等で 統計データの使い方を教えることがありますが、ちょっとやりにくくなったかもしれません・・・。


愚策? 良策? 失策? 妙策?

2016年12月13日 火曜日

月末の金曜日に早めの退社を促し、家族や友人との食事や旅行、買い物などの消費を刺激しようという官民あげての 「プレミアムフライデー」 の取り組みが、来年 2月から始まるとのこと。 (ロイター記事より)

え? バカなの? ・・・思わず乱暴な言葉が、、、ゴメンナサイm(_ _)m  ただ、それくらい呆れてしまいました。

残念ながら、マクロ環境しか見ていない天竜人には、ミクロ環境で何が起きているのか分からないようです、、、なぜ高付加価値路線で失敗したのか、少しは考えてみれば良いのに・・・。


外部環境の変化に対応しないということは・・・

2016年12月10日 土曜日

先日、柔道のルール改正のニュースを見て驚きました。 なんと、技のポイントが 「技あり」 と 「一本」 のみになり、「有効」 「合わせ技一本」 は廃止されるのだとか。 いつの頃からか 「効果」 を見なくなったと思ったら、一昔前と様変わりしますね。

他の競技でも、例えば、野球では 毎年微妙に変わるストライクコース や 新しく導入されたコリジョンルール、スキージャンプでは板の長さ、体操やフィギュアスケートでは 技の加点や採点方法・・・等々、こうしたルール変更によって、競技者は 戦い方も練習方法も大きく変えていかなくてはならなくなります。

さて、経営においても、法律や税制の改正、外交関係の変化、自然環境の変化、人口構造の変化、消費者ニーズの変化、新たな技術の導入、新たな競合の進出・・・等々、特に近年は大きな変化に見舞われていますが、、、経営者は 戦い方を変えているでしょうか。

外部環境が変化すると、私たちは 多かれ少なかれ (一方的に)影響を受ける存在です。 それなのに、外部環境の変化に合わせて対応しないということは、いつまでも 「有効」 を狙った柔道を続けるのと同じです。 それでは 勝てなくなってしまいますよね、、、ご留意を。