03-戦略策定記事一覧



アパレル大手、主要 5ブランドの事業を終了・・・

2020年8月05日 水曜日

またまたアパレル会社の大規模リストラのニュースが、、、

アパレル大手のワールドが、主要 5ブランドの事業を終了するとともに、358店舗を 2020年度内に閉鎖するとのこと。 さらに、衣料品の企画・生産を担うブランド事業を中心に 200人規模の希望退職も募るとのこと。。。

一世を風靡したあの OZOC が消滅か~と、動揺しながらの帰り道でしたが、、、OZOCは当時、直営店の POSシステム と 革新的な短サイクルの企画・生産方式により、単体で 200億円規模に急成長したブランドです。 皆がこぞって研究したものですが、今は昔ということでしょうか・・・(涙)

アパレル業界の落ち込みはまだまだ続きますので、、、ご留意を。


景気の山は 2018年10月・・・

2020年7月30日 木曜日

数日前からそうした報道が出ていましたが、、、2012年12月に始まった景気回復局面は 2018年10月に終了し、景気後退局面に入ったと発表されました。

暫定認定とのことですが、、、政府や一部経済界は、さんざんアベノミクス効果だと自分たちを持ち上げていましたが、庶民感覚が正しかったことが証明された形となりましたね。

ここで問題なのが、それまでの景気拡大期は、賃金が上がらず消費も伸びず、単に輸出が伸びただけの見かけ的な景気拡大であったということ、そして、2018年10月から景気後退しているにも関わらず、2019年10月に消費税率を引き上げたこと。

・・・つまり、アベノミクス効果と言っていた間、庶民はずっと厳しい状態を強いられていたということ。

それに加え、新型コロナの収束は見えず まだ 1年は影響が続くこと、国や都の財政状態から 今後の給付金・補助金等は大して期待できないことを考えれば、、、

最近、事業の縮小・撤退の相談を受ける機会が増えていますが、数年先に再起するための早めの縮小・撤退策を考える時期に来ていると思っています。


ブルックス・ブラザーズ が破綻・・・

2020年7月08日 水曜日

この時代、何が起きても不思議ではないですが、若かりし頃に憧れの思いで見ていたブランドが破綻と聞くと、心が揺さぶられますね。。。

ブルックス・ブラザーズは、創業 200年を超える米国の老舗ブランドで、アメリカントラディショナルの代表格として世界的にも知られています。

男性は、1枚、2枚、何かしらボタンダウンシャツを持っているのではないかと思いますが、ボタンダウンシャツを世に広めたのがこのブランドですね (1986年のことだそうな)。

これだけの企業でも破綻してしまう時代、、、自身の経営は大丈夫なのか、改めて見直す機会としていただければと思います。


新型コロナ、、、不安が増した1日・・・

2020年7月03日 金曜日

近い内にそうなると予想はしていましたが、、、昨日、東京都の感染者数が 100人超えとなりましたね。

ニュース番組を見ていると、「驚いた」 「まさか」 といった専門家のコメントが多かったですが、、、抑え込んでいるとの発表から 数日で急激に感染者数が増加した各国の様子を見てきたはずなのに、なぜ日本はそうならないと思っていたのか 詳しく教えていただきたいものです。

これが一過性のもので数日で収まるのか、ベースが引き上がっただけで 100人程度で落ち着くのか、日に日に増加するのか ・・・推移を見守るしかないのですが、、、消費行動に一定のブレーキが掛かったことは間違いないと思います。

これによって、特に 飲食・レジャー・旅行(観光地)等の業種には、相応の影響が出ることでしょう。 ・・・一過性の影響で済むのか、一定期間ある程度影響を受けるのか、当面大きな影響が続くのか、、、覚悟して推移を見守りつつ、それを想定して今後の対応策を考えないといけないですね。

紫外線が強まる夏は感染が治まる等の楽観論も多かったですが、現実的にはそうでないことが分かってきましたので、、、まだまだ不安定な経営を強いられることを前提に、今後の対応策を考えましょうね。


新型コロナ、、、不安が解消されなければ・・・

2020年7月02日 木曜日

ずっと言われてきた経済と感染抑止の両立、、、最初からこうなると予想できていましたが、実際には経済優先となったことで、東京都の夜の街発信の感染がどんどん広がっています。

それ以前より、感染抑止や (正しい意味で)両立させようと考えていた良識ある国民は、自粛・移動が解禁となっても 様子見や慎重な行動をしていたと思います。 そして、懸念されたような感染者数の増加を目にすれば、さらに慎重な行動に傾きます。

・・・さて、この状態で、経営が成り立つでしょうか?

経済を回すなんて都合の良い言葉を使っていても、それは我慢できない一部の国民の詭弁。 多くの良識ある国民は、不安が解消されなければこれまでのような消費行動はとらないし、不安が強まれば 身を守るために自粛することに・・・。

結局のところ、感染が広まらないよう対策が徹底されている、国民のほとんどが気を付けて行動している、政府や行政がリーダシップをとって感染抑止に動いている・・・といった状態にならなければ、経営が成り立つほどの売上は望めないということになります。

店は夜まで営業している、レジャー施設は再開している、旅行に行っても良いとのお墨付きが出ている、、、それでも、現状のような中途半端な感染対策が続く限りは、経営としては厳しい状態が続くと考えています。

ですから、繰り返しになりますが、まずやっておいていただきたいことは この先 1年程度の資金繰りを確保すること、もしも耐えられそうにないと思えば、撤退・廃業も視野に 先々の事業展開や個人の生活を考える必要があると思っています。


新型コロナ、、、首都圏で解除と思えば、北九州で第2波入口?

2020年5月27日 水曜日

首都圏でようやく緊急事態宣言が解除されたと思えば、北九州市で第2波入口と見られる感染状況が確認されており、、、感染状況を鑑みて、観光・学習施設や文化施設等の再休館、市主催イベントの中止・延期、市民に不要不急の外出を控えるよう協力の要請・・・を行うとのこと。

以前の北海道(札幌) と似た感じですからね、、、ニュースを見た瞬間ビックリしましたが、人が動けばそうなるのだろうとまあ納得。

逆算すれば、GW明け、あるいは、5/11からの人の動きが反映されたのだろうことは明らかですが、、、ということは、北九州市だけでなく、そこここで いつそうなっても不思議ではないのでしょう。

今後の経営を考えるにあたっては、いつそうした状況になるとも知れないこと、そして、それに対する支援や救済措置は望めないこと を前提にしなくてはなりませんので、、、再三再四お伝えしていますが、この先も 資金繰りは十分過ぎるくらい厚目にされてくださいね。


新型コロナ、、、再開の前に検討しておくこと・・・ (後編)

2020年5月25日 月曜日

(つづき)

こうした経営環境を踏まえて、再開の前に検討しておきたいことは、、、

① どのくらいの売上・収益が得られれば 事業を続けるか(どのくらいの売上・収益が得られなければ廃業するか) という数値の目安、 そして、 ② その数値をクリアできる見込みがどの程度あるか、 さらには、 ③ クリアしなかった時にどのくらい金銭面で余力があるか ・・・ということです。

①については、固定費から考えた損益分岐点売上を計算します (※ここでは計算方法等は省略 → 個別にご相談ください)。

②については、例えば、30席の店で客席の間隔を空けると 席数は 10席程度、22時までの営業といっても遅い時間の来店は少ないため 席数 8割が 2回転程度、これまでより酒類オーダーは減る・滞在時間も減ることを想定して 客単価 2,000円程度 ・・・というように具体的な数値を見積もっていきます。

そして、この例では、1日売上 3万2千円、25日営業で月売上 80万円となりますが、それで ①の目安をクリアするか、クリアしなければ 何か工夫することでクリアできないか ・・・を考えます。

③については、蓄え、給付金や融資等で得られた金額を把握し、数値をクリアできなかったときに、赤字(赤字累計) がいくらまでなら経営を続けるか(いくら以上になったら廃業するか) の目安を明確にしておきます。

例えば、間隔を空けることを求められれば、今のようなテレワークが継続されれば、大規模集会等が解除されなければ、首都圏からの人が来なければ、外国人観光客が来なければ・・・経営が成り立たない、、、そうした店や会社は非常に多いです。

そうであれば、新型コロナが終息するまでの 1-2年だましだまし耐えるのか、あるいは、移転や業種・業態を変えることも考えなければなりません。 そして、後者であれば、傷が浅い内に決断することが先々の成功につながりますね。

情報番組では、居酒屋では今後の経営が成り立たないと判断して、弁当販売やラーメン店に業態転換、魚屋さんに業種転換、あるいは、廃業を選択した様々な事業者が紹介されていますが、、、そうした大きな決断も含めて、今だからこそ先々のことを考えていただければと思っています。

(おわり)


新型コロナ、、、再開の前に検討しておくこと・・・ (前編)

2020年5月24日 日曜日

緊急事態宣言解除に向けて着々と進められているようですが、、、繁華街等では百貨店や飲食店が既に営業再開しているなど、実態としては既に解除後の生活が始まっています。

この辺りを見て感じることは、、、オープン時は殺到したり行列を作っていても 営業時間中混んでいるわけではなかったり、ガイドラインに沿って間隔を空ける(入場制限をする)・来店客とのコミュニケーションを最小限にするなど 恐る恐るの運営になっていたり、、、これまで通りの営業にはならないということ。

私自身の生活を考えても、これまで食事全体の 2/3は外食・弁当・惣菜の生活だったのが、この 1カ月以上、外食はもとより惣菜・弁当すら買いに行かない生活、、、今、解除されたとしても、たまには惣菜・弁当くらいは食べたいな…と思う程度で、元に戻すつもりはないですね。 ましてや、遊びに行く・飲みに行くとか 目的なく百貨店に行くとか、そうした行動は、安定的に感染が収束していることが分かってからになるかなと思っています。

・・・こうした考えの人は一定割合いるわけで、やはり、客足・消費が戻るのはまだまだ先になることは折り込んでおかないといけません。

また、ガイドラインに沿った営業を考えると、、、例えば、飲食店の席数は良くて半数(場合によっては 1/3程度)、接客が必要な店でもこれまで通りの接客は困難、販促に力を入れても入場制限が必要(販促効果が得られない懸念) など、収益面を考えると 難しい経営を強いられることが想定されます。

(つづく)


あのレナウンが民事再生・・・

2020年5月15日 金曜日

かつて日本を代表するアパレル会社のレナウン。 ある程度の年代であれば、「レ~ナウ~ン、レナウン娘が・・・・」 という CMソングに聞き覚えあるかと思います。

近年苦しい経営状況だったとはいえ、東証 1部上場企業のあの ㈱レナウンが、なんと民事再生法の適用を申請したとの速報がありました!

新型コロナの影響だけではないですが、トドメとなったのは間違いないでしょう。

外出機会が急激に減り(というか無くなり)、楽しく買い物でもという気分になれない世の中、、、アパレル業界では、まだまだこうしたニュースが続くことでしょう。。。


新型コロナ、、、色んな意味で瀬戸際・・・

2020年4月18日 土曜日

昨日の夕方、緊急事態宣言が全国を対象に発令されたことで、改めての首相会見。 ・・・良識のある専門家やコメンテーターが、2カ月前から繰り返し主張していたことそのまんまでしたね(苦笑)

緊急事態とか 躊躇なくとか 前代未聞のとか、掛け声は立派だけれど この判断・行動の遅さには呆れるばかり、、、新型コロナに関係なく、こうした人たちが国を動かしていることこそが危機的な状態なのだろとしみじみ思ってしまいます。

さて、首相会見では、やけに 「長期化」「長期戦」 といった言葉が発せられ、早くも緊急事態宣言の期間延長を匂わしているかのように感じました。 ・・・感染者数が減らなければ、当然そうせざるを得ないというのは分かりますが、、、

現実的には、「5/6までの休業要請」 ということで 多くの人が協力しているのだから、延長となれば当然 「協力金」 は増額されますよね? 東京は予算があるとして、その他の地域も対応しますよね?? ・・・と、5/6を過ぎれば、現状の休業要請の効力は失われることを認識しておく必要があります。

また、東京都では、3/27に週末の自粛要請、4/4からは本格的な自粛要請、4/7に緊急事態宣言の発令、4/11から休業要請・・・と、当初から自粛に協力していた人にとっては、結構な長い期間に渡って自粛生活が続いています。

例えば、私の生活を振り返ると、3/27以降本日まで 仕事に出たのは 3日間のみ(内 2日間は最小限の時間のみ)。 それ以外の 20日間は 10割に近い接触削減の生活を強いられていますが、、、5/6までは耐えるとして、期間延長となれば流石にキレるかもしれません(笑)

・・・家族でギクシャクしていたり、お金や病気のことで悩んでいたり、進学や就職のことで不安になっていたり、、、理由はそれぞれですが、延長となれば、我慢の限界を超える人は予想以上に多くいると感じています。

そうしたことを考えれば、延長しなければならない程の状況にも関わらず、それ以降は自粛や接触削減に取り組まない人が急激に増える。 つまり、5/6が本当の意味で瀬戸際、、、それを超えれば、正にあり得ない状態になることを意識して 今を過ごす必要があるのかなと思っています。

・・・ですから、特に、特定警戒都道府県の事業者には、強い当事者意識を持って行動することが求められている と思っています。