03-戦略策定記事一覧



最低賃金が上がって困ること・・・

2018年7月25日 水曜日

最低賃金がまた上がりました。 16年度から 3年連続の 3%アップ、、、規模が小さい会社ほど、パート・アルバイトの時給を最低賃金にしていることが多いため、中小企業というか 小規模事業者の経営者にはツライ状況が続きますね。。。

さて、こうした時に困ることが大きく 2つあります。

まずは、最低賃金で雇っている従業員の賃金(キャッシュアウト) が 単純に 3%増えること。 また、当初は最低賃金で雇っていても、その働きぶりや年次の昇給等をすることがあると思いますが、そうした従業員の賃金は据え置きとなると それはそれで問題が生じる懸念がありますので、、、結局、多くの従業員の賃金を底上げしないといけなくなってくるのが実情。

・・・こうした人件費が増加する分、昨年より粗利が増えているなら問題ありませんが、、、そうでないなら費用負担が大きくなるため、別の支出を減らす、値上げする、従業員の労働時間を減らす等々、何か対策を講じなければなりませんね。

そして、いわゆる扶養の範囲内で働きたいとしている従業員がいる場合、、、具体的には 130万円(社会保険の扶養要件)の壁を意識しないといけません。
【※1】 これまで 103万円(所得税の扶養要件) と 130万円(社会保険の扶養要件) の壁がありましたが、制度改正により 2018年から 103→150万円に引き上げられました ・・・しかし、130万円の壁は残っているため、実質的には 130万円の壁が意識されることになります。  【※2】 小規模事業者は該当しませんが、106万円の壁が新設されたので注意も必要です。

・・・賃金を上げることで 130万円を超える可能性があれば、基本的には従業員は勤務時間を減らすよう要望しますので、、、つまり、それで仕事が回らなくなりそうなら、新たな働き手を探す、機械・設備を入れて働き手が減っても仕事が回るようにする、提供するサービスを減らす・簡素化する、営業時間を短くする等々、何か対策を考えなければなりませんね。 ・・・この辺り、フルで勤務(130万円ギリギリまで勤務) している従業員が複数人いると 大変かもしれませんね><

いくら政府が 「景気が回復している」 とPRしても、それは大手企業を中心とする話、、、産業を支える中小企業・小規模事業者は実質的にその恩恵を受けられていませんので、人件費負担は重くのしかかってくるはずです(・・・3年連続の引き上げですから)。 さらに、130万円の壁があることで、最低賃金引き上げの恩恵が受けられない人も多く存在するでしょう(・・・労働時間が少なくなる恩恵は受けられますが)。

さらに、社会不安も払拭されない中、賃上げ→所得向上→消費拡大→企業業績向上 と好循環するのか、単に中小企業・小規模事業者の体力を年々奪うだけなのか、、、残念ながら後者の可能性の方が高いと感じています><

これまで、パート・アルバイトが複数人いる支援先には 口を酸っぱくして言ってきましたが、、、最低賃金の上昇(=人件費負担の上昇) はまだまだ続くことを念頭に、今後の防衛策を検討していただければと思っています。


【パソコン】 サポート期限切れの対策を立てていますか? (後編)

2018年6月28日 木曜日

(つづき)

私が使用している 2台の Windows 7 のパソコンについて、半日掛かりで更新計画を練って、自分宛てに提案書をまとめておきました♪

ご参考までに、、、まず、検討内容は大きく 5項目あります。

① OSアップグレードの是非
  各機の性能や劣化度を確認して、Windows 10 での使用に耐え得るかを検討
② OSアップグレード・買い替え時期
  現在使用中の Office 2010 のサポート期間(2020年10月13日まで)、
  消費税10%引き上げ時期 も考え合わせながら検討
③ 買い替え機種の選定
  参考までに 現在販売されている機種からピックアップ
④ 導入する Officeの種類の選定
  2019 か 365 か、メリット・デメリット・費用対効果を検討
⑤ 買い替えする場合の現行機のその後(利用方法)

その結果、大まかに 次のような更新計画を立てました♪

・メイン機のデスクトップPC は買い替え、サブ機のノートPC は OSアップグレード
・買い替えは 2019年6月を目途、OSアップグレードは 新機種に慣れた 7月を目途
・買い替え機種は、2018年秋モデルの型落ちを メーカー直販でカスタマイズ購入
 (カスタマイズ内容も決定)
・Officeは、使用期間を鑑みて、費用対効果から 2019を購入して使用
 (サポート期間 2025年10月14日まで)
・OSアップグレードに合わせ、ノートPC のメモリ増設とバッテリー購入
・現在使用中のデスクトップPC のその後は、OSサポート期間中はバックアップ機
 として、期間後はバックアップデータ保管用に使用
・ノートPC は、Office2019 サポート終了に合わせて買い替え
・Windows 10 サポート終了(2026年10月13日) の1-2年程度前に、
 デスクトップPC のOS更新・買い替えを検討

当面の動きの中で一番のリスク要因は、Windows 7 問題がニュースで取り上げられたり、消費税引き上げ前の駆け込み需要が起きたりした時に、在庫がなくなり 欲しい機種が 欲しい時期に入手できなくなること ・・・と考えています。

「大きな流れに巻き込まれないよう、余裕を持って早めに動く!」 ということにもご留意の上で、特に Windows 7 のパソコンが複数台ある場合は、計画を立てて 円滑に OSのアップグレードや買い替えを行っていただければと思っています。

(おわり)


【パソコン】 サポート期限切れの対策を立てていますか? (中編)

2018年6月27日 水曜日

(つづき)

一昔前であれば、パソコンの性能アップは日進月歩で、1年も経つと 「新しいのにしたいな・・・」 と思うほど性能が違ってきたので、OSの更新=パソコンの買い替えで対応というのが一般的だったりもしましたが、、、今では随分と性能が良くなったため、数年前のパソコンでも十分に使えたりします。

つまり、パソコンを買い替えるのか、パソコンはそのままで OSをアップグレードさせるのか ・・・を考えておく必要があります。 そして、買い替えるのならば、新製品を買うのか値下がりした旧モデルを買うのか、買うタイミングはいつにするのか ・・・といったことを考えておく必要があります。

また、2020年1月14日のWindows 7 のサポート終了に先立って、もっと大きな我が国挙げての一大イベントがあるのですが、、、忘れている人も多いと思いますが、2019年10月1日からの消費税10%への引き上げです!

これを意識すれば、2019年9月には買わないといけない、、、でも、新製品のリリースがそのタイミングかは微妙なところがあるし、大変な駆け込み需要があるでしょうから欲しい機種が買えるかも微妙、、、ましてや、店員さんに相談して買おうというのは難しいかもしれませんね。 ・・・ということを考えれば、駆け込み需要が起きる前に動く必要が出てきます^^;

さらには、決算を考えた時に、いつの期の経費にするかという観点で 「12月中には買わないと!」 なんて事情も個々に出てくるので、、、「2020年1月14日までに買い替えればいいや」 と思っていても、実際には 「2018年12月には買わないといけない」 なんてことがあったりしますね^^;;

さらにさらに、、、OSが変わると使用しているソフトが使えなくなる可能性もあり、そうしたソフトの買い替えやアップグレードにお金が掛かったり、、、インストールにも時間が掛かるし、最新版のソフトは操作性が違って慣れるのに大変だったり ・・・といったことも考えて、仕事の繁忙期は避けるよう時期を考える必要もあったりしますね^^;;;

明日は、私はこのように計画している というのをお見せしようと思います^^ノ

(つづく)


【パソコン】 サポート期限切れの対策を立てていますか? (前編)

2018年6月26日 火曜日

仕事では多くの人が使用しているパソコンですが、どんなに大切に扱っていても、そのままではいずれ使用できなくなってしまいます。 ・・・それは、OS(=Windows等のパソコンを動かす基本となるソフト) のサポート期間が決まっているからなのですよね。

実際には、サポート期間が過ぎても使用できるのですが、サポート期間を過ぎるとセキュリティ上の弱点が修正されなくなったり、セキュリティソフトが稼働しなくなったりするため、、、そうしたパソコンでインターネットに接続すると、ウィルスに感染したり犯罪に巻き込まれたりといった危険が格段に高くなってしまいます。

例えば、Windows XP のパソコンで、まさかインターネット接続していませんよね? こちらのOSは、2014年4月8日でサポートが終了しているので、まだ利用している人がいたら要注意です。 ・・・2年ほど前に 使用している事業者さんを見かけた時は、パソコンを買い替えるよう強く進言しました^^;

他にも、Excel や Word 等の Officeというソフト。 実は、こちらにもサポート期間があって、例えば、Office2007 (Excel2007 や Word2007 ) は、2017年10月10日にサポートが終了していますが、、、少し前に、支援先で使っているのを見つけ、最新版にアップグレードするよう強く進言しました^^;

・・・この辺り、テレビやネット等で度々注意喚起されているのですが、パソコンの知識がない、というより、苦手意識を持っている人は、目も耳もシャットダウンしてしまうので情報が行き届かず、、、なので、私は、支援先で度々注意喚起しています^^

さて、こうした流れで 次に控える大イベントが、2020年1月14日、Windows 7 のサポート終了です。 安定したOS なので利用している人も多いと思いますが (私もWindows 7 のパソコンを 2台使用しています)、、、「期限まで 1年半以上もあるじゃないか!」 と思われた人は要注意です!!

・・・長くなったので、つづきはまた明日^^ノ

(つづく)


改正民法が可決されました。

2018年6月14日 木曜日

衆院可決の際に大々的に取り上げたからなのか、今回はニュースでもあまり目にしなかったですが、、、成人年齢を 20歳から 18歳に引き下げることを盛り込んだ改正民法が、昨日、参院本会議で可決されました。 これによって、2022年4月1日からは 「18歳=成人」 という扱いになります。

私が気になっているのは、何といっても 「成人式」 をいつやるのかということ。

高校を卒業する年の 18歳。 これまで通り 1月にやるとしたら、受験の最中に大丈夫? 親元を離れて進学している人は 準備どうするの? その時期にわざわざ地元に帰るの? はたまた、夏場にやる地域は、就職や進学で地元を離れる人も多いからその時期が良かったけど、引き続きその時期にやる意義はあるの? 法律で成人=18歳なのに 式は 20歳の年というのもねぇ・・・。

まあ、間近になって慌てて議論されることになるのでしょうけれど、、、その結果によっては、呉服店、着物レンタル、着付け、美容室、クリーニング 等々に関わる業界では繁忙期が大きく変わることになるので、対応に大わらわとなるのですよね。 しかも、初年度は 18-20歳が対象になる可能性もあるため、キャパオーバーや無理な対応によるトラブルの発生も懸念されるし・・・。

また、私は大学進学で親元を離れたこともあって、帰るのも面倒だしこっちで出るのもなんだしと思って成人式には出ておらず、そうした人も結構いると思うのですが、、、高校生の内に成人式があると、成人式の出席者数が増える、親同伴の出席者が増える、地域の高校等の小さな単位で成人式が行われるようになるなど、また新しいスタイルの成人式が行われるようになるかもしれません。

余談ですが、お酒は飲んではいけないし 高校退学になるのは嫌でしょうから、毎年ニュースになる荒れた成人式は少なくなるかもしれませんね(笑)

このように、マクロ環境の変化(法律改正) が、ミクロ環境(業界動向・消費動向・事業者の売上・文化や風習 等々) に大きな変化を与える重大な出来事なので、私は少しヤキモキしながら動向を窺っています。

ご関係のある業種の事業者の皆さまは、どのように見ていますか?


消費税が引き上げられると・・・

2018年4月29日 日曜日

米国で、甘味飲料に課される 「ソーダ税」 の導入後、約2カ月で炭酸飲料の消費は 40%、エナジードリンクは 64%減少したとのこと。 (時事通信社より)

駆け込み需要で買いだめした後の反動や 課税直後は悔しいから買わないなんてことの影響があるかとも思いますが、、、逆にボトル入り飲料水が 58%増加したということを考えると、やはり課税は消費抑制効果が高いことが想像できます。

景気が拡大しているといわれている米国でさえ これだけ素直な反応が出るのですから、我が国で消費税が 10%に引き上げられると、、、事業者の皆さまは しっかり準備しましょうね^^


変わらない会社 × 変わる会社

2018年4月23日 月曜日

人は変化を恐れる生き物、、、特に歳を重ねれば重ねるほど、変化に脅威を抱きやすくなるものです。 ですから、改善の取組をしていて、若手社員は一生懸命取り組んでいるのに、古参社員の抵抗によって遅々として進まないなんて情景をよく目にしますね。 ・・・今のままでは倒産に向かってまっしぐら、、、それでも頑なに変えない、変わりたくない社員や経営者を何人も目にしたことがあります^^;

そうした変わることを恐れる人が多い会社だからこそ こんな状況になってしまったんだな、、、と、半ば諦めの気持ちを持つと共に、こんなことを思うことがあります。 ・・・それは、良い会社は、成果が出ている時にでも、変えるべき時には今のやり方を変えるということ。

成果が出ているのは、そのやり方が上手くいっている・合っているからこそ。 ・・・だから、今そのやり方を変える必要はないし、逆に変えることで上手くいかなくなってしまう懸念もあります。 でも、今後の事業展開や環境変化を考えた時に、近い将来、今のやり方が合わなくなってくることが予見されれば、成果が出ている時にでも、今のやり方を変えていきます。

変わることを恐れるよりも、変わらないことで 環境変化に適応できなくなることを恐れているのですよね。

皆さまの会社は、変えるべき時に変えていますか?


氷河期に備えていますか?

2018年4月14日 土曜日

昨日、OECD事務総長が 我が国財務相に対し、「日本の消費税を、OECD加盟国平均の 19%程度まで段階的に引き上げる必要があると提言した」 との報道がありました。

まあ、このこと自体は、財政構造や社会保障、国民性等を理解しない単に数字だけの提言=中身のない話 と聞き流せるのですが、、、問題なのは、こうした話を国が公表しているということ。 2019年 10月に予定されている 10%への引き上げに向けて、これからこうしたプロパガンダが増えるのだろうと、私は早くもウンザリしています^^;

さて、皆さまは、2019年10月に向けての対応は考えていますか?

レジや社内システムの税率変更、税率が複数となる場合の対応方法の検討、下札・値札等の付け替えやメニュー・看板等の価格表示変更作業、駆け込み需要が発生する業種では仕入計画の前倒しや販促の準備、これまで価格据え置きしていたものは税率変更を機に価格も変更・・・などなど、やらないといけないことは様々あるはずですが、、、

通常業務をこなしながら、こうしたことを一度に瞬時に行うことは不可能ですので、スケジュールを考えて計画的に行わないと準備が間に合わなくなる恐れがありますね。

それと、その先に起きるであろう買い控えや景気後退に対する対策です。

正直に言えば、特に駆け込み需要のある品目では、一定期間の買い控えは当然発生するため、その間は何をやってもダメ・・・開店休業状態になることでしょう^^; ですから、駆け込み需要期は 1円でも多く稼ぐこと、さらにいえば、その前=今から利益を増やすこと。 ・・・買い控えや景気後退という 「氷河期」 を乗り切るだけの利益の備蓄(=内部留保) を行っているかが、その後の生死に直結するのだろうと思っています。

皆さまは、今年の売上・利益目標は、通常の年よりも上げているでしょうか?

駆け込み需要が始まれば 同業者との競争(=値下げ・販促費増) となるため、思っているほど利益は上がらなかったりしますので、、、できるだけ早く先々のことを考え、できるだけ早く行動に移していただければと思っています。


観光客は移ろいやすいもの・・・

2018年3月23日 金曜日

仕事で必要があり、某市の観光統計を調べてみました。

県・市の統計データによると、某市の観光入込客数の推移は、前年対比 102.6%、107.7%、108.7%と伸びていたにも関わらず、平成28年は前年の 92.8%に急落(驚)

さかのぼって情報を集めてみると、当時の新聞記事やブログ等で、観光客が減っているとの情報もいくつかあり、、、これまで観光客の取り込みに力を入れていた飲食業、宿泊業、小売・サービス業では、さぞかし影響が大きかったことでしょう。

要因としては、隣接地域で大々的な誘客イベントを行っていた(取られた) ことの影響が大きかったように思いますが、、、今後はその影響が一段落するであろうことと、平成30・31年は、市内で大規模イベントが複数予定されていることから、また盛り返してくるかな? と期待しています^^ (そんなことを提供資料にまとめていました)

皆さんの地域の観光客の動向はいかがですか?


データを扱う人の信頼度・・・

2018年2月19日 月曜日

裁量労働制に関する首相答弁。 ・・・そんな馬鹿な話(あり得ない話) を国会でするんだ!と思って呆れて聞いていると、すぐに野党が追及し、答弁を撤回する事態に。

その後の報道によると、「裁量労働制の方が労働時間が短くなる」 とした首相答弁の根拠となるデータは、「一般労働者への質問は、1日の残業時間について 1カ月のうちの 【最長時間】 を尋ねる内容だったのに対し、裁量労働制で働く人には単に 【1日の労働時間】 の状況を聞いていたため、一般労働者の方が長時間の回答が集まりやすくなっていた」 とのこと。 (朝日新聞より)

つまり、質問内容が異なる調査の結果を比較していたということで、ある答えを導きたいがために行ったということ・・・。 (首相がこうした細かな指示をするとは思えないので、資料を作成した人の忖度=愚行 ということでしょうかね・苦笑)

調査結果自体は、単なるデータでしかないのですが、、、それが信頼できるかどうかは データを扱う人に掛かっている ・・・というのを如実に表していますね。

経営計画書の作成などで 外部データを扱う際に、こうしたデータの信頼度を落とすようなことをしている方を見かけますので、、、くれぐれもお気を付けくださいね^^;