05-商品・価格・在庫記事一覧



モノが売れない時代の商品戦略・・・

2019年6月10日 月曜日

1970年頃に製造されたセイコーの「ロードマーベル」。 ・・・50年近く前に製造された腕時計が、ひょんなことから私のもとに。

腕時計

「グランドセイコー」 が登場する以前に セイコー最高級機のポジションにあった時計だそうで、文字盤の 「36000」 の通り、毎時 36000ビート=毎秒 10振動する当時の高級手巻き腕時計だそうな。 この時代に 10振動の高性能モデルは驚くべきものだそうで、大卒初任給 3万円に満たない時代に 1万数千円もしたのだそうな。

良いものは直してでも使いたくなるもので、壊れていたのをオーバーホールして使えるようにしました♪

モノが売れない時代の商品戦略として、昔の商品のコンセプト設計は、今の時代にとても参考になるかもしれません。 (改めて勉強してみようと思っています^^)

ちなみに、なぜこの腕時計が私のもとに来たのかは facebook へ。


男性の日傘、普及するか???

2019年5月21日 火曜日

環境省が熱中症対策として、男性も日傘を使うよう呼び掛けるキャンペーンを始める方針を決めた とのこと。

もう何年前でしょうか、、、男性用の日傘が売られるようになって、流行らそうとしては失敗を繰り返しつつも、着実に日傘をさしている男性が増えてきているような、、、といっても、極々稀に見かけるという程度ではありますが。

たしかに、暑い日に日陰に入った瞬間の涼しさを思えば、頭部が常に日陰に入っていられる日傘は男女問わず使った方が良い、、、でも、個人的には やはり抵抗感がありますねぇ^^; ・・・ということで私がやっているのは、夏は常にうちわを持ち歩き、煽いだり 頭の上にかざして日陰を作ったりという感じですね。

さて、かつて提唱された 「クールビズ」。 ジャケパン等の新しい需要を創り出したことで高く評価できる反面、特に 「ネクタイを外す(やめる)」 というスタイルから、ネクタイメーカー等、ピンポイントでは深刻な影響を受けた事業者もいたため、アパレル業界に関わる身としては手放しで喜べる施策ではないというのが正直なところ。

しかしながら、男性の日傘というのは、今までなかったところに新しく登場するアイテムのため、皆が幸せになる施策♪ クールビズほどではなくても、少しでも普及すれば 業界としても喜ばしい限りですね^^


名店なのになぜ不味い??

2019年2月06日 水曜日

今日は、久しぶりのしっかりとした雨、、、その中を歩いていると寒い寒い。 12時も回り お腹もへって頭に浮かんだのは たいやき♪ しかも、私の中で一番好きな たいやき屋さんが沿線にある!

・・・ということで、途中下車して買いに来たのは 「四谷・わかば」。 (雨が強かったので、家に帰ってから袋だけの写真です^^;)

四谷わかば

私がここの たいやきを食べたのはもう 10年も前のこと。 有名店と教えられて連れてきてもらいましたが、後に、東京の 「たいやき御三家」 と呼ばれる名店だということを知ったのでした^^ (他の 2つは、麻布十番・浪花家総本店、人形町・柳屋です)

2匹買って、早速 1匹目を頭からガブリ ~ 美味しい♪ アツアツのあっさりあんこに、パリっと焼けた皮が絶妙♪♪  あっという間に食べてしまい、すかさず残りの 1匹をガブリ、、、すると、ヌルい、いや冷たい? そして、フニャっと水気の含んだ皮??

・・・うーん、、、おそらく、最初のは焼き立てだったけど、次のは随分と前に焼いたもの、、、10年振りだったのに とてもショックでした><;

前は大行列だったけど、今日は雨が強かったせいか誰も並んでおらず、、、そういうことか、、、名店と言われていても、やはり作り置き(しかも重ね方が悪く湿った たいやき) は不味い! ・・・途中下車をして、そんなことを学んだ雨の帰り道でした^^;


「日欧EPA」 本日より発効!

2019年2月01日 金曜日

2月1日、いよいよ本日発効された 「日欧EPA」。 日本と EU諸国との間で締結された経済連携協定のことですが、、、端的に言えば、参加国との間の輸出入で掛かる関税が撤廃されることになります。 ・・・つまり、その分 安く買えることに♪

それだけでなく、近年の米国を代表とする保護主義に対するアンチテーゼとしても大きな意味を持つ出来事だと感じています。

例えば、よくニュースで目にするのがワイン ・・・これまで 15% もしくは 125円/1L 掛かっていた関税が即時撤廃されることになります。 例えば、チョコは 10%掛かっていた関税が 10年掛けて、牛肉は 35%掛かっていた関税が 16年掛けて それぞれ漸減され、最終的に撤廃されます。

このように、即時撤廃されるものもあれば、段階的に関税を下げていくものもあるため、すぐに全ての欧州品が激安になるわけではないですが、、、物によっては、あるいは、数年単位で見れば 随分とお買い得感が出てくるため、今後、どんどん欧州品の購買意欲が高まることでしょう。

ちなみに、アパレル業界でいえば、衣料品は 10%前後掛かっていた関税が即時撤廃、革靴は 25%前後掛かっていた関税が 10年掛けて漸減され 最終的に撤廃されることになります。

このように、一消費者としては嬉しいことこの上ないのですが、企業としては、欧州以外の産地の商品の競争力が低下することになります。 ・・・もちろん、価格だけで優劣が付くわけではないのですが、今の国内の経済状況・景気動向を見れば、少なからず影響を受けることになりますね。

・・・とするならば、取扱商品を欧州品に変えるとか、欧州品にはないもっと独自性の打ち出せる商品に変えるとか、原価や販管費を削減して 価格の下がった欧州品と比べても遜色ない価格で販売するとか、あるいは、EU諸国に輸出することで日本製の優位性を打ち出すとか、、、売上・利益を維持するためには大きな工夫が求められることになります。

また、現時点ではこのような状況ですが、TPP11 との比較や、その他の経済連携協定等が発効されると 力関係も変わってきますので、、、少し長い時間軸で戦略的に考えることが求められます。

このように、日欧EPA は、チャンスだけでなく 一筋縄の対応では立ち行かなくなるようなピンチもはらんだ出来事ですので 注目して動向を見ていましたが、、、経営者の皆さまは、ご自身の会社(商品) への影響や今後の対応策を十分に検討していただけることを願っています。


商品開発の考え方 ~ 本物 × レプリカ

2019年1月22日 火曜日

商品開発の支援をしていて、「価格が合っていない・・・」 と感じることがよくあります。

例えば、その見栄えで・そうした用途でその価格は高過ぎる とか、手の込んだ作りなのにその価格は安過ぎる とか、価格は合っているけれど 数を売りたいならもう少し下げた方が良いとか、、、この辺り、「消費者の視点に立っていないことで、購買に結び付く価格帯がイメージできていないこと」 に原因があるのですが、長年、真面目にモノづくりをされてきた方の苦手とする分野だったりしますね^^;

そうした時は、「本物」 と 「レプリカ」 の違いをイメージしながら 商品開発を進めるようアドバイスしています。

例えば、「その見栄えでその価格は高過ぎる」 と感じた商品の場合、、、これを 「レプリカ」 と位置付けて xxx円に下げる。 材料を高級なものに替え 作りを丁寧なものにした商品を 「本物」 と位置付けて xxxx円に上げる。 それぞれ、原価率 ●%で作れるように検討しましょう! ・・・こんな風にして商品開発を進めてもらっています。

例えば、「自分で使うものでその価格は高過ぎる」 と感じた商品の場合、、、材料を少しだけ安価なものに替え パッケージを簡素化した商品を 「レプリカ」 と位置付けて xxx円に下げる。 商品と価格は元のままで、パッケージを高級なものにした商品を 「本物」 と位置付け、プレゼント需要を狙った商品として展開しましょう! ・・・こんな風にして商品開発を進めてもらっています。

その後の商品展開(営業展開) は、「本物」 「レプリカ」 の 2つのバリエーションで展開することもあれば、高級路線に狙いを定め 「本物」 だけで展開することもあります。

これは一つの進め方の例ですが、、、経験上、単にその商品に改良を加えていくと(1つの方向性だけで完成を目指すと) 徐々に方向性がブレていく傾向があるため、、、「本物」 と 「レプリカ」 のように 2つの軸を持って進めていく方が、良い商品開発につながりやすい と感じています♪ ・・・ご参考まで^^


「福袋」 で思うこと。

2019年1月03日 木曜日

今年は、1月1日をお休みにしている店が多く、初売りは 2日が多かったような印象を受けました。

そうしたことに関連して、「今の時代、正月くらいは休むべき!」 ・・・なんて、特に若い人と思しき SNS投稿をよく目にしますが、、、これだけ個性を重視する時代、選択肢の増えた時代にあって、なぜ元旦を一律に休業することが求められるのか、ちょっと疑問に感じています。

そして、元旦が休業日だからといって休んでいるわけではなく、翌日からの初売りの準備で大わらわだったりするので、、、まあ、●●教育の成果として、表面的にしか考えられない人が増えたのだろうと 自分を納得させています^^;

さて、アパレル業界の裏事情として、「福袋」 = 基本的には売れ残り商品の詰め合わせ販売・・・といった位置付けのものとなります^^;;

ただ、「売れ残り」 にも色々と意味合いがあって、、、人気がなく売れ残った商品だけでなく、良い商品なんだけど 展開時期が遅かったことで売れ残った商品、上代設定が髙かったことで売れ残った商品、数が足りず全店展開できなかったことで引き上げた商品、ロット違いで微妙に色が違ったことで店頭に出せなくなった商品・・・等々。

それに、店にとっては売れ残りでも、私にとってはお気に入り! という商品もあるし、上代設定が高くて売れ残った商品などは中々の当たり商品ですので、一概にネガティブな意味合いの 「売れ残り」 ということでもなかったりしますね^^

それでも 実体験としては、ここぞとばかりにとんでもないデザイン・色の商品を入れたり、2点当たり・4点ハズレなんて 商品を選別しながら袋詰めしたりもするので、、、私は アパレル関連の 「福袋」 はお勧めしておらず、セールの際に 一つひとつ商品を見ながら購入する方が良いかなと思っています^^


”ものづくり” の面白さ。

2018年12月24日 月曜日

中小企業診断士としての仕事は、会社経営や日々の業務に関する全てのことですので、本当に様々な事案についての知見を求められるのですが、、、私は長年、企画・開発・生産の現場に従事していたこともあって、商品開発の事案は、他では感じられないような楽しさを覚えます♪

ちょうど 「下町ロケット」 が最終回を迎えましたが(といっても、新年スペシャルが本当の最終回のようです) 、あんな風に創意工夫しながら一つの製品を創り出していく過程は、身に染みて感じ入るものがあります^^

先日、商品開発の支援でこんなことをアドバイスしました。

「強度」 を高めるには、「硬度」 だけでなく 「柔軟性」 という考え方もある。 いくら硬くしても、それ以上の力を掛けると壊れてしまう ・・・だから、さらに硬度を高める方向性もあるけれど、、、硬度はそこそこにしておいて、形が崩れても復元するよう 柔軟性を高める方向性もある。

表に塗る、裏に塗る、素材を貼り合わせる前に中に塗る ・・・どこに塗るかで、強度や付加的機能が変わってくる。

このように、アプローチを変えてみると 思いもよらない成果につながるもの。 それが ちょっとした閃きやこれまでの失敗から生まれたりするので、、、だから ”ものづくり” は面白いのです♪


新業態には 新なた課題が付きもの・・・

2018年11月13日 火曜日

日経トレンディは、来年にかけて登場する商品・サービス・施設等の中からヒットを予測した 「2019年ヒット予測ランキング」 の第1位に 「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」 を挙げました。

ワークマンプラスは、2カ月ほど前に 立川(ららぽーと立川立飛) にオープンしたことで話題になりましたが、、、全国で作業服等の専門店を展開するあの 「ワークマン」 が、建設現場等に従事する人ではなく一般客を狙って立ち上げた新ブランドで、主にアウトドアウエア・スポーツウエア・レインスーツに特化しています。

商品の中には、既存のワークマンで販売されているものも多くあるようですが、カラーやデザインのバリエーションが豊富で、いわゆる街着(カジュアルウェア) としての市場も意識したものとなっていますね。

元々、建設現場等でも好評な ”高い機能性 & 低価格” な商品のため、一般消費者の中でも 「ワークマンは意外と使える!」 ・・・と、私が知る限りでも過去3回ほどブームがありましたが、、、そこに ”ファッション性のある カラーやデザイン” の要素が加わったことで、大きく注目されることになりました♪

さて、ここで問題になるのが、主に ”定番商品” を扱っていた会社が ”トレンドやファッション性のある商品” を扱うことの是非について。

もちろん扱うこと自体は 「是」 なのですが、、、トレンドを取り入れたものは在庫バランスを保つのが難しく、在庫不足で思ったほど売上が伸びなかったりするし、シーズン中のマークダウン(値引き)や店間移動、あるいは小ロット生産の経験・ノウハウ等がないと、不良在庫の山となったり 着地の利益率が悪化したりすることになります^^;

・・・この辺り、「小売に進出するメーカー」 や 「ファッション性のある商品を初めて扱う会社」 の支援をする時にいつも感じること、、、こうしたことをあまり理解されないまま “まず行動” に移してしまう方が多いのですよねぇ^^;;

ワークマンプラスはどうなるのか興味津々なので、この 2シーズンほど店頭在庫を観察してみようと思っています^^


名前を変えるとイメージも変わる・・・

2018年10月22日 月曜日

肌寒い季節になって、これから購買が期待されるのが革・毛モノ。 中でも、動物愛護の観点から、リアルファー× ・フェイクファー○ が世界的な潮流となっており、世界的なラグジュアリーブランドもフェイクファーを使うようになっています。

そうしたこともあって、昨シーズンはフェイクファーがトレンドとなり 今年もその流れは続きますが、、、「フェイクファー」 なんて言うと ダサイと思われるので要注意! ・・・今は 「エコファー」 と呼んでいます。

リアル(本物) に対してのフェイク(偽物・模造品)、リアルが価値あるものとしているからこそのフェイク、、、価値感が逆転したことで、新たな呼称が生まれたのですよね。 昨シーズンはそうでもなかったですが、今シーズンは 業界こぞって 「エコファー」 と呼んでいますね。

私は当初、長年 「フェイクファー」 と呼んでいたので 「エコファー」 の呼称に違和感があったのですが、、、何度か目にする・耳にする内に、その呼称自体には違和感がなくなりました^^

ただ、ファッションに 「エコ」 という言葉を用いると、、、私なんかは、「省エネルック」 という 当時の我が国首相の珍妙・滑稽なスーツ姿 (・・・なのに満面の笑顔で自慢げに登場して 周囲に着用を勧める^^;) を思い出してしまうのですよねぇ。。。

「エコ」 は 環境保全を意味する言葉で、動物の無用な殺生を止めることで生態系を守ることにもつながるなど、意味合い的にも合っていますので、、、私のように 「省エネルック」 をイメージするのは少数であることを信じて、「エコファー」 の呼称がこのまま定着するとともに、正しいイメージが伝わることを願っています^^


消費税10%引き上げ、いよいよカウントダウン開始・・・

2018年10月01日 月曜日

消費税 10%引き上げ まであと 1年となりました。

少しはニュースになりましたが、正直なところ本当に少しだけ^^; ・・・今それを大々的に取り上げれば景況感に影響が大きいだろうし、制度的(運用的) にまだ確定したわけではないので、報道各局も取り上げずらいところがあるのだろうなと想像します。

ただ、カウントダウンは始まっているので、事業者として、一消費者として対策は進めておかなければなりませんね。

今回の制度、何と言ってもやっかいなのが軽減税率です。 ・・・例えば、外食は 10%になるけれど、弁当・惣菜の購入(テイクアウト) は 8%のまま、、、ということで悩ましいのは、物販と飲食スペースの両方がある複合形態の店。

例えば、スタバの店内でコーヒーを飲むのは 10%だけど、テイクアウトするなら 8%。 それなら、テイクアウトで購入したけれど、購入後たまたま席が空いていたので店内で飲むのは 8%?? (・・・まさか、店内利用とテイクアウトでレジを分けたり、座る際にレシート提示するようになるのかな^^;)

例えば、フードコートのある飲食フロアで、ラーメンはテイクアウトが無理なので 10%だけど、たこ焼きは? ・・・テイクアウトなら 8%なので、テイクアウトで購入して たまたま席が空いていた体で店内で食べることに^^;; (ただ、正直者がバカを見る制度というのも何だかねぇ・・・)

テイクアウトは 8%というのであれば、テイクアウトできるメニューや商品の方が競争力が高いので、、、メニュー変更や容器に入れて販売するなど、消費税対策として、軽減税率を意識した商品開発が有効かもしれないですね^^ (・・・ただ、容器代が掛かる分、売価の見直しも必要ですが^^;)

まだこれから、細かな制度の追加・変更や運用方法等の指示が出てくると思いますので、注視していきたいと思います。