07-店舗・店舗視察記事一覧



全国旅行支援の是非・・・ (続編)

2022年12月03日 土曜日

先月投稿した 全国旅行支援の是非・・・(※クリックすると別画面で開きます) の続編です。 それ以降も 2回宿泊しています。

例えば、朝食が美味しいと評判の都内のホテルでは、クーポン券 3千円分を差し引くと実質 972円。 ・・・広い部屋に泊まって、豪華朝食ビュッフェを食べて、前夕食と翌昼食をクーポン券で食べて、、、オーバー分の支払いを加味して 実質 1,016円の負担。 例えば、同様の埼玉県のホテルでは、実質 1,548円の負担でした。

・・・こうした利用の仕方の経済効果は、ミクロ的には ○ですが、やはりマクロ的には ×となります。 特に、宿泊したことで交通費が 800円近く浮いたため、残念ながらマイナスの経済効果となりますね (→経済効果の計算方法は先月の投稿を参照)。

さて、全国旅行支援は、2023年も延長されることになりました。 但し、割引率は 20%に(上限額も引き下げ)、クーポン券平日は 1泊 2千円分に減額されます。

例えば、平日に 1泊 6千円とすると、4,800円-クーポン券 2千円分 = 実質 2,800円。 これまで 実質 600円と比較すると、コスパは非常に悪くなります。 ・・・なので、私が大した用もなく利用するのは、今年あと 1回で最後となります。

でも、これくらいの割引率で良いのだろう、、、もっといえば、繁忙期の今はこの低い割引率で、来年 1月半ば~2月の閑散期は 今のような高い割引率にするのが良いのだろうと思っています。

・・・繁忙期は、黙っていても旅行したい人は多くいるため、ちょっと背中を押す程度で良く(クーポン券だけでも良い)、、、反対に閑散期は、(旅行・観光業界への支援と考えれば) 無理にでも泊まって欲しいですから、大きく背中を押す今のような高い割引率が必要です。 ・・・全国旅行支援を考えた頭の良い人達は、そうしたことは考えていないのでしょうかね??

小売・サービス業の販促策でも、黙っていても来てくれるのに、わざわざ割引クーポンを渡して利益率を下げているような店を見ることがありますが、、、せっかくの販促策なのですから、経営向上につながるよう きちんと販促設計すればいいのにと感じています。


パン屋さんの 4つの壁・・・ (後編)

2022年11月24日 木曜日

(つづき)

4つの壁というのは、、、①オープンしてから 3カ月、 ②オープン後の季節が変わってからの 1-2カ月、 ③オープンして 1年、 ④オープンして 2年。 ・・・これらの壁を越えられたら巡航運行に移れるのですが、②や④を越えられずに岐路に立たされる方が多いかなと思っています。

壁を越えるには、、、①は、オープンするまでの準備・販促(チラシ・ネット・看板等)、オープンしてからの店内応対(感じの良い接客態度・品不足を起こさない等)が、 ②は、年間を通して回せる品揃え、人気商品があること・大外れの商品がないことが、 ③④は、当初からの品質保持、品揃えの見直し、店内応対(①+慣れてもぞんざいな応対にならない)・・・などがポイントになります。

日本人はパン好きが多く、他店との差別化(付加価値) もつけやすいなど、パン屋は相応の腕前があればやっていけそうなものですが、、、意外と数年で閉店する店が多いかな(その分 新規開業もありますが)・・・というのが私の感想です。

これからパン屋を開業される方、開業してまだ年数が経っていない方は、、、丸 2年、新規客も取り込みながら安定的に回せた・・・となるまでは油断せずに、頑張っていただければと思っています。

(おわり)


パン屋さんの 4つの壁・・・ (前編)

2022年11月22日 火曜日

少し前までは いつもの風景でしたが、、、数週間後に歩いてみると、ミニスーパー 1店、パン屋 2店が閉店していました。 ・・・通り沿い 200-300mの間にある店でしたので、歩きながら 「え!ここも!?」 と驚きました。

実は、その内のパン屋 1店は、オープン時からずっとウォッチしていました。

オープン当初から数カ月は常に行列、、、でも、ある時を境にバッタリと行列を見なくなりました。 私は、行列がある時点で選択肢から外しますが、、、興味がある人でも、行けば毎回行列だし、空いていると思って入ると売り切れなんてことが続くと、もういいかなと思うことでしょう。

また、最初は話題にのぼって行ってみたけれど、値段に見合わないと判断された、一巡してリピーターは定着しなかった・・・との雰囲気も感じられ、、、その後、品揃えを大きく変えると、チラホラ来客が見られるようになりましたが、経営を安定させるには至らなかったのでしょう。

パン屋さんの支援をしていると、4つの壁があると感じています。 順調に壁を越えていく方もいますが、中には 1つ 2つ壁を越えると慢心してしまい 次の壁にぶつかってしまう方も、、、その先にも壁があるとは思っていなかったのでしょうね。

(つづく)


「男女共用トイレ」 も悪くない時代に!

2022年10月05日 水曜日

飲食店の支援で、Googleビジネスプロフィールの設定を代行しました。

・・・詳細登録を終えて反映状況を確認してみると、なぜか 「ジェンダフリーのトイレ」 の表記が?? LGBTQ+ 対応は特段していない設定にしたので何だろう、、、

そう思った瞬間、なるほど!! ・・・「男女共用トイレ」 は、今の時代そうした言い方もできるのか、と驚いたのでした。


チェーン店でも価格は違います・・・

2022年5月05日 木曜日

好天に恵まれた関東の GW。 私は、家の大掃除を中心に暦通りの生活、、、今日も朝からカーテンやカーペットを洗うなど、10時で既に心地よい疲労感です。

さて、時間に余裕もあるので、運動も兼ねて近隣のドラッグストアの価格調査をしてきました。 近場で同じチェーンのドラッグストアの価格調査してもね・・・と思われた方がいるかもしれませんが、驚きの結果が、、、

いつも利用する最寄りのA店、A店より大きな店で品揃えが豊富なB店、A店と同規模の C店と D店、、、4店とも同じチェーン店で、A店から自転車で 20分圏、それぞれ異なる市に立地しています。

品揃えについては、多少の違いはあるもののチェーン店なので基本的に同じ。 立地環境から、高齢者向けの商品が多いとか 日用品に力を入れているなというのが感じられたのと、B店は規模が大きいだけあって、例えば、A店で 3種類しか置いていない商品が 5種類あったりと、こんな味もあるのか!と新たな発見がありました。

価格については、結構なバラツキがあり、B店では他店よりも安い商品がいくつか、、、例えば、「ヤマザキ 5個入りあんぱん」は、かつては 98円でしたが、昨年からの値上げラッシュで A店・C店・D店の 118円・128円に対し、B店では未だ 98円(→以前からウォッチしていましたが、特売ではなく通常価格です)。

C店では、A店・B店で特売で出している商品がないこともあり、そういった意味でちょっと高いかなと思いましたが、通常価格はまあ同じ。

とにかく驚いたのは D店、、、あちらこちらで 「え!?」 と声が漏れてしまいました。 例えば、他店で 198円のアソート袋菓子が 1個278円/2個500円、、、2個買わせたいがために 1個を高く設定するのは分かりますが、他店では 2個買っても 396円に対し D店では 500円! たまたまそれだけというのではなく、「これは 50円高い!あれは 70円高い!」 ・・・といった状況です。 それでも、店内に結構な人がいるので 買われているのでしょう、、、だから高い価格のままとなるのでしょう。。。

都心と都下で価格が違うのは分かるのですが、都下の隣接市でここまで価格が違うというのは、とても驚きの結果でした。 チェーン店だから同じ価格と思っていると、高値買いをしているかもしれませんよ~^^;


会計のミスは深刻な問題です・・・ (後編)

2022年4月24日 日曜日

(つづき)

次に、人が操作しなければならない時。

同じ商品が複数ある際に 1つだけ読み込んで個数を入力する時(数え間違う、個数の入力を間違う)、値引きシールが貼られた商品(●%引き等を打たない・打ち間違う)、単価出しの商品(入力を間違う) などなど、、、どうしても手入力が必要になる時は、ミスが起きがちですね。

他には、預かった金額の入力間違い、おつりのお金の渡し間違いなどもミスが起きがちです。

人はどうしても間違うもの・・・との観点から、ミスを防止するには、やはり仕組み化と自動化(性能の良いレジの導入) です。

・・・売価変更の際はチェックリストで確認する、手入力が必要な商品のバーコードにはシールを貼る・太ペンでバーコードに線を引く、手入力の際は指さし確認をするなどの運営上の仕組みを構築することや、

電子棚札や自動釣り銭機、キャッシュレス決済を導入するなど 設備面で自動化を図る(人の介在を減らす) ことでしょうか。

会計のミスは、顧客との信頼関係や経営の問題に直結しますので、、、1件でもミスが発生した場合は、その背後に発覚していない何倍ものミスがあると考え、深刻な問題として受け止めていただればと思っています。

(おわり)


会計のミスは深刻な問題です・・・ (前編)

2022年4月21日 木曜日

先日、知人から 「病院に行ったら、レントゲンを撮っていないのに 明細にレントゲンの点数が付いていた!」 との話を聞きました。 もちろん返金してもらったそうですが、帰宅して何気なく明細を見て、「撮影って何?」 と気が付いたとのこと。

診療内容で保険点数は細かく決まっていて、例えば、同じ注射でも打つ場所によって点数が違うこともあるようで、実際に打った場所とは違う高い点数で計算されたりということもあるのだとか。。。

・・・病院は間違えないとの先入観や病院から言われたことは受け入れないといけない雰囲気があるせいか、病院でもそんなことがあるんだ! と、とても驚きました。

さて、私たちが日常目にするのは、小売店でのレジの打ち間違え、、、経験されたことのある方は多いかなと思います。 それでも、レジが優秀になってくるにつれて、随分と減ってきたとは思いますが、、、

まずは、機械化されると間違わないという盲点から。

「バーコードを正しく読み取れば、間違うはずがない」 と思いがちですが、そうではありません。 ・・・売場の値札とシステムに登録した価格が違う場合には、簡単にミスが起きてしまいます。 しかも、ピッピッピッと読んでいけば間違うことはないと思っているため、レジの店員が気付くことはなく、お客様も一つひとつチェックしていなければ気付きません。

例えば、「本日大特化 980円!」 の POPを見て買ったつもりが、レジでは元の値段の 1,200円。 ・・・特売をする時、また、特売から元の値段に戻す時に、値札だけを変える/システムだけを変えることで起きますね。 担当者が違うため片方しかやっていない(両方やったことをチェックする体制がない) ことが背景にあったりしますが、、、実は それなりの頻度で起きているため、注意しておきたいところです。

(つづく)


セゾンカード提携終了・・・

2022年3月26日 土曜日

永久不滅ポイントで有名なセゾンカード。 私が住む地域では、スーパーの西友があちらこちらにあるのですが、西友では特典が受けられます。

各種ある中でも 「ウォルマートセゾンカード」 は、毎日 3%引き、土曜に月 2回ほど設定される感謝デーは 5%引きで買物できたため、利用者に衝撃が走っています。

私は、西友はメイン使いではなかったものの、駅前なので たまに帰りに寄ったり、特にここで売っているパスタが大好きなので、感謝デーに大量購入していました。

・・・それが、3/31で提携サービスが終了、、、今日は最後の感謝デーだったので、お気に入りのパスタ 8kg分 買ってきました。 ちなみに、提携終了を知ってから少しずつ備蓄し、只今 32kgほど在庫があります(笑)

販促費負担というより、株主構成の変化が影響したのでしょうが、提携終了はあまりの衝撃。 長年利用してきた固定客はどれくらい減るか、、、個人的には、結構影響が大きいと思っています。

・・・だって、カードを利用している固定客からすると、4/1から実質 3%値上げ、、、この値上げラッシュの中では、家計への影響は大きいですよね。

今後は、楽天との提携サービスが始まるらしいですが、おそらく私は、パスタの在庫がなくなるまでは西友に行かないかな、、、さて、他の固定客の方々はどうされるでしょうか???


一時代の終わり、、、東急ハンズ買収

2021年12月22日 水曜日

22歳の春、東京に来てほどなく、渋谷の東急ハンズに行った時の感動は今でも覚えています。

見たこともない便利なグッズばかりで、私にとっては雑貨・インテリアのテーマパーク。 1フロア、1フロア見て回ったら、あっという間に閉店時間、、、休みの日には、度々渋谷のハンズに遊びに行きました。

行かなくなったのは、引っ越して渋谷が通勤経路でなくなった時から。 それでも、たまに新宿や池袋のハンズに行ったりもしましたが、、、家にモノが揃ったからなのか 店の品揃えが変わってきたからなのか、グっとくるものに出会えなくなり、購入するのは数年に一回程度になってしまいました。

時代の変化を考えれば、ネット全盛期になり ほとんどの商品はネットで買えるし、価格差(ポイント等の還元含む) を考えれば、東急ハンズはショールーミングの格好の的、、、商売としては相当厳しかったことでしょう。

中小企業診断士の勉強をしていた頃、好事例のビジネスモデルとしてよく目にしたものですが、、、一時代の終わりを感じてしまいます。


腕の良い洋菓子店は、●●で分かる! (後編)

2021年12月19日 日曜日

(つづき)

さて、ある商品というのは 「サバラン」 です。 20-30年前には よく見るケーキでしたが、今では絶滅危惧種といってよいくらい、、、中々見かけなくなりました。

サバラン

・・・というのは、洋酒をふんだんに使っているため、お酒の弱い人は顔が赤くなるし、食べてすぐ車を運転すれば捕まります、、、ですから、子供や女性は食べないし、人気投票をすると、嫌いなケーキ 3位に顔を出すようなケーキなのです(苦笑)

・・・そんな商品を出しても、基本的に売れないのでほぼ廃棄、、、廃棄するために作るのは忍びないので、当然のことながら、売れない店では作らなくなります。

一方で、サバランを出す店は、相応に売れる=固定的なファンがいるということ。 そんな珍しい人が相応にいるということは、その何倍もの通常の固定客がいる、つまり、繁盛している店ということができます。 また、サバラン好きの人は、こだわりが非常に強い傾向があるため、美味しくないサバランは二度と購入しません。

つまり、サバランを出す店には、そうしたこだわりの強い人を満足させるくらい腕の良いパティシエがいるといえます。

店にうかがう前に、ホームページでサバランを出していることを知り、期待感が高まるとともに、店に入って光り輝くサバランを見た瞬間、この店は相当なこだわりがあるに違いない! と確信、、、帰宅して食べると、やっぱり~! と顔が緩むのでした♪

もちろん、サバランは作らないけれど腕の良い店も多くありますが、、、私の 17年の洋菓子店のコンサル経験から、サバランがあれば、ほぼ間違いなく良い店ですので、、、そうした洋菓子店を見つけたら 期待してくださいね♪

(おわり)