07-店舗・店舗視察記事一覧



レジ袋が有料化されると? (続編)

2018年11月14日 水曜日

1カ月ほど前に書いた 「レジ袋が有料化されると?」 の続編です。
 【前編】 http://consult-k.jp/colum/?p=11875
 【後編】 http://consult-k.jp/colum/?p=11879

この 1カ月の報道では、「スーパーやコンビニ」 といった表現ばかりのため、「他の業界はどうするんだろ?」 「反対する業界も多いんだろうな」 なんて思っていましたが、さすが外資は動きが早い^^ ・・・アパレル大手(世界第2位) の H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ) が、買い物袋を紙製に切り替え、有料化すると発表しました。

中々の動きの早さで、12月5日から順次、国内 88店で使う買い物袋を紙袋に替えていき、紙製かプラスチック製かにかかわらず、買い物袋 1つ当たり 20円で有料販売。 これにより、袋の消費量全体を 2019年に 2018年の半分に減らす計画とのこと。

日本企業だと、「有料化すれば売れなくなる」 とか 「お客様から苦情が来る」 とか なんかグダグダ言いそうですが、、、環境保護は世界的な動き ・・・さすがグローバル展開の企業です♪

良品計画も、2019年4月から、まずは店舗限定でテスト的な実施のようですが、買い物袋を原則紙製にすると発表しており、、、これでユニクロが反対する・対応が遅れるなんてことになると企業イメージが悪化するため、早々に追随することになるのかな? ・・・となれば、他の企業も追随しなければならない流れになることでしょう。

そして、1つの業界が動けば他の業界も動かざるを得ず、同様に、大企業が動けば中小零細も動かざるを得ず ・・・ということを踏まえて、自社はどのような対応が必要になってくるのか、今の内に検討しておいていただければと思っています^^

余談ですが、、、H&Mで買い物をする時に、”以前もらった H&Mの袋” を持って行って入れてもらうのは良いと思いますが、、、”ユニクロやZARAの袋” を持って行ったら苦笑いされるでしょうかね^^;


新業態には 新なた課題が付きもの・・・

2018年11月13日 火曜日

日経トレンディは、来年にかけて登場する商品・サービス・施設等の中からヒットを予測した 「2019年ヒット予測ランキング」 の第1位に 「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)」 を挙げました。

ワークマンプラスは、2カ月ほど前に 立川(ららぽーと立川立飛) にオープンしたことで話題になりましたが、、、全国で作業服等の専門店を展開するあの 「ワークマン」 が、建設現場等に従事する人ではなく一般客を狙って立ち上げた新ブランドで、主にアウトドアウエア・スポーツウエア・レインスーツに特化しています。

商品の中には、既存のワークマンで販売されているものも多くあるようですが、カラーやデザインのバリエーションが豊富で、いわゆる街着(カジュアルウェア) としての市場も意識したものとなっていますね。

元々、建設現場等でも好評な ”高い機能性 & 低価格” な商品のため、一般消費者の中でも 「ワークマンは意外と使える!」 ・・・と、私が知る限りでも過去3回ほどブームがありましたが、、、そこに ”ファッション性のある カラーやデザイン” の要素が加わったことで、大きく注目されることになりました♪

さて、ここで問題になるのが、主に ”定番商品” を扱っていた会社が ”トレンドやファッション性のある商品” を扱うことの是非について。

もちろん扱うこと自体は 「是」 なのですが、、、トレンドを取り入れたものは在庫バランスを保つのが難しく、在庫不足で思ったほど売上が伸びなかったりするし、シーズン中のマークダウン(値引き)や店間移動、あるいは小ロット生産の経験・ノウハウ等がないと、不良在庫の山となったり 着地の利益率が悪化したりすることになります^^;

・・・この辺り、「小売に進出するメーカー」 や 「ファッション性のある商品を初めて扱う会社」 の支援をする時にいつも感じること、、、こうしたことをあまり理解されないまま “まず行動” に移してしまう方が多いのですよねぇ^^;;

ワークマンプラスはどうなるのか興味津々なので、この 2シーズンほど店頭在庫を観察してみようと思っています^^


レジ袋が有料化されると? (後編)

2018年10月15日 月曜日

(つづき)

まあ、コンビニチェーンともなれば 専用袋を作って対応することもできるでしょうが、個人店では無理ですよね。 ・・・となると、袋詰めのスペースが確保できない小規模店では、詰め難かろうが効率が悪かろうが お客様持参の袋を受け取って詰めるか、お客様がその場で詰めるのを待つことになるのでしょうか。

ちなみに、私がたまに行く八百屋では、レジ袋を有料化したものの袋詰めのスペースがとても狭く、袋詰めのためにしばらく並んだり、床に品物を置いて袋詰めすることになったり、、、そうしたこともあって、私がここで買い物する頻度は少なくなったし、買う時も 1-2品しか買わなくなりましたね^^;

例えば、洋菓子店では、ケーキを入れる箱のサイズに合わせてレジ袋を用意していますが、お客様持参の袋では箱が揺れてしまい ケーキがグチャグチャになってしまう懸念が、、、それを避けるには、必ず有料袋で対応することになるのでしょうか。

例えば、土産品を販売する店では、地域の名前や観光地の絵が印刷されたようなレジ袋には 「簡易的な包み」 の意味合いがあったりもしますが、、、今後は有料とするか、あるいは、全て紙袋に変えて無料提供するという対応になるのでしょうか。

・・・簡易包装(エコ) の意味合いで箱や紙袋からビニール袋に変わった経緯もあるので、逆行することになりますが^^;;

例えば、衣料品店などでは、ショップ袋に自社のロゴやブランド名を入れることで広告宣伝効果も狙っていますが、、、有料化となれば、ユニクロなんかは 紙袋に変えていくのかな?? ・・・もしくは、こうした大手が反発することで、「スーパー・コンビニ等のいわゆるレジ袋以外は対象外」 なんてこともあるかもしれません^^;

今後の推移を見守りつつも、、、レジ袋の有料化によって、ご自身の店ではどのような対応が必要になるのか、今の内に考えていただければと思います^^ノ

(おわり)


レジ袋が有料化されると? (前編)

2018年10月13日 土曜日

新しい環境相が 「レジ袋の有料化」 に言及して以来、トントン拍子でその方向に、、、既にスーパーでは有料化(値引き・ポイント付与等含む) が進んでいるし、多くの自治体のゴミ収集が有料化している現状を鑑みれば、近い内に法整備されることでしょう。

以前、大掃除の際、溜めていたレジ袋を捨てようとしたら、とんでもない量が出てきたのに驚いたこともあり、、、環境問題を考えれば、国が強制的にこうした取り組みをさせることも必要だなと感じています。

但し、スーパーで上手くいっているからといって、他の業種・業態でも上手くいくかというと微妙なところですので、、、店舗を経営されている事業者は、今後の対応をきちんと考えないといけませんね。

まず、スーパーで上手くいったことの一番の理由が、袋詰めのスペースがきちんと確保されているということ。 ・・・お客様は、そうしたスペースで、どんな形状の袋であっても、自分のペースで詰めることができるわけですね。

しかしながら、例えば コンビニでは、お客様が自分で袋詰めするようなスペースはありませんし、店員に袋を渡して詰めてもらうとして、詰めにくい袋や明らかに小さな袋を渡されると、、、袋詰めに時間を要したり トラブルが起きたりするため、効率重視の業態でそのようなことをしていては 経営に多大な影響が出てしまいます。

・・・そうなると、お客様が袋詰めするための場所を作る(=坪効率が落ちます) とか、店員は専用袋持参者にのみ袋詰めをする(=専用袋を持っていない人は全て有料袋) といった対応が必要になってきますね。

(つづく)


だから浸透しない・・・

2018年10月04日 木曜日

消費税の軽減税率について、まだまだ細かな制度の追加・変更や運用方法等の指示が出てくるとは思っていたけれど、、、1年も切っているのに運用ルールが確定しないから、事業者にも国民にも浸透しないのですよね。

さて、昨日報じられたのは、何やら、コンビニで販売する酒類以外の飲食料品は、全て税率が 8%になるのだとか?? (まだ確定前のようですが・・・)

現在、明示されている運用ルールでは、例えば、コンビニで弁当を持ち帰れば 8%、イートインで食べて帰ることにすれば 10%でしたが、、、

産経新聞によると、「コンビニ業界は、イートインは休憩施設と位置付け、飲食禁止を明示することで外食としてのサービスを提供できないことを明確にする」 とのこと。 つまり、イートインで食べられない=全ての商品が持ち帰りとなる から 8% ・・・というのは納得ですが、、、

記事の続きには、「こうした施策で、取り扱う飲食料品は持ち帰りと定義でき、客がイートインで飲食したとしても税率は 8%になるとみている」 とあります^^;

・・・ということは、「ここは休憩施設なので飲食禁止」 と張り紙だけはしておいて、確信犯的に飲食を黙認するということ? 「飲食禁止と書いているのに、まさか食べている人がいるなんて思いもしません!」 ・・・なんて言ってみたり?(笑)

そんな未来が容易に想像できるので、呆れて何も言えません^^;; ・・・こうして、運用ルールが確定せずに時間ばかりが過ぎていくのでした(苦笑)


ルールを明示する必要性・・・

2018年8月06日 月曜日

新聞折り込みチラシの隅々にまで目を通していると、最下段にこのような一文を見つけました。 「お一人様とは、お一人で買い物できる年齢(小学生以上)の方を対象とさせていただきます」 ・・・まだ言葉も話せない幼児をベビーカーに乗せ、「一人一点まで」 の特売商品を二点買おうとする人を何度も見たことがあります^^;

店としても、余るほど商品がある場合にはそれでも良いのですが、、、そうでない時には、こうした人が多く来店すると あっという間に品切れを起こし、後からチラシを見て来店した人からは怒りの声が・・・となってしまいます。

昔は、多少はそうしたことがあっても許容される範囲でしたが、最近はえげつないことをする人も増えているので、、、店としても 「善良な顧客」 を守るには、こうした一文を付け加えることで警告を発するとともに、現場でのトラブル回避(=チラシに書いてますよね?と注意しやすくなる) を図ることが求められる時代になっていますね。

世代間での考え方の違いは広がっているし、文化・風習の異なる外国人も増えていますので、、、あらゆる場面で、「利用する際のルール」 を予め明示するなどの対応が必要な時代になっていると感じています。


陳列を直す怪しい客・・・

2017年11月30日 木曜日

今日は 30日、毎月恒例のイオン 5%オフDAY! ・・・ということで、レジが混む前に買い物へ ~ 朝一は棚も綺麗に揃っているので、買い物が気持ちよくできます♪

ただ、この日は、普段値引きしない商品をまとめ買いしたり 大きな箱ものも買うので、私が商品を取った後は 棚がちょっとスカスカ、、、なので、必ず後ろの商品を前に引っ張り出して、きれいに 「前陳」 させてから次の棚へ行きます。

他にも、書店に行くと、どうしても 「平積み」 の乱れを直さずにはいられません、、、同業者あるあるというのか、一種の職業病ですね^^;

それでも、こうするのとしないのとでは、思っている以上に売上に影響が出るんですよね、、、いつも行くお店の売上が下がって、品揃えやサービス品質が落ちるのも困るので、陰ながらご助力しております^^ノ

・・・とりあえず、怪しい客 と思われないように気を付けます^^;;

~ 只今、毎日ブログ更新中です ~


売り逃しを試算すると・・・

2017年11月13日 月曜日

先日行った飲食店でのこと。 最初はそうでもなかったのですが、混み合ってくると店員が目を伏せるようになりました。 決して目を合わせず、この距離で聞こえてないはずはないでしょ・・・という状態でもひたすらスルー(笑)

もう少し応対が良ければ、あと 1品+ドリンク 2杯は頼んだだろうなぁ、、、人気店なのに残念。 雰囲気から察するに、いつもこんな感じなのだろうと思ったので、どれくらい売り逃しがあるか 試算してみました。

テーブル単価1800円(料理600円+ドリンク600円×2杯) × 10テーブル × 2.5回転 = 日売り 4.5万円。 立地的に週 3日はこれくらい混むとして、4.5万円 × 3日 = 週売り 13.5万円。 1ヶ月では ×4週 = 54万円。 1年では ×52週 = 702万円。

・・・売り逃しというには、ちょっと大きな金額ですね^^;;

目標が低いというのか この程度の売上で良いと思っているのか、、、一応 人気店ではあるものの、そこまでメジャーになれないのはこういったところにも表れていますね・・・。

皆さまは、売り逃し していませんか^^?


ちょっとしたオペレーションの違いで・・・

2017年10月04日 水曜日

よく行く惣菜店では、夕方になると揚げたてのお総菜が数種類 タイムセールをしているので、よくこの時間を狙って行っています^^ 昨日の仕事帰りも、ちょうどこの時間に当たったので、晩ご飯のおかずを調達しに行ってきました。

お店に入ると、タイムセールを担当していたのは、いつものおばちゃんではなく 見覚えのない学生さんらしき女性。 ここでは、お客さんが言ったものを担当の方が袋に詰め、値札に金額を書いて手渡す・・・お会計は別の場所にあるレジで行うため、手の動きの早くない年配の方が担当していても、意外と早く行列がさばけるのですが、、、

今日は進みが遅いなぁ、まだ慣れていないんだろうなぁ などと思いつつ、どれを何個買おうか考えていると、列の前の方ではちょっと揉めている様子。 ・・・言ったものが入っていないとか間違って入れているとか、、、しかも、連続でそんなやり取りが聞こえてきたので、ちょっとその女性の動きを観察してみました。

いつものおばちゃんは、お客さんがどれを何個などと注文すると、①○○1個、△△3本などと声を出しながら袋詰め ⇒ ②金額を計算して値札に書いて袋に貼る ⇒ ③お客さんに手渡す ・・・という流れなのですが、、、

新しいお姉さんは、①金額を計算して値札に書いて袋に貼る ⇒ ②無言で袋詰め ⇒ ③お客さんに手渡す ・・・という流れ。 ・・・①と②が逆になっているのと、袋詰めの際に声を出さないという点が違っていますね。

これによって、金額を計算している内に 何を何個なのか忘れてしまい、うろ覚えで袋に詰めてしまう ⇒ お客さんから違う!! と指摘され詰め直しが多発していたようでした。 しかも、お客さんからすれば、頼んでもいないものをドンドコ入れられるとビックリするため、語気も強めになる感じがします^^; さらにいうと、詰めているのを見て指摘された場合はまだ良いですが、無言で詰めているのでその場では気付かず、食べる際に違っていることが発覚するというのもありそうです^^;;

ちょっとしたオペレーションの違いが、回転の良さやトラブルの未然防止につながりますので、、、ちょっとした所をよくよく考えてみましょうね^^


経営状態は外に表れるもの・・・

2017年9月11日 月曜日

私は仕事柄、方々のパン屋さんを巡っているのですが、「ここは美味い!」 と自信を持ってお勧めできるお気に入りのパン屋さんがあります。

大きくてドッシリとした重量感のあるパンがこの値段!? と驚いてしまう惣菜パンが得意の庶民的なパン屋さん(東京) と、原材料と製法にこだわっていて 素材の美味しさがダイレクトに伝わってくるハード系が得意の職人気質のパン屋さん(京都) です♪

京都はそうそう行く機会がないので仕方ないとして、、、東京の店は行こうと思えば行けますが、朝一か昼前などタイミングを計って行かないと品切れで買えなかったりするため、それはそれでちょっと難しく、もう数年行けていませんでした^^;;

それでも、パンを食べる度に、「あのお店のパンの方が美味しいなぁ」 とか 「あのパンが食べたいなぁ」 と思いを馳せていたものでした。  ・・・それがつい先日、東京のパン屋さんの近くで 昼前に自由の身に、、、これは行くしかない!

遠目に店ののぼり旗が見え、小躍りするかのような嬉しさ、、、しかし、それも束の間、妙な違和感が!? ・・・こんなに涼しく青空の広がる好天にも関わらず、外の飲食スペースには誰もいない。 足早に入口に向かってみると、いつもの長蛇の列はない。

店に入ると、お客さんはいましたが昼時にこれだけ? 以前のような活気は全くなく、パンに目をやると 品数は随分少なくなっており、あの感動的な大きなパンはどこにも、、、「びっくりコロッケパン」 なんて、何もびっくりするところがない 普通サイズのコロッケパンになっていました (名前はそのままです・苦笑)

とりあえずのところ、味は以前と変わっていなかったので美味しいのは美味しいのですが、、、サイズを考えると割高感が否めず、「こんなに大きい!安い!美味しい!」 ・・・といった感動の三拍子がなくなってしまったのはとても残念。 私の中では、普通のそこそこ美味しいパン屋さんに格下げとなってしまいました(涙)

同じように考えた固定客が離れてしまったのか、たまたまこの日は活気がなかっただけなのか、、、そんなことを考えながら、外の空きスペースでパンを食べていましたが、ふと飲食スペースに目をやると、、、テーブルは汚く、椅子の座面は赤サビでボロボロ、足元は雑草が伸び、泥まみれになったゴミが放置・・・。 どうやら、今日だけ活気がないということではないようです。

大よそ、店の経営状態は外に表れるもの、、、ちょっと厳しいかなぁ、厳しいんだろうなぁ・・・。 でも、味は変わっていなかったので、なんとか頑張って欲しい!!

さて、皆さまのお店は、こんな風になっていませんか???