10-組織・人財・教育記事一覧



残業ゼロで思うこと・・・

2017年5月25日 木曜日

政府の働き方改革や企業の業績悪化(伸び悩み) などもあり、にわかに 「残業ゼロ(限りなく減らす)」 の取り組みが注目を集めていますね。

私は、今は残業という概念のない働き方ですが、、、かつて勤めていた会社では、残業してもしなくても毎月一律 24時間分の残業代が支給されていました。 これは 36協定で定められているとのことで、毎日定時で帰った社員も 100時間残業した社員も、24時間分支給されることになります。 入社当初は 「変な制度だな」 と同期と話していましたが、その内 疑問も持たずに 24時間を超える残業をこなしていたものです。

ちなみに、数年後、これは違法とのことで労基が入り、新聞を賑わすほどの一大事件となりましたが、それはまたの機会に^^;;

さて、私の残業の状況は、その時々の部署にもよりますが、早朝出勤→終電ギリギリ帰宅、唯一 9時-5時だったのが土曜日 ・・・といっても土日は会社が休みなのでこっそり出勤という勤務実態、、、仕事量の多い部署ではこんな毎日が続きましたね(懐)

それでも感じるのは、だから短期間で飛躍的に能力が高まっていったということ。 例えば、毎日 16時間+土曜日に業務に従事したことで、あまり残業しない社員が半年掛けて出来るようになることが 3ヶ月も掛からずに出来るようになったということ、、、従事した期間よりも 2倍以上のキャリアを積むことができたのですよね。

実際には、こうした働き方によって、プライベートもなかったり 体を壊したりした時期もありますので、これが良い働き方かといえばそうは思いません。

ただ言えるのは、「残業ゼロ(限りなく減らす)」 ということは、それだけ実戦経験を積めなくなる(経験値が上がらない) ということ。 残業がなくなった分、外で勉強することで幅を広げることはできるかもしれませんが、実際には、現場で試行錯誤しなければ(時間を掛けなければ) 身に付けられないスキルが多かったりします。 加えて、早く帰ることで 家族サービスや余暇の充実も推奨していますから、外で勉強する人は果たしてどれだけいるのか、、、

「残業ゼロ(限りなく減らす)」 の取り組みを進めたことで、社員の能力が中々上がらない、社員が成長しない会社になった、日本の競争力が落ちた ・・・なんてことにはならないことを願っています^^;;


今月、特に気を付けていただきたいこと。

2017年5月08日 月曜日

毎日 10分ずつ起床時間を早め、今朝は 5時半からウォーキング。 今まで早朝に外に出ることもなかったのですが、運動している人や犬の散歩をしている人だけでなく、この時間から駅に向かうスーツ姿の人も多く、少し驚きました。

土産袋を手にしている人もいたため 「GW明けだからかな?」 と思うとともに、特に今月は気を付けないといけないなと、あることを思い出してしまいました。

それは、この時期特有の病気 というのか社会現象 というのか、、、「5月病」 です。

「5月病」 とは、新人社員など 春に生活環境が大きく変化した人で、新しい環境に適応できないまま GWに突入し、長期休暇中に蓄積されていた疲れが一気に出たり、仕事や会社に対する意欲が削がれてしまい、GW明け頃から 体や精神的な不調を起こしてしまうというもの。 また、GW楽しみ過ぎてしまい、GW明けの激務に耐えられずに、体や精神を病んでしまうというのも当てはまるかもしれません。

特に、今年の新入社員は超売り手市場の中での就職。 こう言っては何ですが、本来なら会社にそぐわない人、能力的に難しい人まで就職していることでしょう。 そうした人が、厳しい就職活動を経ずに社会に出たとなれば、そのギャップは非常に大きなものとなってしまいます。

だから、休むのも辞めるのも良いと思います。 ただ、電車を止めるようなことにはならないように、、、新入社員のいる部門の方々は、特に今年は注意深く様子をうかがい、何か違和感を感じたら早めのケアをしていただければと思っています。


ファーストレディの影響力・・・

2017年3月24日 金曜日

近頃ニュースにお名前が挙がっている我が国首相夫人。 「私人として」 とはいうものの、その発言に強い影響力があることは皆が想像するところです。 同様に、中小企業においても、社内での 「社長夫人の発言」 は強い影響力がありますが、それを理解せずに奔放に発言されることで、社内に混乱を招くことがあります。

部長の指示で動いている社員に対して、社長夫人が 部長の指示とは異なるやり方を助言、、、社員は社長夫人の助言に従って動くと、それを見た部長は 指示通りに動いていないことに激怒。 現場支援をしていると、こうしたことがあって困っている と、社員から個別に相談されることがあります(苦笑)

社長夫人は良かれと思って言っていたり(的を得ていることも多いです)、単なる世間話のつもりで言っているだけだったりするのですが、、、諸悪の根源は、自身の発言がどのくらい影響を及ぼすかを理解していないことにあります。 「私はお手伝いに来ているだけ」 「私は役職もない一社員ですから」 ・・・このような言い方で影響力がないことを主張される社長夫人が多いのですが、、、そうした見識の乏しさが 社内に混乱を招くことにつながるのです。

そうしたことを理解している社長夫人は、基本的に業務に関することには口を挟まないですし、何か言いたい場合には、先程の例でいうと、「それを指示した部長に言う」 「部長に了解を取ってから社員に言う」 など、社内で混乱が起きないよう配慮されるものです。

こうした問題は、社員からは口にすることはできません、、、なぜなら、それくらい影響力のある人を批判することになりますから・・・。 こうしたことを理解させられるのは、社長だけですので、、、ご留意を。


働き方が変わると、賃金はどう変わる???

2017年3月13日 月曜日

最近、大手の労使交渉、ベースアップについての報道がチラホラと出てきています。

私には縁のない話ですので、あまり関心もなく見聴きしていますが(笑)、、、不思議に思うのは、これだけ雇用や報酬形態が多様化している時代にも関わらず、未だに旧来型の賃金制度に縛られているということ。

昨今言われている 「働き方改革」 には、当然のことながら賃金制度の見直しが紐づくはずですが、、、残業や労働時間、休暇制度などの見直しの話ばかりで、賃金についてはほとんど言及されていないことにも表れているのかなと思っています。

例えば、休みが取れないという不満を解消すれば、社員が生き生きと働くようになって業績が上がり、それが賃金にも反映される ・・・ そうした性善説的な好循環が成り立つ社会ではなくなっていると思いますけどね、、、

働き方改革に取り組んでいる皆さまは、その改革の内容で賃金が上がると思いますか? どうしたら賃金が上がるようになると思いますか?


採用活動・・・

2017年3月02日 木曜日

私が大学 4年生の頃、いわゆる 「氷河期」 が始まった年でした。

当時はインターネットもなく、大手企業の募集要項に大学名があったり、女性というだけで不採用ということがまかり通っていたので、会社案内を入手することさえも大変な時代、、、ぞんざいな対応をされ、二度とこの会社の商品は買わないと心に誓った有名メーカーが何社もありましたね(苦笑)

その後、さらに厳しさを増していき、正社員として就職できるのが奇跡のような時代も続きましたが、時代は巡って 今は超売り手市場、、、果たしてそれも良いのか悪いのか・・・。

実は、私の 1年上の先輩は大量採用最後の年の方々、、、ですから、1人で何社も内定をもらい、連日、入社してもらうための接待攻勢を受けるなど、ウラヤマシイとも思える状況で就職活動をしていたようですが、、、入社して、そうした人たちを見て感じたのは、浮ついてる、真剣味に欠ける、能力が低い・・・ということ。

私が配属されたのは少し特殊な部署でしたので、先輩は非凡な方々ばかり、、、そうした人たちと比べて見ていたということもありますが、全社を見渡すと押し並べて、後々にもあの世代はお荷物になっていたのだろうなと感じます。

何となく あの頃を彷彿とさせるこの 1-2年の採用活動、、、その後 3-5年、あるいは 10年のスパンで見た時に、良かったのか悪かったのかが分かってくるのかなと思っています。


予防接種で危機管理。

2016年11月20日 日曜日

今年は、早くからインフルエンザが流行しているようで、ちょっと不安に駆られ、予定よりも 1週間早く予防接種してきました。

あちこちのニュース番組でインフルエンザの話題を見たので、混んでいるかと思って病院に行ってみると、予防接種の人は少ないようですが 咳や鼻をかんでいる人が多数、、、予防のために行ったのに風邪をもらっては大変 と用意していたマスクをしっかり着用しておきました(苦笑)

さて、一晩明けて今朝、気になって左腕に目をやると、ドーンと腫れあがっていました(汗) 調べてみると、体内に接種したワクチンの抗体がない場合は腫れることが多いらしく、、、ということは、予防接種しておいて良かったということですね、、、とりあえず、腫れが引くまで運動のペースは落としておいた方が良いようで、今週 1週間で 2kg絞る計画が早くも頓挫気味なのでした(笑)

さて、今のご時世、多少具合が悪くても 簡単に仕事を休むわけにはいきません。 すると、インフルエンザに感染していても初期にはそうと気付かず、休まずに出社することで同僚にうつしてしまうなんてことが起きます。 そうなった後に、複数人が同時に自宅療養となると、数日間会社を閉めないといけないなんて事態にもなりかねません。

ですから、この時期特有の会社の危機管理として、従業員にインフルエンザの予防接種をしてもらうことも考えておきたいところです。

ちなみに、「所得税基本通達36-29」 によると、予防接種が業務上必須であり、全社員を対象に希望者全員の費用を負担する場合は、その費用は福利厚生費として損金算入することが可能ですので、こうした制度も活用しながら、会社として未然防止に取り組んでみるのも良いのかなと思っています。

(但し、予防接種は副作用リスク等もいわれていますので、受けるか受けないかは個人の判断を尊重しましょうね)


方針が徹底されている困った会社・・・

2016年10月07日 金曜日

以前、月 1-2回泊まっていたホテルがありました。 顔を合わせている内にフロント責任者と親しくなったので、ある時こんなことを聞いてみました。

「あちらこちら泊まっていると、気取っているというのかツンケンしているというのか、妙に冷たい鼻につくようなフロントマンを見かける、、、客の立場からすると とても感じ悪いのだけど、あれはどういうつもりでやっているのでしょう???」

すると、フロント責任者曰く、このホテルにもやはりそうした感違いした従業員がいるとのこと。 一体何を勘違いしているのかというと、そうした態度が 「都会的なスマートなホテル」 だと思ってやっているのだそうな、、、苦笑いしながら話してくれました。

「本人は仕事ができるスマートなホテルマンを演じているつもりが、お客様からは勘違いした気取った田舎者と見られてしまう、、、地方には地方の良さがあるんだから、もっと自分たちなりのお迎えの仕方をするべきなのに・・・都会への憧れが屈折した形で出るんでしょうねぇ」 ・・・と嘆いていました。

さて、最近、初めて行く地域のホテルを探していたとき、見覚えのある名前のホテルがありました。 どこかで泊まった記憶はあるけれど、どこだっけ? どんなホテルだっけ?? ・・・とりあえず、宿泊者の感想のページを見ると、すぐに記憶がよみがえってきました。 そこには、冷たい、感じが悪い、感違いしている等々、フロントについての批判コメントがあちらこちらに・・・(苦笑)

私が以前、他県で同じホテルに泊まったときに感じたことがそのまま書かれていました ・・・ ということは、このホテルは、その店舗というよりも全店でそうした方針(あるいは企業文化) なのでしょうかねぇ・・・。 ある意味、方針が徹底されている(共通の文化がある) 素晴らしいホテルかもしれませんが、、、これはちょっと考えものかもしれませんね(笑)


無気力・無関心な社員の多い会社・・・

2016年7月11日 月曜日

国を挙げての一大イベントが終わりました。

今回から 18歳も投票できるなど 話題になりましたが、投票率は 54.7%。 前回 2013年よりも 2.09ポイント上がったとはいえ、戦後 4番目の低さだとか、、、まあ、大よそ有権者の半数近くが無関心(?) ともいうべき所に、この国の現状が現れているようにも感じます。

企業支援をしていても、「結局 社長が決めるんでしょ」 とか 「自分が一生懸命やらなくても大して影響ない」 とか、無気力・無関心な社員を目にすることがあります。 一人ひとりの存在感が薄まるからなのか、見ていると、小規模よりも中規模の会社の方が結構 酷い状態だったりもしますね。

それでも、表面的にでも回っているうちはまだ良いのですが、何かのきっかけで一気に不協和音が鳴り始めますので、、、お心当たりある方は、どうぞご留意くださいませ。


大丈夫?

2016年6月13日 月曜日

ちょっとした台風のような暴風雨の中、飛行機で支援先へ。

ダイヤの乱れは予想通り、でも、15分遅れが 更に 10分遅れ、、、仕方ないか。

機内に入ると、ひざ掛けは中々来ず、音楽番組やライト等のボタンは全て使用不能、スピーカーの音量が低いのか CAさんも機長さんも何言ってるか分からず、、、トイレ行っても大丈夫な合図の音なのに何もなく 随分後になって思い出したかのようにアナウンス、、、さらに、飲み物は順番に配らず 変な配り方をしたため ごっそり配りモレのある状態で配膳終了(苦笑)

なんだか、地上にいるときから CAさんの手際が非常に悪く、アタフタした印象だったんですよねー。

残念ながら、サービス業としては最低レベル、、、期待はしていないので まあそこは良いとして、機内アナウンスで何言ってるのか分からないのを放置してたのって、安全管理上問題ないんですかね??

さて、皆さまは、お客様や取引先などから、「この会社大丈夫?」 と思われていないでしょうか。 そういうことは中々指摘してもらえず、ある日突然に 買わない・発注しない という行動でフィードバックされるものですので、、、くれぐれもご注意くださいませ。


厳しさを除けば、甘さが残る。

2016年5月12日 木曜日

「厳しさ」 を遠ざけてきた近代日本の風潮。 その結果、我慢することを知らず、常に与えられることを欲し、義務や責任は果たさないが権利だけは主張する、、、そうした人が随分と増えてきた嘆かわしい状態。

企業内においても、そうした傾向は年々強くなり、組織崩壊状態の企業を見ることも珍しくありません。 その一方で、そうした状況とは全く無縁の しっかりした組織体制を築いている企業を見ることもあります。

さて、両者の違いは何なのでしょうか?

前者のような企業は、社員(特に若い世代) を丁重に遠慮がちに、あるいは腫れものを触るように扱っています。 特に、「今の若い人は○○だから」 とステレオタイプに決めつけることで、厳しく接することを自ら避けます。 その結果、好き勝手に振舞う社員が横行し、2年もすると手の付けられない状態になります。

一方で、後者のような企業は、ダメなものはダメとはっきりと言っています。 そして、その前提として、何がダメなのかを明確にしています。 つまり、社内の誰もが、何をするべきなのか 何をしてはいけないのかを理解しており、そこから外れることをしたならば、誰であっても例外なく厳しく注意をする。 それでも改まらないようなら出ていってもらう。 自由な社風の会社であっても、ここを越えたら仲間としては認めないという厳しいラインを明確に示しています。

自由で楽しいだけでは会社は成り立たない、、、後者のような企業の経営者は、共通してこうしたことを言っています。

私は、本来、「優しさ」 には 「厳しさ」 が含まれるものだと思っています。 ここから 「厳しさ」 を取り除けば、「優しさ」 が残るのではなく 「甘さ」 に変わってしまいます。 組織崩壊を起こしている企業では、近代日本の風潮さながら 「厳しさ」 を排除した結果、社員を 「甘やかす」 ことになり、危機的な状態に陥っているのでしょうね。

「優しい」 or 「甘い」 、、、皆さまの会社はどちらですか?