10-組織・人財・教育記事一覧



それで褒めたの?・・・おだてているだけでは?

2017年6月23日 金曜日

数年前から、社員教育などで  「褒める」 が一大トレンドとなりましたね。

しかし、実践してみても上手くいかず、、、近年、甘えた社員や自己中社員が目に見えて増えてきたこともあり、「褒める が原因でこうなった!」  と 昨年は一気にトーンダウン。 それを受けてか、今年の春から 推進派がキャンペーンでも始めたかのように、再び 「褒める」 が各メディアで取り上げられるようになりました。

さて、皆さまは、部下や後輩を 正しく褒めていますか? 褒めることで伸ばせていますか?

実は、この 「正しく」 というのが曲者なのですが、、、先日、いつも聴いているラジオ番組でこんなやり取りがありました。 パーソナリティが 「褒めることの専門家」 に 実体験に基づいて質問したのですが、、、専門家曰く、「その褒め方では伝わらない」 、「このタイミングで褒めたからダメだった」 、「このようなやり取りの中で褒めないと効果が薄い」 などなど、、、「褒めるのは簡単、誰にでもできる!」 と力説していたのに、実はすごく細かく 高度な技術が必要 ・・・ということが露呈したのでした。

そうなのです、、、「褒める」 には技術が必要なのですよね。 そうした技術があってこそ 正しく褒めることができ、その結果、伸ばすことにつながっていくのです。 (・・・推進派の多くは、なぜかここをはっきり言わないのですよねー^^;)

「褒める」 には、様々な技術や、経験することで得られる勘所のようなものもありますが、、、必ず押さえておきたいことは、対象となる人の 「行動」 や 「言葉」 に基づいて 「褒める」 ことですね。

そうしたことに基づかない 「褒める」 は、「褒める」 ではなく 「おだてる」 に近い言葉になっていきます。 当然、気分が良くなって力を発揮することもありますので、「おだてる」 が必ずしも悪いわけではありません。 ただ、それは一過性の効果でしかなく、繰り返されると効果はなくなり、嫌悪感を抱かれることにもつながります。

ですから、「褒める」 前に まずその人のことを見ること。 漠然と見るのではなく、「視る」 とか 「観る」 と言った方が正しいでしょうか、、、その人の言動をよく見て、どの時のどの行動がどのように良かったのか フィードバックすること。 ・・・私は、これが最もシンプルな 「褒める」 の原型なのかなと思っています。

誤った 「褒める」 が原因で組織崩壊を起こした企業もありますので(→ この話はまた後日)、、、安易に 「褒める」 のはご注意いただければと思っています^^;;


経験や技術は 引き継がれていますか?

2017年6月08日 木曜日

紫陽花2017-1

梅雨時の風物詩、アジサイが咲き始めました^^

この時期、ウォーキング途中に いくつかお気に入りのアジサイを見るのが楽しみなのですが、その中で 今年は花をつけない株がありました・・・。  実は、思い当たる節があるのですが、、、昨年、花が枯れた後に、「そこから切って大丈夫???」 という位置からバッサリ切られていたのでした。 (・・・あの株をなぜ強剪定するのか理解できません)

ちなみに、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」 なんてことわざもありますが、、、お気に入りの見事な桜並木も、枝をバッサリ切り落とされ、昨年も今年も見る影もなくなってしまいました・・・。

実際には何か理由があるのかもしれませんが、、、

聞くところによると、造園業などでも職人の高齢化が進み、経験や技術が引き継がれないまま引退しているそうで、、、そうしたことから、剪定などの手入れを頼むと、(剪定時期や剪定場所を間違えるなどで) 次の年から花が咲かなくなったなどのトラブルも起きているのだそうな・・・。

縮小する業界では、大きくも小さくも経験や技術が失われていく傾向がありますが、、、皆さまの業界では、諸先輩方の貴重な経験や技術は引き継がれていますか?


社員にメリットのない制度を導入すると・・・

2017年6月06日 火曜日

某大手企業が、週休 3日制を導入するとのニュース。

なにやら、週休 2日制に比べて 月収が 3-7万円程度減るそうですが、、、これは、週休 2日制よりも 1日の勤務時間が増えるため、残業時間が短くなることで支給額は減額されるとのこと。 そのため、コンビニのアルバイトなど兼業も認めるのだそうな・・・。

まとめると、総労働時間はこれまでと同じなのに収入はダウン(その代わり休みが 1日増える)、、、そして、収入ダウンが困る人は兼業しても良いですよ(その 1日でバイトしてください) ・・・という新たな制度???

強制でないのは救いですが、なんとも不可思議な制度を発表したものです^^;

私がかつて勤めていた会社でも、年俸制(という名の残業代削減のための制度) を導入するタイミングで 人財が流出しましたが、、、特に人手不足のこの時代、理不尽なことをすると 組織崩壊の可能性もありますので、、、人事制度の変更等をお考えの方はご注意くださいませ^^;;


残業ゼロで思うこと・・・

2017年5月25日 木曜日

政府の働き方改革や企業の業績悪化(伸び悩み) などもあり、にわかに 「残業ゼロ(限りなく減らす)」 の取り組みが注目を集めていますね。

私は、今は残業という概念のない働き方ですが、、、かつて勤めていた会社では、残業してもしなくても毎月一律 24時間分の残業代が支給されていました。 これは 36協定で定められているとのことで、毎日定時で帰った社員も 100時間残業した社員も、24時間分支給されることになります。 入社当初は 「変な制度だな」 と同期と話していましたが、その内 疑問も持たずに 24時間を超える残業をこなしていたものです。

ちなみに、数年後、これは違法とのことで労基が入り、新聞を賑わすほどの一大事件となりましたが、それはまたの機会に^^;;

さて、私の残業の状況は、その時々の部署にもよりますが、早朝出勤→終電ギリギリ帰宅、唯一 9時-5時だったのが土曜日 ・・・といっても土日は会社が休みなのでこっそり出勤という勤務実態、、、仕事量の多い部署ではこんな毎日が続きましたね(懐)

それでも感じるのは、だから短期間で飛躍的に能力が高まっていったということ。 例えば、毎日 16時間+土曜日に業務に従事したことで、あまり残業しない社員が半年掛けて出来るようになることが 3ヶ月も掛からずに出来るようになったということ、、、従事した期間よりも 2倍以上のキャリアを積むことができたのですよね。

実際には、こうした働き方によって、プライベートもなかったり 体を壊したりした時期もありますので、これが良い働き方かといえばそうは思いません。

ただ言えるのは、「残業ゼロ(限りなく減らす)」 ということは、それだけ実戦経験を積めなくなる(経験値が上がらない) ということ。 残業がなくなった分、外で勉強することで幅を広げることはできるかもしれませんが、実際には、現場で試行錯誤しなければ(時間を掛けなければ) 身に付けられないスキルが多かったりします。 加えて、早く帰ることで 家族サービスや余暇の充実も推奨していますから、外で勉強する人は果たしてどれだけいるのか、、、

「残業ゼロ(限りなく減らす)」 の取り組みを進めたことで、社員の能力が中々上がらない、社員が成長しない会社になった、日本の競争力が落ちた ・・・なんてことにはならないことを願っています^^;;


今月、特に気を付けていただきたいこと。

2017年5月08日 月曜日

毎日 10分ずつ起床時間を早め、今朝は 5時半からウォーキング。 今まで早朝に外に出ることもなかったのですが、運動している人や犬の散歩をしている人だけでなく、この時間から駅に向かうスーツ姿の人も多く、少し驚きました。

土産袋を手にしている人もいたため 「GW明けだからかな?」 と思うとともに、特に今月は気を付けないといけないなと、あることを思い出してしまいました。

それは、この時期特有の病気 というのか社会現象 というのか、、、「5月病」 です。

「5月病」 とは、新人社員など 春に生活環境が大きく変化した人で、新しい環境に適応できないまま GWに突入し、長期休暇中に蓄積されていた疲れが一気に出たり、仕事や会社に対する意欲が削がれてしまい、GW明け頃から 体や精神的な不調を起こしてしまうというもの。 また、GW楽しみ過ぎてしまい、GW明けの激務に耐えられずに、体や精神を病んでしまうというのも当てはまるかもしれません。

特に、今年の新入社員は超売り手市場の中での就職。 こう言っては何ですが、本来なら会社にそぐわない人、能力的に難しい人まで就職していることでしょう。 そうした人が、厳しい就職活動を経ずに社会に出たとなれば、そのギャップは非常に大きなものとなってしまいます。

だから、休むのも辞めるのも良いと思います。 ただ、電車を止めるようなことにはならないように、、、新入社員のいる部門の方々は、特に今年は注意深く様子をうかがい、何か違和感を感じたら早めのケアをしていただければと思っています。


ファーストレディの影響力・・・

2017年3月24日 金曜日

近頃ニュースにお名前が挙がっている我が国首相夫人。 「私人として」 とはいうものの、その発言に強い影響力があることは皆が想像するところです。 同様に、中小企業においても、社内での 「社長夫人の発言」 は強い影響力がありますが、それを理解せずに奔放に発言されることで、社内に混乱を招くことがあります。

部長の指示で動いている社員に対して、社長夫人が 部長の指示とは異なるやり方を助言、、、社員は社長夫人の助言に従って動くと、それを見た部長は 指示通りに動いていないことに激怒。 現場支援をしていると、こうしたことがあって困っている と、社員から個別に相談されることがあります(苦笑)

社長夫人は良かれと思って言っていたり(的を得ていることも多いです)、単なる世間話のつもりで言っているだけだったりするのですが、、、諸悪の根源は、自身の発言がどのくらい影響を及ぼすかを理解していないことにあります。 「私はお手伝いに来ているだけ」 「私は役職もない一社員ですから」 ・・・このような言い方で影響力がないことを主張される社長夫人が多いのですが、、、そうした見識の乏しさが 社内に混乱を招くことにつながるのです。

そうしたことを理解している社長夫人は、基本的に業務に関することには口を挟まないですし、何か言いたい場合には、先程の例でいうと、「それを指示した部長に言う」 「部長に了解を取ってから社員に言う」 など、社内で混乱が起きないよう配慮されるものです。

こうした問題は、社員からは口にすることはできません、、、なぜなら、それくらい影響力のある人を批判することになりますから・・・。 こうしたことを理解させられるのは、社長だけですので、、、ご留意を。


働き方が変わると、賃金はどう変わる???

2017年3月13日 月曜日

最近、大手の労使交渉、ベースアップについての報道がチラホラと出てきています。

私には縁のない話ですので、あまり関心もなく見聴きしていますが(笑)、、、不思議に思うのは、これだけ雇用や報酬形態が多様化している時代にも関わらず、未だに旧来型の賃金制度に縛られているということ。

昨今言われている 「働き方改革」 には、当然のことながら賃金制度の見直しが紐づくはずですが、、、残業や労働時間、休暇制度などの見直しの話ばかりで、賃金についてはほとんど言及されていないことにも表れているのかなと思っています。

例えば、休みが取れないという不満を解消すれば、社員が生き生きと働くようになって業績が上がり、それが賃金にも反映される ・・・ そうした性善説的な好循環が成り立つ社会ではなくなっていると思いますけどね、、、

働き方改革に取り組んでいる皆さまは、その改革の内容で賃金が上がると思いますか? どうしたら賃金が上がるようになると思いますか?


採用活動・・・

2017年3月02日 木曜日

私が大学 4年生の頃、いわゆる 「氷河期」 が始まった年でした。

当時はインターネットもなく、大手企業の募集要項に大学名があったり、女性というだけで不採用ということがまかり通っていたので、会社案内を入手することさえも大変な時代、、、ぞんざいな対応をされ、二度とこの会社の商品は買わないと心に誓った有名メーカーが何社もありましたね(苦笑)

その後、さらに厳しさを増していき、正社員として就職できるのが奇跡のような時代も続きましたが、時代は巡って 今は超売り手市場、、、果たしてそれも良いのか悪いのか・・・。

実は、私の 1年上の先輩は大量採用最後の年の方々、、、ですから、1人で何社も内定をもらい、連日、入社してもらうための接待攻勢を受けるなど、ウラヤマシイとも思える状況で就職活動をしていたようですが、、、入社して、そうした人たちを見て感じたのは、浮ついてる、真剣味に欠ける、能力が低い・・・ということ。

私が配属されたのは少し特殊な部署でしたので、先輩は非凡な方々ばかり、、、そうした人たちと比べて見ていたということもありますが、全社を見渡すと押し並べて、後々にもあの世代はお荷物になっていたのだろうなと感じます。

何となく あの頃を彷彿とさせるこの 1-2年の採用活動、、、その後 3-5年、あるいは 10年のスパンで見た時に、良かったのか悪かったのかが分かってくるのかなと思っています。


予防接種で危機管理。

2016年11月20日 日曜日

今年は、早くからインフルエンザが流行しているようで、ちょっと不安に駆られ、予定よりも 1週間早く予防接種してきました。

あちこちのニュース番組でインフルエンザの話題を見たので、混んでいるかと思って病院に行ってみると、予防接種の人は少ないようですが 咳や鼻をかんでいる人が多数、、、予防のために行ったのに風邪をもらっては大変 と用意していたマスクをしっかり着用しておきました(苦笑)

さて、一晩明けて今朝、気になって左腕に目をやると、ドーンと腫れあがっていました(汗) 調べてみると、体内に接種したワクチンの抗体がない場合は腫れることが多いらしく、、、ということは、予防接種しておいて良かったということですね、、、とりあえず、腫れが引くまで運動のペースは落としておいた方が良いようで、今週 1週間で 2kg絞る計画が早くも頓挫気味なのでした(笑)

さて、今のご時世、多少具合が悪くても 簡単に仕事を休むわけにはいきません。 すると、インフルエンザに感染していても初期にはそうと気付かず、休まずに出社することで同僚にうつしてしまうなんてことが起きます。 そうなった後に、複数人が同時に自宅療養となると、数日間会社を閉めないといけないなんて事態にもなりかねません。

ですから、この時期特有の会社の危機管理として、従業員にインフルエンザの予防接種をしてもらうことも考えておきたいところです。

ちなみに、「所得税基本通達36-29」 によると、予防接種が業務上必須であり、全社員を対象に希望者全員の費用を負担する場合は、その費用は福利厚生費として損金算入することが可能ですので、こうした制度も活用しながら、会社として未然防止に取り組んでみるのも良いのかなと思っています。

(但し、予防接種は副作用リスク等もいわれていますので、受けるか受けないかは個人の判断を尊重しましょうね)


方針が徹底されている困った会社・・・

2016年10月07日 金曜日

以前、月 1-2回泊まっていたホテルがありました。 顔を合わせている内にフロント責任者と親しくなったので、ある時こんなことを聞いてみました。

「あちらこちら泊まっていると、気取っているというのかツンケンしているというのか、妙に冷たい鼻につくようなフロントマンを見かける、、、客の立場からすると とても感じ悪いのだけど、あれはどういうつもりでやっているのでしょう???」

すると、フロント責任者曰く、このホテルにもやはりそうした感違いした従業員がいるとのこと。 一体何を勘違いしているのかというと、そうした態度が 「都会的なスマートなホテル」 だと思ってやっているのだそうな、、、苦笑いしながら話してくれました。

「本人は仕事ができるスマートなホテルマンを演じているつもりが、お客様からは勘違いした気取った田舎者と見られてしまう、、、地方には地方の良さがあるんだから、もっと自分たちなりのお迎えの仕方をするべきなのに・・・都会への憧れが屈折した形で出るんでしょうねぇ」 ・・・と嘆いていました。

さて、最近、初めて行く地域のホテルを探していたとき、見覚えのある名前のホテルがありました。 どこかで泊まった記憶はあるけれど、どこだっけ? どんなホテルだっけ?? ・・・とりあえず、宿泊者の感想のページを見ると、すぐに記憶がよみがえってきました。 そこには、冷たい、感じが悪い、感違いしている等々、フロントについての批判コメントがあちらこちらに・・・(苦笑)

私が以前、他県で同じホテルに泊まったときに感じたことがそのまま書かれていました ・・・ ということは、このホテルは、その店舗というよりも全店でそうした方針(あるいは企業文化) なのでしょうかねぇ・・・。 ある意味、方針が徹底されている(共通の文化がある) 素晴らしいホテルかもしれませんが、、、これはちょっと考えものかもしれませんね(笑)