10-組織・人財・教育記事一覧



倫理観の欠如・・・

2017年10月10日 火曜日

大手企業で、検査データの改ざんや資格のない者の検査などが行われていたと連日ニュースになっていますね。 生産管理出身の立場からいえば、なぜそうしたことが行われるのか、全くもって理解できません。

倫理観もなければ仕組みもない。 ・・・まあ、仕組みがあっても、組織ぐるみでばれないように改ざんする仕組みを作っているのですから、意味を成しませんね。

私も支援でそうした不正を見つけたことがありますが、、、特に若い社員の間で、それが悪いことだと思っていない人が多かったことに驚いたのを覚えています。

若い社員曰く、「管理者がいなかったら、自分で印鑑を押すように言われたので」、、、いつからとなく、そんなローカルルールが出来上がっていたようです・・・。 それがダメなことくらい少し考えれば分かるはずですが、、、

仕組みも大事ですが、必要なのは倫理教育なのかもしれません(苦笑)


ていのいい 「プラス思考」 「未来志向」。

2017年9月26日 火曜日

昨夜の首相会見を見て、正直 何も感じませんでした、、、そして、その後のニュースを見ても・・・(苦笑)  国権の最高機関の解散という一大事にも関わらず、なぜ何も感じなかったのか、、、頭の中を整理してみました。

成果のあったことは言う、これからやろうとしていることも言う、でも、できなかったこと、失敗したこと、そうしたことをこれからどうするのかは言わない。 ・・・それって、言い方を変えると 「プラス思考」 とか 「未来志向」 とか言うのかもしれないけれど、、、振り返ること、反省すること、謝ることが欠落している・・・。

つまり、いつも偏った総括しかしないから、また同じことを繰り返すの? この先 信用して良いの? と疑念が生まれたり、感情的にも釈然としないものが湧きあがってきたり、、、でも、文句を言っても何にもならないから、脳が 情報としても感情としてもシャットダウンしてしまう。 だから何も感じなかったのかな ・・・という一応の答えに辿りつきました^^ (ちょっとスッキリ♪)

さて、企業支援をしていても、ていのいい 「プラス思考」 や 「未来志向」 の経営者を見かけることがあります。

そうした方は、一見してカリスマ経営者のような方が多いのですけど、、、意外と社員はついてきていないというのか、社員の本音を聴いてみると 結構白けていたりします。 ・・・社歴の短い社員は心酔しているけれど 社歴が長くなるに従って白けているとか、中間層が退職していたりするのも共通する特徴だったりしますね。

社員は、思っている以上に経営者の言動を観察しているし、そこから様々なことを考えてもいます。  「プラス思考」 や 「未来志向」 の経営者は、本当に下の者がついてきているのか、振り返ってみましょうね。


挨拶してますか? (後編)

2017年8月19日 土曜日

(つづき)

人は古来より、集団(群れ) を作って生きてきました。 そして、その集団が生き残るには、集団の結束を強め、集団に害を為しそうな者や他の集団を 積極的に攻撃することが求められました。 仲間か敵か、、、その重要な判断材料が 「挨拶」 と云われています。 (1つの説です)  例えば、他の集団は言語が通じなかったりするので、挨拶しない(できない) = 目の前の者は敵と見なされ、その瞬間 殺されてしまうことも、、、

・・・物騒な話ではありますが、そんな逸話を面白おかしく話したり、

会社の中で殺し合うことはないけれど、、、少なくとも、挨拶もしない人に何かしてあげようとは思わないよね? これから仕事を覚えたり フォローしてもらわないといけない立場なのに、それは困るよね? もしも、外部の人が無言で会社に入ってきたらどう思う?

・・・そんなことを問いかけたりすると、、、意外と、きちんと耳を傾けてくれて 納得もしてくれます^^ (次回行くと、挨拶するようになって、社内の雰囲気が少し明るくなったりするのを感じます♪)

挨拶は、敵意を持っていないことの表れであり、相手の存在を認める最初の一声になりますので、、、たかだか 「おはようございます」 の挨拶であっても、するのとしないのとでは雲泥の差 ・・・その後の関係に大きな影響を与える大切な一言だったりします。

皆さまの会社では、社内・社外ともにきちんと挨拶していますか? 挨拶しない(できない)社員に対して、どのように挨拶を促していますか??


挨拶してますか? (前編)

2017年8月18日 金曜日

昨日、引っ越して来られたご夫婦が挨拶にみえました。 お若いですが、とても丁寧で優しげで、こうした方がご近所さんだと 嬉しいし安心できます^^

最近では、こうした引越のご挨拶どころか、住民同士日常の挨拶(声掛け) もしないようルールを作る地域もあり、個人的には嘆かわしいと思っていますが、、、もしや今の時代それが普通なの? ・・・そうならば、変な人と思われても良いので、挨拶くらいする人間でいたいなと思っています♪

さて、企業支援をしていても、近年、挨拶のできない若手社員が非常に増えているのを感じます (・・・若手といっても、30歳くらいの人でもそうだったりしますが^^;) 。

社内の挨拶もそうだし 来社された方への挨拶も、、、一応、私も外部の人間なので、それはちょっと失礼だろ と感じることもあったり・・・。 そんな時には、「これは親のしつけの問題ですね、、、親って 実の親というのもあるけど、社長のことですからね^^」 と 笑顔で伝えています(笑)

まあ、しつけのできない親に 「きちんとしつけしてください」 と言ってもどうにもならないので、そこは私がやるのですが、、、挨拶しない(できない)若手社員には、よくこんな話をしています。

(つづく)


長期休暇明けに気を付けていただきたいこと。

2017年8月17日 木曜日

お盆休みも終わり、昨日あるいは今日から、本格的に仕事を再開された会社が多いでしょうか。 東日本では、夏休みとは呼べない天候でしたが、お休みはいかがでしたでしょうか? あるいは、小売・サービス業の方など、連日働いていらっしゃった皆さま、大変おつかれ様でしたm(_ _)m

さて、長期休暇明けとなると、どうしても嫌な予感がしてしまうのですが、、、虫の知らせというか 案の定というか、いつも利用する電車が、通勤ラッシュの始まる少し前から止まってしまいました。 ・・・他に選択肢がなかったのか、不意の電車情報には いつも心に引っかかるものがあります。

さて、皆さまの会社では、部下や後輩、同僚の様子はいかがでしょうか?

長期休暇明けは、楽しんだり リラックスしたりした後で、ストレスも軽減されていると思われがちですが、、、その後、突然始まる現実を目の当たりにして、あるいは、休暇中とのギャップに対して、急激にストレスを感じてしまうことも珍しくありません。

例えば、私は勤めていた頃から、4日以上の休暇は極力取らないことで、急激なストレスを感じないようにしていました。 また、長期で休む場合は、中日や最後の 1-2日に 仕事を思い出すことで事前に気持ちを慣らす、いつもと同じ時間に起床する など何かしらの対策をしていますが、、、現実的にはこうした対策をしていない人も多いですし、職場で気軽に話せる同僚や 相談に乗ってくれる先輩がいないなど、ストレスが軽減される状況ではなかったりしますね。

・・・そうしたことが、体に変調を来したり、発作的に電車を止めてしまうことにもつながっているのかなと思っています。

特に東日本では、最近は日照時間も少なく 「冬季うつ」 的な症状も発症しやすくなっていますので、、、まず、ご自身で無気力感や過剰なストレス等を感じたら無理はしないこと。 そして、責任のある立場の方は、話しかけたりしながら社内の様子を注意深くうかがい、何か違和感のある人がいたら 早めのケアをしていただければと思っています。


エアコンの設定温度問題について。

2017年8月09日 水曜日

関東地方、今日は天気予報通りの猛暑日。 私は、普段、日中はエアコンを使わないようにしていますが、朝から(正確には昨夜から) 冷房をつけっぱなしの暑さです(汗) ・・・それでも、体調・環境を考えて、30度設定にしています^^

さて、社員が数名いる会社では、夏に勃発するのがエアコンの設定温度問題。

私は、数年前に痩せてからは、多くの女子が叫んでいた 「寒い!!」 という気持ちが分かるようになりましたが、、、それでも、まず何か羽織るなり、足を出さないようにするなり、寒い側が少し歩み寄るべきかなと思っています。 ・・・暑い側は、裸になるわけにもいきませんので^^;

同時に、夏場はエアコンの吹出口の位置を考えて席替えをする、冷たい風が偏らないように扇風機で空気をかくはんするなど、組織(経営者や所属長の課題) としての対応が必要かなと思っています。

そういえば、かつて勤めていた頃、吹出口の下の席でしたので、脂肪に覆われて暑がりだった私でも 「寒い!」 と感じるくらいの状況でしたが、そこは文句を言わず、常にパシュミナの大判ストールを羽織り、時には使い捨てカイロを首の後ろに挟んで仕事していましたね(笑)

さらに、社員の健康管理(国の医療費削減) の一環で、見るからに体脂肪が多くて 「暑い 暑い」 と言っている社員にはダイエットを勧める(ダイエットの取組に手当てを付ける) など、そろそろ もう一歩踏み込んだ働きかけをしても良い時代になっているのではないかと思っています。

まだまだエアコンが必要な季節は続きますので、誰かに我慢を強いて知らないふりをするのではなく、組織として設定温度問題の解決に取り組んでいただければと思っています^^


それで褒めたの?・・・おだてているだけでは?

2017年6月23日 金曜日

数年前から、社員教育などで  「褒める」 が一大トレンドとなりましたね。

しかし、実践してみても上手くいかず、、、近年、甘えた社員や自己中社員が目に見えて増えてきたこともあり、「褒める が原因でこうなった!」  と 昨年は一気にトーンダウン。 それを受けてか、今年の春から 推進派がキャンペーンでも始めたかのように、再び 「褒める」 が各メディアで取り上げられるようになりました。

さて、皆さまは、部下や後輩を 正しく褒めていますか? 褒めることで伸ばせていますか?

実は、この 「正しく」 というのが曲者なのですが、、、先日、いつも聴いているラジオ番組でこんなやり取りがありました。 パーソナリティが 「褒めることの専門家」 に 実体験に基づいて質問したのですが、、、専門家曰く、「その褒め方では伝わらない」 、「このタイミングで褒めたからダメだった」 、「このようなやり取りの中で褒めないと効果が薄い」 などなど、、、「褒めるのは簡単、誰にでもできる!」 と力説していたのに、実はすごく細かく 高度な技術が必要 ・・・ということが露呈したのでした。

そうなのです、、、「褒める」 には技術が必要なのですよね。 そうした技術があってこそ 正しく褒めることができ、その結果、伸ばすことにつながっていくのです。 (・・・推進派の多くは、なぜかここをはっきり言わないのですよねー^^;)

「褒める」 には、様々な技術や、経験することで得られる勘所のようなものもありますが、、、必ず押さえておきたいことは、対象となる人の 「行動」 や 「言葉」 に基づいて 「褒める」 ことですね。

そうしたことに基づかない 「褒める」 は、「褒める」 ではなく 「おだてる」 に近い言葉になっていきます。 当然、気分が良くなって力を発揮することもありますので、「おだてる」 が必ずしも悪いわけではありません。 ただ、それは一過性の効果でしかなく、繰り返されると効果はなくなり、嫌悪感を抱かれることにもつながります。

ですから、「褒める」 前に まずその人のことを見ること。 漠然と見るのではなく、「視る」 とか 「観る」 と言った方が正しいでしょうか、、、その人の言動をよく見て、どの時のどの行動がどのように良かったのか フィードバックすること。 ・・・私は、これが最もシンプルな 「褒める」 の原型なのかなと思っています。

誤った 「褒める」 が原因で組織崩壊を起こした企業もありますので(→ この話はまた後日)、、、安易に 「褒める」 のはご注意いただければと思っています^^;;


経験や技術は 引き継がれていますか?

2017年6月08日 木曜日

紫陽花2017-1

梅雨時の風物詩、アジサイが咲き始めました^^

この時期、ウォーキング途中に いくつかお気に入りのアジサイを見るのが楽しみなのですが、その中で 今年は花をつけない株がありました・・・。  実は、思い当たる節があるのですが、、、昨年、花が枯れた後に、「そこから切って大丈夫???」 という位置からバッサリ切られていたのでした。 (・・・あの株をなぜ強剪定するのか理解できません)

ちなみに、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」 なんてことわざもありますが、、、お気に入りの見事な桜並木も、枝をバッサリ切り落とされ、昨年も今年も見る影もなくなってしまいました・・・。

実際には何か理由があるのかもしれませんが、、、

聞くところによると、造園業などでも職人の高齢化が進み、経験や技術が引き継がれないまま引退しているそうで、、、そうしたことから、剪定などの手入れを頼むと、(剪定時期や剪定場所を間違えるなどで) 次の年から花が咲かなくなったなどのトラブルも起きているのだそうな・・・。

縮小する業界では、大きくも小さくも経験や技術が失われていく傾向がありますが、、、皆さまの業界では、諸先輩方の貴重な経験や技術は引き継がれていますか?


社員にメリットのない制度を導入すると・・・

2017年6月06日 火曜日

某大手企業が、週休 3日制を導入するとのニュース。

なにやら、週休 2日制に比べて 月収が 3-7万円程度減るそうですが、、、これは、週休 2日制よりも 1日の勤務時間が増えるため、残業時間が短くなることで支給額は減額されるとのこと。 そのため、コンビニのアルバイトなど兼業も認めるのだそうな・・・。

まとめると、総労働時間はこれまでと同じなのに収入はダウン(その代わり休みが 1日増える)、、、そして、収入ダウンが困る人は兼業しても良いですよ(その 1日でバイトしてください) ・・・という新たな制度???

強制でないのは救いですが、なんとも不可思議な制度を発表したものです^^;

私がかつて勤めていた会社でも、年俸制(という名の残業代削減のための制度) を導入するタイミングで 人財が流出しましたが、、、特に人手不足のこの時代、理不尽なことをすると 組織崩壊の可能性もありますので、、、人事制度の変更等をお考えの方はご注意くださいませ^^;;


残業ゼロで思うこと・・・

2017年5月25日 木曜日

政府の働き方改革や企業の業績悪化(伸び悩み) などもあり、にわかに 「残業ゼロ(限りなく減らす)」 の取り組みが注目を集めていますね。

私は、今は残業という概念のない働き方ですが、、、かつて勤めていた会社では、残業してもしなくても毎月一律 24時間分の残業代が支給されていました。 これは 36協定で定められているとのことで、毎日定時で帰った社員も 100時間残業した社員も、24時間分支給されることになります。 入社当初は 「変な制度だな」 と同期と話していましたが、その内 疑問も持たずに 24時間を超える残業をこなしていたものです。

ちなみに、数年後、これは違法とのことで労基が入り、新聞を賑わすほどの一大事件となりましたが、それはまたの機会に^^;;

さて、私の残業の状況は、その時々の部署にもよりますが、早朝出勤→終電ギリギリ帰宅、唯一 9時-5時だったのが土曜日 ・・・といっても土日は会社が休みなのでこっそり出勤という勤務実態、、、仕事量の多い部署ではこんな毎日が続きましたね(懐)

それでも感じるのは、だから短期間で飛躍的に能力が高まっていったということ。 例えば、毎日 16時間+土曜日に業務に従事したことで、あまり残業しない社員が半年掛けて出来るようになることが 3ヶ月も掛からずに出来るようになったということ、、、従事した期間よりも 2倍以上のキャリアを積むことができたのですよね。

実際には、こうした働き方によって、プライベートもなかったり 体を壊したりした時期もありますので、これが良い働き方かといえばそうは思いません。

ただ言えるのは、「残業ゼロ(限りなく減らす)」 ということは、それだけ実戦経験を積めなくなる(経験値が上がらない) ということ。 残業がなくなった分、外で勉強することで幅を広げることはできるかもしれませんが、実際には、現場で試行錯誤しなければ(時間を掛けなければ) 身に付けられないスキルが多かったりします。 加えて、早く帰ることで 家族サービスや余暇の充実も推奨していますから、外で勉強する人は果たしてどれだけいるのか、、、

「残業ゼロ(限りなく減らす)」 の取り組みを進めたことで、社員の能力が中々上がらない、社員が成長しない会社になった、日本の競争力が落ちた ・・・なんてことにはならないことを願っています^^;;