10-組織・人財・教育記事一覧



最低賃金が上がると同時に・・・

2019年7月31日 水曜日

本日、2019年度の最低賃金を引き上げるとの報道がありました。 ここのところドンドン上がっているのであまり驚きはなく、また上がったかといったところ。 ただ、最低賃金で雇われている会社にとっては、ちょっと困ってしまいますね。

・・・具体的に何が困るのかというと、人件費は上がるけれど、納品価格や販売価格は上げられない、、、つまり、今以上に収益が悪化する会社が増えるということ。

本来、景気が良くなるのが先で、その後に賃金上昇を誘導する目論見だったはず。 しかし、景気は良くならず、でも、それを認めず大本営発表を繰り返し、誤った統計情報を発表していたことが発覚し、名実ともに景気回復していない状態が分かったにも関わらず、お構いなしに最低賃金は上げていく、、、何とも摩訶不思議な状態です。

賃金が上がった労働者側も、その程度上がったところで、社会保障や税負担はそれ以上に増しているため賃金上昇の実感はなく、、、そのため、ますます消費を抑えるからますますモノが売れない、だからモノを作れない ・・・そんな状態で販売価格は上げられないので人件費負担は増す一方、、、悪循環の真っ只中です。

最低賃金引き上げが適用されるのは 10月(都道府県で実施日は異なりますが、基本的に 10月 1週目)、、、時 同じくして、消費税率が 10%に引き上げられ 消費の引き締めが起きる頃です。

・・・年末に向けてどれくらい我慢比べできるのか、、、先々の展開を想像すると 恐ろしくなります。。。


話し掛けられる人になりましょう。

2019年7月17日 水曜日

街で突然声を掛けられました。 片言の日本語なので 「外人さんだ、どうしよう!」 と一瞬思いましたが、「日本語話してるし大丈夫か??」 と気を取り直して応対しました。 ・・・そう、日本人・外国人問わず、私は昔からよく道を聞かれるのです^^;

なぜそんなに声を掛けられるのかを考えてみると、、、道を知っているとまでは思っていなくても、少なくとも冷たい応対はしない、無下に扱うようなことはしないと思われている?(そんな雰囲気が出ている??) ・・・そんな風に思っています。

職場を思い浮かべてみると、話し掛けやすい人 と そうでない人がいると思いますが、、、「話し掛けられる人」 には 多くの情報が集まってきます。 話しの内容から気付きを得られるし、何かのチャンスにつながることもあります。 特に、新人さんやキャリアの浅い人は、様々なことを覚えたりステップアップしたりするためにも、実は大切な能力の一つだったりしますね。

社員教育の際には、社内ルールや業務手順といったことだけでなく、そうしたことも伝えていただければと思っています^^


今の時代に必要な 3つの能力・・・

2019年6月02日 日曜日

この 1-2カ月、沢山の人に会いました。 中には、今まであまり会ったことのないタイプの人もいたため、様々なことを考えながら会っていたのですが、、、「この人、凄いな!(良い意味で)」 と驚くこともあれば、「こうしたところは凄いけれど、こうした能力は全くないな」 と思ったり、「こんな人いるんだ!(悪い意味で)」 なんて思ったりすることも・・・^^;

そうしたことを思い出しながら、自分はどんな人のことを 「凄いな!」 と思うのかを体系的にまとめてみたところ、、、①論理性②視野の広さ③コミュニケーション力 の 3つの要素を備え、全ての要素が一定レベル以上の人のことを 感嘆・羨望の目で見るのだな・・・という結論に至りました。

私が社会に出てからの四半世紀を思い起こせば、、、必要な能力が ③に偏っていたバブル末期、①の概念が持ち込まれ急速に浸透し、その結果 ①に偏る時代になり、 ①に偏ったことの弊害が出てくる中、急速に国際化が進展すると ②の概念が持ち込まれるようになり、かつ、③の大切さが改めて叫ばれるようになって今に至る ・・・というような感じがしています。

そうした社会背景を踏まえて 年代別に見ると、 50代半ば以降では ③偏重型(①②欠落型)、 40-50代では ①+③型(②欠落型)、 20-30代では ①偏重+③欠落型(③欠落が故に①偏重、その結果、②も欠落といった因果関係あり) ・・・といったタイプが多いような傾向を感じています (※あくまで個人的な見解です)。

例えば、上の世代を見ると、会って話すことを重視する人や 無用に話が長い人が多かったり (⇒ 下の世代は 「メールでいいじゃん」 とか 「結論だけ言って」 とイラっとする^^;)、下の世代を見ると、「コミュニケーションが全く取れない人」 や 「相手の気持ちが分からない人」 が多かったり、、、下の世代からは 「視野が狭いよね」 って思われていたり・・・^^;;

ただ、現代の子供の教育を見ると、小さいころに ②③ ⇒ 大きくなるにつれて ① ・・・の要素が備わるカリキュラムになっているように感じていますので、、、もう 5-10年もすれば 3つの要素を備えた若者が一気に社会に出てきて、3つの要素が備わっていない(能力の低い)先輩方は、そのうち駆逐されていくのかな^^;;

長年支えてくれた社員が駆逐されていくのは忍びないものがあるし、社歴が長いというだけで要職に登用していては 能力の高い若い世代は入って来ませんので、、、今のうちに 3つの要素を身に付けさせ、能力を高めていく教育が必要ですね。


「クールビズ」 への認識を改める・・・

2019年5月28日 火曜日

あまりの暑さに、昨夜 今季初めて家で冷房を使用し、今日も我慢できずに 昼過ぎから使用しています^^;

こんな暑い時期、世間の風潮としても許容されている 「クールビズ」。

しかしながら、特に 50代半ば以降の男性の中には、未だに上着・ネクタイ着用を求める風潮があったりしますね。 ・・・中には、「こんなの暑い内に入らない!」 などと言いながら、自慢げに上着を着て 若手にも着用を求める光景を何度見たことか。

はっきり言います、、、これは、時代錯誤甚だしい老害の典型例。 自分の美学か過去の体験談かは知らないけれど、それを若手に求めるのはもっての外ですね。

命の危険にもつながりかねない昨今の猛暑・酷暑の環境では、「クールビズ」 は、単に涼しい服装・カジュアルダウンした服装ではなく、暑い時期に働くために必要な 「ドレスコード」 と捉える必要があると思っています。

・・・上に立つ者が実践しなければ、その下はクールビズにし難いとの組織内の力学も認識し、年長者こそ実践することが求められるものだと思っています。


新入社員が辞めたのは 誰のせい? (後編)

2019年5月16日 木曜日

(つづき)

まず、受け入れる側は、新入社員を仲間だと思って見ているでしょうか? 仲間だと思って見る目と、奇異の目や値踏みする目、あるいは、自分には関係ない人と思って見る目 ・・・ 見られている側はその違いがよく分かるものです。

聞きなれない言葉が飛び交い、周囲の人の顔も名前も分からず、突然命令口調で指示される(しかもそれが何なのか分からない)、思ったようにできないと舌打ちされる・ため息をつかれる、指示通りやったのに別の人から 「なぜそんなやり方をしているのか!」 と怒られる、忙しいからと誰も構ってくれない・こちらからも声を掛けられない雰囲気(ネグレクト状態)、意味も分からず注意される・叱られる、文句や怒り口調の独り言を発したり 常にイライラした態度の人がいる、、、心当たりはありませんか??

自身は新入社員にツラく当たっている意識はないし、嫌がらせしているわけでもない、、、でも、それが 「無自覚のイジメ」 になっているという意識はあるでしょうか?

たとえ一人ひとりは些細な言動であっても、新入社員からすれば一対多 ・・・些細な言動の積み重ねが 全体としてはイジメレベルの言動として受け取ることになりかねない、、、何も丁重に扱えなんて言っているわけではなく、自分の下の人間というのではなく、一緒に働く大切な仲間として接して欲しいということです。

・・・経営者は、そうしたことを事前に社員に教えた上で新入社員を受け入れる必要がありますね。

新入社員がすぐに辞めた会社は、多くの場合 繰り返すことになります。 繰り返さないためには、自分たちに非(問題) がなかったのか、新入社員の立場になってじっくりと考えていただければと思っています。

(おわり)


新入社員が辞めたのは 誰のせい? (前編)

2019年5月15日 水曜日

GW明けのこの時期、あるいは、昨今の風潮では入社数日で出社しなくなることも珍しくないので、既に新入社員が辞めてしまった会社も多いことでしょう^^;

「この人に来て欲しい!」 とまで思っていなくても、必要だから社員を雇い入れたわけで、、、採用に当たっての手間や時間、相応に期待していたならば周囲の気持ちの落ち込み等の面からも、すぐに辞めてしまったというのは 会社にとって大きな損失(損害) といえます。

そうしたことを繰り返さないためにも考えて欲しいのが、「辞めたのは誰のせい?」 ということ。

支援をしていて、また、勤めていた経験を通して、感覚的なものですが、、、① 受け入れる部署や社員に非がある 5割、 ② 採用担当者(責任者) に非がある 2割、 ③ 新入社員に非がある 2割、 ④ 誰のせいでもない 1割 ・・・という感じかなと思っています。 (※ブラック企業ではない場合です)

よく言われるのは、最近の若い人は我慢ができない・打たれ弱い・常識がない、、、だからすぐ辞めるといった風潮。 ・・・たしかにそれもあるとは思いますが、それを踏まえても、私は、7割方は会社側に非(問題) があると考えています。

(つづく)


半人前 × 一人前

2019年5月12日 日曜日

会社には様々な業務があります。 一つひとつの業務には細かなノウハウが存在し、組織が大きくなるにつれ業務は多岐に渡るようになります。

そうした業務を担当する中で、まずは教わり、あるいは、会社で初めての業務なら自ら考え・調べ、日々の業務をこなす中で 1人でできるようになり、その精度が上がるにつれて 「一人前」 といえるレベルになるのかなと思います。

・・・残念ながら、これは一昔前の考え方ですね^^;

今の時代は、「それを他者に教える」 「教えた人ができるようになる」、教える機会がなければ、「マニュアルにまとめて、誰もがそれを見ればできるようにする」 ・・・こうしたことができて初めて 「一人前」 といえるレベルになるのかなと思っています^^

教えるとなると、 「うろ覚え」 の部分や感覚でやっていたことが多いことに気付かされたり、質問されても明確に答えられなかったり、当たり前と思ってやっていたことが非効率なことだと気付かされたり、、、多くの場合、自分では完璧だと思っていたことがそうではなかったことに気付く機会となるものです。

こうしたプロセスを経て、自分のやり方を見直して初めて 「一人前」 といえますね。

しかしながら、自分のやり方が完璧と思っているため質問するだけで怒ったり、否定されることが分かっているからこそ 教えるのを嫌がったり(=自分のプライドがキズつくから^^;)、コミュニケーションが崩壊しているような組織では 「なぜ自分のノウハウを教えなければならないのか!」 と憤慨したり、、、支援をしていると、そうした人が そこここにいますね^^;;

はっきりいえば、人に教えられる状態にない人は、どんなに経験が長くても どんなに仕事ができても 「半人前」。 自分のノウハウを人に伝えられる、人を育てられる ・・・そうしたことができて初めて 「一人前」 といえる、、、そんな時代に変わっていますね。

支援の中で、そうしたことを伝えながら、「どれだけ社歴が長くても業績に貢献しても、人を育てられなければ昇進させない、賞与査定でも一定レベルまでしか上がらない」 ・・・とした評価制度を作った会社もありますので、、、ご参考まで^^


喪失感や不安感が強まる時期・・・

2019年3月27日 水曜日

10年続いた FM番組が明日で終わります。 ・・・人気のある番組なのですが、元サッカー選手の中西哲生氏がパーソナリティを務める TOKYO FMのラジオ番組 「中西哲生のクロノス」 です。

私は、大学生の頃から、家にいる時は FMをつける習慣があり、それが未だに続いているのですが、、、BGMのように聴き流すことも多い中、この番組は毎朝楽しみにしていたのです。

しかも、月曜~木曜の朝(6:00-8:55放送)、おそらく、出張で家を空けたり寝坊して寝てたりしない限りは、ほんの数分でも聴いていた番組なので、それが終わるとは、、、 非常にショックを受けています><

毎日の生活に根付いたものがなくなると、こういう心持ちになるのか、、、そういえば、長年使っていた思い入れのある時計が壊れて修理不能と言われた時、地盤に問題があることが判明したため 長年住んでいた家を急きょ引っ越さなければならなくなった時 なんかもそうだったな・・・。

そうした経験は豊富ではないため、立ち直るには結構な時間が掛かりそうです^^;

さて、春は異動なども多く、長年の同僚や勤務地、取引先の担当者などとお別れしなくてはならないことがあります。 毎日顔を合わせていた人や場所、特に愛着や思い入れがあると、喪失感や今後への不安は思っている以上に大きく、精神的に大きな影響を及ぼすものです。

こうした時には、どうしても注意力が散漫になり、仕事でのミス、怪我や事故、あるいは、落し物や詐欺など、普通なら考えられないようなトラブルに巻き込まれることがありますので、、、気持ちが安定するまでは、十分に注意することが求められますね。

(ちなみに、私は、2回鍋を焦がしてしまいました・・・気を付けます^^;)


誰もが 知らず知らず 「代表」 に・・・

2019年3月10日 日曜日

待ちに待った、そして、楽しかった FOODEX が終わり、また 1年待たないといけないのか・・・と 燃え尽き症候群のような週末となっています^^; 2020年は、例年の開催日程から 1週遅れの 3月10日開幕、、、既にスケジュール表には、他の予定を入れないよう色付けしています♪

さて、公私ともに海外の方との交流がないこともあり、この展示会で良い応対をしてくれた国には 好印象を抱きます。 そうしたこともあって、私の中では、カナダ、フィンランド、トルコ、ボリビアは、とても良い国!とても親切な人たち!・・・と認識しています(単純ですが^^)

同様に、よく 「日本人は親切」 などと言われますが、例えば、道を聞いたら目的地まで案内してくれた、コンビニの場所を聞いたら飲み物を買ってくれた・・・なんて体験をすると、たった一度の体験が日本全体の評価となって、「日本人はとても親切!」 と評されることになるのでしょうね。

そうしたことを踏まえると、私たちは知らず知らず、「何かの代表」 のような立場になっていたりします。 自分自身でいえば、日本人、男、青森出身、新潟大学出身、中小企業診断士、アパレル出身・・・などなど。

例えば、海外の方に雑な応対をすると、「日本人は実は不親切!」 となるかもしれませんし、経営者が満足する助言ができないと、「中小企業診断士ってこの程度の専門家なんだ」 と思われるかもしれません。 ・・・たった 1度の私の応対が、私が属するカテゴリー全体の評価となってしまうかも と考えると、自分がその 「代表」 とまでは言わないまでも、相応には意識して臨まなければなりませんね。

不遜な態度の店員や乱暴な運転の社用車を見るにつけ、従業員・パート・アルバイトであっても会社の評判に大きな影響を与え得ることを日々伝えることで、自身の言動に自覚を持たせることが必要だな・・・と感じます^^;


10連休は弊害の方が大きい・・・と思っています。

2019年2月27日 水曜日

今日は、テレビもラジオもネットも、あちらこちらで GWの 10連休について警鐘を鳴らすニュースが報じられていました。

政府が 10連休の方針を打ち出すや否や、海外旅行だ何だと浮かれ騒いでおきながら何を今さら、、、と笑ってしまいますが、当初から警鐘を鳴らしていた少数派の声を、やっと本気で考えるようになったという所でしょうか^^;

大元の問題は、そもそも休めない我が国特有の働き方にあるので、祝日を作って強制的に休ませるという方向性は一見正しいようにも思えますが、、、それは、祝日が休みでも困らない業種や働き方をしている人に限っての話なのが、政府の方々には分かっていないのでしょう。。。

「これだけ長い期間、病院が休診となるのは困る!」 「子供を預ける先がないと困る!」 といった声が、、、すると、国民が困らないように配慮するよう政府声明が ・・・医療関係者や保育士は休むな!ということですかね?

警察や消防が休むと言い出したらどうするのか? ・・・国の機関なので力で押さえつける? まあ、暗黙の了解でそんなこと言わないでしょうが^^;

じゃあ、「小売業もサービス業も連休にする!」 と言い出したら?  ・・・せっかくの連休に遊びに行けないと困るので、配慮するよう政府声明が出るのでしょうかねぇ^^;;

結局、大企業の内勤、役所勤め、金融機関 等々の人のための 10連休なのでしょうが、、、10連休に限らず、連休に余暇やレジャーを楽しめるというのは、それを裏で支えている人たちの犠牲の元に、もっといえば、犠牲を強いることで成り立っていることを忘れてはならない ・・・と個人的には思っています。

ちなみに、支える側の人たちについて、、、「10連休は稼ぎ時だから頑張ってくれ!」 と従業員を休ませずに店を営業したら、あるいは、連休前に納期を指示された製造業が仕事をこなすため、4月半ばから従業員を休ませずに工場をフル稼働させたら、、、

連勤の日数や労働時間にもよりますが、労働基準法に違反する可能性が高くなりますので、ご留意の上で営業・稼働しましょうね^^;