20-その他 理論・ノウハウ記事一覧



経営理念、忘るべからず・・・ (後編)

2022年10月22日 土曜日

(つづき)

それでは、どうすれば良かったのか?

売上は減るし、コロナや物価高騰など不安なことばかり、、、収益を上げるために、品揃えを増やして何が悪いのか!

・・・増やしても良いけれど、既製品・半製品、何が入っているとも分からないものを使ったらダメ、、、だから固定客が急激に減っていった。

全て手作りで、品揃えを増やすことなんてできない!

・・・日替わりで出せば良い。曜日で作るものを変えれば良い。固定客といっても、毎日来ているわけではないのだから。

本来は、品揃えを変えなくても、情報発信(インターネット・チラシ等) で知ってもらう努力をすれば、もっと来客は増えたはず。 品揃えを増やすなら、日替わりで作るものを変えれば対応はできたはず。

・・・情報発信=面倒/そんな売り込みみたいなマネはプライドが許さない、日替わりで作る=計画的に考えることができない、、、「それは嫌!」 が、一番守らないといけないこと(→全て手作りで 自分が納得できるものを出す、食で健康にしてあげたい等) をおざなりにしてしまった。。。

皆さまも、何は守らないといけないのか、何は変えても良いのか、、、本質的なことを見誤らないようにしてくださいね。

(おわり)

 

 


経営理念、忘るべからず・・・ (中編)

2022年10月21日 金曜日

(つづき)

支援をしていると、絶対に守らないといけない当初の思いと真逆のことをしている事業者が、実は珍しくなかったりしますね。

例えば、「全て手作りで、安心安全なものを食べて欲しい」 「食が健康の源なので、自分が納得できるものを作り、お客様に健康になって欲しい」 ・・・そんな思いで始めたはずなのに、、、収益(品揃え) を増やしたいと考え、業務用の既成品や半製品を仕入れるようになったり、賞味期限が短いと言われたことを気にして、添加物を入れるようになったり・・・。

「看板に偽りあり」 の状態になって 3カ月ほど、当然の反応が出ました。

・・・それ以前の店主の姿勢に共感、良いと思って来ていた固定客が減っていき、来ても特定の商品しか買わなくなり、、、それでも一時期、新規客が増えたものの(→これで自分が正しかったとの思いに拍車が掛かることに)、既製品の味にしては値段が高すぎ(→手作りの価格) のため リピート客はほぼ増えず、、、

変な商売っ気を出し、一番大切なことをおざなりにしたことで、ドンドン瀬戸際に迫っている状況です。

経営理念通りの運営は理想論ではあるけれど、その中には、絶対に忘れてはならないものもあるはず、、、皆さまはいかがでしょうか?

(つづき)


経営理念、忘るべからず・・・ (前編)

2022年10月20日 木曜日

何年かおきに必ずといって良いほど盛り上がる 「ビジョナリー経営論」。 この数年は、盛り上がらない時期に当たっていますが、、、社会が不安定な時期には、「それどころではない!」 と、この概念が忘れ去られるのだろうと感じています。

「ビジョナリー経営」 というのは、経営理念を企業の中核の考え方として明確に掲げ、それを実現していこうとする経営スタイルのこと。 ・・・簡単にいえば、起業した時の初心 や これだけは大切にしていこうと思っていること・・・などを常に頭の中や心の隅に留め置いて経営する、事業を運営していく、、、そんな考え方です。

そう聞くと、「それは大切だよね」 となるでしょうが、自身の行動に照らし合わせると、結構な部分で/本質的な部分で、そうした思いに反した行動、あるいは、100%そうした思いに基づいて行動できていない状況が見て取れるはずです。

・・・私自身も、丁寧に話を聴く・丁寧に資料を作ることが大切だと思っていても、時間制限の中ではそうも言っていられない状況ばかり、、、なので、100%そうした思いに基づいて行動できたというのは、半分もないなと思っています。

・・・それでも、「ここは絶対に守らないといけない」 との線引きや、「100%は難しいとしても、80%は下回ってはいけない」 との基準など、守らないといけないことは常に意識して行動しています。

(つづく)


それは理由ではない・・・

2022年10月15日 土曜日

マイナンバーカードについて意見を求められたニュース番組のコメンテーター。 「制度は賛成だけど 広報が下手」 といった、いかにもコメンテーターらしい持論を展開。

「ちなみに、カードはお持ちですか?」 ・・・司会者から尋ねられると 一瞬 間があり、「欲しいけれど、行く時間がないからまだもらっていません」 との回答。

・・・その間が色々と物語っていますが、、、その理由は違うよね(笑)

もしもマイナンバーカードに保険証機能が付き、マイナンバーカードを持っていない人は 病院で 10割負担の会計となる・・・なんてことにでもなれば、カードもらいに行くよね?? ・・・「忙しくて行けていないので 10割支払った」 ともなれば、嘘偽りない回答だったと感心しますが、どんなに忙しくても 時間作って行くでしょ?

例えば、運転免許証の更新時期、、、「忙しくて手続きに行けず失効しました」 とはならないでしょ?(笑)

何かの理由で 「忙しいから」 というのは単なる詭弁、、、面倒だからとか、国に従うのが嫌だからとか、何かと天秤にかけて 「しない」 ことを選んだとか、本当のところは公には言い難いこと(→その人の立場では恥ずかしい理由) があるはずです。

さて、私は支援で、本来やらなければならないことをやっていなかった時、「忙しかったから」 を理由にした人に対して、淡々と延々と詰めていきます、、、「忙しい」 で逃げられると思うなよと(笑)  ・・・なので、長く支援している先では、皆さん冒頭から、お詫びとともに 正直な気持ちを伝えてくれますね。

正しい理由をお互いに認識できなければ、同じことを繰り返すだけで何も進みませんので、、、体のいい理由で逃げるのはやめましょうね。


今日で半期終了・・・

2022年9月30日 金曜日

4月1日 始まりの年度でいえば、今日で半期終了・・・残り半分です。 1月1日始まりの年でいえば、年末まであと 3カ月、、、あまりこんなことを考えていると、もう半年終わった! あと 3カ月で終わる!・・・自分で自分を焦らせ追い込んでいくことにもなりますので、注意しましょうね^^;

例のごとく、多忙でブログ更新が滞っており、いつ以来か Facebookを開くこともなくなったため、私の安否報告が機能しておらず、、、一部の方には、病気?怪我?大丈夫??と、ご心配お掛けしておりましたm(_ _)m ・・・多忙なだけで私は元気です♪

もう何年前だったか、他者の言動から自分の行動を振り返り、それって忙しいアピール??、、、と思ったことがあり、忙しいということはあまり口にしなくなりました。 まあ、軽口的には 「忙しい」「大変」 とはいうものの、本当に忙しいときには黙る、、、暇とも平気とも言える状態ではないので、黙るようになりました^^;

それでも、継続支援先でもない方から突然連絡があり、申請まで時間ないので今週どうですか?・・・なんて、自分優先で支援依頼される経営者がいましたが、「そこまで予定スカスカではないので」と、言葉は選びながらお断りしましたね。 支援機関経由だと配慮して問い合わせいただくので、多忙な時期でも、逆に自分から最短の日程を提示するので、忙しさに拍車を掛けることに、、、そんな 9月でした(笑)

年末まで残り3カ月、年度末まで残り半年、、、時間がない!と追い込むのではなくて、この期間に何をするのか・しないといけないのか、何はあえて翌年・翌期に持ち越すのか・・・そうした取捨選択をしながら、残り期間を有意義に使っていただけたらと思っています。


問題解決ごっご・・・になっていませんか?

2022年8月31日 水曜日

問題が発生した時は、まずは対処。 その後すぐに、原因を特定し、再発防止策を検討し、決定する、、、これが、問題解決の一般的なプロセスですね。 ・・・でも、「時間がない!」 「忙しい!」 という大義名分の下、こうしたことを行う事業者・会社は少ないのが実際のところでしょう。

さらに、「やってます!」 という会社でも、原因特定が間違っている、その再発防止策では再発を防げない・・・というケースが多かったり、、、なので、きちんと行えている事業者・会社は一体どれくらいあるのだろう、というのが正直な感想です。

割と多いのが、原因の深掘りをしていないケース。 例えば、原因は 「担当者の操作ミス」、再発防止策は 「ミスしないよう再確認する」 ・・・はっきりいえば 「問題解決ごっご」 のレベルですが、結構見ますね(笑)

本来は、なぜ操作ミスしたのかを、もっと掘り下げて特定していかなくてはなりません。 ・・・操作方法を知らなかった、習熟度が低かった、体調不良で操作ミスした、操作が複雑でミスを生じやすいものであった、作業指示が間違っていた(間違った指示に従って操作していた)、正しく操作したが機械が反応しなかった(設備の問題)・・・等々、ちょっと考えただけでも様々な原因が考えられます。

そして、例えば、習熟度が低かったことが原因であれば、正しい操作方法を教える、習熟度をテストする、一定の習熟度の者にしかその操作はさせない、操作時に確認者を付ける、習熟度が低い者でも操作できる高性能の機械を導入する・・・等々、様々な再発防止策が考えられます。

・・・こうした流れから言えることは、「再発防止の行動につながらない原因は、原因とは言わない」 ということですね。

くれぐれも 「ごっこ」 にならないように、まずは適切な原因特定を行っていただければと思います。


ツケはいつか必ず・・・

2022年8月21日 日曜日

本来やっておかなければならないことなのに、法的にも問題が出てくる可能性もあったのに数年放置。 ・・・これまでも、何度となく指摘していたのだけれど、その度に、返事だけは立派なもので。。。

でも、そうも言っていられない状況になることが見えてきたため、いよいよ強い口調で促すと、、、社長よりもご子息が反応・・・現在、前向きに取り組まれています。

でも、その時、その時にやっていれば、ここまで大変なことにならなかったものを・・・というくらい苦労されていますね、、、ご子息の踏ん張りに期待。

何ごとも、その時は大変かもしれないけれど、後になってしまうと、雪だるま式にというか複利の形で大変さがレベルアップしていくものですので、、、どうせツケを払うことになるのなら、先延ばしせずに早めに対処しましょうね。

・・・私も気を付けようと改めて気を引き締めるのでした。


私たちはここまで・・・

2022年8月12日 金曜日

某コンサル会社の社員さんと、コンサルタントの関わり方について意見交換。

共通の悩みどころは、、、それでは上手くいかないというのにそのやり方に固執する、あるいは、こうやれば上手くいくということが分かっているのにそれを拒否する・・・というような経営者を前にしたとき。

共通の見解は、結局のところ私の会社ではないし、リスクを背負っているのは経営者だし、、、強制することはできないし決定権もないしで、最終的には、経営者の思う通りにするのがよろしかろう。

私たちにできるのは、いくつか方法を示し、メリットとデメリットを提示し、お勧めを提示する、、、あるいは、事業者がやろうとしていることを評価し、その後に起きるであろう災厄や、そうならないための改善策を示す・・・私たちができるのはここまで。

彼も私も、まず失敗すると分かっているのに止めることができず、何度悔しい思いをしたことか。 ・・・聞く耳があればいくらでもお伝えすることはできますが、そうでないならば、私たちはここまで、、、その先は、ご自身で道を切り開いていかれることをお祈りするしかありません。

・・・おそらく、これからもそうした思いを重ねていくのでしょう。。。


教えてもらわないと分からない・・・ちょっとしたコツ。

2022年8月04日 木曜日

この 1-2年、腰を痛めて度々通院。 基本的には、痛いとき、また、だんだん痛くなってきたタイミングでブロック注射・・・つまり対処療法なので、根本的に良くなるというものではなく、そのうちにリハビリを勧められました。

個人的には、リハビリに良い印象は持っておらず、、、ほとんど意味がない動作療法しかやらず、じいちゃんばあちゃんが誰かと喋りたくて行くもの、、、まあ効果のある場合もあるだろうけれど、そんなのテレビの健康番組でも、ネットや本にでも出てるでしょ? わざわざお金を払い、時間を費やして行く価値はない、全くない! と完全否定していたのでした。

しかし、注射を多用したことで保険点数の問題が出てきてしまい、、、リハビリも併用して治療に取り組んでいる!ということを示さなければ 自費になってしまう懸念が出てきたため、渋々ながらリハビリを受けることになったのでした。。。

さて、受けてみると、、、完全に前言撤回の平謝り状態・・・何でもっと早くリハビリに行かなかったのか!と後悔するくらいでした^^;

数回通う中で、当初はマッサージ中心だったのが、ストレッチ、筋トレを織り交ぜて、段々筋トレの割合が多くなっていきます。 ・・・ただ、登り調子に良くなるわけでもないため、その日の状態に応じて配分を変えながら施術してくれます。

最初は、簡単な施術なので、テレビで見たこともあるし、家でセルフでもやったことがあるものばかり、、、でも、それぞれにちょっとしたポイントがあって、足の位置、力の入れ方、力の加減、関節や筋肉の動かし方等々・・・細かな微妙な違いで 効き目が全く違うのです!

そして毎回、帰宅してネットで検索するのですが、教わった細かな微妙なノウハウは、ほとんど出てこないのです。

私の支援を振り返っても、文字にすれば簡単なことなのだけれど、実際にやろうとすると、細かな微妙なノウハウを知らないと上手くいかないものばかりで、、、そうしたノウハウは、確かにネットで検索しても出てこないですよね。 ・・・だからリアルで支援をする価値がある、、、ああ、同じだと感じ入るのでした。

ご自身でやって、十分な成果が出ているのであればそのままご自身で、、、でも、中々成果につながらない、早く確実に成果につなげたいと思えば、専門家に頼むのが良いのだろう・・・リハビリの実体験から実感するのでした。


適切な誘因設定が 参画意識につながります・・・

2022年6月21日 火曜日

少し前からにわかに出てきた 「節電ポイント」、、、夏の電力ひっ迫を回避するために、節電状況に応じてポイントを付与するというもの。

巷では、なぜポイント? 電気代割引すれば良いのに・・・との声も挙がっていますが、、、ポイントを付与すればポイントを使うことになるため、その分、経済活動につながる・・・単に割引するよりも波及効果が大きいとの考えによるものですね。

ただ、私自身はこれを肯定してそう言っているのではなく、、、結局、ポイント付与に当たり、結構な額の事務手数料を払うのですよね? それって税金ですよね? ポイント付与する大手企業への振興策のダシに使われていませんか? ・・・と、巷の反対意見に私も賛同しています。

それに、これだけ所得が増えず、物価が急上昇する中では、節電=家計の防衛に直結するもの、、、わざわざ税金を使ってポイントで吊るようなことをしなくても、それぞれに考えるのでは?と思っています。

さらに、小まめに電気を消して冷房も我慢して 月20円ポイント付与など、まあ労力と釣り合わないだろう とうがった見方もできますし、、、普段から節電意識の高い家庭や、コロナ禍、白物家電の買い換えが急増しましたが、そうした家庭は既に消費電力が抑えられているはずで、、、節電状況を昨年との比較とされたら、実質的にポイント対象外の家庭は結構な割合いることでしょう。。。

また、こうしたことに反応する高齢者層がいると過度な冷房控えにつながりかねず、健康被害者が出てしまうことも懸念されます。 ・・・そんな声がチラホラ挙がると、急に、夏だけでなく冬の電力ひっ迫のための布石としているとのテレビ解説が急増する始末。。。

・・・と、家庭ではまあ成果は出ないため、、、公共施設や公共交通機関、政府とつながりある団体、経団連企業等に要請し、形ばかりの成果を吹聴することでしょう。 それでも思うようにいかないため、ブラックアウトの懸念! など、そうした話題を取り扱う(脅しをかける) ニュース番組が増えることでしょう。。。

こんな筋書きが見えているので、多くの国民は無関心、、、逆に節電意識そのものに影響が出てしまう懸念さえあります。

個人的には、節電家電や LEDへの一層の買い換え促進、個人向けソーラー蓄電機購入の補助、遮熱カーテン・断熱シート等の購入の補助、冷感素材の衣類や寝具、保冷剤等の購入の補助、スーパークールビズ推進…等々、、、ポイントを誘因とした電力抑制(→家庭の我慢推進) ではなく、生活が快適になる施策を誘因とした節電策を実施していただきたいと思っています。

さて、皆さまの会社では、従業員がやる気を起こすために、適切な誘因設定ができていますか?