19-その他 理論・ノウハウ記事一覧



魚を与える × 魚の獲り方を教える (後編)

2019年6月16日 日曜日

(つづき)

典型的なのが、補助金・助成金の申請支援。

資金繰りに余裕のない事業者には まず資金が必要 ・・・ということで、補助金・助成金を紹介するのは良いと思います。 そして、申請の仕方を教える、採択されるためのポイントを教えるというのも良いと思います。 しかしながら、「支援者が申請書を作成する」 という支援の仕方は、私は “下の下” だと思っています。

事業者は資金を手にできるし 支援者に感謝するし ・・・と 一見上手くいったように見えますが、、、事業者には補助金・助成金を手にするためのノウハウが蓄積されないため、次に同様の補助金・助成金が出ても、自身でそれを得る術を持ちません。

申請書を作ってもらって採択された = 短期的には成功といえますが、中期的にはどうでしょうか?? こうした支援をしていると 事業者はいつまでたっても自立できず、その内、予算や異動等で支援できなくなるのが目に見えていますので、、、

支援者は、金・物を与えるだけの支援ではなく、仮に短期的に成果が得られなくとも中期的には成功 ・・・といえるような支援を意識していただきたいと思っています。 そして、事業者は、その支援の受け方が 「自立する上で役に立つか」 を考えながら支援を受けていただきたいと思っています。

昔からこんな戒めがありました、、、魚を与える(獲ってもらう) のではなく、魚の獲り方を教える(教えてもらう) ・・・という意識が大切ですね^^

(おわり)


魚を与える × 魚の獲り方を教える (前編)

2019年6月15日 土曜日

途上国の支援等でよく言われること、、、金・物を与えるだけの支援では 何にもならないということ。

食べるのに困っている、病気の治療もできない ・・・といった状況では、まずもって金・物が必要だけれど、、、金・物は消費すればなくなってしまうもの。 与えては消費し 与えては消費し ・・・これを続けるだけでは、受ける側は支援を当然と思うようになる懸念があるし、支援する側も そうしたことをいつまでも続けてはいられません。

そこで、自分で金・物を得られるようになるための知識や手段を与える = 支援を受ける側が早期に自立するような支援が望まれている ・・・多くの(ほとんどの) 支援者は、そうした考え方で支援していると思います。

しかしながら、事業者支援では、未だ一昔前の感覚で、金・物を与えるだけの即物的な支援が散見されるのが実態だったりしますね。

(つづく)


専門でなくとも支援できる理由・・・

2019年5月30日 木曜日

経営相談に乗りながら、経営計画書作成の手助けをする といった支援をしました。

その事業者さんはちょっと特殊な業種で、近年業界構造が大きく変化していることもあり、経営の舵取りが難しい というのか、注意深く考えながら日々の経営を進めていかないといけないような状況でした。

90分の面談でしたが、私の助言に納得されながら沢山メモを取られ、それらをきちんと清書すれば立派な経営計画書になるだろう という状態にして支援終了としました。

最後にこんなことを言われたのですが、、、「先生はこの業種の専門家ではないのに、特にこの数年ややこしくなっている難しい業界なのに、なぜこうやって私が納得できるようなアドバイスができるのですか?」

それに対して、私は次のような 3つのことをお伝えしました。

① 広くアンテナを張って、常に情報をインプットするようにしているから (=この業界の情報も何となくは目にした記憶があるから)
② インプットした情報を自分なりに考えるようにしているから (=因果関係や、他の情報と比べて類似点や相違点等を見出して、自分なりの考察を加えながら情報を整理しているから)
③ 経営を向上させる上で押さえておかなければならないポイントが体系的に整理できているから (=これまでの 13年半の支援経験の中から、上手くいく事業者とそうでない事業者の特徴をまとめ 理論構築しているから & その理論を常にブラッシュアップしているから)

日々こうしたことを丁寧に、それを十数年もやっていれば、中小企業診断士(コンサルタント) としての経験値は飛躍的に上がるため、全く支援経験がないような業種でも相応には支援できるものです^^

そして最後に、、、それでも、例えば、半導体や機械工作など、全くお手上げの業種もありますよ(笑) ・・・と、私の弱点を伝えることも忘れずに^^;


休み明けも絶好調で働くために・・・

2019年5月10日 金曜日

10連休明けの週が終わりました。 10連休とは言わないまでも、数日連休にされた方は多いと思いますが、、、休み明けは、滞っていた仕事が一気に来るし 休み中とリズムが変わるしで、多くの方がちょっと大変な 1週間だったと思います^^;

私は、休み明けツラくならないように、実は、休みの日でもほぼ同時刻に起きています。 疲れていたり夜更かししたりしても、普段の 1時間半遅れ以内に起きるように、、、例えば、最近は 5時過ぎに起きているので、どんなに遅くても 7時前には起きていますね。

・・・眠いときは、昼過ぎに仮眠して睡眠を補充しますが、朝起きる時間は必ず一定に保つように、、、そうすることで、休み明けがツライと感じることはなくなりました♪

特に週初めにツライと、その疲れが日増しに蓄積されてその週がずっとツライことに、、、で、その疲れを解消するために週末遅く起きると、リズムが崩れるため更にその翌週もツライことに ・・・悪循環ですね^^;;

10連休明けの週がツラかった方は そうならないように、、、この週末は、頑張って起きる時間を一定に保ってみませんか^^?


新元号の発表を心待ちにする理由・・・

2019年3月23日 土曜日

平成も残すところ僅か。 「平成最後の○○」 という呼称が、いよいよ現実味を帯びてきました。

・・・とはいうものの、私個人としては、「平成」 というものに特に思い入れもないし、新元号を楽しみにしているわけでもないし、、、正直にいえば、これを機に西暦に統一して欲しい、元号はあっても良いけれど公には西暦を使うようにして欲しい ・・・なんて思っているくらいなので、これまで新元号の話題には全く興味がありませんでした。

しかし、しかし、1週間ほど前から、新元号の発表を心待ちにしています^^;

実は、「小規模事業者持続化補助金」 の申請のための 「経営計画策定セミナー」 を 4月に 3箇所で行う予定があり、当日の配布資料を作成していたのですが、、、「3年先の経営計画」 の事例を作成していて気が付いたのが、「5月以降は 平成ではなくなる!」 ということ。

便宜的に平成32年や平成33年、あるいは、全て西暦表記にする ・・・ということでもダメではないのですが、、、セミナー当日には新元号が周知されているのに、資料はそういった表記(対応していない) というのもちょっと・・・と思い、でも、新元号の発表を待っていては準備が進まないし、、、葛藤しながら 4月1日を心待ちにしています^^;

カレンダー業界では、5月の祝日発表が間に合わず、従来の日程のまま印刷して発売した会社もあれば、印刷は間に合わなかったけれども、祝日発表されたら個々に貼ってもらうための 「日の丸シール(透かしタイプ)」 を付けて販売した会社もありました。 ・・・どのような対応をするかで 売れ行きも変わってきそうですね。

発売するようなものでなくても、例えば、4月1日に発行する請求書で、5月15日までに支払って欲しいような場合、「支払期限: 平成31年5月15日」 なんていう表記はちょっと恥ずかしいので、新元号や西暦で発行できるよう準備しておきたいですね^^

私は、新元号に対応できるように、発表されてからの 「配布資料の修正手順」 を作って 準備を整えています^^ (早く来い来い 4月1日^^ノ)


時代錯誤? (後編)

2019年3月15日 金曜日

(つづき)

・・・というように、北海道新幹線が敬遠される理由が、 ① 他の交通手段と比較して料金が高いこと 、 ② 駅から目的地への移動が不便なこと(新青森駅も新函館北斗駅も、中心地への移動や在来線への乗り継ぎが不便 & 3セクになったせいで在来線の料金が跳ね上がった) というのが、多くの利用者の不満の声なのですが、、、

JR側は、その辺りいつもスルーで 「高速化」 に終始。 特に、東京~札幌で4時間を切ること(そうすれば利用客が増える) ばかりを強調していますね。

そもそも北海道新幹線構想自体、まだ飛行機が特別な移動手段だった頃の話。 これだけ手軽に、安く早く移動できるようになった時代にあって、多様な目的を持って移動するようになった時代にあって、、、飛行機よりも料金が高く 遅い新幹線を志向するのは 時代錯誤としか思えません^^;

そうそう、以前勤めていた会社の話ですが、、、新入社員として入社した頃から 「東京本社構想」 というのがあり、東京の一等地に大きなビルを構えることが悲願と言われていました。

入社して十年くらい経った頃にようやく土地取得したようですが、その頃には既に 「(固定資産等を)持たざる経営」 が主流となっていたため、多くの社員が上層部の動きを疑問視していたのですが、、、結局、「長年の悲願」 とのことで、数年後、東京有数の一等地に巨大なビルを建てました(私は既に辞めていたため入ったことはありませんが)。

当時は、テレビでも大々的に取材される等、随分と話題を集めたものですが、、、ほどなく経営は悪化し(→ 建てる前から兆校もありましたが)、悲願の東京本社ビルを手放して賃貸ビルに移転することになり、、、さらには、数百名の社員・契約社員のリストラまで行って延命を図ることに・・・。 そんな高価な自社ビルなんて建てなければ、もっと違った事業展開ができたでしょうに^^;

「時代錯誤」 というのは、当事者は中々気づかないもの、、、そうならないように、周囲の意見に耳を傾ける、常にアンテナを広げて時代の変化を感じ取る等、日頃から意識しておきたいところです。

(おわり)


時代錯誤? (前編)

2019年3月14日 木曜日

青森の地方紙 「東奥日報」 をざっと読んでいて、思わず二度見してしまったのが、「北海道新幹線、乗車率 24%」 の見出し。 なんという低水準! しかも、2016年度 32%、2017年度は 26%と年々低下しての更なる低下。

実は、私もこの低水準に貢献しているのですが、、、昨年から、帰省時に 「夜行バス」 を利用するようになったのですよね^^  ・・・最大の理由は、新青森駅に着いてからの乗り継ぎの悪さ。

青森まで 4時間なんていっても、実家には在来線 2本乗り継がなくてはならず、しかも、乗り継ぎ 6分しかない接続 (→ 以前は12分あったのが年々接続が悪化!) では 次の電車を待たなければならず(→ 帰省等の混雑時は絶対無理!)、、、

結局、新幹線降りて 1時間掛かるとなると、東北新幹線が八戸止まりだった時と比べて 1時間しか早くなっておらず、それに比べて 乗換の手間・待ち時間のイライラ増 & 往復料金 3千円UP となると、新青森に延伸されたメリットはほぼ感じないのです^^;

そうした不満を数年抱えながら利用していましたが、、、昨年、ふと 「夜行バス」 を検索してみたところ、割引適用の最安値の新幹線料金に比べても、片道で 4-5千円も安い設定(独立3列・トイレ付) なのを知りました!

若かりし頃に乗って 体がツラかった記憶もありましたが、この数年人気の 「バス旅」 番組に感化されて試してみると、、、意外に快適!! しかも、休憩で立ち寄る SAでご当地菓子を買う楽しみもあり、、、ということで、急がない時はバスを利用するようになったのでした^^

また、料金に起因する動きでいうと、青森~函館間は、早くから 「青函フェリー」 に利用客が流れていましたね。

例えば、割引適用の最安値の新幹線が片道 4,350円(通常 7,260円)/1時間 に対して、スタンダード等級のフェリーは片道 2,220円(安い便は 1,600円)/3時間40-50分。 2千円くらいと思っても 往復では 4千円、しかも誰もが最安料金で行けるわけではないことを考えると、、、それだけ時間差があっても、急ぐ理由がなければ、安く移動でき風景も楽しめるフェリーに軍配が上がるのでしょう。

(つづく)


人事を尽くして天命を待つ・・・の後に必要なこと。

2019年3月02日 土曜日

日々生活していると、「良い結果を願うこと」 は度々ありますが、、、人事を尽くせば何とかなることが多いし、人事を尽くさずに願う(待つ) こともあるし、天命を待つというほどのことでもなかったりするし・・・^^;

その言葉は知っているけれど、その言葉を思い浮かべるほどの出来事は中々なかったりしますね(個人的な感想です)。 それは、もういつ以来でしょうか、、、只今、久しぶりにこの言葉の心境になっています。

事前の準備は頑張った、当日ギリギリまで やれるだけのことはやった。 当日ちょっと悔やむところはあるけれど、それも含めて持っている力は出した。 結果が ○ならこれからが色々変わるだろうし、×なら、、、そんなことを考えても、もう私の力は及ばないこと ・・・結果を待つのみです。

・・・いやいや、待つだけではダメですね。

良い結果が出ることを信じて、その後に必要となることを今から準備していく ・・・ここを怠ると、せっかく良い結果が出ても スタートでつまずくことに、、、つまり、一時の ○を得ただけで終わってしまいますね。

ゴールは一時の ○の先にある、、、だから、人事を尽くして天命を待ちながらも、良い結果が出ることを信じて その先の準備をすることが必要だと思っています。


怠けるとやり直し × 徐々に負荷を掛ける

2019年2月26日 火曜日

ちょっとバタバタしていて、更新が滞ってしまいました。。。 6日ほど家を空けていたのですが、その時の話はまたにするとして、、、

実は、11月から 割と真面目に腹筋をしています^^ ・・・以前 流行った WONDER Core の座椅子版(Smart) を使っているのですが、中々面倒だったりツラかったりで ついついやらなくなって、、、でも、「お腹を引締めないと!」 と思い立って ・・・こんなことを数年の間 何度も繰り返しているのですが、、、

やはり、やらない期間が 2週間もあると、やり始めがとてもツライ ・・・大体 40回やると腹筋がつります^^; 無理すると腰も痛めるので、まずは 30回を正しいフォームでできるようにするのがスタート。 (WONDER Core は、割と楽にできる Smartでも中々の負荷がかかります^^)

毎日やっていると 3日もあれば楽にできるようになるので、40回に回数アップ、、、でも、やっぱり痙攣するので、36-37回で止めたりと加減しながら 何の支障もなく 40回できるようになるまで毎日継続。

1週間くらいでできるようになるので、50回に回数アップ。 ・・・こんなやり方で徐々に回数を増やしていき、楽に 115回までできるようになったのですが、、、年末年始 家を空け 10日振りにやると、なんと 70回でギブアップ ・・・また ここからやり直しです^^;

今回、6日振りにやってみると、、、その前は 120回までやっていたのが 90回でギブアップ ・・・只今 95回からやり直しているところです^^;;

筋肉に限らず、考えることも、文章や図を読んで理解することも、パソコン作業も、メモを取ることも、大きな声で話すことも ・・・何事も 休んだ期間が相応にあると、以前のようにはできなくなるものです。

例えば、会社で改善活動に取り組む時、、、長年、考えて仕事をしてこなかった人に 「考える課題」 を与えても、望むような答えは返ってこないものです。 そして、それに対して怒ったり笑ったりすると、、、つまり、考えることの負荷を徐々に与えながら取り組まないと、活動は頓挫することになりますね。

こうしたことも頭に入れて、改善活動に取り組んでいただければと思っています^^


環境の差 × ハンデ戦

2019年1月15日 火曜日

昨日、全国高校サッカーの決勝戦で、青森山田高校が勝ちました♪ サッカーは、日本代表戦さえも見なくなった私ですが、、、実家でたまたま見た試合で 「檀崎、良いねー!」 なんて思って以来、青森山田の試合は見ていたのでした^^

私は、判官びいきというわけではないのですが、屋外のスポーツで雪深い地域の学校が勝つのは、心の底から凄いことだと思っています。

例えば、ちょっとジョギングと思っても、凍った地面や雪の上、吹雪の中では普通に走ることができません。 球技では、ボールの転がり方が全く違います。 強豪校は屋内練習場があるといっても、使用できる人数は限られるため 控え選手や 2軍の底上げは難しいものがあります。 日常生活では、移動時間が掛かるため練習時間は少なくなるし、転倒等によるケガも常について回ります。

こうした地域で生活していない人には中々分からないことですが、雪のない地域に比べると、約4カ月もの間、大きなハンデを背負うことになります。 ・・・なので、青森に限らず、雪深い地域の学校は応援したくなります^^

スポーツとはまた違いますが、、、大学受験の際に そうしたハンデを背負って戦っていたように思います。 例えば、当時、都会では 「●●ゼミナール」 や 「▲▲予備校」 なんかが全盛期で、受験生はこぞって通っていたそうですが、、、当然青森にはありません^^;

参考書を探すのでさえ、市内では地場の書店チェーン 1店のみと限られているし、入荷数も少ないので中々自分に合う参考書を手にすることはできず、、、教科書と数少ないお気に入りの参考書を 隅から隅まで繰り返し読んだものでした。 ・・・数年後、東京の書店で目にしたのは膨大な種類・数の参考書、、、あの時こうしたものがあったらな ・・・と、都会の高校生の生活環境を羨ましく思うとともに、随分と大きなハンデを背負って受験していたのだな と思い知らされたものでした(涙)

今では、予備校のサテライト校ができたり ネットで参考書を買えるようになったりしたので、「その差」 も少しは埋まっていると思いますが、、、大学受験という全国的な戦いの場では、やはり 「環境の差」 というものがついて回るのが実情です。 ・・・そうしたハンデ戦であることを踏まえて、ハンデを背負わないといけない側は、それを跳ね返して勝つだけの努力をしなければなりませんね ~ ガンバレ!地方の受験生^^ノ

さて、コンサルティングをしている立場からすると、経営者自身では気付けないような問題点を指摘し、対策を提案していますので、、、コンサルティングを受けていない経営者は、継続的にコンサルティングを受けている経営者に比べて 大きなハンデを背負っていることになりますね。 ・・・設備や人といった目に見えるものだけでなく、専門的な助言という 「環境の差」 もありますので、、、ご留意くださいね^^